DTM

  (更新日:2018.05.25)

UAD-2プラグインの凄さ

長い間DTMのプラグインでは、DAW付属のものとWavesを中心に使っていました。

ちなみに僕”はじまり”は、DAWソフトはLogicを中心に使ってDTMをしています。

とにかく「Waves使ってれば、なんとかなるだろう!もしこれで駄目なら僕の録り音とミックスの腕が足りないだけ、、、」

と、まあある意味ではその通りなのですが、長らく3年くらいかな?ずっとWavesを使いながら日々試行錯誤を繰り返しては、プロエンジニアが作る音との違いに悶絶しつづける日々を過ごしていました。

 

あの日UADを手に入れるまでは、、、(;´༎ຶ益༎ຶ`)

 

Universal audio apollo8 を2015年になってようやく手に入れる

2015年の夏に、長らく使っていたRMEのfireface800というオーディオインターフェースに見切りをつけ、そろそろ新しい製品に手を出したいなあなんてネットサーフィンを繰り返していたところ、その姿を見た瞬間に一目惚れししまった機材に出会いました。

 

unversal audioのapollo 8です!

UNIVERSAL AUDIO APOLLO 8 DUO/サウンドハウス

UNIVERSAL AUDIO APOLLO 8 DUO/サウンドハウス

 

 

黒ボディーに緑輝くLEDメーター!

そして何より、ずっと気になっていたUAD2プラグインが使えるようになるオーディオインターフェースです。

 

UADのプラグインは、WAVESなどと違ってプラグインを動かすための専用のチップを搭載したDSPマシンが必要になります。

 

単体だとこんなの。

 

UAD-2 Satellite Thunderbolt OCTO CORE/サウンドハウス
UAD-2 Satellite Thunderbolt OCTO CORE/サウンドハウス

 

ものすごいエフェクト処理にパワーを使うらしいので、PCとは別のUAD専用マシンが必要になるみたいです。

ただプラグインを買うだけじゃなく、それ専用の機材も必要になってくるなんて、、、、さすが生粋のプロプラグイン。ハードルは高めです。

 

apollo 8にはあらかじめ、そのCPUチップが組み込まれているので別でマシンを買い足す必要はありません。

 

それらの特徴もあってなかなか高価な買い物になりましたが、思い切って購入を決意したのでした。

 

そして衝撃に出会う

 

とにかくとても驚きました。

 

すごいすごいとは、友人や知り合いのエンジニアさんに以前から伝え聴いてはいたのですが、自分で使ってみて、その意味をしっかりと理解しました(笑)

 

どのプラグインも、とても音が良いのです。

なんというかクリアでぐっと前に出てくる感じがします。

月並みですがプロのような音がぷんぷんします(笑)

DAW上のミックスでずっとネックに感じていたデジタル臭さがあまりなく、音の馴染みも良くて聴いていてとてもテンションがあがる音質です。

 

長年ミックスで不満だったり悩み続けていた部分が、UADのおかげで結構あっけなく解消してしまったかもという、、、デジタル臭、かなり緩和してすごいんですよ。

 

色々なヴィンテージ機材のモデリングプラグインがあるので、また別の機会にひとつづつ再検証していきたいと思いますが、総じて使いやすプラグインが非常に多い。

特にリバーブ系は感動します。

EMTのモデリングプラグインの音の広がり方のかっこよさといったら!

UKっぽい音が簡単に出せます。

 

使えるプラグインが初めから付いてくる

基本的にUADのプラグインもWavesと同じく公式オンラインストアから購入することになります。

これがまた泥沼に誘ってくるような、、、恐ろしい数のラインナップがあるのですが、Apolloを買うと初めからRealtime Analog Classics Plus プラグインバンドルというものが付いていまして、いくつかのプラグインを無償で使うことができます。

 

「まあ、お試しみたいなものなんだろうな、、、、」なんて思いつつ使ってみると、たぶんみなさんびっくりすると思いますよ!

 

僕はこの付属プラグインで十分度肝を抜かれましたし、購入してから現在2年経っていますが(※この文章は追記しています)未だに付属のバンドルプラグインも多用しています!

 

  • UA 610-B Tube Preamp and EQ
  • Fairchild 670 (Legacy)
  • Teletronix LA-2A Classic Leveling Amplifier (Legacy)
  • 1176SE/LN Classic Limiting Amplifiers (Legacy)
  • Pultec Pro Equalizers (Legacy)
  • Precision Mix Rack コレクション
  • UA Precision Enhancer Hz
  • Raw Distortion
  • Softube Amp Room Essentials
  • RealVerb Pro

 

と結構付いてきますよ。

特にオレンジ色の4つは今もミックスでめちゃくちゃ使ってますね。

 

その4つをちょっとピックアップしてみます、、、!

 

UA 610-B Tube Preamp and EQ

Universal Audioの代表的マイクプリ&EQのUA-610のモデリング。

これこそ標準で付いているとは思えないほどしっかりと作り込まれているプラグインで、、、、音質にも驚嘆します、、、。

追加で使い始めたNeve1073やAPIのチャンネルストリップにも全く引けをとらないどころか、それらを差し置いてもVoやGtのRecに挿すこともしばしば、、、、。

真空管のマイクプリですが、”温かみ”や”ざらつき”、というイメージとは違いとてもクリアで前にぐっと出てくる存在感のある音にしてくれます。

ちなみに、これはApollo独自の機能であるUnosonテクノロジーという装備のおかげで、マイク録りやライン録りの入力段からモデリングしたマイクプリアンプそのものに録り音が変わるため、本当の意味での掛け録りが可能になります。

つまり、ハードのマイクアプリアンプを使わなくても、オーディオインターフェースの入力箇所を、モデリングしたハード機材と同じ振る舞いに変えてしまうということです!

、、、、どうやらインピーダンスから何からプログラムと連動して変えていくようですので、これがどれくらいすごいことなのかは、ぜひ使ってみて感じて欲しいです、、、。

極論NeveやAPIなどの高価なハード機材を使わなくても、同等な音の質感を得られてしまうということです。

、、、やばくないですか?

 

実はこれがApolloの一番すごい機能だと僕は思っています。

UADのUNISON機能で音にどれだけ違いが出るのか実験!【データあり】

Teletronix LA-2A Classic Leveling Amplifier (Legacy)

オプトコンプのレジェンド、La-2aのモデリングプラグインです!

Waves含め、それこそいろいろな会社がこのコンプレッサーをモデリングしてきましたが、

これはもうUADがぶっちぎりで作り込まれています!というか音の振る舞いがやばいです。

このLegacyプラグインの上位版で、より音質や細かいモデルの違いによる個性を再現したバンドルがあるのですが、このLegacyも十分本ミックスで使えるレベルの音をしています。

何より負荷が軽いので、トラックに挿しやすいのがアドバンテージですね。

Voやアコギなど、一歩前に出したい楽器に最適。若干音が歪む感じもとても気持ちよいです。

 

1176SE/LN Classic Limiting Amplifiers (Legacy)

これもハード、プラグインともにレコーディングではど定番のコンプレッサーの1176です。

 

めっちゃカコエエ音ーー!

 

これも数ある会社のモデリングの中でもぶっちぎりの出来でしょう。音の前の出方や、コンプが深くなっていくときに音が飽和していく感じのアナログ具合が、細かく再現されていてぶっ飛びです。

潰れめでも抑えめでも収まるところに収まる感じがさすがであります。

La-2aと同じくこれも上位版がありますが、こちらの方が負荷が小さいのでたくさんトラックがあるセッションだとどうしても登場回数が多くなってきます。

音質的には上位版に比べるとビンテージ感や太さが弱いような気もしますが、「キャラ違い」で済むレベルの差異なので、標準の1176でも十分本気ミックスで使えてしまいます。すごいっす。

 

Pultec Pro Equalizers (Legacy)

ピックアップ最後の4つ目はハードEQの伝説的名器、Pultecのモデリングです。

ドラムのキックや、ベースのブーストにガツガツ突っ込んで使っています。太くて味わいのあるいい音。

他社のプラグインに比べて音に余裕がある感じですね。まだ空気感の上限が残っているような、、、、エフェクトが纏ってる隙間ともいうべき感触がします、、、うまく言えないのですが。

このプラグインも負荷が軽めなので、何も考えずにサクッと挿せるところも未だに使えてしまう大きな理由ですね。

 

インターフェースとしてのapollo 8の性能

 

そしてハイエンドモデルのラインナップでもある、オーディオインターフェースとしてのapollo 8は機材の性能自体でも非常に高音質な音が録れます。

 

AD/DAのチップ部分がぐっとに優れているのか、長年その音質の良さでオーディオマニアにも評価され続けて来たRME  fireface800(僕がずっと使って来たインターフェース)の音も軽く飛び越えてしまう解像度で音が録れてしまいます。

音の再生能力も非常に高いです。

 

ヘッドホンアンプもいいですね。

RMEの方がもっとフラットに聴こえる気がしますが、apolloの方が低域の力感がありつつもしっかりモニタリングできるようにチューニングされているので、ヘッドフォンでのミックス確認も段違いにやりやすくなりました。

 

当分はこの機材で、インターフェースに不満がでることはなさそうです!

 

RMEのFIREFACE UFXともどちらを導入するか散々悩みましたが、apolloを選んで、そしてUADプラグインを手に入れて僕は本当に良かったと思っています。

 

音楽業界標準のAVIDのHDXと比べても、音質面では全くひけをとらなんじゃないかと思います。

運良く実際録り比べをする機会もありましたが、僕の実感としては、「どっちも非常にいい!」という、本当にどちらも良かったなあというほかないのが結論でした。

あとはミックスなり、演奏技術なりの感性や腕によるところが大きそうですね、、、。

 

apolloについての考察も、また改めて記事にしてみたいと思います。

 

UAD導入から2年後の今、僕がApollo Twin MK2をオススメする理由

 

Universal Audio からArrowがリリース!でも仕様を調べると、、微妙、、?

 

この調子でデジタル技術が更に進んでくれれば、、、いつか本当にビートルズみたいな音の再現も、PC内のみで可能になるかもしれませんね。

 

まとめ

 

UAD半端ないので、まだ導入していなくて且つミックスで何か足りないと思い続けている方がいたら、意外にUAD導入で一気に道が開けるかもしれません。

 

腕磨きも大事ですがつかう道具も大事だなあと、、、、テクノロジーに助けてもらうのも我々現代人の特権。

 

楽できるところは楽したい。

 

※追記※

UAD導入から2年間経ってみて、その中から個人的なおすすめプラグインを5つまとめてみました

UADのリバーブ聴き比べ!トラック作って比較してみました!

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