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UAD UNISONの掛け録りと後掛けを比較|Neve・UA610B・APIを実音源で検証

UADのUNISONを録音時に使うのと、あとから同じプラグインを挿すのとで音は変わるのか。

Apollo 8でエレキギターを録音し、Neve 1073、UA610B、API Vision Channel Stripを使って実際に比べました。

先に結論を書くと、僕には掛け録りした音の方が重さがあり、後掛けは少し軽く感じました。

まずはUNISONを切り替えると録り音そのものがどう変わるのか。そのあとで、同じ3種類を使って「掛け録り」と「後掛け」を比較します。

目次

UAD UNISONとは?Apolloの入力段から録り音を変える機能

UNISONは、Apolloの入力段で対応するUADプリアンプを使い、録音時からそのモデルの動作を反映できる機能です。

僕はApolloを導入してから、Neve系やUA610などを気分や曲に合わせて切り替えて使ってきました。

プラグインを切り替えるとApollo本体から「カチッ」と切り替わる音がして、入力段の挙動も変わります。

Neveについてはこちらです👇

UAD UNISONの比較条件|Apollo 8でエレキギターを録音

今回比較したUNISONプラグインは次の3種類です。

  • Neve 1073
  • UA610B
  • API Vision Channel Strip

エレキギターを2トラックずつLINE録音し、左右へパンしています。

DAWはLogic、オーディオインターフェースはApollo 8です。

ギタートラックにはLogic付属のアンプシミュレーターだけを使い、コンプやEQは入れていません。

リズムはLogic付属のドラムです。ドラムには少しコンプを使い、2mixにはiZotope Ozoneでリミッティングしています。

UAD UNISONの音質比較|Neve 1073・UA610B・API Vision

Apollo 8|UNISONなしの録音音源

UAD Neve 1073 UNISONの録音音源

UAD UA610B UNISONの録音音源

UAD API Vision Channel Strip UNISONの録音音源

Neve 1073・UA610B・API Visionの音質差|UNISONでどう変わる?

Neve 1073 UNISON|角が滑らかになり腰が座る

プラグインなしを基準にすると、Neve 1073はギターの角が滑らかになり、腰が座ってヴィンテージっぽい方向に感じました。

UA610B UNISON|レンジ・透明感・倍音感が変わる

UA610Bはレンジが広がって、透明感が増したように感じました。

真空管マイクプリらしい倍音感もあります。

API Vision UNISON|厚みとパンチが強く出る

APIは音の厚みがカッコよく、パンチも感じやすかったです。

UAD UNISONの掛け録りと後掛けを比較|同じプラグインでも音は変わる?

ここからが今回一番確認したかった部分です。

「録音時にUNISONを使わなくても、あとから同じUADプラグインを挿せばいいのでは?」と思ったので、プラグインなしで録った音源へ同じモデルを後掛けしたファイルも作りました。

Neve 1073 UNISON|掛け録り音源

Neve 1073|後掛け音源

UA610B UNISON|掛け録り音源

UA610B|後掛け音源

API Vision UNISON|掛け録り音源

API Vision|後掛け音源

UAD UNISONは掛け録りと後掛けで違う?後掛けは少し軽く感じた

3種類とも比べてみると、僕には全体的に後掛けの方が少し軽く感じました。

録音時にUNISONを通した音とは、同じモデルをあとから挿した時でも鳴り方が少し違います。

この比較をしてから、マイクプリや入力段で録り音のカラーを決める意味を改めて感じました。

マイクプリによる音色変化についてはこちらです👇

UAD UNISONと実機はどこまで同じ?APIは実機とも比較

Neve 1073の実機は所有していないので、今回のUNISONが実機とどこまで同じなのかは僕には分かりません。

一方、APIは実機をいくつか使ってきて、UADとの比較も別記事で行っています。

API 2500実機とUADの比較はこちらです👇

API 550B実機とUADの比較はこちらです👇

UAD UNISONを使う理由|録音時点でマイクプリの方向を決められる

UNISONの良さは、録音の入口で音の方向を決められることです。

録る時点でNeve、UA610B、APIのどれを使うか決め、その音を聴きながら演奏できます。

僕が使っていた当時は、掛け録りしておくことでミックス時のUAD DSP消費を減らせるメリットもありました。

コンプなども録音時に使えるので、ハードウェアで録る時のように入口である程度音を作って進められます。

Apollo x6でNeumann M149を録音し、UNISONやLA-2A・1176の掛け録りまで比較した記事はこちらです👇

まとめ|UAD UNISONは掛け録りと後掛けで鳴り方が違った

Apollo 8でNeve 1073、UA610B、API Visionを切り替えて録ると、それぞれ録り音の方向がはっきり変わりました。

さらに掛け録りと後掛けを比べると、僕には後掛けの方が少し軽く感じました。

UNISONは、後から音を足すだけではなく、録音時点で入力段から音を決めていけるところが面白いです。

この機種の2026年の立ち位置はここでまとめています👇

2026年のおすすめはこちら👇

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