サチュレーションとは何なのか?
DTMではどう使うのか?

いまいちよく分かりづらいサチュレーションですが。
難しいことは考えずに感覚で使うだけでも、音源がワンランクよくなるかもです!
目次
サチュレーションとは
サチュレーションは、
- アナログテープ
- 真空管のプリアンプ
- トランジスタのプリアンプ
- トランス
などのアナログ機材に音を突っ込んだ時の歪み感のことを差します。
日本語に直訳するとサチュレーション=「飽和」です。
音がしゅわしゅわと飽和する感じ。
歪みとは言え、ギターのオーバードライブやディストーションのような歪みではありません。
「何となく歪んでる?」くらいの微妙な歪みのことをサチュレーションと呼びます。
分かりやすく歪んだらサチュレーションとしては失敗です。
サチュレーションを使う理由
ギターでもないのにわざわざ音を歪ませるのはなぜか?
DTMのデジタル臭さを緩和するためです。
DTMの音源は一般的に冷たい、固い、味気ない、と感じる人が多いようです。
逆にアナログ機材を通した音は、暖かい、柔らかい、美味しい、と感じる人が多いようです。
僕もこの感覚がよく分かります。
サチュレーションで音を少し歪ませると、デジタル臭が薄まります。
冷たい音を熱くする。
そのためにサチュレーションを使います。
サチュレーションを加えるプラグイン
サチュレーションを音源に加えるプラグインがありますよね。
先日僕も追加でゲットしました!

Soundtoys Decapitator Analog Saturator Plugin Boutique
面白いくらい音の質感が変わります。
無いよりも、あった方が絶対にいいやつ(感性によりけりですが)
サチュレーションの挙動を録画してみた動画です。
こんな感じで音が変わります。
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ハーモニックディストーションとは?
サチュレーションと似たような使われ方で、ハーモニックディストーションという単語があります。
同じようなシチュエーションで使われるので、何がどう違うのか?ですが。
サチュレーションさせた結果に起きる歪み=ハーモニックディストーション
となります。
「サチュレートさせて、ハーモニックディストーションを得る!」
みたいな使い方です。意識高そうです。
ハーモニックディストーションは直訳すると「高調波歪み」となります。
音が飽和する感じ、しゅわしゅわになる感じ、角が取れる感じ、は高調波歪みからきています。
結果として暖かさが増したり、音の馴染みがよくなるんですね。
また、ハーモニックディストーションには
の2種類があり、それぞれ音に起きる変化が違います。
真空管アンプ(3極管)は偶数倍音が多く、アナログテープや真空管アンプ(5極管)は奇数倍音が多いと言われています。
この違いをエミュレートで切り替えできるプラグイン/機材も多いです。
前述のSoundtoys Decapitatorもボタン一発でキャラの切り替えができます。
ハーモニックディストーションとは少しずれますが、倍音について書いてみた記事がありますので、よろしければ合わせてご参考ください。
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エキサイターやエンハンサーについて
エキサイターやエンハンサーもハーモニックディストーションをいじる機材です。
こちらは音を際立たせるのに特化しています。
- 初めからHDを付加するために設計(エキサイター/エンハンサー)
- 音を機材に突っ込んだ結果にHDが起きる(アナログテープなど)
の違いですね。
冷たく感じたらサチュレーションを
DTMをしていて、楽器単体の音やミックス全体が「冷たく」感じたらぜひサチュレーションプラグインなどを試してみてください。
オーバードライブをトラックに挿した時のような劇的な変化は起きないですが、ほんのり音色が変わる感じが結構病みつきになります(笑)
WAVES Kramer Master Tape(オンライン納品専用)
テープのモデリングプラグインや
WAVES NLS Non-Linear Summer NATIVE版◆ノンパッケージ/ダウンロード形式
ミックス卓をモデリングしたプラグインに音を突っ込むのも一つの手です。
これらもサチュレーションと言っていいと思います。
とは言え、プラグインはあくまでプラグインなので、突っ込みすぎて汚いデジタルクリップ音にならないようにご注意を!
ほんのりかけるぐらいがおすすめです。
EMPIRICAL LABS EL7X Fatso
逆にこういうアナログ機材は、正にガンガン音を突っ込むためのものなので、思いっきりブッコミたい方にはかなりおすすめです。
僕もこれ使ってますが、非常に熱いです。
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まとめ
サチュレーションについてでした!

適宜トランクに差し込んで美味しい味付けをしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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