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Empirical Labs FATSO Jrレビュー|音源付きで試す多機能アナログコンプ

Empirical Labs FATSO Jrのレビューです。

こちら以前にも「倍音」調整ができる機材として記事にさせていただきました。

その機能だけでも垂涎ものでしたが、今回はコンプレッサー部分に焦点を当てます。

FATSO Jrはとにかく多機能です!そしてコンプレッサーとしても非常に優秀。

コンプ感を聴くためのファイルもご用意しました。

目次

一台で7種類のコンプレッサータイプを選べる

Empirical Labs FATSO Jrはコンプレッサーのタイプをなんと7つ選べます。

COMPボタンを押すたびにLEDが切り替わりタイプが変わります。

  • BUSS→SSL BUS COMP等のVCAタイプ
  • G.P→LA-2A等のオプティカルタイプ
  • Tracking Comp→UREI 1176等のFETタイプ
  • SPANK→SSL トークバックリミッタータイプ
  • SPANK+BUSS
  • SPANK+G.P
  • SPANK+Tracking Comp

の7タイプ。

トークバックリミッターは激しめなコンプレッションです。

バスコンプやFET、オプティカルまでカバーしてくれている時点でかなり太っ腹な機材!

しかもステレオコンプなので、2ミックスにもばっちり使えます。

ただし、リリースやアタックなどはいじれません

ただし、リリースやアタックやレシオやニーは個別にいじることができません

各タイプを選んだ時点で全て固定されています。

Empirical Labsがあらかじめ美味しい値にセッティングしてくれているとも言えます。

タイプを選んだら、あとは1176のようにインプットとアウトプットをいじるだけ。

スレッショルドも固定です。

直感的に使うだけで、なんとなく良い感じにしてくれます

さらに倍音調整機能つき

そして、コンプにプラスして倍音を付加する機能がついてます!

  • 音を突っ込んで真空管風の2次倍音を足す
  • WARMTボタンを入れてアナログテープ風の3次倍音を足す
  • トランスを経由した倍音を足す

ことが可能。

これらの機能だけでもご飯3杯いけます。無茶苦茶便利な機能。

コンプレッサーと組み合わせると、ものすごいパターン数が生まれます。

詳しくはこちらで書いています👇

録音して聞いてみる

ということで、コンプレッサーによる音の変化を録音してみました。

僕もじっくり聴き比べるのは初めて。

タイプごとにどんな変化になるのか楽しみです。

元のファイルはこんなものを用意。

LOGIC Xのループファイルを組み合わせました。

この2ミックスをFATSO Jrにオーディオインターフェースから送ります。

かなりファイル数多く作ってみました、、、

全部聞くのは大変かと思いますが、一応ずらっと貼らせていただきます。

それでは!

元のファイル

BUSS (VCA風)軽くリダクション

BUSS+TRANNY(トランスIN)

BUSS+TRANNY 深めなリダクション

G.P (LA-2A風)軽めなリダクション

G.P+TRANNY

G.P+TRANNY 深めなリダクション

Tracking Comp(1176風)軽めなリダクション

Tracking Comp+TRANNY

Tracking Comp 深めなリダクション

SPANK(トーバックリミッター風)軽めなリダクション

SPANK+TRANNY

SPANK 深めなリダクション

SPANK+BUSS 軽めなリダクション

SPANK+BUSS+TRANNY

SPANK+BUSS 深めなリダクション

SPANK+G.P 軽めなリダクション

SPANK+G.P+TRANNY

SPANK+G.P 深めなリダクション

SPANK+Tracking Comp 軽めなリダクション

SPANK+Tracking Comp+TRANNY

SPANK+Tracking Comp 深めなリダクション

感想

いやー、組み合わせパターンの多いこと、、、。

こんなにファイルを並べるのは初めてです。

この2ミックスのまとまりの感じ。

まさにアナログ機材の真髄!といった具合ですね!

どのパターンでも、FATSO Jrを通すと明らかにミックスが気持ち良くなります。

何も考えることなくこの効果を得られちゃうのはズルイ。

そして嫌なコンプ臭さが全くないのも大きな特徴です!

特に中低域の変化がたまりません。どしっとして滑らか。

ただし、各タイプのモデルの再現度は「」がつく感じです、、。

が、どれも良い感じなのでそこはあまり気にしなくても良いのかなと思ってます。

個人的には2ミックスを通すことが多いので、BUSSタイプが使いやすくて好きですね!

そして、ついでに倍音を付け加えたファイルも作ってみました!

こちらです。

元のファイル

コンプなしで音を突っ込むだけ(真空管風2次倍音付加)

コンプなしで音を突っ込むだけ(2次+アナログテープ風倍音付加)

BUSS+TRANNY+アナログテープ倍音

BUSS+TRANNY+アナログテープ倍音を深めにかける

感想2

良いです!

いわゆるアナログの温かみがグッと増します!!

気持ちええ。

これがあるからアウトボードはやめられません。

ここぞという時の秘密兵器に

タイトルにもありましたが「なんでもできる?」かというと、そうではないです。

コンプに関しては、聴いていただけたとおりアタックやリリース等固定ですし、

FATSO Jr自体の音色もかなり特徴的なので、どのコンプタイプにしてもFATSO Jrの音がします。

この点、使用する場面を考える必要がありますね。

ただ、この音色自体が好きな方には極上の一品でしょう!

僕にとってはまさにそんな一台。

特に倍音調整機能はなんにでもかけたくなってしまいます、、、。

DTM特有のデジタル臭さを緩めたい場合、本当に神のような働きをしてくれます。

使い過ぎに注意しないといけません、、、。

まとめ

本当はUADプラグイン版のFATSO Jrとも比較したかったんですが、、、

今回は時間が足りませんでした。

実験できた際には追記させていただきます。

一台で10数度美味しいFATSO Jrの記事でした。

最後までお読みいただきありがとうございました!

コンプレッサー系アウトボードの違いはこちらで整理しています👇

アウトボード全体の考え方はこちらでまとめています👇

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