気づけばDTM用のフィジカルコントローラーを何台も使ってきました。
この記事は、2018年当時に実際に使っていたフィジカルコントローラーを振り返った記録です。
現在とは機材環境も僕自身の判断も変わっていますが、当時それぞれの機材を使って感じていたことはそのまま残しています。
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目次
PreSonus FaderPort Classic|オートフェーダーは魅力だがセットアップに苦労した
2013年ごろよく使っていました
FaderPort Classicは、僕がかなり以前から使っていた1フェーダー型のフィジカルコントローラーです。
当時特に印象的だったのが、DAW上のフェーダー位置へ追従して本体のフェーダーが自動で動くモーターフェーダーでした。
今では珍しくありませんが、当時の僕にはかなり「スタジオ機材っぽい」ものに見えて、触っているだけでも気分が上がったのを覚えています。
ただ、僕がClassicを使った時に苦労したのがセットアップです。
PCへ接続してから、DAWときちんと連動させてモーターフェーダーが動くところまで持っていくのに手間がかかりました。
無事に動いてしまえば便利なのですが、導入時の印象としては「セットアップが大変だった」という記憶が強く残っています。
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PreSonus FaderPort V2|セットアップが楽で操作感も気に入った
その後導入したのがPreSonus FaderPort V2です。
使い始めた当時、これはかなり気に入りました。
Classicからデザインも大きく変わり、ボタン配置や中央のエンコーダーなど、操作しやすくなったと感じました。
中でも印象に残っているのが、エンコーダーを回した時の「コリコリ」とした感触です。
これが気持ちよくて、無意識に触りたくなる感覚がありました。
DTM機材は機能や音だけでなく、長く使うなら「触りたいと思えるか」「愛着を持てるか」も僕にはかなり重要です。
その点で、FaderPort V2はかなり好みに合っていました。
セットアップも、僕がLogicで使った時はClassicよりかなりスムーズでした。
DAWとの連携も特にトラブルなく完了し、モーターフェーダーもすぐに動きました。
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KORG nanoKONTROL2|省スペースで8フェーダーを使える
KORG nanoKONTROL2も、かなり気に入って使っていたフィジカルコントローラーです。
最大の魅力は、この小ささの中に8本のフェーダーとパンポットが収まっていること。
一般的なPCキーボードよりかなり小さく、縦幅もほとんど取りません。
デスクスペースが限られている環境では、このサイズ感がかなり使いやすかったです。
一方で、フェーダーはモーター駆動ではなく、ストロークも短めです。
そのため細かな数値を追い込むような操作には向きません。
ただ、僕の場合はデモ音源を作る時など、複数トラックの音量を一気にざっと整える用途ではかなり便利でした。
細かく1トラックずつ追い込むより、8本のフェーダーをまとめて触れることの方が効く場面もあります。
USBバスパワーで動くので、配線を増やさず使えるのも扱いやすかったです。
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Softube Console 1 Mk2|効率よりコンソールを触る楽しさが大きかった
Softube Console 1 Mk2は、FaderPortやnanoKONTROL2とは少し役割が違うコントローラーです。
DAW全体を操作するというより、対応するプラグインを手元のノブから操作するための機材です。
だから僕の場合、これを使う理由は作業を速くするためというより、単純にコンソールを触っているようで楽しかったからでした。
画面上のEQをマウスで動かすのではなく、手元のノブを回して音を作っていく。
それだけでもミックスの感覚がかなり変わります。
ノブを回した時、自分が頭の中で想像していたような均一なEQカーブにならないこともあり、それを画面で確認しながら触るのがおもしろかったです。
効率を上げるというより、機材ごとの違いを触りながら覚えていくような感覚がありました。
当時使っていた中ではSSL系のモデリングが特に好きでした。
Neve系も太く感じられて、違うキャラクターを触り比べるのがおもしろかったです。
Chandler LimitedのBender EQなども触っていて、SSL系とはかなり違った癖を感じました。
こうした違いを手元で試していけるのも、Console 1のおもしろさでした。
UADプラグインもConsole 1から操作していた
当時はUADプラグインもConsole 1から操作していました。
ただしSoftubeプラグインを使う時のような専用画面は表示されませんでした。
そのため、画面表示より耳を頼りにしながらConsole 1のノブを操作していました。
Console 1本体はそれなりに大きいので、デスク上のスペースは必要です。
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Arturia KeyLab Essential|MIDI録音とフィジコン操作を1台でまとめられた
Arturia KeyLab EssentialはMIDIキーボードですが、フィジカルコントローラーとして使える機能も多かったので、このまとめにも入れていました。
僕が特に便利だと感じていたのが、MIDIをリアルタイム録音する時です。
録音、再生、Undo、Redoなどを手元から操作できました。
僕はピアノをきれいに弾けるタイプではないので、MIDIのリアルタイム録音では何度も録り直します。
その時、録音を止めて、やり直して、もう一度録音する操作を手元で完結できると、制作のテンションが途切れにくいです。
フェーダーも付いているので、MIDIマッピングを設定すればトラックボリュームの操作にも使えました。
nanoKONTROL2のような専用フィジコンとの大きな違いは、本体サイズと、MIDI鍵盤としても使えることです。
Arturiaのソフトウェアとも連携でき、当時付属していたAnalog Lab 3も手元のノブから操作していました。
プラグインを専用ハードウェアから操作するという意味では、Console 1と少し似た楽しさもあります。
僕が購入したのは61鍵モデルですが、かなり大きかったです。
実際に使った後は、自分の作曲スタイルなら49鍵でもよかったかもしれないと感じました。
なお、その後約3年半使った時点で、ノブなどのゴム部分にベタつきや劣化が出ています。
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Ableton Push 2|LogicやCubaseとは違う制作体験だった
Ableton Live専用コントローラーのPush 2も使いました。
これはFaderPortのようなDAW操作用コントローラーとはかなり性格が違います。
操作方法だけでなく、曲の作り方やアイデアの出し方そのものがLogicやCubaseとは違っていて、その制作体験はかなりおもしろかったです。
ただ、当時の僕はAbleton Liveの音の感触が好みに合いませんでした。
使っていて気分が上がらなかったため、Push 2も含めて長くは使わず手放しました。
Push 2自体の操作体験がおもしろくなかったわけではなく、僕の場合はDAWとの相性の方が大きかったです。
まとめ|2018年当時はFaderPort V2を特に気に入っていた
2018年当時に実際に使っていたフィジカルコントローラーを振り返りました。
同じフィジコンでも、使ってみると役割はかなり違います。
FaderPortは1本のモーターフェーダーとDAW操作、nanoKONTROL2は省スペースで複数フェーダーをまとめて触れること、Console 1はノブを使ってミックスする楽しさ、KeyLab EssentialはMIDI録音と鍵盤操作を1台へまとめられること。
Push 2はさらに方向が違い、DAWを操作するというより制作方法そのものが変わる感覚がありました。
当時の僕がこの中で特に気に入っていたのはPreSonus FaderPort V2です。
セットアップのしやすさ、1フェーダーで扱える気軽さ、エンコーダーの操作感まで含めて、かなり愛着を持って使っていました。
一方、その後さらに多くのMIDIコントローラーを使い、僕自身の選び方や必要性に対する判断も変わっています。
2026年版のMIDIコントローラーまとめはこちら👇
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最後までお読みいただきありがとうございました!