だいぶ前に購入したっきり全く使用していなかったKorg nano kontrol2を、最近押入れから引っ張り出してDTMに使ってみました。
もともとはVJの真似事をやってみたい☚(꒪ټ꒪☚) !
と出来もしないことを思い立った時に、ノリで購入したものです。
DTMでの使用は全く考えていませんでした。
とはいえ、本来的にはVJよりもDTMのフィジカルコントローラーとして使うもの。当然ですね。
ということで、以前PresonusのFaderportも使っていましたので、そちらと比べてどうなのかも感想を述べさせていただきたいと思います。
*新型のfaderport v2のレビュー記事も追加しました。
目次
意外と使えてびっくりした
とても失礼な話ですが。 、DAW用のフィジコンとして使っても思いの外悪くありません。
フェーダーやパンポットが非常に小さくちゃちいので、DAWと連携させるともっと適当な挙動をするのかと思ってましたがそんなことはなかったです。
これは想定外でした。
失礼、、、。
とはいえ、Faderportとかの様に指定トラックを変更するたびにフェーダーが「シュッ!」と自動でDAW側に追従するわけではありません。
最新のFaderport良さげですよね〜。
PRESONUS ( プレソナス ) / FaderPort サウンドハウス
この「シュイーン」と自動で動くフェーダーは、正直かなりテンションを上げてくれます!
しかしnano kontrol2にはその機能は付いてません!
単純、シンプルにトラックをミュートしたりソロにしたりパンしたりボリューム調整ができるのみ。
しかしながら、これがフィジコンの基本ですので慣れてしまえばこんなものかも?と今回使ってみて思いました。
そのほかにも、めっちゃよく使う録音再生ストップボタンが何の変哲もなく搭載されているので、RECする際にはnano kontrolがあるだけでキーボードのみでの作業に比べ0.75秒ぐらい作業がはかどります。
ただ、
SAVE(保存) UNDO(やり直し) REDO(やり直しのやり直し)ボタンはついていません。
これがあれば完璧だったですね、、、。よく使うので。
しかし、これは専用のエディタソフトを使えば空きボタンにアサインをすることができるので、一応解決します。
あとでアサインし直してみます。
使用する前には専用ドライバのDLが必須!
買って箱から取り出してそのままPCに繋ぐだけだと、電源はつきますがDAW上でちゃんと動作しません。
初めは「何じゃこりゃ?ぼくのLogicじゃ使えないのか、、、?」と不安になりましたが、メーカーサイトに飛んだらソフト(ドライバ)をインストールする必要があると知り一安心。
手順通りにインストールしたらしっかりDAWで動作しました(;´༎ຶٹ༎ຶ`)
こちらのページでエディターもDLできます。
主要DAWには対応している様ですので、その点ご安心を。
DTM用途以外にも使える?
冒頭にも書きましたが、元々なんちゃってVJをするために僕はnano kontrol 2を入手しました。
VJソフト側で所定の設定をすると、nano kontrolで映像のエフェクトをいじれる様になります。
同様にMIDIに対応しているソフトであったらnano kontrolでエフェクトなどをいじることができます。
例えばこちらのサイト様はadobeの画像補正ソフト「ライトルーム」のエフェクト調整用にnano kontrolを使用されている様です。
楽しそうですね。
フィジコンにはこんな使い方もあるので、nano kontrolの使用用途における可能性は思いの外広いです。
気になる方は是非お試しアレ!
筐体が小さいのが最強のメリット!
何はともあれ、nano kontrolの最大のキラーポイントは、筐体が小さいこと。
これは操作がしづらいなどのデメリットも産みますが、僕としてはこの小ささはとても嬉しいメリットと感じました。
機材が増えてくると作業スペースの確保も重要事項となってきます、、、。
写真の様にnano kontrolはモニター画面とキーボードの間にすっぽり収まるので、作業上一切邪魔になりません。
一時期新しいフィジコンが欲しくてこちら↓の機種を検討してました。
ICON DIGITAL ( アイコンデジタル ) / PLATFORM M+ サウンドハウス
ICON DIGITALのこのイカしたやつ!!
これも「シュッ!」とフェーダーが動くやつです。
見た目もかっこいいし「絶対欲しい!」と思ってましたが、、、
サイズ的に置くスペースがない、、、ということで断念。
作業机の拡張も考えましたが、それじゃあ何だか本末転倒だなあと(便利グッズのために土台を変えるという、、)
ということで目下最新のfaderportが新しいフィジコン導入の一番候補でした。
ところが、
今回nano kontrol2を使ってみたら「当分これでもいいかな、、、」と、ちょっと思ってます。
繰り返しますが、慣れればそんなに使いづらくないと思いますよ。
本気のミックスの時はどうかわからないですけど、、、デモとか作ってチャチャっと曲を仕上げるときにはこれで十分な気がします。
とはいえ、faderportは狙ってます(´◔౪◔)◞正直。
まとめ
nano kontrol2についてまとめますと。
- 安い
- 省スペース
- コスパ良し!
五段階評価だったら、僕は星4つ以上つけたくなる製品だとぶっちゃけ思ってます。なう。
とはいえ、文句のつけどころならいくらでもあります。
- ボタンがちゃちい
- ボタンがちっちゃい
- フェーダーが自動じゃない
- フェーダーの縦幅が狭い
などなど、、、
でも考えてみてください。
これ、めっちゃ安いですから(フィジコンの中では)
僕個人としてはDTM以外への拡張性も考えると、やはり素晴らしいアイテムでしかないと思いますね!
KORG ( コルグ ) / nanoKONTROL 2 BK サウンドハウス
KORGさんは本当によき製品をいつも作ってくださって、感謝しかないですね、、、。
日本万歳〜! !!
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