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マイクプリ・EQコンプの自作ラッキングとは?DIYのメリットとデメリット

マイクプリやEQコンプのDIYラッキングについてです。

例えば、自分でヴィンテージなモジュールを動かせるようになると、新しい扉が開くかも?

特にオールド機材の音質研究をじっくり行いたいマニアな方にはDIYはおすすめの方法かもしれません。

ただし、自作やDIYにはデメリットもたくさんありますので、事前に理解することも必要です。

まだまだ浅いですが、DIY歴10年の僕の所感を!

*過去記事を加筆修正しました

目次

モジュールとは?

-Quad Eightコンソールのモジュール-

モジュールとは、レコーディングコンソールの各セクションを単体にバラしたもののことです。

  • マイクプリアンプ
  • EQ
  • コンプレッサー
  • フェーダー

などをバラして抜き出したもののこと。

スタジオ閉鎖や買い替えで手放された古いコンソールは、解体され、人気のあるものは再度市場に流れます。

Old Neve1073はまさにそんなモジュールの筆頭です。

今では手放す人も少なくなり、ほぼ市場から消えてしまいましたが、、(しかも年々高額に!)

ラッキングとは?

モジュールは、バラしたパートなので当然そのままでは動きません。

モジュールを再度ケースに納めることをラッキングと言います。

基本は専門業者さんが、電源作成、配線、ラッキングしたものを、僕らは購入することになります。

Neve系だとかつてはBRENT AVERILLがラッキング業者で有名でした。

現在もBRENT AVERILLはNeve系機材を販売していますが、本物のOld Neveモジュールは使っていません。

 BAE ( ビーエーイー ) / 1073 マイクプリアンプ/EQ (PSUセット)  サウンドハウス

BAE ( ビーエーイー ) / 1073 マイクプリアンプ/EQ (PSUセット) サウンドハウス

中身は全て回路図をもとにリビルドされたものです。

 AMS Neve ( エーエムエスニーヴ ) / 1073SPX  サウンドハウス

AMS Neve ( エーエムエスニーヴ ) / 1073SPX サウンドハウス

AMS Neveの Neveも同じくリビルド品です。

本物のヴィンテージNeveが欲しい場合は、どうにか中古から探すしかないのでご注意を(めちゃめちゃ高額です)

Neve系マイクプリのロードマップまとめはこちら👇

自分でラッキングをするという選択

-Neve1272モジュール-

ラッキングされたヴィンテージ機材は、1073に限らずかなり高額です。

技術料、手間があるので当然なんですが、、、。

もし、仮に自分でラッキングをDIYできたら、トータル半額くらいになることもしばしばです。

例えばNeve1272(1073EQなし相当のモジュール)ならば、本物ヴィンテージ品でも10万円台で入手する事も可能です(現在はさらに値上がってるかも)

現行レプリカ系1272を買うならば、ヴィンテージにトライ!という選択もDIYできる方ならアリになってきます。

チャンネルストリップを自作したときの記事はこちら👇

SSL9000をDIYで動かしてレビューした記事はこちら👇

DIYで注意するべきデメリット!

とはいえ、DIYラッキングにはデメリットも多くあります

それを一度書き出してみましょう。

  • 自分でたくさん情報を集めなくてはならない
  • ハンダ技術を身につけなければならない
  • 回路図を読めるようにならなければならない
  • へたっている部品を見極めて自分で交換しなければならない
  • 電気を扱う事になるので感電する可能性がある
  • 火事には十分気をつけなければならない
  • ケースを加工するのはもの凄く手間がかかります
  • 業者に比べできばえが悪くなる
  • ミスして機材を壊したら数十万円をどぶに捨てる事になる
  • 壊れても保証がない
  • 人のせいにできない
  • 沼化する
  • オークションサイトを徘徊する頻度が増える
  • 古い機材を再利用するので、早い段階で故障してしまう可能性がある
  • REC中もお構い無しにいきなり音が出なくなることがある

めちゃくちゃいっぱい大変なことが増えます。

太字は特に注意したい部分。自己責任です。

それを超えた先にあるメリット

そんなデメリットを抱えつつ、得られるメリットがこちら。

  • お金の節約になる(かもしれない)
  • ヴィンテージ機材に触れるチャンスが圧倒的に増える
  • 回路図が読めるようになり電子工学の知識がつく
  • レコスタで修行をしなくても本物のヴィンテージ機材をいじれる
  • エフェクターも作れるようになる
  • 壊れた機材をガラクタで買って、うまくいけば直せるようになる
  • 機材の不調にある程度対処出来るようになる
  • 海外のDIY板を頻繁に覗く事になるので、英語が読めるようになる(かもしれない)
  • 英語で外国人に質問する度胸がつく
  • 日本では誰も持っていないようなレアモジュールを動かせるようになる
  • DTMがより楽しくなる
  • 結果的に曲のクオリティーがあがる(かもしれない)

と、ざっと上げてもこんなメリットがあります。

お金の節約になる(かもしれない)

の(かもしれない)は、失敗したりパーツにこだわりすぎると逆に割高になる可能性を指しています。

回路図の読み方の例はこちら👇

電源の作り方はこちら👇

メリットとデメリットを天秤にかけると

ドイツ系ヴィンテージ機材

一番のメリットはやはり節約と機材選択の幅がぐっと増えることでしょうか。

デメリットは、結局自分で技術を身につけなければいけないので時間を消費すること。

そして若干の危険がつきまとうこと、、、。

しっかり注意して慣れるまで高価な機材をいじらないようにすれば、だんだんデメリット部分は消えていくと思います。

そこまで楽しめるかどうかがキモですね!

僕もまだ全然未熟ですが、回路図さえあればモジュールを動かす事ができるようになりました。

ただ、ケース加工がむずかしすぎるので、、、配線むき出しでDTMに使っている機材も多いです。

ピッグテールケーブル

ピッグテールというやつです。

ケース加工は板金技術になってきますので、そっちには全然興味が持てないのが現状です、、、、。

モジュールを動かして音を聴くと、もう満足してしまうんですよね、、、。

メリットとデメリットを天秤にかけると、短期ではデメリットが多く、長期ではメリットが多くなってくる印象です。

投資みたいですね。

5年くらいハマれると、そのあとは一生何かの役に立つ?かもしれません。

モジュールを動かすための大まかな作業行程

モジュールを動かす為に必要な作業をざっと書き出すと、

  • モジュールの音声入出力箇所を回路図から特定する
  • 回路図がない場合は基盤や配線を辿って特定する
  • モジュールの電源供給部分を特定する
  • モジュールに必要な電圧の電源を作る、もしくは用意する
  • inoutにXLRなどのコネクターをハンダ付けする

ケースに収める場合は、これに加え

  • ケースの穴あけ
  • ボリュームや電源スイッチをケースに固定
  • モジュールに配線

します。

ネットで検索するとラッキングされた内部がどうなっているのか、ヒットしますので是非見てみてください!

業者さんにヴィンテージ機材の修理依頼した時の所感記事はこちら👇

まとめ

機材のDIYラッキングについてでした!

メリットデメリット色々ありますが、楽しめたら勝ちです。

ただ、個人的にはヴィンテージ機材をDIYするのは年々難易度が上がっているように感じてます。

理由はこちらの記事に。

電源の作り方などは別記事に書いております。もしよければご参考ください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

録音機材DIYの基本まとめはこちら👇

海外機材やDIY文化のまとめはこちら👇

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