DIY

  (更新日:2018.05.9)

機材のDIYラッキング

このサイトでも度々登場するヴィンテージな機材のモジュール

もしそれを自分で動かすことができたら、、、素敵じゃありませんか?

三回に分けてモジュールのラッキングについて書いていきます。

モジュールというのは、もともとレコーディングコンソールに搭載されていた”ー部分”です。

スタジオ閉鎖や、時代変遷で新しいコンソールに買い替えられた際に、古いものは解体され、

マイクプリアンプやEQ、コンプレッサー、フェーダー、などまだ使用出来る部分だけを、

再度個別にケースに納めて利用出来るようにしたものが、例えばNeve1073などの商品です。

Neve1073も始めはコンソールに搭載されていたモジュールでした。詳しくはこちらに。

 

そんなモジュールですが、当然そのままでは動きませんので、

専門の業者が回路図を元に必要な電源を作り、配線し、ラッキングしたものを、我々は手に入れてDTMで使う事になります。

NeveだとBRENT AVERILLDan Alexander がヴィンテージものだと有名ですね。

 

BRENT AVERILLが現在”新品”で販売しているしている機材は、

本物のNeveではなく回路図をもとにリビルドされたものなので、ヴィンテージにこだわる場合は注意が必要です。

商品の説明書きをよく読むと、トランスはCarnhillです。  #Carnhillトランスの導入方法

中古市場でないと、BRENT AVERILLがラッキングしたヴィンテージNeveのものはもう手に入りません。

しかもめちゃくちゃ高額なので、僕のような普通のDTMerには手が出せません、、、。

 

しかし、もしこのラッキングが自分でできるようになれば、モジュール単体を掘り出せばいいだけになるので、

自分の作業時間を費やしさえすれば、金額面では相当コストを抑えられます。

 

Neve1073のモジュールは、それだけでも相当高額で取引されているので、どちらにせよ手は出せませんが、、、

例えばNeve1272という1073からEQ部分を省いたモジュールならば、ヴィンテージの本物でも、オークションで出会えれば、10万円ほどで入手する事ができます。

#ebayから音響機材を個人輸入する方法      #ヤフオクの相場を調べよう。

 

 

これもBRENT AVERILLが過去にラッキングしたものは相当高いですし、現行のリビルドverで販売しているものでも15万円近くします。

DIYラッキングができれば、やはりヴィンテージものの方が、夢がありますし、音、聴いてみたくないですか、、?

同じ金額を払うなら、僕はヴィンテージものの方に惹かれてしまいます(((༼•̫͡•༽)))

DIYのメリット/デメリット

とはいえ、DIYでラッキングを行なうことには、勿論デメリットもありますので、それを一度書き出してみましょう。

 

デメリット

 

◇自分で情報をたくさん集めなくてはならない

◇ハンダ技術を身につけなければならない

◇回路図を読めるようにならなければならない

◇へたっている部品を見極めて自分で交換しなくてはならない

◇電気を扱う事になるので、一度や二度は感電することを覚悟しなくてはならい

◇電気がショートして火花が散る事もあるので、火事には十分気をつけなければならない

◇ケースを加工するのにもの凄く手間がかかります

◇業者に比べ、できばえが悪い

◇下手をして機材を壊したら、数十万円をどぶに捨てる事になります

◇壊れても、保証がない

◇不調な箇所を自分で直して、解決しなければならない

◇人のせいにできない

◇はまってしまうと、抜け出せなくなる

◇ヤフオクを徘徊する頻度が増える

 

メリット

 

◆お金が節約出来る

◆ヴィンテージ機材に触れられるチャンスが圧倒的に増える

◆回路図が読めるようになり、電子工学の知識がつく

◆レコスタで修行をしなくても本物のヴィンテージ機材をいじくれる

◆アナログ機材にたくさん触る事でプラグインの使い方がより解るようになる

◆エフェクターも作れるようになる

◆壊れた機材をガラクタで買って、うまくいけば直せるようになる

◆機材の不調にある程度対処出来るようになる

◆海外のヴィンテージ機材のDIY掲示板を頻繁に覗く事になるので、気づくと英語が少し読めるようになっている、かもしれない

◆英語で外国人に質問する度胸がつく

◆日本では誰も持っていないようなレアモジュールも自分の力で動かせるようになる

◆DTMがより楽しくなる

◆結果的に曲のクオリティーがあがる、かもしれない

 

、、、、とざっとあげてみましたが、いかがでしょうか(՞ټ՞☝☝

一番のメリットはやっぱり節約と機材選択の幅がぐっと増えることでしょうか。

デメリットは、常に危険がつきまとうということ、、、しっかり注意して、

慣れるまではあまり高価な機材をいじらないようにすれば、

だんだんとデメリットの部分は消えていくと思いますが、そこまで楽しめるかどうかが胆ですね!

 

僕もまだ全然未熟ですが、回路図さえあればモジュールを動かす事はできるようになっているので、

ケース加工もしないまま配線むき出しでDTMに使っている機材もあったりします。ピッグテールというやつです。

 

本当はケースに入れなくてはいけないんですけど、、、、ケースの加工だけは専用の機械を持っていないと奇麗にできないですし、

もう板金技術になってきますので、それにはあまり興味が持てないのが現状です、、、、。

 

仕事をいつかリタイヤしたら、老後の趣味として本格的に初めてみようかと思っています!

モジュールを動かして音を聴くと、今はもうほぼ満足してしまうんですよね、、、。

 

モジュールを動かすための大まかな作業行程

 

モジュールを動かす為に必要な作業は、大まかに言いますと

 

◆モジュールの音声入力出力箇所を、回路図を見て、回路図がない場合は基盤や配線を辿って特定する

◆モジュールの電源供給部分を同じく特定する

◆モジュールに必要な電流電圧を持つ電源を作る、もしくは用意して、本体にハンダ付けで繋げる

◆音声入力出力箇所から配線を経由してXLRのコネクターにハンダ付けする

 

これに加えてケースに収める場合は、ケースへの穴あけと、ボリュームや電源スイッチをケースに固定して、モジュールに配線します。

 

僕のケース加工はあまりにもお粗末なので、、、ここで画像を公開する勇気がございません(( ༎ຶ‿༎ຶ ))

 

ネットで検索するとラッキングされた内部がどうなっているのか、すぐにヒットしますので是非見てみてくださいね。

 

まとめ

 

というわけで次回は、DIYラッキングで一番専門知識が必要になるであろう、電源の作り方を記事にしてみます。

整流・平滑回路、定電圧回路を作れるようになると、どんな機材も自由に動かせるようになりますよ!

だいたい音楽機材で多い必要電圧はDC24Vなので、それを例にしてみましょう。

 

お読みいただきありがとうございました(ↂↄ̫ↂ)

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