前記事でSSL9000のチャンネルストリップモジュールをDIYで動かしたと書きましたが、その際に欠かせないのが電源の自作です。
当サイトでも電源の自作方法について記事にしています。
上記記事では通常の片電源(NEVEに使う+24vなど)の作り方について書いていますが、SSLなどはオペアンプを大量に使っており、オペアンプは通常±(プラスマイナス)の両電源を使います。
オーディオ関連のDIYでもしない限りまず聞きなれないワードかと思いますが、録音機材のDIYには必須の電源と言えるでしょう。
APIやQUAD EIGHTといったディスクリートオペアンプを使っている機材も電源部分は両電源です。
手頃な価格で両電源をリニアで作りたい!という方にお読みいただけましたら幸いです。
*2026年現在この記事で紹介しているキットは販売していないようです。
目次
Bang goodという怪しい中国のサイト
冒頭から手早く書いちゃいますと、Bang goodというチャイナのサイトがめっちゃ安く両電源のキットを販売しています。
中国と聞くと国内通販に比べ怪しいイメージがどうしてもつきまといますが、実際購入してみましたが全く不満はありませんでした。
とにかく安い!ありえないくらい安い。
DIY LM317 + LM337ネガティブデュアルパワー可変キット電源モジュールボード電子部品
これが一つ驚きの5ドルです。600円くらい。
さらに注文パッケージ数を増やせば価格がディスカウントされてきます。
5本DIY LM317 + LM337ネガティブデュアルパワー可変キット電源モジュールボード電子部品
5ピースで20.52ドル。
日本ではまずこの値段では買えません、、、。
品質はどうなのか?
とはいえ、質が悪かったら元も子もありません。
品質はどうなのか?
普通に良きです。全く問題ありません!
-自作電源に両電源キットを使ってみました-
部品の不備もなく、壊れたものもありませんでした。
オーディオ系列の電源は全てBang goodで購入した例のキットで組みました。
LM317とLM337の可変レギュレーターなので、欲しい電圧にジャストフィットできます。
左側のスイッチング電源はスイッチ系のLED点灯用です。
平滑用のケミコンとか見たことないメーカーなので、気になる場合はここだけ好きなものに変えるとかでも良いかも知れません。
送料もめちゃ安
さらに恐ろしいのが送料も安いところ。
これは両電源キット5個と、スイッチング電源の12Vを8Vにダウンコンバートするための可変電圧キット5個を合わせた分の送料です。
5pcs LM317 DC-DC 1.5A 1.2-37V可変電源ボードDCコンバータ降圧ステップダウンモジュール可変リニア電圧レギュレータ
これ↑も嘘みたいに安いです、、。
全部で10袋分のパッケージの送料。
どれで配送希望したのか覚えていないのですが、たかだか200円ほどの送料を払って、2週間くらいで佐川さんがドアチャイムで届けてくれました。
国際小包だったような、、、。
日本ダイレクトメールまでだったら国内配送よりも安いですね、、、。
可変レギュレーターの両電源
今回SSLを動かすための電源キットを探して気づいたのですが、LM317、337の可変レギュレーターを使った両電源ってあまり国内で売ってないんですよね。
ポチップ
*現在売っています。
自分で基盤やらコンデンサーやら抵抗やらを個別で購入して今まで欲しい電圧のものを組み上げてましたが、一度キットを使ってしまうともう元には戻れません。
むしろこっちの方が時間もお金も大幅に節約できることに気づかされました。
基本となる単電源の仕組み、作り方はこちら👇
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まとめ
プラスマイナス24Vなど、ディスクリートオペアンプに必要そうな両電圧が欲しいならBang goodでサクッと電源キットを買ってしまうのとてもおすすめです。
他にもドローンとか、見たことないようなエレクトロなおもちゃとか、、、。
面白そうなものがたくさんあるので、一度のぞいてみてはどうでしょう。
ドローンの再先端といえば最早中国ですしね。
エレクトロの分野でもはや無視できない大国でもあります。
お読みいただきありがとうございました!