Waves Renaissanceシリーズのレビューです(´◔౪◔)◞
Wavesプラグインの中でも非常に人気が高いシリーズ。
UAD-2のプラグインを使い始めてから使わなくなったプラグインがたくさんあるのですが、やはりこれは替えが効かない!
と言ううちの一つがRenaissanceコンプレッサーシリーズ!!
- R-compressor
- Renaissance AXX
- R-Vox
の3つの神器は特に素晴らしい( ・ὢ・ )
もうなんというか安心感が半端じゃないコンプさんたちです。
WAVES ( ウェーブス ) / Renaissance Maxx サウンドハウス
3種類とも音質の傾向は似ていて、これぞRenaissanceという音。
デジタル感が薄くアナログっぽいナチュラルな音!
他、EQやリバーブもクオリティー高めです。
改めてRenaissanceシリーズをレビューをしてみます!
*過去記事を加筆修正しました
目次
最高にルネッサンスな3つのコンプ
冒頭でも触れましたが、コンプ三種は現在でもとても使いやすいです。
2021年現在でもGood( ・ὢ・ )!
R-Vox
R-Voxはヴォーカル(Vox)用に特化したコンプレッサー。
ごくごくシンプルなつまみしかありません。
リリースもアタックもレシオもないという(笑)
改めて考えてみると、かなり思い切った仕様です。
Compというフェーダーを下げるとコンプレッションがかかる簡単仕様です。
それなのに、もの凄くナチュラルにまとめてくれます(`・ω・´)
ちょっと音が丸くなりつつ、中域が力強く伸びていく感じ。
声に芯が出ます。
左側のフェーダーはGateになっていて、上げるとゲートがかかって音がぶち切れます。
僕はあまりつかいませんが、不要なブレスや、ノイズをカットするのに役立ちます。
メインVoにもよく合いますし、コーラス系にもサクッとさしていける楽チンなコンプ。
Renaissance AXX
Renaissance AXXは主に楽器向けのコンプです。
本当にどのパートの楽器にも恐ろしいほど合います。
ギターに2、3個挿すと壁みたいにできますし、ドラムのスネアやトップに挿すと激しすぎずまろかやに空気感を伸ばしてくれます。
ベース、キーボード系にもGood( ・ὢ・ )万能コンプ。
Renaissance AXXも調整する箇所は、アタックしかありません。
R-VOXもですが、とりあえず挿すと安心してしまうコンプ。
R-compressor
R-compressorは3つ中一番細かく調整できるコンプ。
前の二つでしっくりこない時は、こっちで調整します。
R-Voxよりも高音が伸びてシャキッとするイメージ。
アタックとリリースがあります。
あと、ElectroとWarmの部分のボタンを押すと、コンプの質感が替わります。
はまったときは一番音が立ちます。
あとRatioを小数点単位で調整できるのがデジタルコンプならでは!
しっかり追い込みたい時は、R-compressorがおすすめ。
たまに使う3つのルネッサンス
Renaissance Equalizer
画面が小さいのが難点ですが、、、6バンドで細かいカーブ調整が可能です。
音質変化が非常になめらかで気持ち良いEQ。
ツルツルクリアな感じではなく、ちょっとまったりしている感じ(`・ω・´)
あと面白い機能としてはステレオ音源をLRに分けてEQできます。
今もこれでEQしているプロエンジニアさんもいらっしゃいます( ・ὢ・ )
Renaissance Reverb
ルネッサンスのリバーブです。
音質はEQやコンプ同様、ヴィンテージ感のある柔らめの響き。
アコギの曲や、アコースティック系の曲に合う感じ。
UAD EMT250がクールな柔らかさだとしたら、こちらは暖かい柔らかさ。
設定もかなり細かく追い込めるようになっていますが、複雑です、、、( ・ὢ・ )
個人的には右上のReverb Eqの4k辺りから上をぐっと持ち上げた感じがキラキラして凄く好きです。
あとReverb Typeを変更する事で空間の広さを変える事もでき、RoomやHall、Plate等、12種類もあるので結構遊べます。
Renaissance Bass
R-Bassというプラグインタイトルから、「ベース用のプラグインなのかな?」と思っていたら全然そうじゃなかったプラグイン(笑)
2MIX等で、足りない低域を盛る事ができるプラグインです。
低域補正ですね。
似たエフェクトにWaves Max Bassというのがありますが、R-Bassの方が後発です。
Max Bassの技術をさらに進化させて、使いやすくした模様。
実際、こちらの方がめちゃくちゃ使い易いです(´◔౪◔)◞
フェーダーも3つしかありません。
Wavesプラグインの良い所は、操作がわかりやすい!
初心者でもサッと使えてしまうものが多いです。
あえてルネッサンスじゃなくていいかな?なプラグイン2つ
Renaissance DeEsser
ディエッサーです。
とてもナチュラルで、これも柔らかい印象の音質をしています。
画面が小さいので、これも操作しにくいです。
特にこれでなければ、、、という感じはしません。
Renaissance Channel
ルネッサンスプラグインをひとつにまとめたチャンネルストリッププラグインです。
コンプ、EQ、ゲート、がこれひとつで行なえます。
しかし、これまた画面が小さいです(;´༎ຶД༎ຶ`)ああ
あとEQポイントが4つしかないのもちょっと。
単独でR-EQを読みこんで、R-COMPに繋げた方が使いやすし。
終わりに
はい。
基本的に、アナログライクに音源をまとめてくれる優等生。
それがルネッサンスシリーズの特徴です。
あと操作がめっちゃ簡単。
WAVES ( ウェーブス ) / Renaissance Maxx サウンドハウス
今回出てきたプラグインは全てRenaissance Maxx というバンドルに収録されています。
値段も手頃なので始めてWavesを導入する際はかなりオススメ!
個人的にwaves Goldバンドルよりもこっちのがオススメです。
いろいろ試したい場合はGoldへ!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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