マイク

  (更新日:2018.05.14)

Neumann M 149 TUBE マイクの使用感レビュー。現代最高峰マイクの一つ、、、!

Neumannといえば、マイク界の重鎮的ポジションに居座る歴史的にも五つ星な正真正銘なハイブランドですが、その中でも現在販売されているフラッグシップモデルであるM149は、代表的なU87を優に超えるリッチな質感を備えた最高級の真空管マイクです。

 

僕のようなイチDTMerが個人所有することは中々難しい価格の製品ですが、運よく過去に数え切れないほどレコスタで使用した経験がありますので、その時の所感を記そうと思います。

 

DTMを本格的にはじめ、自分でマイクを所持するようになってから気づき始めたM149の凄さ、思い出すだけで涎が出てきます•ू(༎ຶ۝༎ຶ`•ू)

 

似た現行モデルでM147というのもありますが(U47に見た目が似ているやつ)収録音は全然別物です。

 

M149は、音が広くて大きくて、あなたがボーカリストだとしたら、きっと歌が歌いやすく感じるのではないでしょうか。

Neumann現行機の中では間違いなくトップレベルのクオリティー

値段も半端ないですが、クオリティーもすごいです。

 

 NEUMANN ( ノイマン ) / M149 Tube サウンドハウス

NEUMANN ( ノイマン ) / M149 Tube サウンドハウス

 

 

とはいえ、Neumannには今でもミュージシャンやエンジニアに崇め奉られている伝説的なヴィンテージマイクのモデルも多くありますので、それらを買い求めるのに比べれば安いものとも言えます。

もはやまともに使える状態のものも少なくなってきているザ・レジェンドなマイクU47は100万円近くしますし、下手にオークション等で買ってハズレを引こうものなら(現状品です。というあの鬼畜な文言のやつ)、最悪修理不可(マイクカプセルの補修は年々技術者も減ってきているので、状態によっては断られる可能性も)、できてもまた巨額な資金が必要になる可能性も出てきます。

僕の知っているスタジオにあるU47も、2本購入したものの片方を本体にして、もう片方から部品をとって移し替えて一本として作り直したものだそうです。

とんでもない話ですが、それでもプロが求めたくなるほど素晴らしい音で録音ができるということなのでしょう。

僕もU47を使用したレコーディングに立ち会ったことがありますが、それはそれはリッチで素晴らしい音色でございました、、、。

さすがに、僕が個人所有しているRODEのClassicとは違いましたね、、、。

このマイクも素晴らしい出来で大好きですけど、、、、U47はやっぱりすげえや、と痺れました。

 

そんなマイクもありつつですが、カラー違いとして、M149ももはやレジェンドマイクとも同列と言っていいほど、素晴らしい音をしています。

 

どんな質感なのか?

同じ現代のハイエンド系マイクである BRAUNER ( ブラウナー ) や、SONYの C-800G/9X などと比べると、ハイファイな感じではない、と言えます。

 BRAUNER ( ブラウナー ) / VMA サウンドハウス

BRAUNER ( ブラウナー ) / VMA サウンドハウス

 

 SONY ( ソニー ) / C-800G/9X

SONY ( ソニー ) / C-800G/9X

 

M149はキラリとしてクリア!というよりも、独特のカラーが強く乗ってます。

そしてそのカラーがめっちゃ気持ちいいんですよね。

 

僕個人の感想でいうと、黄色いです。

カラーの感じ。

ちょっとヴィンテージ感も感じつつ、でもくすんでいるわけでもなく、とにかく歌だとどんなボーカリストの声も、しっかり”それらしく”美味しいところに収めてくれる印象。

腰も座っていますし、ハイの抜けも素晴らしい。

そして何より、ヘッドフォンで自分の音をモニターしやすいのが特徴。

故に歌い手さんは、すごくいいパフォーマンスができるはず。これってレコーディングでは何よりも重要なことですよね。

現場あるあるかもしれませんが、ブラウナーとM149で歌録音を比較しながら進めていくと、ほぼ歌い手さんはM149を選ぶと思います、、、。

ブラウナーはご存知、M149の二倍ほどする値段のスーパーハイブランドマイクですが、慣れるまでちょっとモニターがしづらいだろうなと言う印象でした。

解像度が高すぎるのと、空気感を異常なほど収録してしまうのが、慣れないとすごく違和感を感じるのかも。逆にそれくらい優れた集音力を持っていると言えます。

 

それに比べると、M149は全てが高いレベルで「程よい」ところに収まっています。

 

くそ〜、欲しいなあ(;´༎ຶٹ༎ຶ`)

 

あ、僕はちなみにギタリストなので、歌はコーラスしか歌いません。

でもマイクとかが大好きなので、常にチェックしているという人間です。

そんなやつの感想ということも、付け加えておきますね。

 

下手にヴィンテージノイマンに手を出すより、M149を選択する方が最早”正解”な時代かと

前述しましたが、もうヴィンテージものも下手に中古で購入するにはかなりリスクが高くなってきています。

カプセルの修理ができる職人さんも年々減ってきていると聞きますし、もともと国内では一人二人ほどしか熟練の方はおられないとも聞きます。

というか、もう引退されている可能性も、、、?結構前なので聞いた話も。

そうなると、修理やメンテも国外へ輸送しながら行うという、これまたリスキーな選択も迫られてきますよね。

 

僕もノイマンのCMV563という結構マニアックなヴィンテージマイクを所有しているのですが、これを導入するのもかなり勇気がいりました、、、。

Neumann - Geffel CMV-563 (EC92) Tube Microphone with an M7 cardioid “lollipop” style Interchangeable “Bayonet Mount" Capsule Head.

欲しいと思っても当然お店にポンと売っているものではないので、どうしてもオークションでの購入になります。

しかも、海外サイトでないと見つからないことも多い。

 

そしてこの機種ですと、何と言ってもネックはM7という、U47と同じマイクカプセルです。

 

状態が悪いとカビて使い物にならないこともしばしば。

そういうものを掴んだ場合、実質”詰み”です、、、(´;◞౪◟;)

探せば修理してくれるところはあるかもですが、海外になると、やはりリスクは高くなりますし、個人的に嫌な経験もあったりしましたので(日本人のような几帳面さは、海外には求めない方がいいでしょう)なるべくヴィンテージものは、「これしかない!!」というタイミング以外では手を出しづらいのが現状。

 

運よく僕が手に入れたCMV563は、問題なく素晴らしい音を出してくれましたけど、ほんとです。

 

ということで、なるべくマイクは現行品を手に入れられた方が、現在では安全安心かと思います。

そんな中でのM149は、質感重視で選ぶ場合、最善の選択の一つに間違いなく入るでしょう!

 

U87とはどれだけ違う?

キャラクターの違いだけで、どちらも最高峰のマイクであることに代わりはありませんが、一番大きな違いは、真空管を使ったマイクか、真空管を使わないFETというトランジスタを使った回路で増幅部分を構成したマイクであるかという部分です。

 

僕の所感としては一貫して、真空管マイクは立体感の表現に優れています。奥行きが出ますね。

それに比べ通常のコンデンサーマイクは、音が張り付くように、全ての面が前に押し出てくるイメージ。ガッツがあります。

 

ということで、場面や曲目によって合う合わないは出てきます。

 

しかし、U87もM149も完成度という点では異常なほど高いですから、どちらを使っても決して悪い結果にはならないでしょう。

悪くなったら、録音の腕の問題、そして演奏の問題になります(。pдq)

 

ということで、逆に言えば、そこをいつも炙り出してくれる、最高の機材とも言えますね。

 

Neumann U 87はまさにCDの音!伝説の名機から現代に続く輝く歴史の結晶!

 

M149の動画

参考までにどうぞ。

 

 

 

 

まとめ

という訳で、なかなか個人所有が難しい機種ではありますが、もしレコーディングスタジオに行く機会があり、そこにM149があった時はぜひ質感を試して味わって欲しいマイクであります。

DTMでこれを使えるかた。

もしおられるようでしたら、もう羨望と嫉妬が入り混じります、、、(;´༎ຶ益༎ຶ`)♡

 

くぅ〜

 

僕もいつか手に入れて、自分のアコギプレーを収録してみたいものです(((༼•̫͡•༽)))

 

お読みいただきありがとうございました!

 

 

NEUMANN TLM102 MIC レビュー

 

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