良い音で録音したい。
解像度の高い音でモニタリングしたい。
良い音で音楽を聴き倒したい!
音楽を愛する人なら必ず一度は気になってしまうこのテーマ。
いい音。
いい音を得るために、まず一番はじめに考えるべき点は何でしょうか?
目次
いい音とは?
「良い音」
良い音と一言で言っても、その評価は千差万別。
人によって感じ方が違うので、良い音という絶対的な基準はないのかもしれません。
しかし、音響の歴史が始まってから今日まで無数の人間が音質にこだわってきました。
取り分け評価されてきた機材や技術、時代が変わる中でも未だに愛され続ける相対的な「良い音」の基準はあるように思います。
現代、良い音を追求し続けるその中で、取り分け大事に考えられるようになった部分があります。
1に電源。2にケーブル
音響にとって最も基礎的で大事な部分、それは何でしょうか?
スピーカー?
ヘッドホン??
はたまた部屋の形や吸音材を使った音響工学的に優れた空間、、、???
どれも大事だと思いますが、それよりももっと重要で、気をつければ簡単に効果を感じられるトピックがこちら。
- 電源
- ケーブル
僕が今まで試した中で一番大事な部分はここだなと思います。
失敗しないために
電源とケーブル部分をしっかりしてからじゃないと、高いお金をかけても失敗する可能性あり。
何より良い機材を使っても、本来の性能を知ることが出来ないです。
電源やケーブルは、オーディオマニアと呼ばれる方々にも馴染みが深いジャンルだと思います。
音楽を作る側も、こだわっている人は相当にこだわっていますね。
電源で音が変わるのはオカルトか?
電源とケーブルってオカルトじみてもいます。
第一印象が最悪なジャンルでもあります(笑)
僕もずっと胡散臭いと思ってました。
しかし実際こだわり始めてみたら、劇的に音の質が上がったんですよ、、、。
もう逆に、完全にオカルトかと思いました(;´༎ຶД༎ຶ`)
むしろ音が良くなるならオカルトでも何でも構わないんですが(笑)
一応なぜ電源で音が変わるのか?を考えてみた【オカルト?】電源で音が変わる理由を簡単な方法で説明してみます【科学?】という記事もあります。
もしよければご覧ください!
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マスタリングスタジオの音響はヤバすぎる
音楽制作の最終行程にマスタリングという作業があります。
専門のスタジオ等に伺うと音響にこだわっていない場所はまずないです。
エンジニアさんもオーディオオタクのような方が多いです(笑)
僕が昔出会ったエンジニアさんは、変な石をケーブルの上に乗っけていました。
あれは何だったんだろう。
多分、あれはオカルトでしょう(笑)
こんなの↑だったのかな。
商品説明より一部抜粋。
電気的に増幅された「無機的」なオーディオ機器の音に「魂」が宿ったかのように「暖かさ」が加わり、生音のような「有機的」な音に変化します。中音の厚みが増して、音楽の躍動感や音の広がりが飛躍的に拡大します。研磨された天然鉱石は「透明」~「紫」のカラーバリエーション<があり、色に応じてわずかに効果が変わるので、ステレオスピーカー用に試聴で音質をマッチングさせた「ペア品」をご用意いたしました。ただし、鉱石の色が違っても音質は大きく変わりませんので、鉱石のカラーマッチングにはそれほど神経質にならなくても大丈夫です。オーディオ機器の上、スピーカーバスレフポートの中(スピーカー内部への脱落にご注意ください)、スピーカーの上などに置いてお使いください。
説明内容がヤバすぎる(笑)
それはさておき。
仕事でマスタリングスタジオに伺った際、そこで聴かせてもらった音楽は、異次元でした。
音が目で見えるようだ、とはこのことかと!
奇妙な感覚に陥った感動的な記憶です。
スピーカーも、コンソールも、AD/DAも。
最高峰の物を使っているはずなので、当然といえば当然だと思うのですが。
とんでもなくリアルで迫力のある音を聴かせていただきました。
ケーブルや電源についても質問しました。
やはり相当こだわっているとおっしゃっていました。
どんなものを使っているのかまでは雰囲気的に聞けなかったですが、、、そこは企業秘密ですものね。
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DTMerだからこそ、プロよりも良い音を手に入れられるかも?
プロ用のマスタリングスタジオと同じ設備を一般人が手に入れるのは無理。
途方もなくハードルが高いです。
しかし、実はアマチュアでも音質向上に十分にこだわることができます。
そう、一番大事な部分。
電源とケーブルって、実はそこまで大金がかかりません。
レコスタ並みの環境なら手に入れることが可能なんです。
下手をすると、自宅の方がレコスタよりもいい環境にもなりうると思います。
レコーディングスタジオって本当にピンキリで。
実は、プロ用とうたってる所でもあまり良い音でとれない場所もあります、、、。
電源環境の条件が悪く、ノイズが乗りやすい。なんて場所もあります。
マスタリングスタジオとレコーディングスタジオは別物なんです。
マスタリングスタジオとレコスタは別物!!
マスタリングスタジオの方がはるかに音響設備のレベルが高いです。
その理由は、本当の最後の最後の仕上げをするのがマスタリングスタジオだから。
絶対にミスできない、勿論音が劣化するなんてことはあってはならない行程だからです。
そもそも数が違いますもんね。
レコスタの方がはるかに多く、マスタリングスタジオはごく少数。
[“MEMO2”]ここで言うマスタリングとは、本物のエンジニアが行うマスタリングのことです。
ネットで数千円で行なってくれるマスタリングサービスとは違います。
とはいえ、マスタリングもかなりのレベルまで自身やAIで詰めてしまえる時代、、、。
テクノロジーの進歩はすごいです。
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まとめ
せっかくDTM環境が進化している現代。
マスタリングスタジオ級は無理でも、レコーディングスタジオ並みの環境は目指せると思っています。
むしろそれ以上の録音環境を自分で作ってしまえるかもしれません。
僕もその目標を胸にちまちまと進んでいこうと思います。
お読みいただきありがとうございました!
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