200V電源を部屋に引いたら、音が明らかに変わりました。
ノイズが消え、音の輪郭がはっきりし、定位の奥行きまで見えるようになります。
「電源で音が変わる」なんて正直半信半疑でしたが、これは一発でわかるレベルです(´◔౪◔)◞
この記事では、実際に作業部屋に200V電源を引いた体験をもとに、導入方法・費用・注意点までまとめていきます。
※この記事は2017年に書いた内容をベースに、現在の知見を踏まえて加筆修正しています。
目次
200vにすると音が良くなる?
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普段僕らが生活で使っている電源は100Vです。
しかしレコーディングスタジオや、音質にこだわり抜いているオーディオマニア達は音楽専用の200Vの電源を部屋に引いているらしい(`・ω・´)
そんな話をネットで見かけてから、ずっと気になっていました。
海外は電圧が高いから音が良い?
また日本よりも電圧の高い海外スタジオで録れる音の良さの話も、至る所で散見できますよね。
海外でいい音が録れるのは、程よく空気が乾燥しているから。
楽器の響き方が違うから。なんて話も聞きますが、
電圧の違いについても同じ頻度でよく聞きます。
ロックといえばイギリスやアメリカが主流ですが、
イギリスは240V、アメリカは115-120Vがコンセントの電源電圧の規格になっています。
問答無用で機械がエネルギッシュに動きそうです(;´༎ຶٹ༎ຶ`)
しかし、電圧が高いから音が良くなるわけではないらしい
しかし、電圧が高いから音が良くなるわけではないようです。
プロケーブルにHPに詳しく書いてありましたが、どうやらバランス転送が鍵らしいです。
ここでは詳しく書きませんが、簡単にいうと100V×2の電圧転送がノイズをキャンセルする効果があるようです。
バランス転送についてはこちら👇
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200V電源が既に家に来ているパターンもある
さて、本題の部屋に200Vを引く話に戻ります。
実は日本でも各家庭の配電盤まで200vの電圧が来ていることが多いです。
全ての家庭ではないみたいのですが、少なくはないみたいです。
その証拠に、よくよく家中の部屋の電源を調べてみるとすでに200Vが引っ張られているコンセントがあなたの家にもあるかもしれません。
実際、僕の家にはリビングに200Vのコンセントがありました!
エアコンのコンセント
このコンセント、何のために引っ張られていたかというと大きめのエアコンの電源用でした。
高い位置についている、差し口がちょっと変わってるコンセントです。
このように意外にも家の中に200Vが存在している事もあったりします。
町の電気屋さんに電話をする
このように200V電源はそもそもありふれたものです。
街の電気屋さんに「200Vを部屋に引く工事をお願いしたいです!」と電話をすればOK!
エアコンの取り付け工事のようにあっさりと引き受けてくれます。
工事の費用はいくら?
工事内容によりピンキリです。
- 配電盤から200Vを引きたい部屋までの距離
- 電線を通すために壁に穴を空ける必要の有無
によって変動するようです。
僕は6000円で引いてもらえました。
壁に穴を開けてケーブルを引っ張ってもらいました
6000円です(笑)
予想以上に安くてびっくりしました。
僕の場合は隣の部屋まで200vが来ていたので、かなり安かったようです。
だいたい5000〜15000円くらいで工事を請け負ってくれたら、優良な業者さんじゃないでしょうか。
作業工程によりけりなので、事前に状況をよく説明し、見積もりを聞いた方が安心かと思います。
工事の時間もだいたい1時間ほどでした。
この工事は2013年頃の記録です。2026年現在は価格変動ある可能性あり。
工事に関して気をつける点
新しい200V用のコンセントを取り付けるためには壁に穴を開ける作業が必要です。
結構大きな音が出ることだけは覚悟しておいてください。
集合住宅の場合、事前に管理組合などに申請しておいたほうが良いかもしれません。
賃貸の場合は基本穴あけNGですよね。
ただ、電気屋さんに相談すれば穴を開けない方法も提案してくれるかも知れません。
実際、業者の方と雑談した時「賃貸のお客様からも200Vの工事の依頼を受けますよ」と仰っていました。
何らかの方法があるのだと思います。
最近音楽鑑賞のために工事を依頼される方も増えているそうです。
このように200Vは意外に簡単に引くことができます。
100vへ電圧を落とす為のダウントランスが必要です
さんざん200V200V連呼してきましたが、残念ながら200v工事をしたままでは音響機材に接続ができません。
ダウントランスという機材を使い再度100Vに電圧を落とす必要があります。
-ダウンアイソレーショントランス-
しかしここから確実にマジックが起こります。
初めて接続した時、スピーカーからの出音を聞いてぶっ飛びました!
めっちゃ音色がクリアになり、音の力感もマシマシ状態。
この違いは一聴してわかります。
ダウントランスには色々なものがありますが、僕はプロケーブルさんから購入したものを使ってます。
トランス自体は決して安い値段の物では無いです。
しかし良質な音響環境の構築は未来への投資に等しいです。
遠回りをせず、またアレヤコレヤと無駄なお金を使う事が無くなることを考えると価格以上の価値が十分あると思います。
ポチップ
まとめ
200V工事をすれば、あらゆる音響機材が一気に勝手にグレードアップします!
いや、ほんと。
ヘッドホンもオーディオインターフェースもスピーカーも、です。
ベールが剥がれ、音が一歩手前で鳴ってくれます。
左右のパンだけではなく定位には”前後の奥行き”もある事に気づけるようになります。
200V電源の工事、ぜひお試しあれ。
お読みいただきありがとうございました!
電源対策の全体像はこちら👇
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