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Elektron Digitaktレビュー|Octatrackとの違いとサンプリングの使いやすさ

ElektronのデジタルリズムサンプラーDigitaktのレビュー記事です。

Digitaktは同社のOcta Trackと同じサンプラー。

機能的にはかぶる部分もあり、少し立ち位置があやふやな気もします。

が、実際使ってみたら色々と違いがはっきりしてきました。

価格もこれまでのElektronラインナップの中では比較的手を伸ばしやすいので、使用目的が定まっていればとても魅力的なマシンとなります。

ちなみに後発のDigitone(FMシンセ)との組み合わせも最高でした。

*過去記事を加筆修正しました

目次

Elektron Digitaktを使って感じた結論|シンプルでサンプリングがやりやすい

これまでのElektron製品との大きな違いは、サンプラーとして物凄くシンプルに仕上げられている点。

他のマシンと比べると、できることは限られています。

が、使い方次第ではちゃんと幅広い音楽表現ができます(これはElektronのマシン全般に言えることですね)

Elektronのサンプラーといえば、難解で有名なOctaTrackがありますが、Digitaktは全然難しくありません。

 ELEKTRON ( エレクトロン ) / Digitakt DDS-8  サウンドハウス

ELEKTRON ( エレクトロン ) / Digitakt DDS-8 サウンドハウス

DigitaktはOctatrackより操作がシンプル

非常にシンプルです。

マニュアルなしでも基本操作ができるほど。

特にハード機器に詳しい方なら30分くらいで80%以上は使いこなせてしまうのでは、と思います。

久しぶりに触っても数十分で操作を思い出せた

僕もこの記事を書くにあたり、久しぶりにDigitaktで遊んでみましたが、数十分で操作方法を完璧に思い出せました!

Digitaktはサンプリングと編集がとにかくやりやすい

オーディオデータのサンプリングも簡単にできます。

Digitaktはサンプリング&加工で特に威力を発揮します(めっちゃ面白い)

正にサンプラー!ガンガンフレーズを取り込んでください。

1サンプルの最大サンプリング秒数は33秒。

サンプルを保存する+Driveの容量は1GBです。

Octatrackよりサンプリングしやすかった

サンプリングはOctaよりもずっとやりやすいです。

難解サンプラーOcta Trackのレビューはこちら👇

サンプル編集画面までの階層が浅い

サンプル加工も非常にしやすい!

加工のし易さもOctaTrackより上です。

さっとサンプル編集したいとき、Digitaktの方が数倍早く(体感)エディット画面にアクセスできます。

操作画面までの階層が浅い!

リバース・カット・ピッチ変更もすぐできる

読み込んだサンプルを

  • リバースする
  • カットする
  • ピッチを変える

など基本操作がめちゃやりやすいです。

グリッチノイズも簡単に作れます。

バービビビビビビー、ブチブチってやつ。

DigitaktとOctatrackで感じた音の違い

Digitaktはギュッとまとまりながらスッキリ

サンプリングした音は良い意味でギュッとした圧縮感があります。

Octa Trackよりも音質変化は少なく、スッキリとした印象の音。

Octatrackはゴツくて少し丸く感じた

Octa Trackの方がゴツくて、若干丸みのある音になる印象。

Digitaktをスタジオで大音量で鳴らして感じた音質

スタジオに行き爆音で確認してきましたが、しっかりパンチの効いた音でした!

使うサンプル次第ですが、クラブでのパフォーマンスにも申し分ないかと!

プリセットでもローがしっかり出た

プリセットで入ってる音源も十分ローまで出てます。

ヘッドフォンや小さなモニタースピーカーからではわからない部分なので、是非一度爆音でも鳴らしてみてください!

特にローが最高。

Analog Rytmと比べても負けている感じはしなかった

Analog Rytmと比べても、負けてる感じはしなかったですね。

初代Digitaktは8オーディオトラック+8 MIDIトラック

Digitaktは8トラックに音源を振り分けて使います。

-下段上部の1〜8PADに音を振り分ける-

残りの9〜16パッドは外部に送るMIDI専用トラックになります。

16トラックすべてにサンプルを読み込めると勘違いしているとガックリするので、お間違いなく!

サンプルはモノラルでも僕は十分だった

初代Digitaktのサンプルはモノラルです。

ステレオ音源のネタを配置してもモノラル変換されます。

ちなみに、鳴らせる音源がモノラルのみってどうなのか?ですが。

個人的には、モノラルで十分と感じてます。

モノラルの方がパンチ出ますしね。

シンセやピアノ系のネタを読み込むときは、ステレオで鳴らしたい気持ちもあります!

が、付属のリバーブやディレイ(空間エフェクト)をかけるとちゃんと広がりが出るので、いつの間にか気にならなくなりました。

DigitaktとAnalog Rytmを両方使って感じた違い

Digitaktはリズム製作の面で同社のAnalog Rytmとかぶりますが、どこが違うのか?

 ELEKTRON ( エレクトロン ) / Analog Rytm ADS-8MK II   サウンドハウス

ELEKTRON ( エレクトロン ) / Analog Rytm ADS-8MK II サウンドハウス

一番の違いはマシン自体に音を生成する機能があるかないかです。

Digitaktはサンプラーなので、音を生成するシンセシス機能を持っていません。

音を読み込まないと音を鳴らせません。

この記事を書いた当時に使っていた初代Digitaktとの違いをざっくり表にすると、

 Digitakt(当時)Analog Rytm
カテゴリーサンプラーリズムマシン
音源生成(シンセシス)×○
トラック数812
コンプレッサー×○
サンプル音源読み込み○○
ソングを組む×○

な感じ。

Analog Rytmはトラックが12あります(同時発音数は8トラック)、Digitaktは8。

当時使っていたDigitaktにはコンプがなく、Analog Rytmには付いていました。

Analog Rytmはサンプル音源の読み込みもOK(サンプラーとしても使えます)

また、サンプルとアナログの音を混ぜることも可能。

当時はAnalog Rytmではソングを組むことができましたが、僕が使っていたDigitaktではできませんでした。

パターンを作って保存するところまで。

総じてAnalog Rytmの方が贅沢、ただし、その分高価です。

その後の初代DigitaktではOSアップデートによってSong Modeとマスターコンプレッサーが追加されています。上の比較は、僕が当時使っていた時点でのものです。

Digitaktはパラメーターロックを使うと一気に面白くなる

Elektronの神機能、パラメーターロックを使えば8トラックでも十分かっこいいループを作れます!

パラメーターロックについてはこちらの記事に。

同じサンプルトラックでもパラメーターロックで全く違う音に加工できるので、トラック製作では絶対に使って欲しい機能です。

むしろパラメーターロック機能を最大限に生かすためにDigitaktが誕生した気さえします。

当時はソングモードがない点を不便に感じていた

さて、それでは諸々含めた上で、個人的にDigitaktの微妙だと思う点についてを!

基本的にはとても良くできているマシンだと思いつつ、

当時、唯一残念だなと感じていたのは、やっぱりソングが組めない点です。

なぜここを機能制限してしまうんだー。

一曲丸ごと構成を組めないのは、作曲で使うにはかなり不便だなと思っていました。

あくまで作ったシーケンスはパターン単位(8小節や16小節単位など)で保存できるのみ。

だから当時はライブ向きなマシンだと感じてました。

リアルタイムに一瞬一瞬をとにかく楽しめ!的な。

 KORG ( コルグ ) / VOLCA-BEATS サウンドハウス

KORG ( コルグ ) / VOLCA-BEATS サウンドハウス

KORGのVOLCA BEATS的なイメージで向き合うとしっくり来るのかもしれません。

機能やできることはDigitaktの方が圧倒的に多いですけどね。

とはいえ、純粋にシーケンスを組んで遊んでるだけでも十分楽しいです(笑)

なお、後の初代DigitaktではSong Modeが追加されているため、この不満は購入当時の評価です。

参考動画

かっこいい音!!

いつもの人。安定してます。

初代Elektron Digitaktレビューまとめ

Elektronのマシンはどれもが個性的ですが、Digitaktもシンプルながら使い方次第で化ける奥深いマシンです。

リズム系マシンのファーストチョイスにもおすすめ!

Analog Heatと組み合わせたい、、、。

最後までお読みいただきありがとうございました!

DTMの音に違和感を感じたら、こっちもあります👇

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