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Apollo x6を9ヶ月使ったレビュー|Apollo 8との音質差・HEXA DSP・不具合

Universal Audio Apollo x6を導入してから、9ヶ月ほど使いました。

導入直後はかなり気に入っていましたが、9ヶ月使ってもその評価は大きく変わっていません。

特にモニターの音は、旧Apollo 8より良くなったと今でも感じています。

一方で、使い続けたからこそ見えてきた不満もありました。

機材そのものへの不満というより、僕の使い方が変わって「x8にしておけばよかった」と思うようになったことです。

目次

Apollo x6を9ヶ月使った音質評価|Apollo 8よりモニター音は良かった

まず音質ですが、9ヶ月使っても最初の印象はほとんど変わりませんでした。

特にモニターの音は、旧Apollo 8より良くなったと感じています。

買った直後だけそう感じたわけではなく、時間が経ってもここはブレませんでした。

よりクリアで、上下のバランスも取りやすくなりました。この点だけでもApollo 8から買い替えてよかったと思っています。

録音側の評価も同じです。

DI入力でもマイク録音でも、Apollo 8より音像が大きく、素直に録れる感覚がありました。

Apollo 8とx6のHI-Z録音を比較した音源はこちらです👇

Apollo x6のHEXA DSPは足りる?30トラック前後で使った結果

9ヶ月使って実用面でかなり助かったのが、UAD用DSPがHEXAになったことです。

旧Apollo 8はQUADでDSPが4基、Apollo x6はHEXAで6基です。

この2基の差は、実際に使うと思っていた以上に大きかったです。

Apollo 8を使っていた頃は、プロジェクトごとにUADをどれくらい挿すか気にしながらミックスしたり、掛け録りしたりしていました。

x6へ変えてからは、DSP残量を気にする場面がほぼなくなりました。

僕は1プロジェクト30トラック前後にまとめることが多いので、この使い方ではHEXAで十分でした。

導入直後にNeve 1073を何個動かせるか試した時にも余裕を感じましたが、9ヶ月実際の制作で使っても印象は同じです。

Apollo x6で起きた不具合|サンプリングレート変更後に入力を認識しない

動作は全体としてかなり安定していました。

当時の環境はmacOS 10.12、DAWはLogicです。

ただ、サンプリングレートを変更した時に、たまにオーディオ入力を認識しなくなることがありました。

当時はサンプリングレート変更時に入力を認識しないことがありました

この時はApolloの電源を一度切って再起動すると戻っていました。

9ヶ月使っていて気になった安定性の問題は、ほぼこの部分だけです。

Apollo x6を使い続けた理由|UADプラグインとUNISON録音

Apollo x6は音も良く、ソフトも使いやすいです。

それでも僕がApolloを使い続ける一番大きな理由は、やっぱりUADプラグインとUNISONです。

録音時に入口の音を決められて、そのままミックスまで同じ環境で進められるのが使いやすいです。

逆にUADやUNISONをほとんど使わないなら、Apolloだけが選択肢になるとは思っていません。

僕はRMEやAPOGEEも実際に使ってきましたが、それぞれ良さがありました。

RME・APOGEE・Universal Audioの音質傾向を実使用で比較

このクラスになると、僕は質の上下より音の好みの方が大きいと感じています。

実際に使った感覚をかなり簡単に言うと、こんなイメージです。

  • RMEはかなりフラット
  • APOGEEはパンチを感じやすい
  • Universal Audioは良い意味でノーマル

Universal AudioはUNISONで入口から音を変えられるので、何も足していない状態は一番クセが少なく感じるのかもしれません。

RME Babyface Pro FSの記事はこちらです👇

APOGEE Duet 3の記事はこちらです👇

Apollo x6とx8はどちらを選ぶ?9ヶ月後にx8を選べばよかった理由

9ヶ月使ってきて、一番大きな不満はApollo x6そのものではありませんでした。

x8にしておけばよかったです。

僕が選んだx6は6入力モデルです。

購入した時はこれで十分でした。

ところが、その後またアナログ機材を使うことが増えて、外部ミックス用にもう2chほど入出力が欲しくなりました。

完全に僕の判断ミスです。

x6を買ったことを後悔したのではなく、9ヶ月の間に自分の制作環境が変わって、必要なI/O数が増えました。

x8は当時かなり高価で、購入時にはそこまで必要ないと思っていました。

外部機材を増やす予定があるなら、オーディオインターフェースは今必要な入出力数だけで決めない方がいいです。

Apollo x6は買って後悔した?9ヶ月使った結論

Apollo x6は安い機材ではありません。

僕もコスパを理由にx6を選んだわけではありませんでした。

Apollo 8より良くなったモニター音、HEXA DSPの余裕、UADとUNISONを使った録音環境が欲しかったので導入しました。

9ヶ月使って、その判断を後悔したことはありません。

マイク録音を試した記事はこちらです👇

初代Apollo x6はGen 2へ世代交代|現在の位置づけ

この記事で使っているのは初代Apollo x6です。

現在はApollo x6 Gen 2へ世代交代しています。

ここで書いている音質、DSPの使い心地、安定性、入出力への不満は、初代Apollo x6を9ヶ月使った時点での実体験です。

まとめ|Apollo x6を9ヶ月使って分かった音質・DSP・不具合・I/O

Apollo x6を9ヶ月使っても、Apollo 8よりモニター音が良くなったという最初の評価は変わりませんでした。

30トラック前後の僕の制作ではHEXA DSPにも十分な余裕があり、UADを使う時のストレスもかなり減りました。

サンプリングレート変更時に入力を見失うことはありましたが、9ヶ月使って大きく気になった動作面の問題はそこくらいです。

一番の後悔は、途中からアナログ機材が増えてx8の入出力が欲しくなったことでした。

それでもApollo x6を選んだこと自体は後悔していません。

Apollo x6の導入直後レビューはこちらです👇

2026年のおすすめはこちら👇

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