マイク

  (更新日:2018.05.14)

SENNHEISER E935のイケメンな音質!とE945の美麗さを語るレビュー

ボーカル用マイクとして非常に人気があるSENNHEISER E935。

楽器用にも使える、というより完全にボーカル向けに作られている製品だけあって音の作り方も歌を拾うことに特化しています、、、!

こちらの記事でもちょろっと出てきますが、過去にshure58からこちらの機種に乗り換えた時の衝撃は今でも忘れられません、、、( ᵕ́ૢ‧̮ᵕ̀ૢ)‧̊·*

 

 SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / E935 ボーカル用 単一指向性 サウンドハウス

SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / E935 ボーカル用 単一指向性 サウンドハウス

 

今では58の素晴らしさが十分に分かってきましたが、それでもやはりボーカル用、そしてコーラス用にはe935はかなり破壊力が有ります。

特にロックバンド系のイブに合っては声の「抜け方」や「存在感」がまるで違ってきます!

マイクには適材適所という言葉が実にぴったりくるほど、様々なカラーのものがあって混乱してしまいますが、その中でもe935は「間違いのない」一本だと言えますので、10年程使い続けている僕なりのレビューを書かせていただこうかと思います(◍ ´꒳` ◍)b

 

そして、見た目がそっくりなe945についても所感をまとめてみました。

 

e935は抜けもいいがミッドのパンチがカッコいい!

早速ですがこのマイクの音質について。

一番初めにこのマイクを手に取り、リハスタで声を通した時にまず感動してしまったのが、抜群な声の「抜け具合」です。

僕自身の声は、男性としては少し高めですが、胸のあたりも割と鳴っているような声質をしています。

ですので、元々「スコーン!」抜けるような声ではないんですね。

しかしe935に変えた時、見事にハイが伸びてバンドのオケの中でも埋もれなくなったのでした、、、!

驚きです(∩˃o˂∩)!!

 

ちなみに、e935の前に使っていたマイクは58のbetaでした。

 

 SHURE ( シュアー ) / BETA58A サウンドハウス

SHURE ( シュアー ) / BETA58A サウンドハウス

 

ご存知普通の58に比べてBETAの方もかなり抜け具合は良くなってきますが、e935はそのもう一段階上をいく感じ。

ハイがただ強調されてキンキンしている訳でもないので、扱いやすい音とも言えます。

 

そしてe935を使い続けていくうちにより分かってきたのが、

 

ミッドもめっちゃかっこいい!!

 

ということ。

 

とにかくパンチが有ります

 

若干「ジャリ」っとしてますが、このジャリ感はロックを感じるジャリですよ。

すごくいいジャリ

 

この少しディストーションする感じが、マイクプリやギターエフェクターでいうドライブブーストに通じる部分があり、声の倍音を強調してくれるように感じるんですよね。

だから、爆音のエレキギターの中でも、存在感が薄れない!

 

ダイナミックマイクも、間違った使い方を少し直すだけで随分音の抜けが改善することはありますが、やはり本来その機種が持っているポテンシャルが違ってくるだけで、声のノリは変わってきますね、、、。

 

モニターの返しが聞き辛い、もしくは出音の声に今よりもガッツよ抜けが欲しい場合、e935はとてもいい結果を与えてくれるはずデス。

 

低音も存在感バッチリ

ボーカル用なので、変に低音が強調されてても困るのですが(大抵声のロー帯はカットすることが多いです)、ここら辺もちょーどいい具合に初めから調整されているので、腰がどしっとした感じもバッチリあります。

ですので、マイクから口元をちょっと放しても声の強さが残るので、近接効果が回避されてより抜けのいい音で歌声を鳴らせるメリットがあります。

声の「大きさ」や「存在感」を無理やりだそうとしてマイクのグリルを手で覆ったり、口をグリルにベタ付きにして歌ってしまうとご存知「モコモコ」とした音になり、「抜け」という部分でとんでもない逆効果となってしまいます。

 

最近はあまりないかもしれませんが、僕がかつてバンドを組んでいた時に出入りしていたライブハウスなどは、モニター環境がお世辞にもいいとは言えず、いつもMaxまで足元に声を返してもらうも「全然声が聞こえん、、、、」となることもしばしば。

そんな時にはマイクに無理やり口を近づけてコーラスをやっていたものでしたが、今思えばもっとやり方が色々あったなあ、と反省することひとしきりでございます。

 

単純に、あの頃は、僕のギターの音がデカかった、、、、

 

かつてのバンドのメンバー、あの時は本当にごめんなさい(((༼•̫͡•༽)))

 

それは、モニターしづらいですわ。

 

 

、、、と、はなしがずれちゃいましたが、e935は低音もしっかり拾ってくれる故に、マイクグリルから距離を取って歌える!

これは声の抜けを更に良くしてくれる大事なポイントです!

 

グリルが臭くなりにくい

少し汚い話なのですが、、、、スタジオ練習やライブあるあるということで、マイクのグリルの匂いの話を、、。

 

マイクって「臭い」ですよね。

 

しかも、不特定多数の人たちがレンタルをし合っているスタジオやライブハウスの58などは、お店もちゃんと管理はしてくれているのでしょうが、、、かなりきつい匂いがする時が多々有ります。

 

正直言って吐き気がして、歌どころじゃなくなることも(((;꒪ꈊ꒪;)))!!

 

そういうこともあり、ボーカリスト、もしくはコーラスを割ときちんと担当する方(僕)は結構この問題、大きいはず。

 

僕も、やはり人間ですから、いくら綺麗にマイクを使おうと思っても、確実にマイクを汚します。

ライブなんてやろうものならもう、唾飛ばしながら声を張り上げ、汗だらだらです。

下手したら鼻水まで噴き出していることも、、、。

 

ということで、ヘビーユーザーになればなるほど、できることなら、マイマイクを持っていた方が自分にとっても他人にとっても最良な選択となってきます。

 

そして発見したe935の素晴らしい特徴。

 

e935はマイクグリルが臭くなりにくい!!

 

なぜかはわかりませんが、58系に比べて断然臭くなりにくい。

これは抗菌性がしっかりしていることなのかもしれませんが、まず臭くなりにくい上に、洗えばちゃんと100%匂いが消えます。

 

これ、58とかになると、長く使い続けるほどだんだん匂いが取れなくなってくる傾向に陥ります、、、。

洗っても洗っても、ぐ、くさ( ꒪﹃ ꒪)!!

 

バカにしてんのかコイツって絶望的な気分になってきます、、、、。

これ、僕だけでしょうか。だとしたら、汚くてすみません。

 

そんなストレスが、e935にはありません!!

 

マイクグリルは交換すると割高、、、

とはいえ、マイクも長く使っていると、だんだんとグリルが劣化して剥がれてきますし、中に入っているポップガード用のスポンジも度重なる洗浄で傷んできてしまいます。

そうなるとマイクグリルを交換しなくてはならなくなるわけですが、これがちょっとお高いのが難点。

 

 SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / E935GRILL  サウンドハウス

SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / E935GRILL  サウンドハウス

 

58が1000円ちょいなのに比べるとこちらは2500円くらいします。

とはいえ、なぜか58のBETAの方は5000円を超えてくるので、それに比べたらまだましと言えますかね、、。

何でBETAの方はそんなに高いんでしょうか、、、。本体の半分くらいグリルの値段じゃないですかい( ꆤωꆤ )y─┛

 SHURE ( シュアー ) / RK265G  サウンドハウス

SHURE ( シュアー ) / RK265G  サウンドハウス

 

う〜ん、謎であります。

 

そっくりな形e945との違いは?

e935にそっくりで、型番も横並びなe945。

そっくりなようで、音質も持っている特徴もだいぶ違います。

 

e945はハイが更に綺麗に伸びる

まず、e945の方が更にハイの伸びが強く、綺麗に出てきます。

e935でも抜けがまだ足りない!というような声質の方にはこちらの方がよりしっくりくるかも。

そして、e935は声量がある方だと、ハイで若干ストッパーがかかるような嫌いがありますが、e945はここもスコーンと抜けていきます。

 

 SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / E945 ボーカル用 超単一指向性  サウンドハウス

SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / E945 ボーカル用 超単一指向性  サウンドハウス

 

全体の音量が均一になる傾向

e945の方が、声を張ったとも、通常のヒラ歌の時も音量のバランスがなぜだかあまり変わらずに鳴る傾向があります。

これをバランスが良いととるか、ダイナミックさが減るととるかはボーカルスタイルによって変わってくると思いますが、イメージ的にe945の方がスタイリッシュな音に感じますね。

逆にe935はもっと派手な感じで、ダイナミックレンジも大きく表現するイメージ。

ですから思いっきり声を張り上げると、その分だけ音量も大きくなりますし、囁くように声量を下げるとその分ダイナミックさもそれに追従していきます。

 

ミッドがスッキリめ

上記のこととも関係している部分ですが、e945の方がミッドが大人しめで、派手さが抑えられている印象です。

ハイの綺麗さが目立つのもミッドが暴れないような設計になっている事が影響しているのかも?しれません。

パンチ!という部分ではe935の方が強いですね。ハイとミッドのバランスはe935の方が良いです。

 

綺麗な女性ボーカルだとe945の方が向いている気がします。男性はe935向きでしょうか。

ローはたっぷりしてる

意外にもローはe935よりも若干たっぷりしている印象です。

とはいえ、ミッドがスッキリしている分、このたっぷり感は全然嫌じゃなく、このマイクのかっこよさ、スタイリッシュさを醸し出している部分なのかなと思います。

これがあるからハイの抜けも安心して気持ちよく感じられるのでしょうね。

 

グリルの奥行きが長い

見た目がそっくりのe935とe945ですが、e945の方がグリルに奥行きがあり長いです。

これは近接効果をより避ける効果があります。

 

ハイの抜け具合にも一役買っていると思いますが、一度e945にe935のマイクグリルをつけてみたらどうなるのかな?と試した事がありましたが、出音の印象はそこまで変わらなかったので、音質の特徴の多くはグリル云々よりも、中身のチューニングの仕方の比重が多いんだと思います。

 

グリル単体の値段が少し安い

グリルを交換したくなったら、e945の方が値段が500円ほど安いです。

理由は、、、謎、、、。

 

 SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / 577727 E945用グリルボール  サウンドハウス

SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / 577727 E945用グリルボール  サウンドハウス

 

e945は指向性がかなり狭い

e945は”超単一指向性”とスペックに書いてある通り、Shureでいうと57的な性格を持っています。

ですので、背景の音の回り込みが少ないのでハウリングが起こりにくかったり、声の濁りを軽減する効果(周りの音が混りこまないため)があります。

その一方で、声がマイクの軸からずれると極端に音を拾わなくってしまうため、マイクのハンドリングにはかなり注意しないといけなくなるのが難点です。

単純に扱いが難しい。

良く動くボーカリストの方や、激しいパフォーマンスをする方の場合はあまり向かない仕様ですね。

57系のマイクに慣れている方なら、なんの問題もないでしょう!

 

不安な方は、e935の方が絶対に幸せになれるので、そちらを選んでください( ꆤωꆤ )y─┛

 

e935 VS e945

ではでは、この2本、結局どっちのが良いのよ?

っていう話ですが、僕ならこんな風におすすめします。

 

声が女性的な方→e945

声が男らしい方→e935

 

ざっくりすぎですかね(((╹д╹;)))

 

それでは、

 

歌がテクニカルなタイプの方→e945

歌を心で伝えるタイプの方→e935

 

どうでしょう、、、?

 

まとめると

マイク 音力 抜け ミッド ロー 指向性 難易度 ダイナミクス
e935 パンチあり(派手) 超かっこいい しっかり 普通 普通 大きめ
e945 スタイリッシュ はなまる! 抑えめ たっぷり 狭い 若干難しい 均一め

こんな感じ。

 

あくまで僕の所感ですが、ご参考までにฅ ̳͒•ˑ̫• ̳͒ฅ♡

 

まとめ

というわけで、SENNHEISER E935、そしてE945についての記事でした。

Shure 58も素晴らしいマイクですが、そこからもう一歩違う次元の音を体感できるマイクたちですので、このマイクの味を知る事で、58の音も相対的により深く知れるほど良くできたアイテム!

 

モニター環境の改善にも効果が高いので、迷っている方はぜひ試してみてくださいね╲(。◕‿◕。)╱

 

それではお読みいただきありがとうございました。

 

 

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