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ディスクリートだと音が良いって本当かい?【マイクプリアンプ】

ディスクリートで構成されているマイクプリといえばOld NEVE。

-Neve1272-

他にもAPIやTelefunkenなどが有名ですが、どれもこれも古い時代から存在しているメーカーの物。

今でもハード機材として非常に人気がありますよね(´⊙౪⊙)۶

この機材たちを模倣したリイシュー品もたくさん販売されていますが、その中の売り文句になっているのが、

”本家のスタイルを踏襲し、ディクリートで贅沢に組まれた逸品!”

 AURORA AUDIO ( オーロラオーディオ ) / GTQC サウンドハウス

AURORA AUDIO ( オーロラオーディオ ) / GTQC サウンドハウス

ディスクリートだとどうやら音が良くて、贅沢らしいです。

古い時代の機材も僕自身今まで使ってきましたので、そこらへんの体験も含め、書かせていただきます(((༼•̫͡•༽)))

音が良いのか?

早速結論ですが、ディスクリートだからと言って音が良いわけじゃないです。

ディスクリートでイマイチな機材にもたくさん出会ってきました(´⊙౪⊙)۶

ただディスクリートは贅沢だとは思います。

どういうことか?順を追って書いていきます。

ディスクリートって?

まずディクリートとは、端的に言ってICを使っていない回路のこと。

-IC(オペアンプ)-

ICはこういうやつ。エフェクター自作とかやっている方なら非常に馴染みがあると思います。

これを使わずに、

  • トランジスタ
  • コンデンサー
  • ダイオード
  • 抵抗

などを個別に使って設計された回路をディスクリートと言います。

-Telefunken v376-

こんな感じでディスクリートアンプはICが一切入っていません。

ICの中にトランジスタも詰め込まれている

ちなみにICってなんなのかというと、トランジスタや抵抗、コンデンサ、ダイオードがたくさん詰まって一個になっている部品のことです。

結局中身はディスクリートで使う部品と同じです。

ICの何が悪いのか?

何も悪くありません(笑)

ただ、内部の部品がめっちゃ小さいので、ICの中身を回路設計者が任意に交換することはできません。

つまりICそのものの音質を変更することができません

ディスクリートはこの点、部品を自由に変えられるので音質変更の融通が利きやすいです。

またICは内部のどこかの部品が壊れたらICごと終了になります。

しかしIC自体はとても安価です(音楽専用とかの高いのもありますが一部です)

壊れたらただ交換すれば良いので、むしろコスパは優れてます

ディスクリートが贅沢な理由

ディスクリートが贅沢だと言われる理由は、現代ならIC一個で済む部分を、何十個もの部品でわざわざ組み立てるからです。

手間もコストもかかります。

それでも現代にNeveの音を蘇らせるには、ディスクリートでなければいけません。

 WARM AUDIO ( ウォームオーディオ ) / WA-73EQ マイクプリアンプ/EQ サウンドハウス

WARM AUDIO ( ウォームオーディオ ) / WA-73EQ マイクプリアンプ/EQ サウンドハウス

だってOld Neveの設計回路がそうなっているし、そういうコンセプトですし、ICなんて使ったら「No!」って突っ込まれます☜(◉ɷ◉ )

昔はICなんてなかったですからね。

ゲームオブスローンズにスタバが映ったらまずいのと一緒です。

 WARM AUDIO ( ウォームオーディオ ) / WA-73EQ マイクプリアンプ/EQ サウンドハウス

WARM AUDIO ( ウォームオーディオ ) / WA-73EQ マイクプリアンプ/EQ サウンドハウス

warm audioのneveは中の作りも値段も、びっくりするくらいコスパのいいディスクリート!

こちらとってもおすすめです(´◔౪◔)◞

しかしディスクリートの方がレジェンドアンプが多いのは事実であります

現在音楽家やエンジニアに今も好まれていたり、評価が高かったりするアンプは、ディスクリートアンプの方が多いと思います。

しかしそれは結果であって、原因ではありません。

ヴィンテージ機材の価値は、ディスクリートかどうか?ということではなくて、設計だったり、使われているそれぞれの部品の質の方がはるかに大きいです。

特にアンプ回路以外にも、音声のインアウト部分の部品、トランスや電子バランス用の部品なども音質に重要な影響を与えます。

Neveの音の要はマリンエアとまで言われていたりしますしね(;´༎ຶٹ༎ຶ`)

-marinair lo1166-

SSLはICバリバリのマシンです

ミキサーの最高峰SSLは、ICを積みまくってます

アンプもEQもコンプもICだらけ。

-DIY中のSSL9000の基盤-

でもめっちゃ音いいです。

ディスクリートじゃないけど、めっちゃ音いいです(´⊙౪⊙)۶

現在のNEVEもIC積みまくり

ニーブさんは今でも現役でRUPERT NEVE DESIGNSを経営されていますが、ここの製品はディスクリートじゃないです。

 RUPERT NEVE DESIGNS ( ルパート・ニーブ・デザイン ) / Portico II Channel サウンドハウス

RUPERT NEVE DESIGNS ( ルパート・ニーブ・デザイン ) / Portico II Channel サウンドハウス

でもめっちゃいいです(しつこい)

さらにいうとFocusrite時代にはもうICで内部を構成されていました。

この事実こそ、ディスクリートじゃなくても、設計次第で音は素晴らしく良くなるということの証左ではないでしょうか。

それでもディスクリートに憧れる

でも、やっぱりディスクリートという言葉には女心男心を引きつける甘い響きがあります。

現にここまで「ディスクリートだからって、、、」みたいなこと書いてきましたが、僕は圧倒的なディスクリート機材支持者です、、、╰(◉ᾥ◉)╯ええ??

というか、好きな音が結果としてディスクリートで作られているものが多いんですよね。しょうがない。

1960年代とかのヴィンテージ機材はほぼディスクリートですからね。

-ようやく完成したフルディスクリートのラック-

電源までディスクリートです。

ディスクリート、だ〜いすき(´◔౪◔)◞-o-o-

まとめ

ということで、ディスクリートは音が良いのか?というお話でした。

結論は「設計、部品、求める音」次第で評価は大きく変わるということです。

ディスクリートという言葉だけでは、音質の価値は担保されません!

ここまでお読みいただきありがとうございました(((༼•̫͡•༽)))