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ヴィンテージ機材と現行品はどっちを買う?故障・修理・維持費を実体験で比較

DTMやレコーディング用のハード機材。

マイクもマイクプリアンプもコンプレッサーも、ヴィンテージものもあれば現行品の新品もあります。

もう色々ありすぎてよくわかんない!!

ということでヴィンテージ機材もこよなく愛し、実際に故障や修理まで付き合ってきた経験から、現行品とどちらを選ぶかをまとめます。

目次

また壊れた!

ADL1000

はい。冒頭からとんだ見出しですが、愛用コンプレッサーが壊れました。

ADL1000というヴィンテージLA-2Aをモデルにしたオプティカルコンプです。

 UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / LA-2A

UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / LA-2A

ADL1000はLA-2A系の設計を意識した、少し古めの機材です。

ヴィンテージというほど古くはありませんが、気に入って使ってきた渋いコンプ。

アコースティックギターやベースの録音で大活躍でした。

しかし昨日から、入力部分なのか出力部分なのか、いきなり出音が盛大に歪み始めました、、、。

おいおいどうなっているんだ〜、、、。

古い機材を使っていると、こうした突然の不具合には何度も当たってきました。

自分で機材を修理した記事はこちら👇

壊れたら直るのか?

今回の場合、直るのかな、、、というと、ちょっとわからないです。

ダメかもなぐらい歪んでます、、。

故障した機材は、これまで自分で直してきたものも多いです。失敗も多々ありますが、、今回もどうにかするつもりです。

真空管からチェックしてみようかな。

でも、、、直らなかったら、ごみです。

10万円がただの鉄くず、いや捨てるのにもお金がかかる粗大ゴミに大変身!!

古い機材は突然不具合が出ることがある

使ってきた古い音響機材では、ある日突然おかしくなったものが何台もありました。

年代だけで耐久性が決まるとも感じていません。

手元では、より古い機材が動き続けている一方で、年代が新しい方が先に不調になった例もありました。

古いから先に壊れる、と単純には言えないと感じています。

今までいくつもの機材がご臨終する様を見届けてきました(その度復活させたり、ダメだったり)

アウトボードはDIYで対応できたこともあります。

一方でマイクは自分で触りにくく、専門のリペア業者へお願いしたこともあります。

自分で無理に触らず、専門家へ任せる判断も必要です。

業者さんに機材修理をお願いした時の記事はこちら👇

古い機材は、思った以上にお金がかかる

中古だったり、モジュールになっているヴィンテージ機材ってオークション等で安く手に入れようと思えば、誰でも入手可能です。

買ったまま十分に整備せず手元に置いてしまうこともありました。

よくそのパターンに陥ります。

それで、そのまままたオークションに流したりしてね、、、。

かといって、メンテしたり、ラッキングしたりってなると実は想像以上にお金がかかるので、そうなってくると結局同価格帯の現行品を買ったほうが金銭面とクオリティーのバランスがいいことに気づいちゃったり。

「あれ?なんで中古で買ったのに、こんなにお金使っちゃってるんだ、、、?」

って、これあるあるです。

ヴィンテージ機材は年数が経つほど維持の負担が増える

1950~60年代に作られたドイツのヴィンテージ機材

OLD Neveやドイツの音響機材、初期のAPIなど、製造から何十年も経っている機材があります。未整備の個体では、不具合が出ても不思議ではありません。

長い年月を経てオリジナルに近い状態で動き続けている個体は、それだけですごいと思います。

使ってきたドイツ系機材でも、調子を崩して再調整にかなり時間を取られました、、、。

マスタリング用にと買ったこちら↓のコンプも、ここ最近になって2台をステレオリンクするとメーターの位置が左右で合わなくなってきました、、、。

マニュアルをネットよりDLしたので、時間ができたら内部にアクセスして、電圧測ったりしながらキャリブレーションをする必要があります、、、。

これはですね、すご〜く面倒です!!

人に勧めるなら、まずは現行のNeve系機材や復刻系を選びます。

 WARM AUDIO ( ウォームオーディオ ) / WA-73 サウンドハウス

WARM AUDIO ( ウォームオーディオ ) / WA-73 サウンドハウス

こうした現行のNeve系製品も選択肢になります。

新品で購入できる製品なら、修理や保証の面でもヴィンテージより判断しやすいです。

WARM AUDIOのハイコスパすぎなNeveコピーマイクプリの記事はこちら👇

人に勧めるなら現行品

現行品の方がいいと思います。

これから先、ヴィンテージ機材に手を出すならば相当に覚悟を決めて導入してかないと、予想外の故障や、その度にかかる修理費用や、時間の無駄な消耗にがっくりすることが多くなって来るでしょう。

壊れるので。ほんとうに。

さらに辛いのが、古い機材では修理に必要なオリジナル部品を探すのが難しいこともある点です。

強いこだわりがないなら無理にヴィンテージを選ぶ必要はないと思っています。

人に勧めるなら、保証や修理体制がある現行品を優先します。

正直。辛いです。

ヴィンテージに付き合っていると。お金がいくらあっても足りません。

例えば、Chandler Limitedの製品は新品でもかなりヴィンテージ風味!

こういうのもあるので、選択肢にいれることをおすすめします。

Chandler Limited TG2-500の記事はこちら👇

Chandler Limited Germ 500 MkIIの記事はこちら👇

ヴィンテージ機材と現行機の音の違い検証はこちら👇

それかDIYを極めてみる

それでも、お金はないけどヴィンテージ機材と付き合い続けていきたい場合は、DIYパワーをとにかく高めていくしかありません。

自分で扱える範囲の修理や配線を覚えてきました。

壊れているヴィンテージ機材を安く入手し、自分で直して使ってきたこともあります。

ただ絶対にやってはいけないのが、壊れていない貴重な機材を、技術不足で壊してしまうこと、、、。

これはいつも肝に命じて、修理なり配線なりするように心がけています。

回路図の読み方の例はこちら👇

電源の例は作り方はこちら👇

まとめ|好きだから使う。でも人には現行品を勧める

というわけで、ヴィンテージ機材はとにかく手間がかかりますし、お金も時間も消費します。

音楽制作が目的であるのならば、ヴィンテージ機材はお勧めしません。

しょっちゅうノイズ出たりしますよ。頭にきますよ。

だから人にオススメする場合は保証のある現行品か、修理体制が確認できる中古品を優先しています。友達にもそう勧めています。

ただ、僕はこれからもヴィンテージ機材を使います!!!もうこれは、好きだからとしか言えませんから。

ヴィンテージ機材の導入は覚悟を決めて行ってください!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

海外機材やDIY文化のまとめはこちら👇

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