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DTMのハード機材とプラグインの違い|音質・音像を実機比較

自分の音源を宅録する中で、やっぱりプラグインとハード機材って使い分けると違いが出てくるものですね。

僕は長らくUADを愛用しており「もうハード機材なんていらないんじゃね、、、?」なんて一時期思っていた時期もありましたが。

全くそんなことないかも。やっぱりハードってすごいかも。

ということで、ハード機材とプラグインってどんなところが違うんだろう?

という部分を覚え書きとして残しておこうと思います。

目次

ハード機材は録り音の質感に個性が出やすいと感じる

SSL4000とNeve VRモジュール

まずは当たり前の部分から。

僕が使ってきた実機は、プラグインと比べると音の個性を感じやすいものが多かったです。

「なんかいい感じにしてくれる」ってところですね。

音の個性ってなんだそれは?

というところですが。

例えばギターの音を録音するにしても、オーディオインターフェースのDI直で録った音と(あとでアンプシュミに通すにしろ)アンプを歪ませてマイクで録った音は、全くの別物の音色になります。

  • AIFからのDI直の音は、前面に張り付いたような音をしています(良く言えば非常にクリアで非常にDTM的な音色)
  • 逆にマイクで録ったギターの音は肉厚で奥行きが出てきます(悪く言えばこもっていて前時代的な音、、?)

このように録音ソースに付帯してくる”音色”の部分。

これをいい感じにまとめてくれるのがハード機材だなと。

そう言えば、僕がDTMを始めたばかりの頃、オーディオインターフェース直の音色に衝撃を受けたものでした。

超クリア。無駄がない。プロの音超えたんじゃね、、、?

本気でそう思いました。浅はかです。

しかしそこから10年ほどたった頃。

やっぱりマイクで録った音は説得力が違うな。リッチ!タマラナイ。

となりました。

僕は年数を重ねるほど、こういう少し前時代的な音が好きになってきました。

同じ感覚の方もいるかもしれません。

オーディオインターフェースのトレンド変化まとめはこちら👇

プラグインはメーカーごとの質感が残るように感じる

ハード機材をモデリングしたプラグインには、たくさんの選択肢があります。

UADはその筆頭と呼んでしかるべきメーカーです。

僕もUADを使わないプロジェクトはないと言えるほど多用しております、、、。

それだけすごいモデリングプラグインですが、やはり若干の不満は残ります。

それはメーカーの音が染み付いてる問題。

これは僕が勝手に名付けているネーミングですが、端的に言って上記の通り。

僕にはUADやWavesを重ねて使うと、それぞれのメーカーの質感が残るように聴こえることがあります。

例えばNeveだったら、UADのやつはUADの音がNeveプラグインの周りに張り付いているようなイメージ。

WavesだったらWavesの色がNeveにまとわりついている。

これの何が不満かというと、例えばモデリングをSSLに変えてもNeveと同じカラー(プラグインのメーカーの)がまとわりついてくるので、同じメーカーのものを挿しすぎるとトラックがどれも同じ感じになっちゃうんです。

細かいところですが、トラック数が増えて積み重なってくると結構大きな違いになってきます。

あくまで僕の聴感を図にすると、こんなイメージです。

本物のNeveの音がこれだとしたら、

UADはこう。

Wavesだったらこう。

SSLだったらこう。雑な図で申し訳ありません。

が、こんな感じでNeveやSSLにもプラグインメーカーのカラーが結構色濃く乗っちゃうのが、若干の不満。

とは言えプラグインは楽曲制作において物理的にもスピード的にもなくてはならないアイテムなのは間違いありません。

そもそも金額面でもハード機材と比べるのが間違いなんですけどもね、、、。

僕自身、プラグインへ期待しすぎないようにしています。

ハード機材で録ると音像が大きく感じる

以前も記事にしましたが、良きハード機材を使って録音すると音像が大きく録れるので、後々ミックスしてても音が埋もれにくくなります。

というか楽器それぞれの存在感が出て、体感としての音圧も出てきます。

僕が使ってきたプラグインでは、この音像の大きさを同じように作るのは難しいと感じています。

なぜそう感じるのかを僕は技術的には説明し切れません。ただ、実際に録り比べると、僕には実機を通した方が音像を大きく感じるケースが多いです。

これは極端な図ですが、僕の聴感を図にするとこんなイメージです。

僕にとっては、本物のNeveやNeveタイプのマイクプリアンプを使う意味がここにあります。

マイクプリアンプの必要性などはこちらでまとめています👇

TAB U73bで実機とプラグインの違いを比べた

なんでこんなにハード機材寄りなのかというと、とある筋からTAB U 73bというオールドチューブコンプをゲットできたからです。

そしてプラグインと比べてみたら、全然違う質感で、素晴らしいなと。

改めてプラグインと実機の違いについて考えさせられることに。

スレッショルドとゲインのモディファイも完了済みの個体でしたので非常に使いやすいです。

つまみがNeveのマルコーニなのは、僕の手持ちにたまたまあったからです。意味はありません。

比較したプラグインはこちらです。

U73b Compressor V2

このプラグインもいい感じで、U73的な音のまとめ方の傾向をしっかり再現しています。

でもやっぱり実機とは音像も音質も違うんですよね、、、。

実機はかなりお高かったです、、、。頑張りました。

ハード機材の難点はとにかくコスト面での負担が大きいことですね。

コンプ/EQ等のアウトボード(実機)まとめはこちら👇

まとめ|僕はハードとプラグインを使い分けたい

DTMもどんどん幅が広がり、PC完結タイプのクリエーターから、あえてオールド機材を駆使して”味のある音”を求めるクリエーターまで様々です。

僕はわりかし両方のいいところどりをしたい人間です。実機にもプラグインにも、それぞれ使いたい理由があります。

その時々で興味の波はありますが、両方使いながらDTMライフを満喫しようと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ハード機材と録り音のまとめはこちら👇

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