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【DTM】ハード機材とプラグインの違いについて10年目の雑感【アウトボード】

最近自作の音源を宅録していたのですが、やっぱりプラグインとハード機材って使い分けると違いが出てくるものですね…..φ(-ω-。`)

僕は長らくUADを愛用しており「もうハード機材なんていらないんじゃね、、、?」なんて一時期思っていた時期もありましたが。

全くそんなことないかも。

やっぱりハードってすごいかも!

と改めてハード機材に傾倒して行った8月でした。

ということで、ハード機材とプラグインってどんなところが違うんだろう?

という部分を覚え書きとして残しておこうと思います!

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目次

ハード機材は音に個性が出る

まずは当たり前の部分から。

やはりハード機材はプラグインに比べて音に個性が乗りやすいです。

なんかいい感じにしてくれる」ってところですね。

音の個性ってなんだそれは?

というところですが。

例えばギターの音を録音するにしても、オーディオインターフェースのDI直で録った音と(あとでアンプシュミに通すにしろ)アンプを歪ませてマイクで録った音は、全くの別物の音色になります。

  1. AIFからのDI直の音は、前面に張り付いたような音をしています(良く言えば非常にクリアで非常にDTM的な音色)
  2. 逆にマイクで録ったギターの音は肉厚で奥行きが出てきます(悪く言えばこもっていて前時代的な音、、?)

このように録音ソースに付帯してくる”音色”の部分。

これをいい感じにまとめてくれるのがハード機材だなと。

そう言えば、僕がDTMを始めたばかりの頃、オーディオインターフェース直の音色に衝撃を受けたものでした(⑅∫°ਊ°)∫

超クリア!無駄がない!プロの音超えたんじゃね、、、??

本気でそう思いました。浅はかです。

しかしそこから10年ほどたった頃。

やっぱりマイクで録った音は説得力が違うな!リッチ!タマラナイ

となりました。

おじさんになると、やはり前時代的な音が好みになってくるようです。

この感じ、中堅以上のDTMerの方ならわかっていただけるんじゃないかと、、、勝手に思っております。

プラグインの音がどうしても抜けない

現在ハード機材をモデリングしたプラグインは飽和するほど普及しており、しかもその精度も年々上がってきています。

UADはその筆頭と呼んでしかるべきメーカーです。

僕もUADを使わないプロジェクトはないと言えるほど多用しております、、、。

それだけすごいモデリングプラグインですが、やはり若干の不満は残ります。

それはメーカーの音が染み付いてる問題

これは僕が勝手に名付けているネーミングですが、端的に言って上記の通り。

UADやWavesってどのモデリングプラグインを使っても、メーカーの音が染み付いて離れないんですよね。

例えばNeveだったら、UADのやつはUADの音がNeveプラグインの周りに張り付いているようなイメージ。

WavesだったらWavesの色がNeveにまとわりついている。

これの何が不満かというと、例えばモデリングをSSLに変えてもNeveと同じカラー(プラグインのメーカーの)がまとわりついてくるので、同じメーカーのものを挿しすぎるとトラックがどれも同じ感じになっちゃうんです。

細かいところですが、トラック数が増えて積み重なってくると結構大きな違いになってきます。

図で表示してみるとこんなイメージ。

本物のNeveの音がこれだとしたら、

UADはこう。

Wavesだったらこう。

SSLだったらこう。

、、、雑な図で申し訳ありません、、、。

が、こんな感じでNeveやSSLにもプラグインメーカーのカラーが結構色濃く乗っちゃうのが、若干の不満。

とは言えプラグインは楽曲制作において物理的にもスピード的にもなくてはならないアイテムなのは間違いありません!

そもそも金額面でもハード機材と比べるのが間違いなんですけどもね、、、。

ただあんまりプラグインに頼りすぎて、性能を盲信するのも良くないなーと近頃自戒しております。

ハード機材で録った音は音像がでかい!

以前も記事にしましたが、良きハード機材を使って録音すると音像が大きく録れるので、後々ミックスしてても音が埋もれにくくなります。

というか楽器それぞれの存在感が出て、体感としての音圧も出てきます。

これはプラグインで再現するのはまだまだ難しそうです。

というのもさっき出した図のように、デジタルだと録音できる幅(枠)が決まっているため、ハード機材の音を枠の限界とするならば、プラグインはどうしてもその枠内(限界内)で音の処理をするため、全体像が小さくなります。

これは極端な図ですが、実際もこんなイメージに変わりはないはず。

つまり本物のNeveや、Neveタイプのマイクプリアンプを使うメリットはまだまだあるということです。

 WARM AUDIO ( ウォームオーディオ ) / WA-73EQ サウンドハウス

WARM AUDIO ( ウォームオーディオ ) / WA-73EQ サウンドハウス

とりあえずハード機材はやばい!最高!

なんでこんなにハード機材マンセー! 状態なのかというと、とある筋からTAB U 73bというオールドチューブコンプをゲットできたからです。

そしてプラグインと比べてみたら、全然違う質感に感動!素晴らしいとなり。

改めてプラグインと実機の違いについて考えさせられることに(´⊙౪⊙)۶

スレッショルドとゲインのモディファイも完了済みの個体でしたので非常に使いやすいです!

つまみがNeveのマルコーニなのは、僕の手持ちにたまたまあったからです。意味はありません。

プラグインはこちらが最近リリースされた良品です。

U73b Compressor V2

このプラグインもめっちゃいい感じで、U73的な音のまとめ方の傾向を見事に再現しています!

でもやっぱり実機とは音像も音質も違うんですよね、、、。

使いどころだと思いますが。

実機はかなりお高かったです、、、。頑張りました。

2 x TAB U73a Röhren Kompressor/Begrenzer, Deutsche Rundfunk Legende, V76 V72 | eBay

こちらは現在ebayに出ているモデル違いです。

モディファイなしのペア個体ですが、これでもかなり安いと思います、、。

ハード機材の難点はとにかくコスト面での負担が大きいことですね。

まとめ

DTMもどんどん幅が広がり、PC完結タイプのクリエーターから、あえてオールド機材を駆使して”味のある音”を求めるクリエーターまで様々です。

僕はわりかし両方のいいところどりをしたい人間でしたが、ここ最近さらにハード機材系に興味が湧いてきてしまっています、、、。

こういうのは周期ですので、波に飲まれてDTMライフを満喫しようと思います!

皆様もぜひハード機材にも手を触れてみてくださいね。

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