ビンテージ

  (更新日:2018.05.9)

AMPEX 600 Tube Amp

オープンリールテープで有名なアメリカ製のAMPEX。

そのAMPEXから持ち運びも可能なサイズ(スーツケースのように収納できます。重そうですが、、、)、の高性能なAMPEX600、という型の真空管アンプ部分です。

マイクプリアンプとして利用する事ができるため、海外でもこのチューブアンプ部分のみを入手して録音に転用する方法が、マニアックなDTMerの間で知られています。

本来のフル装備の姿はこんな感じ

本当はこんな状態です。

この動画の下の部分が、アンプ部分です。

モノラルですね。

動画の音が最高にヴィンテージでかっこよいです(((;꒪ꈊ꒪;)))ぷるるる

 

やっぱりオープンリールの音は、DTMの音とは全く違う方向の質感で、好きな人にはたまらないですね。

ぼくもこんな音がいつかDTM上でも再現可能にならないかと、いつも願いつづけております。

 

内部配線はPCB上でハンダ付けされておらず、全て空中配線で行なわれています。

 

 

昔ながらの方法ですが無駄な接点が消えるため、これがまた良い音を生み出しているという説もありますね。

僕は空中配線をみるだけで、強制的に良い音がする!洗脳されます。

実際良い音していましたよ( ・ิ౪・ิ)◟

 

インプットトランスについて

 

AMPEX 600のインプットトランスを、別の物に変更すると更にベターだという情報が海外の掲示板に多数有り、僕が入手したものもトランスが変更されていたものでした。

オリジナルのものがどんなものなのか解りませんが、変更されていたのはUTCといメーカーの物です。

このメーカーは以前記事で書かせて頂いたFairchild 602でも、UTC製のトランスにインプット部分を変更する事で音質が良くなるという情報も。

 

UTCってすごいんですね。

日本じゃまずDTMerには耳に届かないブランドですよね。

 

タムラみたいなものなんですかね、、、。

 

 

僕の手元に来た時は、さすがに古い機種というのと、ろくにメンテナンスもされていない状態とだったということもあり、

 

クリアーな感じというよりも、イメージ通りのウォームで少しかすれるような、

そして倍音がじゅわっと付加されるような、見た目通りのエフェクト効果を与えてくれました。

 

とはいえ、古いままだとS/Nがあまりよろしくないので、繋げるマイクは、リボンマイクのような低ゲインのものよりも、最低でもダイナミックマイクからを想定した方が良いです。

 

真空管マイクとの相性は非常にグッドでしたよ〜( ꒪﹃ ꒪)

 

 

まとめ

 

少しのくすみと、ふくよかな倍音と。

このアンプも海外から仕入れる場合は割とリーズナブルな価格なので、

そんな質感が欲しい方は、機会があれば是非トライしてみてください!

前面のVUメーターの動きも、時代を感じさせられて、ずっと見ているとノスタルジックな気分になってしまいますよ( ᵕ́ૢ‧̮ᵕ̀ૢ)‧̊·*

 

また、タイプは全く違いますが、UADでもAMPEXのマスターテーププラグインが作られています。

ATR-102 Mastering Tape Recorder

 

 

このプラグインもかなり使えるテープシュミなので、僕もよくミックスにも使っています(´∀`艸)♡

 

AMPEX600とは全然違う方向の音作りですが、「AMPEXのカラーってこんな感じなのかな?」という位の参考にはなりますので、

デモが使える環境の方は是非お試しを!

 


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