DTMでMIDIコントローラー(フィジカルコントローラー)を使うと、どれくらい作業が楽になるのか。
この記事を書いた当時の僕は、体感では20〜30%くらい作業効率が上がったように感じていました。
作業内容によっては、30〜40%くらい変わるのでは?と思うくらい。
もちろん測定した数字ではなく、実際に制作で使い込んだ中での体感です。
特に大きかったのがオーディオ編集。
録音・再生・Undoといった操作以上に、ジョグホイールを使った拡大縮小や再生位置の移動がかなり楽になりました。
今回は、当時フィジコンを制作で使い込んで感じた効果をまとめます。
目次
使い込んだ当時は「なくてはならない」と感じるほど便利だった
この頃は、DTM制作でフィジコンをかなり使っていました。
中心に使っていたのがICON DIGITAL PLATFORM NANOです。
ポチップ
その少し前にはPreSonus FaderPort V2も使っていましたが、当時金欠でやむなく手放しました。
それ以来、録音・再生を操作するタイプのフィジコンはしばらく使っていませんでした。
久しぶりに使ってみると、「なんでもっと早くまた使わなかったんだろう」と思うくらい便利でした。
もっと早く使っていれば、面倒な編集作業でももう少し根気よく進められたかもしれない。
当時はそのくらい効果を感じていて、僕の中ではDTMでかなり重要な道具になっていました。
録音・再生・Undoを手元で操作すると集中が途切れにくい
フィジコンを使って感じたのは、とにかく細かな操作が楽になることです。
録音、再生、失敗した時のUndo。
こうした操作を、役割が分かりやすく並んだボタンからすぐ実行できます。
PCキーボードのショートカットより、僕にはボタンの意味が直感的に分かりやすく感じました。
ただ、純粋な時短だけで考えると、1回ごとの差はかなり小さいです。
1秒にも満たないような短縮も多いと思います。
それでも、この細かな操作の引っかかりが減ることで、集中を保ったまま作業を続けやすくなりました。
僕が大きいと感じたのは、単純な時間短縮よりこちらです。
一番効果を感じたのはオーディオ編集だった
中でも、フィジコンの効果を強く感じたのがオーディオ編集です。
録音したオーディオファイルの拡大縮小や、再生カーソルの移動がかなり楽になりました。
大きかったのが、このジョグホイールです。
回すだけで拡大縮小やカーソル移動ができます。
正直、当時の僕は「効率面ではフィジコンの本体はジョグホイールでは?」と思うくらい重宝していました。
フェーダーや録音・再生ボタンがおまけに感じるくらい、ジョグホイールの効果は大きかったです。
左手でオーディオファイルを拡大しながら、右手でマウスを操作できる。
この役割分担がかなり便利でした。
オーディオ編集は細かい作業が続くので、僕はかなり疲れます。
キーボード中心で作業していた頃は、面倒になってタイミング修正を少し甘い状態で終わらせていたこともあったと思います。
それが良い悪いという話ではなく、「面倒だからここまででいい」と切り上げていた部分があったということです。
フィジコンを使って編集操作が楽になったことで、僕の場合はその負担がかなり減りました。
ICON DIGITAL PLATFORM NANOのレビューはこちら👇
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フェーダーも実際にはよく使った
ジョグホイールが主役だと書きましたが、フェーダーも使ってみると結構便利でした。
PLATFORM NANOはモーターフェーダーなので、DAW側の状態に合わせて自動でフェーダーが動きます。
ただ、個別レビューでも書いていますが、僕が使ったPLATFORM NANOはフェーダーの数値精度に少し不満がありました。
もう少し狙った数値へきれいに合ってくれると使いやすいのにな、と感じていました。
それでも、マウスではなくフェーダーを直接触って音量を動かせる感覚はおもしろいです。
以前使っていたPreSonus FaderPort V2も、1フェーダー型のシンプルなコントローラーでした。
PreSonus FaderPort V2のレビューはこちら👇
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Console 1は効率よりもミックスを触る楽しさが大きかった
普通のフィジコンとは少し違いますが、Softube Console 1もこの頃よく使っていました。
ポチップ
以前から持っていた機材でしたが、この時期になって特によく触るようになりました。
僕の場合、これは作業効率を大きく上げたり、面倒な操作を減らしたりするための機材という感覚ではありませんでした。
コンソールのようにノブを触りながらミックスすること自体を楽しむためのものという感覚が強かったです。
あくまで僕の感覚ですが、これがあるとDTMがさらに楽しくなりました。
プラグインの状態は画面上でも確認できる一方、操作自体は手元のノブで行えます。
ノブを回していても、自分が頭の中で想像していたようなEQカーブにならないこともありました。
そうした違いも含めて、画面だけでミックスする時とは違う感覚で触れるところがおもしろかったです。
もちろん、連動するモデリングプラグインを使って実際のミックスにも使えます。
SSLやNeve系のほか、Chandler LimitedのBender EQなどもラインナップされていました。
SSL系と比べるとかなり癖が強く感じられて、こうした違いを触って試すのも楽しかったです。
当時は「いつかこういう実機も手に入れたい」と思いながら使っていました。
Softube Console 1のレビューはこちら👇
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当時はSSLの小型コントローラーも欲しいと思っていた
フィジコンの便利さを改めて感じていた当時、かなり気になっていたのがSSL UF8でした。
SOLID STATE LOGIC ( ソリッドステートロジック ) / UF8 サウンドハウス
8本のフェーダーが並んだ姿も格好よく、フェーダーの操作感も気になっていました。
ただ、僕の環境ではサイズが大きい。
8chサイズを常設するだけのデスクスペースがありませんでした。
そのため当時は、「SSLからもっと小型のモデルが出たら欲しい」と思っていました。
ポチップ
その後、実際に1フェーダー型のSSL UF1も使いました。
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まとめ|細かな時短より作業を続けやすくなる効果が大きかった
フィジコンを実際に使い込んだ当時、僕はDTM作業にかなり役立つ機材だと感じていました。
オーディオインターフェースのような必須機材ではありませんが、あると細かな操作がかなり楽になります。
特に効果を感じたのはオーディオ編集です。
ジョグホイールで拡大縮小や再生位置を動かしながら、右手でマウスを操作する。
1回ごとの時短は小さくても、その細かな操作負担が減ることで集中を切らさず作業を続けやすくなりました。
当時の体感では、全体として20〜30%くらい効率が上がったように感じるほどでした。
一方で、その後いろいろなコントローラーを使い続ける中で、僕自身の「本当に必要か」という判断は変化しています。
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最後までお読みいただきありがとうございました!