SSL UC1の導入レビューです。
まだファーストインプレッション、といったところまでしか使い込めてませんが、かなりハマりそうです。
プラグインの音も良いですね!
UC1の記事は断続的に複数回書かせていただこうかと思っております。
*過去記事を加筆修正しました。
目次
SSL UC1とは
SSL UC1はSSL(Solid State Logic社)が開発した自社コンソールのモデリングプラグイン専用コントローラーです。
SSL (Solid State Logic) ( ソリッドステートロジック ) / UC-1 サウンドハウス
このマシンで
- SSL Native Channel Strip 2
- Bus Compressor 2
というプラグインを操作します。
このプラグインのモデリング元は、SSL9000コンソールです。
SSLのコンソールは世界中のレコスタに導入されていて、恐らくその音を聴いたことがないリスナーはいなんじゃないかというほど様々な音源で使用されています。
現在もSSLが置いてあるスタジオばかりです。プロ御用達の超高級コンソール。
SSLはコンソールメーカーとして世界で最も成功したと言われています。
ポチップ
SSLからはUF8というDAW用フィジカルコントローラーMO発売されています。
UF8とUC1は縦のサイズがぴったりあっているので、並べて使用すると、、、
そこにはまさにSSLのバーチャルコンソールが出来上がります。
UF8も、めっちゃ欲しかった!んですが、サイズが大きいんですよね、、、
今回レビューするSSL UC1もサイズがかなり大きめです。
僕のデスクだとかなりギリギリサイズでした(笑)
SSL UC1プラグインとSSL9000実機との音質比較はこちら👇
DTM DRIVER!
SSL UC1とSSL9000実機の音質比較|プラグインとアナログの違いを検証 | DTM DRIVER!
SSL UC1(プラグイン)とSSL9000実機の音質を比較テスト。EQやコンプレッサーの効き方、音像の違い、プラグインとアナログの差を実際の音源付きで検証しています。
実物レビュー
それではレビューを!
箱です。SSLのロゴにテンション上がります。
オープン!説明書らしきものが。
本体キター!想像以上にでかいー!
本体行く前に付属品をチェック。
色々出てきました。
これは本体に傾斜をつける脚のようです。
その部品と工具?でしょうか。
USBケーブルはUSB-Cタイプと、片方がUSB-Aになっている2本が入ってました。
PCとの接続には一本しか使いません。
なぜか電源ケーブルが2本入ってました。
ちゃんと確認しなかったのですが、2本の何が違うのかごめんなさいわかりませんでした、、。
電源ケーブルは一本しか使いません。
本体に繋ぐ電源アダプター部分です。
電源入力はAC100-240まで対応しているユニバーサル電源になっています。
100Vで普通に動きます。120VでもOK。
そして本体!
おおーSSLっぽいつまみが並んでおります!!
EQ部分。いつも実機で見ている配置のままです。
SSL9000はSSL4000EとGのEQカーブに切り替えられる機能を持っています。
「E」というボタンを押すと4000Eのカーブに切り替わります。
Eカーブが僕は好きです。
真ん中にSSLのバスコンプが!メーターがVUになっているのがいいですね(笑)
UC1は完全なるデジタル機器ですが、アナログっぽさが演出されていて気分が盛り上がります。
このバスコンプ部分は、先ほどのEQ部分やダイナミクス部分とは独立になっています。
Bus Compressor 2プラグインを立ち上げた時だけ操作可能に!
バスコンプ下にはDAWのプラグイン側との連携を図るエンコーダーノブやLCD画面などが配置されています。
あとで書きますが、このセクションが非常に良いです。使いやすい!
そして本体右側はダイナミクスセクション。
EQセクションとダイナミクスセクションでSSL Native Channel Strip 2プラグインを操ります。
SSLのコンプは単体だと地味ですが、EQと合わせるとやっぱり絶品です。
プラグインでもとても気持ちよかったです。
右下にはミュートやソロや位相反転などのボタンも。
このセクションも地味に便利でした。
UC1のボタン配置は無駄がなく、使いやすくデザインされている印象です!
FINEボタンを押すと、EQやダイナミクスつまみの挙動幅を制限するのでより細かい繊細な設定も可能になります。
おそらくUC1と競合的立ち位置なSoftube console1と。
横幅はconsole1の方が大きいですが、縦幅はUC1が大きいです。
このサイズ感、どちらが使い易いかというと、、、console1の方がデスクには置きやすいです。
デスクって横幅の方が広いですからね、、、。
という本体の感じです。
筐体はかなりがっしりしていますが、特別高級感があるか?と言ったら普通な感じ。
SSLですが、普通な質感。
SSL2(オーディオインターフェース)とどこか方向性が似ていいます。
SSL製品として考えると、やはり価格がリーズナブルな分、機能面以外は削れるところは削っているのかなと思います。
どちらかというと付属のプラグインの方がメインですしね。
PCに繋いでみる!
それではPCに接続を!
ユーザー登録が必要
まずはSSLのサイトでユーザー登録します。
ユーザー登録後に製品のシリアルナンバーを入力して
- SSL 360°
- SSL Native Channel Strip 2
- Bus Compressor 2
各プラグインをDLします。
SSL360°は各プラグインを包括するコンソールプラットフォームみたいなソフトです。
-SSL360°-
SSL360°がこれまた便利で、、、これは後ほど。
そして、インストールやilokとの連携などあーだこーだやって認識OKに。
Macでは全く問題なく連携できました。
SSL UC1を使ってみる!
それではお待ちかねの実機操作!!
とりあえず現在制作中の音源にSSLプラグインを挿して色々といじってみました。
つまみの感じは実機の9000とはやはり違く、UC1の方が軽い感じで回ります。
SSLのEQはやっぱりいいですね、、、。
どのバンドも効き方が気持ち良いし、変化がわかりやすいです。不思議。
プラグインとUC1との連携具合は、全て完璧です。
自社開発同士なので当然と言えば当然ですが、とてもスムーズにお互いが連動します。
バスコンプもめっちゃ良いですね(笑)!
しっかりグルーしてくれる粘り気のあるコンプ感が気持ちいい!
DRY⇆WETをコントロールできるのも非常に使い勝手がよろしいです。
個人的にはかなりDRY目にして薄っすらかかるぐらいの使い方が好きでした。
しっかりメーターが連動します。なんか変な感じです。
プラグインの方の針の動きとは少し違う挙動をしているような?
ここはアナログ感ってことでいいのかもしれません。
コンプレッサーのかかり方もSSL9000実機を触っている時に近い感触です。
派手ではないけどまとまりを与えてくれる職人みたいなコンプ。
レシオをあげるともちろんパツパツな感じにもできます。
LCD画面にはSSL Native Channel Strip 2を挿しているトラック名が表示されます。
半角英数字だったら12文字まで表示されるので、トラック名の把握には十分役立つなと思いました。
ただし、日本語は表示できないようです。英語のみ。
チャンネルノブを回すと、SSL Native Channel Strip 2を挿しているトラック間でプラグイン設定表示を移動できます。
使いにくかな?と思ってましたが、ここもとても実用的でした。
トラック名が見やすいので、チャンネル把握がしやすいのだと思います。
console1には無い機能です。
そして先ほど出てきたSSL 360°ソフト。
本当こうみるとSSLのコンソール感を半端なく感じます。
この画面を見ながらUC1でミックスするの、めっちゃ楽しいですよ。
画面をアップにすることも可能。細かいEQの設定値など確認しやすいです。
SSL360°の画面はUC1本体のこのボタンで瞬時に呼び出したり隠したりできます。
よくできてます。
どんな音なのか?
どんな感じの音なのか?
ご参考になるか自信がありませんが、比較用の音源を作ってみました!
比較用にLoopcloudでサンプルを組み上げて、各トラックにSSL Native Channel Strip 2を挿しました。
ステレオアウトにはBus Compressor 2を挿してみました。
EQやコンプレッサーの設定は何となくな僕の好みになってます。
ヘタクソでも笑って許してください(笑)
プラグインをON OFFした音源比較となります。
元の音源
SSL UC1を使った音源
感想
どうでしょうか、、、?
僕がやるようなミックスでも、まとまり感が出ている(と思っている)気がします。
EQの効き方、コンプのかかり方、そしてバスコンプの音のまとめ方、まさにSSLっぽいなあと。
別の楽曲制作でも感じたのですが、違う質感の楽器同士を混ぜ合わせるのがめちゃくちゃ楽になります。
というか、このSSLのプラグインすごい良いです(笑)
音も嫌な変化の仕方をせず、自然に感じます。
console1のSSLもすごい好きですが、UC1は本家だけあって、もしかしたらこっちの方に心移りしてしまいそうなほど「良いかも」と感じてます。
もう少し冷静に判断できるまで、、、時間をかけていじってみたいです。
電源ボタンがない、、、?
一点、すごーく気になっているのが、本体の電源オフのボタンが見当たらないこと、、、。
まさか、電源抜き差しでオフする系機材なのかー、、、
とここだけもしそうなのだとしたらがっかりなポイントです。
電源ボタンがない音響機材が思いの外存在している事実に、このブログを始めてから気づきましたが、未だに「なぜ?」の疑問しかありません。
なぜ。
SSL UC1は買い機材か?
若干のネガティブポイントもありつつですが、それをひっくるめても個人的にはかなり好きな商品でした!
というかすごく好き。
プラグインの出来が特にお気に入りです!
ポチップ
そして挙動が実機のSSLにやっぱり近い気がしました。ここはさすがの本家本元!
とは言え、実機との詳細な比較はまだ行っていないので、また時間を見つけて遊んでみたいと思います。
console1との比較もやってみたいですね。
サイズ感と電源ボタンの有無(要確認事項)だけ、僕の中では引っ掛かるポイントでしたが。
気にならない方には、とてもおすすめできるアイテムかと!
SSL UC1プラグインとSSL9000実機との音質比較はこちら👇
DTM DRIVER!
SSL UC1とSSL9000実機の音質比較|プラグインとアナログの違いを検証 | DTM DRIVER!
SSL UC1(プラグイン)とSSL9000実機の音質を比較テスト。EQやコンプレッサーの効き方、音像の違い、プラグインとアナログの差を実際の音源付きで検証しています。
まとめ
SSL UC1の導入レビューでした!
正直に、思った以上に使いやすく、プラグインも音がよく、本当に使い続けてみたいと思った製品でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!