audio technica AT4040の使用レビューです(´◔౪◔)◞
先日レビューしたaudio technica AT2020がとても良かったので、
上位機種のAT4040も追加で買ってしまいました。
オーテクサウンドは癖がない故、それが癖になります、、、。
個性は抑え目だけど、エクセレント。
ある意味凄いカラーですよねこれって( ・ὢ・ )
DTMでも人気のAT4040の音質やいかに。
他のマイクとの比較音源も作成してみました!

この記事の目次
AT2020とAT4040の違いについて
まずはAT2020とAT4040の違いについてざっとおさらいを。
audio technica ( オーディオテクニカ ) / AT2020 サウンドハウス
AT2020は1万円ほどで購入できる入門用におすすめのコンデンサーマイク。
初めて使うならば十分すぎるクオリティーの音質をしています!
一方AT4040はもう1段階上のラインナップになります。
値段は3万円台で、DTMを本気でやり始めるタイミングで試してみたいマイクですね。
後ほど音色の比較検証もしますが、やはりこちらの方が更に音がクッキリします。
この2本の大きな違いはマイクカプセルです。
-マイクカプセルのイメージ。実機のものではありません-
AT2020はバックエレクトレット(右のタイプのイメージ)
AT4040はラージダイヤフラム(左のタイプのイメージ)をマイクカプセルに使用しています。
中上級機で人気の機種はだいたいがラージダイヤフラムを採用しています。
エレクトレットマイクカプセルの方がコストが安いです。
とはいえ、極端に性能が落ちるわけではないのでご安心を。
逆に、AT2020の音を聴いて「エレクトレットコンデンサーマイクも良いっ!」
と思った次第です(((༼•̫͡•༽)))
箱開封!
それではレビューを!
箱です。
箱側面の写真。
マイク内部はこんな感じなんでしょうか。カッコe〜。
箱、オープン!
まず奥にあった袋から開封。
マイクをいれる袋?
白い箱を開封。
マイクホルダーが入ってました。
パッと見プラっぽいですが、金属です。かなりしっかりしてます。
AT2020の時も思いましたが、マイクホルダーの出来が素晴らしい(笑)
こういうところで信頼性がグッと上がります。
オーテクさん、ありがとう(*´ω`)ゝ!
マイクスタンドに取り付ける際の変換ネジもついてるので安心です。
そしてとうとう本体にご対面。
ぱかり。
きたー!!マットブラックが光るぅ〜!
AT4040さん、チィーッス(;´༎ຶД༎ຶ`) !!
ウハー、かっこいい(;´༎ຶД༎ຶ`)
ダイヤフラムがいわゆるラージのやつになってます。
このロゴがまた良いですよね〜。
所有欲を満たしてくれる、、、。
背面。
ローカットスイッチと、
PADスイッチ。これをポチれば大音量の収録に対応可能。
AT2020と同様、指向性は単一指向性のみ。
前面からの音しか拾いません。
Vo録音やナレーション録り、アコギのクローズRECなどに最適です。
配信ライブもオフめに設定すれば、単一指向性で十分音を拾えます。
58と並ぶとサイズ感はこんな感じ。
思ったほど大きくなかったですね(((༼•̫͡•༽)))
このサイズなら持ち運びもセッティングもかなり自由度高くできそうです。
ということで、この流れのまま早速録音チェックをしてみました。
今回聴き比べてみるのはこの4本!
左からNeumann U87ai、AT4040、AT2020、AKG C414XLSとなります。
AT4040とAT2020の質感の違いを確認しつつ、
さらにノイマンやAKGとも聴き比べられればと思います。
AT4040を好むプロミュージシャンもおられますしね( ・ὢ・ )!
価格以上の音をしているはず!と期待大。
録音してみる
それでは録音してみます!
オーディオインターフェースはPrism Sound Titanを使用しました。
マイクプリは、
warm audio wa73-EQを使いました。見た目通りNeveコピー製品です(´◔౪◔)◞
DAWはLogic X。
アコギを2トラック録音して、左右に軽くパンで振ります。
リズムトラックはLogic X の付属ループ。
トラックにプラグインは挿していません。ノンEQ、ノンコンプです。
フェーダーで音量を揃えたのみになります。
だいたいですので、多少の音量のバラつきはご勘弁を、、、。
それでは聴き比べてみましょう!!
audio technica AT4040
audio technica AT2020
Neumann U87ai
AKG C414XLS
感想
オーテクサウンドとはこのことか( ・ὢ・ )!!
と、やっと確信的にわかった気がします。
クールですね。熱きクールな音をしています。
やはりAT2020もAT4040もサウンドの方向性は同じでしたね☜(◉ɷ◉ )
ただ、AT4040の方が音像が大きく聴こえます。
特にストロークだと低域の量感が結構変わってくる様です。
AT4040は、とにかく録ったまんまでこれだけバランス良いのが凄い。
僕の下手な演奏でも(笑)
カチ、カチっとして線が見えやすいですし、
クールな音ですが決して「冷たい音」なわけではないですね、、。
うーん、面白い音です。ここが人気の秘密なのでしょうね(*´ω`)o!!
逆にNeumman U87aiはとても熱い、クールとは無縁の音に感じます!
暖かさもありますし、ミッドが気持ちよく出てくれます。さすが定番機。
ストロークのあたりはちょっとEQでいじりたくなる音ではあります。
AKG C414 XLSはとてもフラットな印象。
オーテクもフラットと言われますが、
僕はAKG C414 XLSの方がフラットな音だなーと思います。
フラットというか、ナチュラルですね。
すごく自然な音にしてくれるマイクだなと!
AKG ( アーカーゲー ) / C414 XLII サウンドハウス
もっとキラッと行きたい場合は、C414 XLⅡが良いようです。
これもいつか試してみたい、、、。
AT4040が3万円台は高い?
AT4040は約3万円で入手できます。
これは高いのか、安いのか。
個人的には、めっちゃ安いと思います(笑)
いや、3万円は高い買い物だと承知しつつ、、、、
3万円でこんな音を出しちゃいます?という意味で。
AT2020が約1万円で、こちらも入門用ではコスパ最強マイクですが、
AT4040はさらにコスパ高いと思います。
DTMで使うには、かなり長ーくメインマイクで楽しめるはず。
いつかもっと生録にこだわりたくなったら、さらに上位のマイクに手を出すのもアリ!
ただ、そんなマニアになる方は恐らくごく一部、、、。
マニアになると泥沼です。僕がそう(;´༎ຶД༎ຶ`)
そこにハマる手前で、コスパ良く楽しむならAT4040がイチ推し!

AT4040はこんな人におすすめ
AT4040はAT2020よりも2万円ほど高いですが、
DTMを本格的にやるぞ!
となった方なら是非とも選択肢に入れていただきたいマイク。
前述の通り、3万円で手に入るとは思えないほど良い音だと思います。
宅録のVo録音、生楽器のクローズ録音に最適です。
逆に、配信メインで使うなら、ちょっとオーバースペックかもしれません。
もちろん良い音になるに越したことはありませんが!
DTMメインでないなら、AT2020等の1万円台のマイクでもクオリティは十分かと!
実際僕も仕事のweb会議や配信ライブで使うマイクは、1〜2万円くらいのものがメインです。
まとめ
オーテクAT4040のレビュー記事でした。
いやー、現代的な音ですごく良いマイクです( ・ὢ・ )
なんで今まで試さなかったんだろう、、、。
さらに上位機種の4050にも手を伸ばしてしまいそう、、、。
ちなみに、ポップガードは付属していませんので、
Vo録音に使う場合は別途用意する必要があります!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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