MENU
サウンドハウスのSALE情報を見る

マイクプリアンプが必要な理由|DTMでは本当にいらないのか?

DTMにマイクプリアンプって必要なのでしょうか?

そもそもマイクプリアンプってなに、、、?

という方への記事です!

マイクプリがあるとDTMが数倍楽しくなりますよ。

*過去記事を加筆修正しました

目次

2022年現在、未だマイクプリの存在意義はあるのか?

2022年現在、未だマイクプリの存在意義はあるのか?ですが、

これはYESでもありNOでもあります

順を追って理由を書かせていただきます!

マイクプリの基本は良質なS/Nとヘッドルームの確保

まずマイクプリアンプ(以降略してマイクプリと書きます)は、読んで字のごとくマイクの音声を増幅するためのアンプ回路です。

本来的に求められるスペックはS/Nがよくヘッドルームが高い(広い)こと。

S/N(エスエヌ)とヘッドルームについて
  • S/Nとはシグナル/ノイズのことで、シグナル(音声)に対してどれだけノイズが乗ってくるのか?という指標をさします。
  • ゲインを上げていった時にサーというホワイトノイズが乗らないほど「S/Nが良い」と言いいます。
  • ヘッドルームはどれだけ大きい音量入力が耐えられるか(音が割れないか)という指標。
  • 大きな音量に耐えられるほど「ヘッドルームが高い」もしくは「広い」と言われます。

昔の機材も侮れない

昔の機材はS/Nがいまいちなイメージがありますが(ノイズがジージー)、しっかりメンテをすれば恐ろしいほどS/Nが良いヴィンテージ機器も存在します

例えば、ビートルズの録音で有名なTELEFUNKEN/TABのV76。

V76M (TELEFUNKEN)

マイクプリ界の”キング”や”ロールスロイス”の称号がついてしまっているほど、今でも優れた性能のモンスター機材です。

しっかりメンテされていればですが、、、。

コンプバージョンTelefunken U73bの音質検証はこちら👇

マイクプリはオーディオインターフェースに標準装備されてます!

実はですね。

オーディオインターフェースには既に十分素晴らしいマイクプリが標準装備されちゃってます。

技術進歩のおかげで、1万円台のものにも実用的なマイクプリが入ってます。

例えばFocusrite Scarlettシリーズ内蔵のマイクプリはかなり良い出来です。

ここ数年のDTM機材のクオリティーはうなぎ登り!

マイクプリに求められる本来的な機能としては、コンシューマー用オーディオインターフェースで十分と言って良いと思います。

更に供給量も増えているため、価格が性能に見合わないほどリーズナブル

2020年移行に発売されたモデルなら、どこのメーカーのものでもスペック上は問題ないくらい。

素直に素晴らしいと思う他ありません。

2026年のおすすめAIFまとめはこちら👇

マイクプリが今でも必要とされる理由

え、じゃあ、もうマイクプリっていらへんの?

って話ですが、そう単純な話でもないんです。

まだまだアナログ機材、単体マイクプリには大きな存在意義があります

マイクプリの存在意義はそれぞれ独自のカラーにあり!

本来的な機能面だけでなく、実はマイクプリにはもっと大きな役割があるんです。

それは、カラー。色味!!

音にも色がありますよね!

音色とはよくいったもので、特に90年代までの音楽に慣れ親しんでいる方ほどこの感覚が理解しやすいのではないでしょうか、、、?

くすんでいたり、柔らかかったり、冷たかったり、暖かかったり、、、、

-NEVE SHEP 1073-

それと、良いマイクプリアンプで録音すると、音が太くなって存在感が出ます

理由は様々ですが、古い良部品を使っている機材ほどその傾向が顕著。

未だにNEVEなどのヴィンテージ機材は非常に高値で取引されています。

DTMの発達は音楽制作の基準を底上げしましたが、同時に音色が画一化していった側面もあると感じています。

その違和感にあまり馴染めない年配。おじさん。

オールド好きな若者などは、、、、単なる「良い音」では測れない「何か」を探しているはず。

その溝を埋めてくれるのがマイクプリやハードのコンプだったりするのです。

マイクプリを使った音質変化の一例についてはこちら👇

レコード人気が再燃?

わかりやすい例だと、このデジタル販売やストリーミング再生の時代に、わざわざレコードを求める層が厚みを増してきてますよね?

「良い音」というのは単純にS/Nの良さやヘッドルームの広さでは測れない面を持っているんです!

面倒臭いですね〜。

しかし、ここがまた、すごーく音楽の面白い部分でもあると思います。

なんか良くないですか?

波形がとても綺麗で、ノイズが全く乗っていないクリーンな音源より、レコードの音に一発で心を持ってかれてしまう瞬間がある。

なんか、僕はそういうの嬉しくなってしまうんですよね。

しかし!マイクプリのカラーさえ、デジタルで再現される時代に、、、

そんな単なる「綺麗さ」では測れない、音楽の質感。

しかししかし、さらに時代は恐ろしいフェイズに来てます

それは、心地よい音色を発するヴィンテージ機材さえ、デジタル技術で再現してしまおう!というアイディア。

それがプラグインです。

ヴィンテージな質感を再現するプラグイン。

UNIVERSAL AUDIOというメーカーがその流れの最先端。

UNIVERSAL AUDIOは独自のプラグインUADを開発しています。

UADプラグインを使うと、伝説的なカラーを持ったマイクプリアンプやコンプ、EQまで、

高度な緻密さでPC上に再現することが可能となっています。

相当こだわりが強い人以外はもうこれで十分だろうと。

すでにオーディオインターフェースに標準装備のマイクプリだけでも機能的に不足なしなので。

UNIVERSAL AUDIO Apolloの特徴や立ち位置についてはこちら👇

それじゃあ、本当の本当にマイクプリはもう必要ないのか?

ええ?マイクプリやっぱりもういらないの(2回目)?って話ですが。

しかし、それでも!

マイクプリアンプは、音楽を突き詰めていくとやがて必要になる時がくると思います

ここがまた音楽の奥深さなのですが。

とーっても素晴らしいUADのプラグインでさえも、完全なアナログ感を再現できているわけではないんです

信じられないくらい美味しいアナログ色を究極のデジタルパワーで味付けしてくれますが、

アナログの音色ってなんなんでしょうかね、、、?

やっぱりちょっと違うんですよね。

ちょっとです。

しかしこの”ちょっと”が、メインとなる楽器やボーカルでは、最終的なミックスに意外に大きな違いを生み出してしまうんです。

というわけで二転三転しましたが、僕は、マイクプリアンプは、音楽性の底上げにまだまだ十分な魅力を持った必要性のある機材だと思っています。

DTMをただ楽しむ分ならばいらない、、、、とも言えますが、

DTMをより楽しむことに主眼を置くとき、マイクプリやコンプなどのハード機材は、さらなる音楽の奥深さを感じさせてくれる魔法の箱だと!

プラグインとハード機材の違いについてより詳しく考察した記事はこちら👇

DTMに慣れてから手を出すと楽しい機材

とは言え、DTMを始めてから数年間は手を出さなくても良い機材です。

初心者の時期を脱し、ある程度ミックスにも慣れた頃でないと、逆に何が良いんだかわからないかもしれません、、、、。

下手したら扱いづらい音だと感じる恐れも。

繰り返しますが、現行のオーディオインターフェースに付属しているマイクプリも、十分な破壊力を有しているのも事実ですので!

初めて使うのにおすすめのマイクプリは?

マイクプリアンプを初めて使ってみたい!

となった時、僕ならこの二つをお勧めします!!

FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / ISA One

FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / ISA One サウンドハウス

FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / ISA One サウンドハウス

定番中のど定番!

しかし、後々までプロユースでもしっかり使えるFOCUSRITE ISA Oneです!

僕も使っていますが、とっても良いです!

クリアで無駄がなく、しっかりとアナログ感もあり、音が立つ感じ。

音の入口部分である入力トランスにもこだわりの設計が施してあり、

Lundahl(ルンダール)というトップクオリティーメーカーのLL1538というトランスが使われているのもポイント高し!

とある有名なエンジニアさんがこのマイクプリアンプを現場に持ち込んでいるのも、かつてみたことがあります(こっそり影からみてました、、、)万能型の間違いのないモデルですよ。

FOCUSRITE ISA Oneのマイク録音音源つきレビューはこちら👇

FOCUSRITE ISA Oneでギター録音をした記事はこちら👇

Golden Age Project/ PRE-73 mk3

 Golden Age Project/ PRE-73 mk3 サウンドハウス

Golden Age Project/ PRE-73 mk3 サウンドハウス

Neveをモデリングしたマイクプリの中でもお手頃で高品質なGolden Age Project の PRE-73 mk3!!

Neveインスパイアのマイクプリはたくさんありますが、その中でも最安に位置づけながらも、音質はとても好印象です。

蓋をぱかっと開けて、中身を見ればなんとなく質がわかるようになってきているのですが(ここは僕の特技です)、

大事なところは手を抜かずにしっかり作り込んであります。

太くて芯のある、カッコいい音が欲しい人にはこちらがおすすめ。

Neve系マイクプリのまとめはこちら👇

これよりも安いグレードのものを使うなら、、、

特に買わなくてよいでしょう!

ちょっと乱暴な言い方かもしれませんが、多分あまりいい結果に結びつかないかと思います。

繰り返しますが、標準装備のマイクプリでも最近のオーディオインターフェースの出来なら十分ですから。

まとめ

以上がマイクプリが未だに必要とされている理由となります!

マイクプリアンプの導入を検討しているということは、既にどっぷりDTMにハマり、かなりこだわりも強くなってきている段階だと思います。

ただ、今のオーディオインターフェースは本当に出来がいいです。

もしマイクプリ単体を導入するなら上記に挙げた製品グレードからでないと、あまり意味がないかもしれません。

思い切りいかないと大きな差は感じられないと思います。

ただ、確実に違いは出てきますので個人的にはマイクプリ、とてもおすすめです。

マイクプリは突き詰めて行くとスーパー沼化するのでご注意を!

最後までお読みいただきありがとうございました!

マイクプリの全体まとめはこちら👇

おすすめのマイクプリはこちら👇

よろしければシェアしてください
  • URLをコピーしました!
目次