僕もたくさんマイクプリアンプを使ってきましたが、FOCUSRITE ISA Oneは未だに好きですし、レコーディングでも度々使います。
使って感じるのは、クリアなのに痛くなく、太くて柔らかいこと。
それでいて音がこもることもなく、高域の抜けも良いです。
この記事では、Neumann M149を使い、Apollo Xのダイレクト録音やUNISONとの比較も含めてISA Oneの音を聴き比べています。
目次
FOCUSRITE ISA Oneの音質レビュー|クリアなのに痛くなく太く柔らかい
ISA Oneの音を言葉にすると、まず感じるのはクリアなのに痛くないことです。
太くて柔らかい質感もあります。
それでいてこもる感じはなく、高域の抜けも良い。
聴いていて気持ちの良い音です。
ポチップ
「クリア」というだけだと少し違っていて、僕にはもちっとした感じもあります。
尖ったようなクリアさではなく、明瞭と言った方が近いかもしれません。
さらにISA Oneのふくよかさは、今では若干のヴィンテージ感にも感じられます。
Neumann M149でISA One・Apollo X・UNISONを録音比較
実際の録音でもISA Oneを比較しました。
マイクはNeumann M149です。
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オーディオインターフェースにはUNIVERSAL AUDIO APOLLO X6を使っています。
-インピーダンスを変更-
比較したのは、Apollo Xのダイレクト録音、Neve 1073・UA610・API ConsoleのUNISON、そしてISA Oneの4種類のインピーダンスです。
アコースティックギターを2トラック録音し、左右にパンで振っています。
リズムはLogicの付属ループ。
録音した音にはコンプやEQなどのプラグインは一切かけず、フェーダーで音量を合わせただけです。
Apollo Xのダイレクト録音
Apollo X UNISON|Neve 1073
Apollo X UNISON|UA 610
Apollo X UNISON|API Console
FOCUSRITE ISA One|LOWインピーダンス
FOCUSRITE ISA One|ISA 110インピーダンス
FOCUSRITE ISA One|MEDインピーダンス
FOCUSRITE ISA One|HIGHインピーダンス
ISA One・Apollo X・UNISONの音質を比較
録音していた当初のイメージでは、圧倒的にISA Oneを通した方が良い!と思っていました。
しかし、改めて聴くとUAのUNISON機能もかなり良い(笑)。恐ろしいモデリング技術です。すげえなUA。
一方、UNISONを使わないApollo Xのダイレクト録音とISA Oneでは、僕には違いが明確に感じられます。
ISA Oneを通した音は、抜けと楽器の表現力がググッと上がるように感じました。
ただ、UNISONも十分良かったです。
一台でいろいろなマイクプリの味を試せるのは、やはり魅力があります。
UAのUNISON機能についてはこちら👇
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ISA Oneの入力インピーダンスで音質はどう変わる?
ISA Oneはマイク入力のインピーダンスを4段階で切り替えられます。
今回の録音では、HIGHへ行くほど高域が目立つように感じました。
ただ、HIGHでは少し音が痩せて聞こえる気もします。
僕が好きなのはLOWとISA110あたりです。
抜けも良く、もちっとした感じもあります。
このあたりの質感は、聴いていてかなり好きです。
FOCUSRITE ISA Oneを長く使っても好きな理由
僕はこれまで、ISA One以外にもいろいろなマイクプリアンプを使ってきました。
マイクプリアンプは、使う場面や好みによってチョイスが変わります。
ポチップ
その中でもISA Oneは未だに好きですし、レコーディングでも度々使います。
いろいろ使った後でも、この音が好きだという感覚は変わっていません。
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FOCUSRITE ISA Oneのデメリット|音ではなくサイズ
ISA Oneで僕が不満に感じるのは、音ではなくサイズです。
無駄にでかい!
そう、なんだか中途半端にでかいんです、ISA Oneは。
横幅よりも気になるのが奥行きです。
音も好きで機能も豊富なんですが、なんでこんなサイズ感にしたんだろうと。
サイズがもう少しどうにかなってくれたら、もう完璧なのになあと。
FOCUSRITE ISA Oneの機能|80dBゲイン・DI・インピーダンス切替
ISA Oneは「こんなにいります?」ってくらい機能が豊富です。
大盤振る舞いしすぎだろ〜、と言いたくなるほど。
マイクプリだけでなく、ラインアンプやDIとしても使えます。
マイク入力は最大80dBのゲインを備えているため、出力の低いリボンマイクなどにも対応できます。
入力インピーダンスを4段階で変更できるのも面白いところです。
- 位相反転
- ファンタム電源
- ハイパスフィルター
- ヘッドフォン出力
- VUメーター
- デジタルメーター
VUメーターが見やすい
VUメーターは針の動きで音量を追えるので、ゲインの確認がしやすいです。
右側にはさらにデジタルメーターまで付いています。
なんで2つも(笑)。コストかけすぎ。
FOCUSRITE ISA OneのDI入力|ギター録音は別記事で比較
ISA Oneには楽器用のDI入力も搭載されています。
DIではHIGHとLOWのインピーダンス切り替えや、エレキギターを使った比較録音も別記事で行っています。
ISA OneのDI入力をチェックした記事はこちら👇
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FOCUSRITE ISA Oneの入出力|MIC・LINE・MAIN OUT・INSERT
-背面パネル-
これまたびっしりジャックが並んでいます。
僕が基本的に使うのはMIC IN、LINE IN、MAIN OUTです。
INSERTも搭載されています。
電源は100〜240Vに対応したユニバーサル仕様です。
FOCUSRITE ISA OneはRupert Neve設計のISA 110がルーツ
ISA Oneは、Rupert Neveが設計したISA 110をルーツに持つマイクプリアンプです。
Rupert NeveやNEVE系機材については、別記事でまとめています。
Neveまとめはこちら👇
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ISAシリーズには、2ch仕様のISA Twoもあります。
ポチップ
FOCUSRITE ISA Two サウンドハウス
こちらは1Uサイズなので、ラックケースにラッキングできます。
まとめ|FOCUSRITE ISA Oneは太く柔らかく明瞭な定番マイクプリ
いろいろなマイクプリアンプを使ってきた今でも、ISA Oneは好きな一台です。
不満を挙げるなら、やっぱりあのサイズ感。
それでも音が好きなので、レコーディングでは今でも度々使っています。
ポチップ