防音室をレンタルして2年弱経ちました。
使い続けてみた感想と、色々な選択の中から防音室のレンタルを選んでよかった!
と思えた点など書かせていただきます。
目次
防音室ヤマハのアビテックスをレンタルするまでの経緯
防音室が欲しい。
音楽をやっている人なら、一度は思うことだと思います。
- 思いっきり大きな音でギターを鳴らしたい
- 昼夜を気にせず作曲したい
- 歌も録りたい
- 静かな場所で集中したい
僕もまさにそうでした。
しかも集合住宅に住んでいるので、音にはどうしても気を使います。
鉄筋コンクリートのマンションでも、夜になると小さな物音が意外と壁越しに響くんですよね。
ご近所との関係がこじれたら、音楽を楽しむどころではなくなってしまいます。
長年の夢だった防音室。
とうとう我慢の限界がきて、導入を本気で考え始めました。
まず始めたのは下調べです。
「防音室」で検索すると、自作、値段、相場など色々な選択肢が出てきます。
それを一つずつ見ながら、自分にとって一番現実的な方法を探していきました。
DIYで防音室を作る?
まず最初に調べたのは、自作(DIY)です。
一番安く、サイズも自由に作れるのが魅力でした。
…みなさん凄すぎます。
正直、読んだ瞬間に「これは自分には無理だな」と思いました。
とはいえ安く済ませたい気持ちはあったので、実際にホームセンターにも行って検討してみました。
でも石膏ボードを持った瞬間に確信しました。
「あ、これは無理だ」
特に不安だったのがこの3つです。
設計をミスると、酸欠や熱中症のリスクもありますし、解体時の廃材が産業廃棄物扱いになる可能性もあると知り、現実的にリスクが高すぎると判断しました。
結果、DIYは断念しました。
ちなみに費用感としては、4万〜10万円程度で作れるケースが多いようです。
段ボール防音室という選択肢
次に候補に上がったのが、いわゆる段ボール防音室。
有名なのが「だんぼっち」です。
名前のインパクトも強いですが、価格的にも現実的で、処分や引っ越し時の扱いやすさも魅力でした。
「これならいけるかも」と思い、評判を調べてみます。
読んだ感想は一言。
「これは普通に大変そうだな…」
結局のところ段ボールなので、そのままだと防音性能は限界があり、しっかり使うには改造が前提になるケースも多いようです。
ただ、可能性は感じました。
これ、かなりすごいですよね。
音漏れも抑えられていて、内装も工夫されていて普通にカッコいい。
「これならいけるのでは…?」と一瞬思いました。
でも結局、また同じ結論に戻ります。
「で、自分にこれができるのか?」
数日悩んだ結果、段ボール防音室も選択肢から外しました。
簡易防音室も一通りチェック
他にも簡易防音室はかなり調べました。
ほんとに色々あります。
正直、「どれが正解なのかわからない状態」になります。
いろいろ見ていく中で、あることに気づきました。
「結局、防音性能が一番大事じゃないか?」
そこで一度、金額を無視して整理することにしました。
自分は何をしたいのか。
- 夜でもある程度の音量を出したい
- 歌えるレベルの音量は確保したい
- 換気はちゃんとしたい
- 熱中症は絶対NG
- 集中できる環境がほしい
書き出してみると、かなり要求が高いです。
でも、これを満たすために防音室を導入するわけです。
ここでやっと方向が決まりました。
「ちゃんとした防音室を見よう」
そこからヤマハやカワイの防音室を調べ始めます。
すると見えてきたのが、レンタルという選択肢でした。
ヤマハの防音室アビテックスという選択
しっかりした防音室となると、選択肢は基本この2つです。防音室の選択肢は大きく2つ
防音室を導入する方法は、大きく分けてこの2つです。
改築はコスト・工事・退去リスクを考えると現実的ではありません。
となると選択肢は、必然的に箱型の防音室になります。
ヤマハかカワイか
組み立て式で有名なのはヤマハかカワイ。
どちらも評価は高く、防音性能的にも必要な条件は満たせそうでした。
ただし問題はシンプルに価格です。
新品・中古の価格感
例えばヤマハの1.2畳(Dr-35クラス)だと、
……普通に高いです。
「ちょっと試す」金額ではありません。
レンタルという選択肢
そこで出てくるのがレンタルです。
同クラスで月額はおよそ11,600円前後。
これだけ見ると「それでも高い」と感じますが、実は仕組みがかなり特殊です。
レンタルの仕組み(ここが重要)
- 月額料金を支払う
- そのまま積立として貯まる(掛け捨てではない)
- 満期後に買取 or 返却を選択
- 最後に1ヶ月分で買取可能
つまりこれは、実質分割払いに近い仕組みです。
しかも金利なし。
約3〜4年払い続ければ、そのまま自分の資産になります。
レンタルを選んだ理由
さらに大きいのがこのあたり。
この時点で、DIYや簡易防音室とは完全に別物だと感じました。
加えて、
- 遮音性能が安定している
- エアコン設置が可能
- 安全性が担保されている
このあたりは自作ではかなりハードルが高い部分です。
結果的に僕は、ヤマハのアビテックスをレンタルで導入することにしました。
2年実際に使ってみた感想(正直レビュー)
サイズ感と設置のリアル
僕がレンタルしたのは1.5畳・Dr35のタイプです。
正直、2畳あれば…と思うこともありますが、結果的にはこれでよかったと感じています。
というのも、6畳の部屋に設置するとかなり圧迫感があります。
外側の壁も含めると、想像以上にスペースを取られます。
長時間こもると少し息苦しさもあるので、外の空間はある程度確保した方がいいです。
音量・防音性能
音に関しては、ほぼ理想通りでした。
アコギ・歌は完全に問題なし。
友人に外で確認してもらいましたが、ほとんど気にならないレベルです。
モニタースピーカーもかなり音量を上げられるようになりました。
ただし低音は抜けやすいので注意が必要です。
なお、ドラムは完全に別領域なので厳しいです。
換気と温度問題
換気自体はしっかり機能しています。
ただ、閉めっぱなしにすると少し息苦しくなるので、定期的な換気は必要です。
そして一番の問題が夏の暑さ。
エアコンなしモデルは正直かなり厳しいです。
室内にエアコンがないと危険レベルになるので、ここは導入前に必ず検討しておくべきポイントです。
集中環境と使い心地
夏以外はかなり快適です。
冬はむしろ暖房いらずでちょうどいいくらい。
完全に自分だけの空間なので、集中力はかなり上がります。
あと地味に大きいのがストレス発散。
大声を出せる環境は想像以上に価値があります。
総合評価
- 音 → 最高
- 集中 → 最高
- 夏 → 地獄(対策必須)
この3点に集約されます。
3年経った後の更なるレビュー・感想はこちら👇
DTM DRIVER!
【DTM】ヤマハ防音室アビテックスを3年使った結論|リース満期でついに自分のものに | DTM DRIVER!
防音室レンタルを3年使って感じたリアルなメリット・デメリットをまとめました。音量・作業効率・コスト・暑さ問題まで、DTM目線で正直に解説します。
アビテックスの参考動画
かなり音量が下がりますね!
まとめ
いろいろ悩んだ末に導入した防音室ですが、結論としてはヤマハのアビテックスを選んで正解でした。
月々のレンタル料は正直それなりに負担はあります。
ただ、最終的に手元に残る仕組みになっていることや、手放す際に売却もできることを考えると、「消費」というよりは投資として納得できています。
DIYで作る選択肢も魅力的ですし、できる人にはそちらもアリだと思います。
ただ僕のように「そこまでは厳しい」という場合は、このレンタル方式はかなり現実的な選択肢です。
性能に関しては、間違いなくしっかりしています。
そして何より、音を気にせず音楽を楽しめる環境は、本当に代えがたい価値があります。
防音室を検討している方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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