DIY

  (更新日:2018.05.9)

Carnhillトランスの導入方法①

前回Neveのモジュールの記事を書かせていただきました。

ぼくの大好きなNeve3415!

今回もNeveに関連するDIYの話を書こうと思います。

 

現在Neveのクローンプリアンプがたくさんラインナップされていて、どれも非常に完成度が高いと評価されていますね。

 

Chameleon Labs 7602

Vintech audio

Golden age project

 

等は、ここ数年でとても人気のあるメーカーですよね。

 

この中でもChameleon Labs 7602は僕の友達が2台所有していて、操作性の確認や録音した音を聴かせてもらったりしたことがあるのですが、とても使い勝手がよく(EQも効きが良かったです)音もとても好印象だった記憶があります。

 

そしてだいたいどのNeveクローンでも話題にあがるのがトランスの部分ですよね

トランスとはtransformerの略で、インプットとアウトプットの所に付いている部品です。その名の通り、音を受け取ったり出したりするときに信号のインピーダンスを最適な状態に変換するための部品ですが、この部品の善し悪し、使われている材質によって、その機材のカラーも変化していくという大変重要な部品になっています。中には他にもたくさんの部品が詰まっているんですけどね。

 

特にNeveの場合は色々な伝説がありますが、その中でもこのトランス部分は非常に重要視されているトピックで、この部分がNeveの製品においても時代とともにメーカーや名称の種類が変わっていくのですが、その種類によって音が違うということで、内部のアンプカードの違い以上に、世界のNeve好きの間ではでいつでも話題の中心になっているわけです。

 

大まかにNeveのトランスはこのように変わっていていると言われています。

1 Marinair→2St.ives→3Belclere

 

その中でもMarinair(マリンエア)とSt.ives(セントアイヴズ)までが、ヴィンテージとかオールドとか言われて特に価値があると評されています。

Neve1073がインプットアウトプット共にMairnairのトランスを搭載しているので、非常に高い価値が付与されているのもあると思います。

特にアウトプットのLo1166は非常に高い価格で今も取引されていますね。

昔ですが僕もどうしてもLo1166の音が聴いてみたくて、ある業者さんから単体で購入したことがあるんですが、7〜8万円ほど支払った記憶があります、、、(汗)

今思うとちょっと取られすぎちゃってたなと、思いますね。何もわからなかったもので。

どこの業者さんとは言いませんが(笑)

これからもし手に入れようとしている方がいましたら、オークションなどで5万円目安で落とすようにするのが良いと思います。

Marinairのインプットで有名なのはLi10468sとLi31267でしょうか。

前者がマイク用で、後者がライン用です。

この文字列観るだけで萌えてくる僕はきっとバカですねヽ(*´∇`)ノ

購買意欲が沸き上がってしまい、困ります。

 

Belclere(ベルクレア)は、Neveの割と後期のコンソールなどに良く搭載されています。

一時期ヤフオクでも相当出回っていたVRコンソールやV3にはこれがインプットの部分で載っていましたね。

この頃になるとアウトプットがモジュール単位ですと電子バランスでの出力になっているようで、Belclereのアウトプットトランスというのは僕は見たことがありません。あるんでしょうかね、、、。

このBelclereは割とリーズナブルな値段で取引されているようなので、インプットトランス何か良いのないかな?ってなったときに選択肢に入れやすいかもしれません。音質も悪い評価はあまり見たことがないです。優秀な部品じゃないでしょうか。

 

ちなみにUAD2プラグインのラインナップにもあるNeve 88 RS channel stripですが、このモデルになっているコンソールの中にもおそらくBelclereは入っていると思います。

 

僕は88 RSの現物に直に触ったことも、音を聴いたこともありませんが、いかんせん、インターフェースがV3やVRシリーズにそっくりなのと進化版的扱いらしいので構成素子は一緒だろうと思っています。どうなんでしょう。

V3とVRについては、ヤフオクに流れまくっていた時期に何個か落として、ラッキングまではいかないですがバラして配線して、操作や挙動を研究していたので音の傾向は覚えています。EQがすごい良かったですね。

 

そしてその後にUADのプラグインの88 RSを購入して使ってみたら、音の傾向というか質感がそっくりで、これまた非常に感動しました。僕が音を出して聴いていたモジュールは、閉鎖したスタジオからの放出品でしょうからもう流石にへたっていていて、リキャップなどのメンテもせずに音を出して遊んでいたので、プラグインの方が逆にフレッシュに、今では力強く聴こえて印象がいいです(笑)

きっとモデリングしたコンソールの状態も最高のものを選んでいるでしょうから、そういう意味でも、そんな音がデジタル環境でも手に入れられる今の時代って半端なくすごいなあ、と思います。

リアルにするためにノイズをわざと加えているくらい、プラグインは挙動も安定していますからね。

素晴らしいです。

 

そして本題ですが、今現在残念ながら上記の3種類のトランスはもう生産中止になっていて、中古市場でしか手に入れることができません。

 

ただこのトランスの生産を請け負っていた大本の会社がまだ現在も存在していおり、それがCarnhillというメーカーです。

このCarnhillが、現在のユーザーのNeve希求熱を受けてトランスの生産をCarnhill名義で開始したものを今我々は手に入れることができるわけです。

 

そして冒頭のNeveクローン(1073や1272モデル)として作られている製品ですが、スタンダードで売っているものからのアップグレード版として、このCarnhillのトランスを積んだものをラインナップとして売っていたりします。

 

スタンダード版のトランスは、中国産とかのものらしいですね。

それでも随分音的には評価されているようですが、やはりMODバージョンの方が良いという人や、なるべくオリジナルに近づけたいと思う人も多いと思いますので、この売値の差に悩む方も多いと思います。

新品だとだいたい3万円ぐらい差があるみたいですね。

 

中古で買うとしても、MODしてある物じゃないものも出品されているわけですから、もし自分でトランスを変えることができたらもっと選択肢が広がるのではないかと思いますで、その方法を僕が知っている限りで紹介させていただこうと思います。

 

、、、、と、この記事でまとめるはずが、トランスのことを書いていたら随分時間が経ってしまったので次回具体的な話を書かせていただこうと思います。

 

それでは、読んでいただきありがとうございました!

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