AKG C414XLSをボーカル録音に使った感想です(´◔౪◔)◞
とにかくナチュラルでオーガニックなマイクです。
AKG特有の癖みたいなものをなぜか感じません(笑)
個人的には手持ちコンデンサーマイクの中で一番基準にしている音でもあります。
オーテク4040よりも素直な音です(`・ω・´)
*過去記事を加筆修正しました
目次
AKG C414XLSとは
AKG C414XLSは、AKGコンデンサーマイクC414シリーズのナチュラル派担当です。
AKG ( アーカーゲー ) / C414 XLS サウンドハウス
プロ用マイクとしては非常にリーズナブルな価格も魅力の一つ!
AKG ( アーカーゲー ) / C414 XLII サウンドハウス
一方、同価格帯の派手な音担当がこちらのC414XLⅡ。
見た目はそっくりですが、こちらは高域に独特の癖があります。
僕のイメージするAKGサウンドはこちらの方(´◔౪◔)◞
AKGはかなりクセのあるブランドという認識です(個人的に)
その中にあって、今回記事にするC414XLSは、びっくりするくらいナチュラルでオーガニックなサウンドにチューニングされています( ・ὢ・ )
欲しい音色によって評価が分かれるところですが、どちらも非常に人気があります。
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AKG C414XLSをボーカル録音に使ってみた感想
僕はボーカリストではないのですが、コーラスをよく録音します。
また、たまに友達の歌を録音することがあります(`・ω・´)
AKGC414XLSはボーカル録音にとてもよく合うマイクです!
大体どんな声質でも良い感じにまとめてくれます。カバー範囲が非常に広い印象!
そして先ほども書きましたが、変な癖が全然なく、聴いていて心地よい音をしています。
音色は暖かさあり、ジュワッとしたジューシーさがあり、程よい肉厚感もあります。
価格以上にずっと上品な感じ( ・ὢ・ )
パンチ感はそこまでありませんが、マイクプリやコンプと組み合わせることでしっかり反応もしてくれます。
AKG C414 XLS コンデンサーマイクロホン
個人的にはコーラスマイクで多用中
コーラス用のマイクとしては一番使っています。
メインのマイクはNeumann U87aiかM149を使うことが多いので、それと組み合わせるとC414XLSはコーラスにとてもよく合います(´⊙౪⊙)۶
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Neumann U87aiとの違い
ボーカル録音マイクとしてもポピュラーなNeumann U87aiとはどんな音質の違いがあるのか?
というと。
イメージ的には芯の部分はあまり変わりません。
どちらのマイクも存在感はバッチリ出てきます(`・ω・´)
主な違いは、
- C414XLSの方が表面が柔らかい
- U87aiの方が輪郭がはっきりしている
- U87aiの方が若干音像が大きい
- C414XLSの方がより自然な音
といった感じ。
2つを比較すると、U87aiはやっぱりデフォルメ感があります(いい意味で)
歌の輪郭が強調されるのもありますが、中域のパンチ感がカッコイイです( ・ὢ・ )
比べるとC414XLSは地味に感じます。が、しかし。
アコースティック系の曲などではU87aiの音は少し違和感が出ることも。
そんな時にはC414XLSの方がメインボーカル用として合ったります。
個人的にはそんな違いを感じています(`・ω・´)
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C414XLⅡ的な音が欲しい時は
C414XLSではキャラが物足りない時は、C214を使っています。
C214はC414XLⅡと同じカプセルを使っているのでキャラが似ているようです。
確かに高域のクセがあります。
音抜けが欲しい、且つAKG C451Bほどシャリシャリにしたくない時に活躍中。
アコギのストローク(エアー用)でよく使います。
C414XLⅡの廉価版的ポジションですが、C214も良いですよ(`・ω・´)
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10万円以下のボーカル用マイクとしてはどうか?
10万円以下で選ぶボーカル用マイクとして、AKGC414XLSは非常に良いと思います!
癖がないですし、将来的に別マイクを購入した場合、歌以外でも使える場面が多いです。
など、癖がない分、どんな楽器にも流用可能です。
かといってつまらない音などではなく、癖がないながらもオーガニックな質感は非常に特徴的。
ここがAKG C414XLSの大きな武器、人気の理由なのだと思います( ・ὢ・ )
AKG C414 XLS コンデンサーマイクロホン
まとめ
AKG C414XLSをボーカル録音に使った感想でした!
文句のつけようがあまりないマイクですが、唯一のデメリットはやはり癖のない部分です。
癖好きの方には若干物足りないかもしれません(笑)
メリットであり、デメリット(`・ω・´)
最後までお読みいただきありがとうございました!