SSL BiG SiXが国内でも徐々に出荷開始されているようですね。
いやー、欲しい、欲しすぎる!!
どんな部分が魅力的なのか??
サミングミキサー SSL X DESKを所有している身として書き連ねてみようと思います。
目次
USB一本でDAW内の音をアナログミックスできてしまう
なんと言ってもまずはこれ。
SSL Big SiXは
USB一本でDAW内の音をアナログミックスできてしまう!!
点。
いや、何それ、あり得ないでしょ、、、。
こちらの動画で紹介されてますが、ものすごく画期的な機能だなと思います、、、!
なぜなら、通常DAWの音を外部アナログミックスするとなるととんでもない量のケーブルが必要になります。
ケーブル一本1万5千円以上します
X DESKだとD-SUB25と言う特殊な端子ケーブルをたくさん用意しなくてはいけません。
僕もたくさん買いました(これだけで数万円かかってます、、、)

SSL (Solid State Logic) ( ソリッドステートロジック ) / Big SiX 16ch サウンドハウス
これらの出費なしで、しかもUSB一本でサミングも積極的なミックスもできてしまうSSL Big SiX。
まずここがめちゃくちゃ羨ましいなと思いました。
X DESKで一所懸命配線頑張ってる記事はこちら👇
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またX DESKでは先ほど書いたようにD-SUB25ケーブルで外部とやり取りでしたが、SSL Big SiXはフォン端子でケーブル接続できます。

SSL Big SiX 16ch デスクトップミキシングコンソール サウンドハウス
この点もとても良きだと思います。使いやすい!
D-SUB高いし。
AD/DAもめっちゃ良さげです
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USBケーブルで音声のやり取りすると言うことは、AD/DAの質も気になるところ。
要はSSL Big SiX本体がオーディオインターフェースになるってことですからね。
16 channel USB AD and DA Converters
ルーティング可能な16 I/O 96 kHz / 24-bit USB-Cオーディオインターフェイス
SSLラージデジタルコンソールと同じクオリティのAD/DA回路を搭載
引用元
とのことで、SSLのラージコンソールと同等らしいです。たまらん。
音質はかなり期待できるのではないかと!!
そしてSSLで本格ミックスができてしまう
そして、当然ですがSSL品質のアナログEQ/コンプでトラックを整えて、さらにバスコンプでグルーする(まとめる)ことができちゃいます。
チャンネルEQ
BiG SiXのチャンネルEQは、SSLのクラシックなEシリーズEQをルーツとしています。
穏やかで広いストロークを持つ3.5kHzと60Hzにハイシェルビングフィルタとローシェルビングフィルタを備えた3バンドデザインで、+15dBのゲイン、700Hzの中間周波数(固定)コントロール。
HF帯とLF帯はBELLスイッチでシェルビングとベルカーブを独立で切り替えられます。
便利な機能
ベルカーブは、中心周波数を5kHzと200Hzに変化させることができます。
高音部、低音部の汎用性を高めています。
EQは、INスイッチで回路内を切り替えるか、完全にバイパスされます。
チャンネルが持つ極めてフラットな周波数特性に対して、公差による影響がないことが保証されています。
マニュアルより引用
とのこと。
チャンネルコンプレッサー
BiG SiXのチャンネルコンプレッサーは、SiXの設計を進化させたものです。
SiXの設計と同様に、このコンプレッサーもまた、BiG SiXの設計にインスパイアされています。
初期のSSLアナログコンソールの洗練されたチャンネルダイナミクスセクションに、いくつかの巧妙な設計が施されています。
シンプルな外見ながら、パワフルで多彩なパフォーマンスを発揮します。
コンプレッサーのアタックタイムはプログラムによって異なり、約8ミリ秒と30msの間で変化します。
これにより、様々なコンテンツを扱う際にコンプレッサーをスムーズに動作させることができます。
またリリースタイムは約300msで、比率は2:1と穏やかです。
コンプレッサーのニーは若干変更されています。
低音信号のアーティファクトを低減するために、SiXのバージョンよりソフトにしました。
スレッショルドは+10~-20dBuの間で調整可能で、3つのLEDが表示され、スレッショルドの量を示します。
ゲインリダクションが適用されます。回路は自動メイクアップゲインを備えており、全ゲインに対して信号レベルを維持することができます。
スレッショルドの設定範囲
EQ回路と同様に、INスイッチでコンプレッサーを完全にバイパスすることができ、簡単に比較することができます。
圧縮した信号と圧縮していない信号の また、部品の公差がチャンネルストリップの音に影響を与えるのを防ぐことができます。
マニュアルより引用
とのこと。
マニュアルがまだ英語のみしか見当たらないので自動翻訳してます。変な部分はすみません。
つまり細かい設定はできませんが、SSL側で一番ユーザーが使って良い感じになるポイントに絞ってチューニングしてくれているみたいです。基本はSSL SiXと同じでしょうか。
CHコンプレッサーは1〜4chのみに搭載されています。
EQはなんとステレオCH含めて12CH分ついてます。すごい。
Gシリーズバスコンプ
そして超いけてるポイントがGシリーズのバスコンプレッサーを2MIXにかけられること!
BiG SiXのGシリーズ・バスコンプは、メインミックスバス全体にかかるステレオコンプレッサーで、回路トポロジーは全く同じです。
1989年に発売されたSL4000 G-Seriesコンソールに搭載されたオリジナルデザイン(SL4000 G-Seriesは、1989年に発売されたSL4000 G-Seriesコンソールに搭載されたオリジナルデザイン)と同じものです。
(Eシリーズコンソールの発展型です。)
T/HOLDポットはコンプレッサーのスレッショルドを調整し、5つのLEDがその量を表示します。
ゲインリダクション(-1、-3、-6、-9、-15dB)。
コンプレッサーは、4:1 のレシオ、30ms のアタック、リリースを100msに設定したもので、これは多くの人が好む設定です。
SSL BiG SiXは、選択可能なAUTO RELEASEスイッチも搭載しています。
これは、100msのリリース設定を変更することができ、また、この設定に使用するオートリリース特性は、オリジナルのGシリーズのバスコンプレッサーで人気のある設定オプションです。
コンプレッションが作用する時間が長くなると、短時間のトランジェント・コンプレッションではリリース時間が短くなり、長時間のコンプレッションではリリース時間が長くなります。
より連続的な圧縮動作によるリリース時間。
オートリリースは、信号の種類によっては、リリース時間が長くなることがあります。
LEDメーターが「点灯」しているように見えることがありますが、これは正常な動作です。
調整可能なMAKE UPゲインとバイパス「IN」スイッチにより、クリーンな信号と処理された信号を直接比較するためのレベルマッチングとスイッチングが可能です。
バスコンプレッサーのサイドチェーンには、約50Hzの1次ハイパスフィルターも搭載しており、microBlueの特徴となっています。
マニュアルより引用
Big SiXはオートリリースも新たに搭載されたようです。至れり尽せりですね!
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僕が使っているSSL X DESKはサミングミキサーなので、CHコンプもEQもバスコンプも一切ついてません。
ただただアナログ回路で音をミックスするだけのミキサーです。
もちろんこちらにしかない優れた機能もあります。
しかしもう廃盤になってしまいました。
Big SiXが出るとなれば確かに需要は大幅に減るでしょう、、、。
あとは音の違いですね。
デジタルが関わらないアナログ機材は「この音でなくては」と言う固定のファンが長く付きやすい特徴があります。
僕のX DESKも数年後、そんな価値がつけばいいな。そうだと、いいな。って思ってます。
しかし、心はBig SiXに持ってかれてしまってます。どうしよう。
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まとめ
もっと深掘りしてBig SiXのことを調べて書きたいところですが、如何せんこれ以上のめり込むと買ってしまいそうで怖い(笑)
USB一本で色々とでてきしまうのか〜
SSLが
- SSL2(オーディオインターフェース)
- UF8(フィジカルコントローラー)
- UC-1(プラグイン+フィジカルコントローラー)
- SiX(ミキサー)
とここ数年立て続けてに新製品を発表してきた到達点がBig SiXなのか?
と考えると、とても腑に落ちます。もはやお見事と言う他ない布石でした。
ポチップ
まだこの先にも驚きの新製品が登場するのでしょうか。
Universal Audioもですが、老舗のプロメーカーが革新的な製品をビシバシ出し続けてくれるのが1ユーザーとしてとても嬉しいです。
イヤー、まいった。欲しすぎる(ずっとこればっか言ってすみません)
最後までお読みいただきありがとうございました!
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