ヴィンテージなマイクプリアンプと、現行品のマイクプリアンプ。
どう音が変わるのでしょうか?
当時使っていたマイクプリで比較実験をしてみました!
この記事ではヴィンテージ2台、現行3台を同じ条件で録音しています。
実際の音源を聴き比べてみてください。
目次
ヴィンテージ・現行マイクプリアンプ5台を実機比較
今回使ったヴィンテージマイクプリは、Siemens V276とTelefunken V672です。
Telefunken V672。
Siemens V276。
どちらも古い機材ですが、意外にハイファイだったり、S/Nがかなり良かったりします。
僕も当時からヴィンテージ機材が大好きでした。
対して現行機は、Chandler Limited TG2-500、API 512C、Warm Audio WA73EQの3台。
この5台を実際に録音して聴き比べます。
Neumann M149でヴィンテージ2台・現行3台を同条件録音
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アコギをマイク録音しました。
マイクはNeumann M149。
真空管マイクです。
アコギは2トラック録音し、パンで左右に振っています。
リズムはLogic Xの付属ループです。
録音ファイルにプラグインは入れていません。
EQ、コンプなしです。
フェーダーでおおよその大きさに揃えていますが、若干バラバラなのはお許しを、、、。
それでは聴き比べを!
Siemens V276|ヴィンテージ
Telefunken V672|ヴィンテージ
DTM DRIVER!
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Siemens V276の音質|優しく、並べるとヴィンテージ感が見えた
聴き比べると、それぞれカラーが違いますね!
楽しい!
ヴィンテージの2台のうち、特にSiemens V276はいかにもヴィンテージっぽい音。
優しい音色ですね。
いつもはもっとハイファイに聴こえていたのですが、こうやって並べてみると、やっぱりヴィンテージ感があるのだなーと驚きました。
Telefunken V672の音質|ヴィンテージ感とパンチが同居
Telefunken V672は、ヴィンテージっぽさもありながらパンチがある音です。
ガシッとしてます。
アコギによく使っていましたが、Voにもとても良かったです!
そしてV276とV672は、どちらもS/Nが非常に良いです。
1960年代の製品だとは思えないくらい、、、。
Chandler Limited TG2-500の音質|現行3台で最もヴィンテージ寄り
現行機3台の中では、Chandler Limited TG2-500が一番ヴィンテージっぽい音に聴こえました。
V276にも通じる、往年の柔らかさを感じます。
API 512C・WA73EQの音質|輪郭がはっきりしてフレッシュ
API 512CとNeveコピーのWA73EQは、かなりはっきりと音を表現してくれます。
くたびれた感じが全くありませんね!
フレッシュ。
どれもこれも良い音です。
ヴィンテージNeveとWA73EQの音質比較はこちら👇
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ヴィンテージのV276・V672は輪郭が少し甘く感じた
こうやって聴き比べてみると、V276とV672は少し輪郭が甘い感じもします。
人によっては、これが「こもって」聞こえるだけな場合もあると思います。
しかし、ミックスを進めていくと、このくらい「甘い」方がかえって納まりが良くなる場合も。
アコースティック系の音楽だと、この「甘さ」がジューシーに感じられる場合の方が多いです。
個人的にですけど!
一方、API 512CやWA73EQのようなビシッとはっきりした音は、バンド系の音楽にハマることが多いと感じていました。
ヴィンテージと現行マイクプリはどちらが良い?
ヴィンテージと現行機、どっちの方が良いと感じましたか?
僕は正直どっちも良いと感じています。
選べません。
ヴィンテージだからといって、めちゃくちゃ現行機より音が良いというわけでもありません。
やたら高価なくせに、へたってボロボロなヴィンテージ品もあります。
ヴィンテージ品は結構賭けな部分も多いです(笑)
だからワクワクする、というのもありますけどね!
ヴィンテージ機材の注意点についてはこちら👇
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まとめ|ヴィンテージと現行マイクプリ5台の音質比較
Siemens V276は、優しい音色で、並べて聴くとヴィンテージ感が見えてきました。
Telefunken V672は、ヴィンテージっぽさがありながらパンチもあり、ガシッとしています。
Chandler Limited TG2-500は、今回の現行3台では一番ヴィンテージっぽく、V276にも通じる柔らかさを感じました。
API 512CとWA73EQは、はっきりしていて、くたびれた感じのないフレッシュな音。
僕は正直、どっちも良いと感じています。選べません。