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audient EVO 4レビュー|音質・スマートゲイン・使い勝手を実機検証

audient EVO 4を実際に使ってみたレビューです。

EVO 4を使って一番便利だと感じたのは、入力ゲインを自動で決めてくれるSmartgainです。

歌やギターを録る前に毎回ゲインを細かく合わせなくても、演奏すればEVO 4側で入力レベルを調整してくれます。浮かんだアイデアをすぐ録りたい時や、手早くデモを作る時にはかなり便利でした。

しかも便利さだけではなく、音もすっきりしていて解像度が高め。Neumann M149で録音した時も、もったりせず綺麗に録れる印象がありました。

本体は360gと軽く、LEDで入力・出力レベルも確認しやすいです。初めてのオーディオインターフェースとしても扱いやすいですが、単に「初心者向けだから簡単」というだけではなく、録音までの判断を減らしてくれるところがEVO 4の良さだと思います。

定番のSTEINBERG UR22Cと比べても見劣りせず、用途によってはEVO 4の方が扱いやすい場面もあります。

他機種との比較音源もあるので、音の傾向もあわせて見ていきます。

*2020年の記事をベースに、2026年時点で構成と一部仕様情報を整理しました。

目次

audient EVO 4のSmartgain|入力レベルを自動で決められる

EVO 4最大の特徴が、入力ゲインを自動調整してくれる「Smartgain」です。

Smartgainのボタンを押し、録音する1または2の入力を選びます。

LEDが点滅して測定状態になったら、実際にギターを弾いたり歌ったりします。

その入力をEVO 4が解析して、録音に使うゲインを自動で設定してくれます。

デモ録音やアイデア記録でかなり便利だった

実際に使うと、これがかなり便利です。

浮かんだアイデアをサッと記録しておく時や、手早くデモを作りたい時は特に役に立ちました。

一人で演奏しながら録音する場合、ゲインを合わせるために演奏位置とAIFを何度も行き来することがあります。Smartgainなら、演奏そのものを基準に設定できるので、その手間を減らせます。

2020年に使った時は、この価格帯でこうした自動ゲイン機能を持つAIFをほとんど見かけませんでした。2026年現在もEVO 4を特徴づける中心機能のひとつです。

LEDで入力・出力レベルを確認しやすい

Smartgainと合わせて便利だったのが、本体上面を囲むLED表示です。

このLEDでモニター/ヘッドフォンの音量を確認でき、録音時には入力レベルの表示にも使えます。

エントリークラスのAIFはクリップ確認用の簡単なLEDだけという製品も多いので、EVO 4は現在どのくらいのレベルになっているのかを視覚的に把握しやすいです。

KOMPLETE AUDIO 2やRubix22と比べても見やすかった

それまで僕が試したエントリークラスでは、KOMPLETE AUDIO 2もレベル表示が見やすい機種でした。

一方、シンプルなAIFではこのようにクリップ確認が中心の表示もあります。

入力だけでなくモニターやヘッドフォンの出力まで同じLEDで確認できるEVO 4は、当時試したエントリー機の中でも特に見やすく感じました。

KOMPLETE AUDIO 2のレビューはこちら👇

audient EVO 4の音質|すっきり綺麗で解像度が高い

2020年にレビューした時は、再生音をヘッドフォンアウトから確認しました。

印象としては、綺麗めで解像度が高いタイプです。

安価なAIFだから音もそれなり、という感じではなく、メイン機を別に持っていてもこちらでも聴きたくなるような音でした。

当時の価格帯を考えても、音について大きな不満はありませんでした。

ただし、この時に再生音を確認したのはヘッドフォンアウトです。スピーカー出力まで同じ条件で比較した評価ではありません。

Neumann M149でEVO 4の録り音を確認

再生音だけでなく、実際にマイク録音して他のAIFとの音色の違いも確認しました。

マイクはNeumann M149です。

Logicでアコギを2トラック録音し、録音したファイルにはプラグインを一切挿さず、フェーダーで音量を調整しただけです。

リズムはLogic付属のループを使っています。

Neumann M149のレビューはこちら👇

audient EVO 4 + Neumann M149

ZOOM UAC-2 + M149

KOMPLETE AUDIO 2 + M149

Focusrite Scarlett gen3 + M149

Focusrite Scarlett gen3 AIR機能on + M149

Steinberg UR22C + M149

Roland Rubix22 + M149

Yamaha AG03 + M149

SSL2 + M149

SSL2 4Kボタンon+ M149

録り音もすっきりしていて綺麗だった

EVO 4は、かなり綺麗に音が録れると感じました。

もったりした感じがなく、すっきりしています。

空気感もよく拾えているように感じましたが、ここは比較条件に注意が必要です。

比較音源は録音した日がそれぞれ違うため、厳密にはマイキングのズレや弦の状態なども影響しています。

比較はあくまで音の傾向を見る参考として聴いてください。

なお、この比較で使ったファイルは弦を一度も交換していません。

こうした条件差を踏まえても、ハイファイで綺麗な方向が好きな人にはEVO 4は合いやすいと思います。

EVO 4は小さくて軽い

EVO 4は本体サイズもかなりコンパクトです。

2026年現在の公式仕様でも、サイズは140mm × 67mm × 67mm、重量は360gです。

デスク上の場所を取りにくく、ノートPCと一緒に持ち運ぶ用途にも使いやすいサイズです。

KOMPLETE AUDIO 2も小型のAIFですが、EVO 4もかなりコンパクトです。

Roland Rubix22と並べるとサイズ感はさらに分かりやすいです。

横幅と奥行きがかなり短いです。

そのぶん高さは少しあります。

奥行きは67mmです。

ちなみにSTEINBERG UR22Cは約1kgあるので、持ち運びやすさではEVO 4の軽さが効きます。

 AUDIENT ( オーディエント ) / evo4 サウンドハウス

AUDIENT ( オーディエント ) / evo4 サウンドハウス

EVO 4の操作・入出力

本体は大きなノブを中心に操作するシンプルな構成です。

前面にはヘッドフォンアウトとHi-Z入力。ギターやベースを直接つなげます。

背面にはモニターアウト、USB-C端子、2系統のマイク/ライン入力があります。

小型AIFでは前面に入力端子をまとめた製品も多いので、背面へマイク/ライン入力を配置したEVO 4はデスク上のケーブルを前へ出しにくい構成です。

ループバックにも対応

EVO 4はPC音声を録音や配信へ回せるループバックにも対応しています。

本体だけでルーティングするのではなく、Mac/Windowsでは専用のループバックミキサーから設定します。

最大24bit / 96kHz|僕のDTM用途では十分だった

EVO 4の録音・再生フォーマットは最大24bit / 96kHzです。

192kHzまで対応するAIFと比べると、スペック上の上限は低くなります。

ただ、僕自身はDTMで192kHzを使うことはほとんどありません。サンプリングレートを上げるほどデータ量も増えるので、僕の制作では24bit / 96kHzまで使えれば特に困りませんでした。

192kHz対応が必要な使い方をする人には弱点ですが、EVO 4を選ぶ時に僕ならここを大きな問題にはしません。

EVO 4のデザインと付属品

EVO 4は、一般的なオーディオインターフェースよりガジェット寄りのデザインです。

可愛らしさもありつつ、すっきりしていて洗練された見た目だと感じました。

本体はかなりコンパクトですが、大きなノブとLEDリングがあるので操作部分は窮屈に感じません。

付属品はUSBケーブルなど、必要最低限のシンプルな構成です。

EVO 4を開封した時の記録

ここからは、2020年にEVO 4を開封した時の記録です。

外箱。

本体はビニールで包まれていて、パッケージもガジェット系の製品に近い雰囲気です。

購入時は日本語の説明書も付属していました。

箱を開けると本体が収まっています。

本体の下にUSBケーブルが入っていました。

接続はUSB 2.0で、本体側はUSB-Cです。

まとめ|Smartgainで録音開始までが速いAIF

audient EVO 4を使って特に良かったのは、やはりSmartgainです。

ゲイン調整そのものを全部考えなくてよくなるわけではありませんが、演奏して入力レベルを決めてもらえるので、録音開始までの手順をかなり減らせます。

一人でデモを作る時や、思いついたフレーズをすぐ残したい時には、この速さがかなり便利でした。

LED表示も見やすく、本体は360gと軽量。音もすっきりしていて、Neumann M149で録った時も綺麗な方向でした。

最大24bit / 96kHzという上限はありますが、僕のDTM用途では十分です。

KOMPLETE AUDIO 2など他のエントリー機も使ってきましたが、EVO 4は単に安いAIFというより、録音を始めるまでの操作をシンプルにしたAIFというところに個性があります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

この機種の2026年の立ち位置はここでまとめています👇

2026年のおすすめはこちら👇

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