配信の定番オーディオインターフェースYAMAHA AG03
。

ミキサー型の一風変わったデザイン。
見るからに多機能を備えていそうな風貌です。
ところでDTM用途にも使えるのかな?
ということで録音データも作りましたので、音質含め操作感をレビューさせていただきたいと思います!
目次
箱をオープン
箱です。

YAMAHA製品なので、おまけの付属DAWはやはりCUBASE系。

iPadで使えるCUBASIS LEがついてる模様。
他にもPC用にCUBASE AIが付属しています。

箱を開けたらいきなりかわいいイラストが!
そういえば初音ミクとコラボしたAG03
も発売されていましたね。

おっと、本体が包まれています。

付属品はUSBケーブルのみ。接続方法は2.0になります。

おお!かわいい!白のオーディオインターフェースってあまり見ないですが良いですね!

パッと見コネクター部分が複雑そうですが、よく見るとイラストでわかりやすくアナウンスがされています。

とはいえ、なかなか機能が盛りだくさん。すぐには使いこなせなそう。

背面はとてもシンプルです。USBは2.0なので、最近のPCならどれでもOKですね。

先日購入したSSL2との大きさ比較。AG03の方が縦長ですがコンパクトです。

SSL2とSTEINBERG UR22Cはこのくらいの違い。
Solid State Logic /SSL 2 オーディオインターフェース
PCに繋げてみる
早速PCにつなげてみました。
インストーラが必要なのかな?と思いましたが、
スイッチオンしたら難なく点灯!
そしてPC側も一発で認識!
MacだとインストーラーなしでもOK?でした。
曲を流したらヘッドフォンからちゃんと音も出てきます。
わお、結構良い音です!
録音してみた!
ヘッドフォンからの音がなかなか良かったので、録音も期待大。
早速音を録ってみました☚(꒪ټ꒪☚)
マイクはNeumann M149で
アコースティックギターを生録します。
マイクは本気のNeumann M149。
僕の一張羅。

–Neumann M149–
このマイクは先日記事にしたSSL2導入レビュー!期待のオーディオインターフェース実力は如何に?でも使用しました。
記事内に比較音源としてSSL2とSTEINBERG UR22Cのデータがあるので、今回もこの時のデータと比較してみます!

–SSL2–
特にUR22CはAG03の比較機種として語られることが多いので、意味ある実験になれば!


STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22C サウンドハウス
録音したのはアコースティックギター2本。
左右にパンで振ってあります。
コンプやEQなどのプラグインは一個も挟んでいません。
完全素のままの録り音です。
リズムだけはLogic Xの付属ループです。
音量はフェーダーで揃えていますが、ファイル毎にどうしてもばらつきが出てしまいます。
その点ご了承くださいませ。
YAMAHA AG 03
STEINBERG UR22C
SSL SSL2
SSL SSL2 4Kボタンon
録音の感想
並べて聞くと結構音量が違うような気がしますね、、、。
ただメーターは確認しながら揃えてはいるので、誤差はあれど音の質感の違いも影響しているはず。
揃え方が悪い可能性もあります。その点はすみません!
では、それも踏まえて感想を。
AG03は一番抜けが悪く聴こえます。残念!
UR22Cの方が低域の鳴りも、音の輪郭もハッキリ聴こえますね。
SSL2は流石に価格が倍以上するだけあって、音の押し出しが一番強いです。
特に4kボタンをポチッとするとブースト感がすごい。

-4Kを押すとより音がくっきり-
録音用途ではAG03はUR22Cには届かないかなという印象。
これはギターを弾いていた段階でも感じていました。
AG03のエフェクト機能も試しに録ってみたよ
AG03には備え付けのリバーブとコンプ/EQ が付いています。

ついでと言ってはなんですが、こちらもどんな具合なのか?かけながら録音してみました。
一応アップしておきます!
ノーマル
リバーブあり
コンプ/EQあり
う〜ん。微妙です。
一応専用ソフトでPCの方からエフェクトのかかり具合は変更できるよう。
とはいえ、おまけの域は抜けないかと思います。
DTMならプラグインで処理した方がずっと良さそう。
DTM用途でのAG03の微妙なところ
ここまでまあまあ不満が出てきていますが、、、
さらに録音用途でひっかかった部分があるのでそちらも。
AG03はモニターが少しやりづらかった
AG03は録音時、少しモニターしづらかったです。

音質もなんですが、赤丸の部分全てがモニターバランスに関わるのがちょっと複雑。
UR22Cだったら、 
ここだけで済みます。しかもつまみの効き具合もDTMするのにちょうどいいバランスに収まっている感じ。
DTM用にはやっぱりUR22Cの方が向いているのかな?
ヘッドフォンアンプのS/Nが良くない?
これもモニターに関わる部分ですね。
ヘッドフォンアンプのS/Nがあまりよくないのかなと。
結構ホワイトノイズが大きい気がします。
UR22Cはほとんどノイズが聴こえません。
[“S/Nとは”]シグナル/ノイズ比のこと。音声に対してノイズがどれだけあるのかという指標です。単位はデシベル。S/Nが悪いとボリュームを上げた時、サーというノイズがたくさん聴こえます
え?じゃあAG03って微妙なの?
いいえ。
そんなことは全くありません!
AG03は配信用に作られたものと割り切れば素晴らしい!
録音用途では何個か微妙な点ありますが、配信用のミキサーと捉えれば話は別。
よくもまあこのサイズ、この値段にして、ここまでの多機能を詰め込みましたね!と。


YAMAHA ( ヤマハ ) / AG03 サウンドハウス
配信ということはLIVEなわけで。
LIVEの面白さって音質じゃないんですよね。そんなのは正直どうでも良い。
その場の熱量や、テンションが視聴者に伝わればいい。
その点において、AG03には必要なものが全て備わっています。
しかも15000円を切る価格で、、、!
そもそも開発された目線がDTM用の物とは違いますもんね。
勝手にその領域で比較記事を書いてしまって申し訳ございません(´⊙౪⊙)۶!
Shure SM58一本でもちゃんとよく録れます
Shure 58があれば配信もちゃんとできると思います。

もちろん、コンデンサーマイクがあった方がもっとクリアに収録できると思いますが。
手持ちの58 betaでも録音してみました。
AG03 + Shure SM 58 beta
こんな感じでバッチリアコギの音が録れます!
プラグインとか何もなし。
歌も同じ質感でいけるはず。
AG03 + Neumann M149
比較用に先ほどの真空管マイクも再度貼っておきます。
比べても、58いいですよね!
録音の仕方だけ少し工夫すれば十分クリアにいけます。
【国内正規品】SHURE ダイナミック マイクロフォン BETA58A
NEUMANN M 149 Tube コンデンサーマイクロホン
AG03の良いところ
がっつりDTMするのには向きませんが、配信用としてなら素晴らしいマシン。
実際未だに売れ続けているみたいですね。
僕的にここが良かった!という点を最後にピックアップして終わりたいと思います。
電源スイッチがついている!
これ。意外や意外。電源ボタンがついている機種があまりない中。

ついてます!
対抗馬UR22Cはもちろん、価格帯的に中級機種のSSL2にも電源ボタンはついていません。

ON OFFはケーブルの抜き差しのみ。
かなり原始的、、、。
ボタンがあるのはとても嬉しい。
フェーダーのボリューム操作が秀逸
フェーダーがあるおかげで、ボリュームの上げ下げが非常にスムーズに行えます。

つまみよりも直感的に音量操作が可能。
両者の差は0.3秒くらいかもしれません。
しかし体感的にはこの差はでかい。
生配信の現場ではなおさらでしょう。
動きも滑らかで気持ちがいいです。
モニターの音は普通に良い音!
ヘッドフォンアンプのS/Nが微妙と書きましたが、音質自体はモニターする分には問題ないです!
上を見たらキリがありませんが、DTMでも初心者向けなら十分モニターできます。
めっちゃ良い音か?
と言うと、そうではないです。
おまけのエフェクトが配信現場で化ける!
「エフェクトはおまけレベル」
だなんて上から目線で先ほど書いちゃいましたが、、、、それはDTMでのお話。
LIVE配信ではコンプやリバーブは非常に役に立ちます。
生演奏や会話のテンションが上がった時、コンプがあればある程度音割れを防いでくれます。

また、歌を歌う場合は雰囲気的にリバーブは必須でしょう。
それらをボタン一発でON OFFができる利点は計り知れません。
会話→生演奏→会話
「→」のタイミングでボタンをぽちっと押せばOK!!
これはUR22Cには無理な話ですね。
YAMAHA AG03 オーディオインターフェース
まとめ
というわけで、配信に大人気なAG03の秘密がわかった1日でした。
DTM用に使うことももちろん可能です!
ただ初めからDTMだけをやる目的ならUR22Cの方がおすすめですね。
今までレビューしてきた入門向けオーディオインターフェースを表にまとめました。
*下にもスクロールできます。
それではお読みいただきありがとうございました!