ZOOM UAC-2の使用レビューです。
ZOOMといえば、近年低価格で高品質なアイテムを連発している日本メーカー。
ミュージシャン仲間の間にもファンが多いです。
そんなZOOMがリリースしているオーディオインターフェースZOOM UAC-2。
発売は2015年と少し古い機種ですが、
未だにオススメ機種に名前が挙がるほどの人気者。
ということで、実際に使用して現行の他機種との違いなどをチェック!
*過去記事を加筆修正しました。
目次
開封!
箱です。
初心者用のエントリー機種の中では実売価格2万円台と少し高価なZOOM UAC-2。
箱もがっしりしています。
付属品はUSBケーブルと説明書。そしておまけソフトのシリアルナンバーの紙。
接続はUSB3.0です(2.0でも動作します)
ゴツメな本体。ZOOMっぽいデザイン。男の子って感じです。
全面パネル。モニターアウトのつまみが重厚。
背面。ダイレクトモニター用のスイッチの他、MIDI端子も装備。
アウトプットはフォン。バランス転送を示す絵柄が可愛いです。
クラスコンプライアントモードをONにするとiPadへの接続も可能になるんだとか。
ROLAND Rubix22
とのサイズ比較。ZOOM UAC-2横長で奥行きが短いです。
YAMAHA AG03との比較。
SSL2との比較。SSL2はでかい!
NI KOMPLETE AUDIO 2との比較。
同じ2chAIFなのにやっぱりKOMPLETE AUDIO 2は小さい!こちらもとても良い製品。
Focusrite Scarlett soloとの比較。Soloは1chなので、やっぱり小さいです。
Focusrite Scarlett soloのレビューはこちら👇
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PCに繋いでみる
それではPCに繋いでみます。
しかし、、、、
認識しない!!
今まで試して来たオーディオインターフェース(6機種)はドライバなしでも一発で認識されたのですが(Macにて)
仕方なく、製品ページに飛び、ドライバをDLインストール。
そしてPC再起動。
なのに、、、、、
認識しない!!
原因を調べてみる
ということで、ネットで調べてみました。
するとどうやらこの手の不具合が結構あるよう、、、。
解決方法の結論としては、
クラスコンプライアントモードをONにすることで認識しました。
赤丸スイッチをON!
認識した〜!
ちなみに僕のMacはOS10.12(Sierra)です。
ドライバが不安定?
この問題はかなり前から提起されているようです。
しかし2021年現在、未だにアップデートで解決していないのをみると、、、、
少し製品としての信頼は薄れますね。
ZOOM好きなんですけど。
ブツブツ音が途切れる現象も
ネットでレビューを見ていると、途中で音が途切れる現象も起こっている模様。
実際に僕もこの後音楽を数時間視聴しましたが、たまにプツプツします。
これは一体、、、?
しかし、ほっておくと治るのでとりあえず無視します。
音を聴いてみる
無事PC側が認識してくれたので、改めてヘッドフォンで曲を視聴。
音質はクッキリとしたクリアな鳴り。
PCオーディオ好きな方に支持されそうな音。
実際DACとして導入されている方も多いようなので、腑に落ちました。
DACとは?
”デジタル・オーディオ・コンバーター”の頭文字をとった略称。
入力がない、音を聴くためだけの製品です。
オーディオインターフェースは入出力があるものを指します
再生音の感じはROLAND Rubix22に近しい質感ですね。
Focusrite Scarlettの方がハイの鳴りが強いです。
ZOOM UAC-2は綺麗な音ながらハイが強すぎず。
中低域の押し出しはSSL2の方が気持ちいいかもと言った具合。
KOMPLETE AUDIO 2やYAMAHA AG03やSTEINBERG UR22Cよりモニターの音は聞きやすいです。
上記3機種はZOOM UAC-2を聴いた後だと少しこもって感じるかも。
STEINBERG UR22Cのレビューはこちら👇
DTM DRIVER!
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Neumann M149でマイク録音
録音も試してみました!
モニターの音がクリアなので、録音も期待できます。
マイクはマイクはNeumann M149。
アコギを2トラック分録音。
パンで左右に振ります。
リズムはLogic Xの付属ループ。
プラグインはさしません。コンプやEQやリバーブは一切なし。
他のAIFとも比較できるようにデーター並べます。
それでは!
ZOOM UAC-2 + M149
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感想
やはりZOOM UAC-2は録音の音もクリアでクセのない音色ですね!
僕としては、ROLAND Rubix22の上位互換的な?製品になるのかなぁと感じてます。
音の傾向が似ている。
そして個人的に好きだったFocusrite ScarlettがZOOM UAC-2と比べてしまうと少し薄っぺらく聴こえます、、、。
化学調味料で素材(アコギの音)の旨味を引き上げているような感覚。
ここは流石に価格差なんですかね。
ZOOM ( ズーム ) / UAC-2 USB3.0 サウンドハウス
ZOOM UAC-2は中低域の肉厚感も自然に聴こえます。
そして比較機種が増え、だんだんと際立ってくるのがSSL2の存在感。
ポチップ
音がリッチなんだなあと。
プロの音っぽい。
やっぱりすごく良い。
SLL2のレビューはこちら👇
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SSL2の実機レビューです。4Kボタンの音質、Neumann M149で録音した比較音源、モニターのしやすさやマイクプリとしての使い方まで整理しています。
音以外のレビュー
それでは音以外のレビューです。
サイバー感溢れるデザイン
デザインがサイバー感あふれています。
近未来、ロボット系のルックスが好きな方にはたまらないデザインじゃないでしょうか。
重さはずっしり
重量感があるので、据え置きタイプ。
750g。
レタス2個分ぐらいの重さ。
STEINBERG UR22Cは1kgです。
持ち運びに頻繁にするなら、KOMPLETE AUDIO 2やScarlett 2i2がオススメ。
特にKOMPLETE AUDIO 2は360g。
缶ビール一本分の重さです。
入力メーターは2段階
入力音量の監視メーターはありません。
クリップ防止のLEDがあるのみ。
光り方は2段階。
この点は価格の割にとかなりシンプルです。
電源スイッチがついている!
1〜2万円台のオーディオインターフェースは、意外と電源スイッチが付いていないものが多いです。
ON/OFFはケーブルの抜き差し、、、原始的。
その点ZOOM UAC-2は電源スイッチがバッチリ付いています。
さすがDACとしてのしようも視野に入れているだけありますね。
使い勝手がとても良い。
レイテンシーが低い?
この機種で最もよく見かけるのがレイテンシーの低さ。
実際録音時に気にしてみましたが、確かに気持ちよく(遅延を感じることなく)演奏できました。
しかし、2021年現在では新しい機種も出てきています。
強みだったUSB3.0接続のAIFも、Focusrite Scarlettの第3世代やSTEINBERG UR22Cの登場により特別なものではなくなりました。
レイテンシーに関しても、ダイレクトモニター機能があればあまり気にせずとも良いのでは?と。
色々な最新AIFを触っていく中、僕はそう思ってしまったのですが、、、。
レイテンシーはPC側のスペックにも左右されますしね。
ただ、
- リバーブをPC側でかけてモニターに返したい
- コンプをDAW内でかけてモニターに返したい
という場合などにはレイテンシーが関係してくるので、スペックが良いに越したことはありません。
ダイレクトモニター機能
入力音をAIF側から直接聞ける機能。
PCを介さないので遅延(レイテンシー)が起きません。
丁寧な機種だと音量調整用のつまみまでついてます。
モニターのS/Nいいです!
DACとしても人気がある製品。
流石にモニターのS/Nはとてもいいです。
ただマイクプリアンプのS/Nはもう少し良かったら嬉しかったな、と。
ゲインをマックスまで上げると、ノイズがかなり乗ってきます。
Focusrite Scarlett第3世代やKOMPLETE AUDIO 2の方がマイクプリのS/Nは上に感じました。
S/Nとは
シグナル/ノイズ比のこと。音声に対してノイズがどれだけあるのかという指標です。単位はデシベル。S/Nが悪いとボリュームを上げた時、サーというノイズがたくさん聴こえます
Shure beta58でも録音しました
DTM DRIVER!
Shure SM58の凄いところを熱く語りたい! | DTM DRIVER!
マイクの大定番Shure SM58のレビューです。 バンドをやったことがある方なら100%知っているマイク。 ライブハウスで好きなバンドをみたことがある方なら70%は知って…
ダイナミックマイクでも音質を確かめるべくBETA58でも録音を試してみました。
ダイナミックマイクはコンデンサーマイクよりもゲインを稼がなくてはなりません。
ZOOM UAC-2のS/Nの感じを比較できたら!
ZOOM UAC-2 +SM58beta
KOMPLETE AUDIO2 + SM58beta
Focusrite Scarlett gen3 Air + SM58beta
Roland Rubix22 + SM58beta
SSL2 4K + SM58beta
Yamaha AG03 + SM58beta
感想
どうでしょうか?
ゲインが必要になるマイクだと、若干ホワイトノイズが乗ってしまう気がします。
もっとマイクに近づけばいいんですけど。
クリアに録音するために距離を置きたい場合は少し難しいです。
ただ音はクリアで肉厚でやっぱりいい感じですね!
マイクプリの質感かなり好きです!!
まとめ
ということでZOOM UAC-2のレビューでした。
発売が2015年とかなり古い機種ながら、2020年現在でも人気がある理由が何となくわかりました。
やはり聞き専の方にとてもオススメです!
PCオーディオ用に優れているんですね。
モニターの音質、そしてノイズの少なさは非常に秀逸です。
重複になりますが、現時点でDTMでガンガン使うオーディオインターフェースを探している場合ZOOM UAC-2を今あえて選ばなくてもいいのかなとも。
ただもう少しお金をかけてSSL2に行くか、コスパのいいFocusrite ScarlettやKOMPLETE AUDIO 2あたりが個人的にオススメ。
CubaseでDAWを初めてみたい方には、やっぱり安定のSTEINBERG UR22Cですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!