Universal Audio Apollo x6を導入しました。
それまで使っていたのは旧Apollo 8です。
買い替えて最初に驚いたのは、録音より先にモニターの音でした。
ヘッドフォンでいつものリファレンス音源を数時間聴いただけでも、明らかに音が良くなったと感じました。
解像度がグッと上がって、音像も大きくなり、それでいてぎゅっと密度が詰まったような感じです。
導入直後の感想ですが、これはかなり良いです。
ポチップ
現在はApollo x6 Gen 2へ世代交代しています。
目次
Apollo x6の音質レビュー|Apollo 8から乗り換えて感じたモニター音の差
Apollo x6ではAD/DAが大きく更新されました。
僕が実際に使って一番最初に感じたのも、そこです。
まだスピーカーアウトでじっくりミックスする前の段階でしたが、ヘッドフォンで普段から聴いている音源を数時間流しただけでも違いが分かりました。
解像度が上がっただけではなく、音像そのものが大きく感じます。
それでいて音がバラバラに広がる感じではなく、密度はぎゅっと詰まっています。
導入直後の僕には、前機種のApollo 8より2〜3ランクくらい音質が上がったように感じました。
下段が旧Apollo 8、上段がApollo x6
よく聴いている音源でも、ボーカルのリップノイズやブレス、リバーブの切れ際が前よりはっきり聴こえてきます。
古い音源では、ノイズゲートをどのタイミングで入れているのかまで見えやすくなりました。
何度も聴いている音源なのに、また新しい発見が出てきます。
控えめに言って、かなり良いです。
旧Apolloでモニター音に少し物足りなさを感じていた僕には、この変化がかなり大きかったです。
AD/DAはやっぱり重要だなと改めて感じました。
Apollo x6のThunderbolt接続|Mac mini Late 2012でも動作
Apollo x6を導入する時、一番不安だったのはPCとの接続です。
Apollo x6側はThunderbolt 3、当時使っていたMac mini側はThunderbolt 1でした。
UA Arrowが出た頃には、変換を挟んだ接続で機器を認識しないという話も見かけていたので、ここは少し心配していました。
結果はノートラブルです。
拍子抜けするくらいあっさり認識しました。
変換には、当時代理店でも案内されていたApple純正アダプターを使いました。
このアダプターは当時5000円以上して、正直かなり高く感じました。
ただ、こういう接続周りで安い変換アダプターを選んでトラブルになる方が嫌だったので、僕は純正を選びました。
実際に使ったPC環境はこちらです。
- Mac mini(Late 2012)
- macOS Sierra(10.12)
- Thunderbolt 1接続
- メモリ16GB
かなり古いMacでしたが、この環境では問題なく動きました。
これは2018年当時の僕の環境です。現在使う場合は、使用するApolloとPCの対応条件を確認してください。
代理店のApollo X仕様ページはこちらです。
USB Type-CとThunderboltの違いについてはこちらの記事でも整理しています。
Apollo x6のHEXA DSP性能|UAD Neve 1073を12個挿して検証
初代Apollo x6では、UADプラグインを動かすDSPがHEXAになりました。
旧世代では最大QUADだったので、DSPが4基から6基へ増えています。
数字だけ見ても余裕が増えていますが、せっかくなので実際にどれくらい使えるのか試しました。
UAD Neve 1073を何個挿せるか試した結果がこちらです。
12個挿せました(笑)。
Neve 1073はUADの中でも軽いプラグインではないので、これはかなり頼もしかったです。
LA-2Aのような比較的軽いプラグインなら、当時の僕の使い方ではDSP残量をかなり気にせず使えました。
ミックス中に「もうDSPがない」と止まる場面が減るだけでも、作業はかなり楽になります。
Apollo x6は旧Apolloを追加接続してDSPを増やせた
当時は旧ApolloもThunderboltでチェインできたので、手元のQUAD機を加えれば合計10基のDSPを使える構成にできました。
僕のホームレコーディング環境なら、ここまであればかなり余裕があります。
Apollo x6を導入直後に感じたメリット・不満
導入直後の時点では、不満はほぼありませんでした。
特にモニター音の変化が大きく、旧Apolloから買い替えた満足感はかなり高かったです。
この時点ではまだ録音を繰り返す前だったので、次に実際の録音音質を確認しました。
実際にApollo x6で録音して音を確認した記事はこちらです👇
DTM DRIVER!
Apollo x6の録音音質を比較|UNISON・SSL2・UR22Cを実音源で検証 | DTM DRIVER!
Universal Audio Apollo x6をNeumann M149で録音し、SSL2・UR22Cと実音源で比較。UA 610・Neve 1073・APIのUNISONによる音色変化、LA-2A・1176の掛け録りまで検証します。
初代Apollo x6はGen 2へ世代交代|現在の位置づけ
この記事で使っているのは、2018年に導入した初代Apollo x6です。
現在はApollo x6 Gen 2へ世代交代しています。
これから新品で選ぶ場合はGen 2を見ることになりますが、僕が旧Apollo 8から初代x6へ乗り換えた時に感じたモニター音の変化や、HEXA DSPを実際に使った記録はこの初代モデルでの体験です。
まとめ|Apollo x6はApollo 8よりモニター音とDSP性能が大きく向上
Apollo 8からApollo x6へ乗り換えて、一番最初に驚いたのはモニターの音でした。
解像度が上がり、音像が大きくなり、それでいて密度もあります。
普段から聴いていた音源のブレスやリバーブの切れ際まで前より見えやすくなって、導入直後からかなり満足しました。
HEXA DSPでNeve 1073を12個挿せたのも、UADをよく使う僕には大きかったです。
当時Universal Audioが大きく打ち出していたApollo Xの音質向上は、僕がApollo 8から実際に乗り換えてもはっきり感じました。
宣伝文句に偽りなし、と思えるアップデートでした。
ポチップ