マイクプリアンプの代表機種、世界一有名なブランドといえば。
そう、NEVEです!
読みはニーブ。またはニーヴ。
DTMerならプラグインで馴染み深いかと思います。
現在Neveは
- 本物のOld Neveをラッキングしたもの
- 現代の部品で組み立てられた復刻品
- インスパイア系(コピー品)
など、様々なタイプの製品が販売されていてパッと見どれがどれだかわからないような状態でもあります。
ということで、Neve関連製品をわかりやすく分類し、さらに最もイケてるNeve系マイクプリはどれなのか!
を完全なる独自見解でご紹介させていただきます。
*過去記事を加筆修正しました
目次
Neveというブランドの本性
まず、本家本元の源流はNeve Electronicsというルパートニーブさんが設立した会社になります。
ここから全てが始まり、現在たくさんのNeve関連製品が販売されています。
現在でもAMS NEVEという会社が存在し、伝説的なneve1073などの設計を基にしたリイシュー(復刻品)マイクプリアンプを販売しています。
しかし、現在のAMS NEVEとヴィンテージNeveは名前こそ同じでも会社は別物!
1985年、Neve Electronicsは独シーメンスグループに買収され、すでに買収済みだったAMS社と合併され現在のAMS Neveになりました。
AMS NEVEは現代の部品を使った復刻品ながら、ヴィンテージものに迫るお値段で「Neveモデル」を販売しています。
AMS Neve ( エーエムエスニーヴ ) / 1073SPX サウンドハウス
こちらはAMS NEVEが復刻した1073。
Neve 1073 Preamp + EQ with rare Vintage Marinair Transformers (icluding Octal) | eBay
本物のOld Neve1073はこっちですね。
つまりAMS NEVEはNEVEインスパイア製品を販売しているメイカーと同列みたいなものです。
プロの音楽家やエンジニアが賛辞を送っているのは、買収され合併される前の本家NEVE(Neve Electronics)製品に向けてです。
一方NEVE系マイクプリアンプの中で、現代最高峰の製品を販売しているメイカーはAURORA AUDIOとも言われています。その理由は後ほど。
複雑なんです。
ですので「Neveを導入するぞ!」と思った時は、どのNeveを導入するのか?をしっかりと認識しておくことが大事!
Old Neve(本物)を入手したいのか、それとも割安なリイシュー品を入手したいのか(それでも高いです)
これを間違ってしまうと、悲惨です。
意外とプロのエンジニアさんでも、この違いに無頓着な方もいたりします。
いい音でとれれば問題ないということなんでしょうけどね。
しかし、しっかりこだわりたい方や、機材を売りにする方は、ちゃんと違いを知っておいて損はないでしょう!
AMS NEVEの名器について
とはいえ、AMS NEVEにも最高な名器が存在していることも付け加えさせていただきます。
Neve のVシリーズと呼ばれるV1~V3、そしてVR。
2-Neve VR Racked Channels / Microphone Preamp, EQ, Compressor/Limiter, Filters | eBay
これは個別でラッキングされたもの。
このシリーズは間違いなくレジェンド機で、音も素晴らしくいいです。
日本のレコーディングスタジオでもお目にかかることが度々ありました。
今はなき一口坂スタジオにもあったはず。
いわゆるOld Neveとは全く似ていない音質ですが、僕個人としてはこちらのNeveシリーズの方が好みでした。
NEVE VR MODULE CHANNEL STRIP FOR VR CONSOLE | eBay
僕自身、実際こういうバラになったチャンネルストリップを購入して、DIYで配線を組んで使っていたこともありましたが、すごくEQもコンプも良かったですね。
昔VRのコンソールでドラムレコーディングをしてもらったことがありますが(バンド時代)その音もハイファイな方向ではないですけど、太くてかっこいい音でした。
UADのAMS NEVEについて
UADのプラグインにもAMS NEVEの卓をモデリングしたものがあり、めっちゃ使える音してます。
こちらはVRコンソールをさらに進化させたある意味AMSサウンドの完成系、88RSコンソールのチャンネルストリップです。
僕はUAD1073よりも、こっちのが好きですね!
いい音してますし、とにかく汎用性が高くて何にでも使えるのがありがたい。
AMS NEVEも素晴らしいものは素晴らしい
このように、AMS NEVEはルパートニーブさんの作ったオールドNeveとは全く設計思想が異なるのですが(例えばIC中心でアンプが設計されていたり)、それでも素晴らしい製品を作ってきたのは間違いありません。
しかし現在では、上述のVシリーズをラックサイズ化したものなどは正式に販売されていません。
販売しているのはOld Neveの復刻品が中心です。
AMS Neve ( エーエムエスニーヴ ) / 33609 Stereo Compressor サウンドハウス
33609のようなスタジオ定番コンプを今も新品で買えるメリットは計り知れません。
けれど、こちらもOld Neve(Neve Electronics)時代の製品を復刻したものになります。
素晴らしいコンソール時代の製品は、中古のバラ売りでしか現在ゲットすることができません。
それかUADですね。
ポチップ
UADのAMS NEVEシリーズプラグインは出来が本当に素晴らしい!
デジタルリバーブのAMS RMX16も最高にかっこいい音してますね!
個人的にはVシリーズアウトボードの再販を強く望みます、、、。
UAD Neve 88RSの記事はこちら👇
DTM DRIVER!
UAD Neve 88RS プラグインのレビュー!痒いところに手が届く最強チャンネルストリップ! | DTM DRIVER!
UADのチャンネルストリップモデリングの1つ、Neve 88RSのレビューです。 僕個人としては、これが一番扱い易い万能型チャンネルストリッププラグインとして気に入ってます…
Neve関連マイクプリアンプをリリースしているメイカーたち
AMS NEVEの他にもたくさんの機材メーカーがOld Neveに関連した製品を販売しています。
数が多い上に、オリジナルとデザインが似ているものも多いのでこれがまた非常にややこしい、、、。
初めてNeveを意識したとき、どれがどれだか全くわかりませんでした。
ということで、代表的なメーカーのものを一つづつ列挙させていただきます!
BAE(Brent Averill)
BAEは元々ブレントアべリルというレコーディングエンジニアが立ち上げたガレージメーカーのようなブランドでした。
BAE ( ビーエーイー ) / 1073 Mic/Line Preamp & EQ サウンドハウス
初期のブレント製品は本物のOld Neve卓から抜き出した1073モジュール等をラッキングしたものを販売していました。
つまり自身で製品を設計するというよりも、ラッキング業者のような形で営業していたんですね。
ブレントアべリルの最大の功績は、ラインアンプだったOld Neve1272をマイクプリアンプとして転用して世に広めたことと言われています。
そのおかげで1073よりも手の届きやすい『EQなしの1073』であるマイクプリアンプとしてのNeve1272が生まれたのでした。
現在でも中古市場でのみ、ブレントアべリルがラッキングした本物の1073や1272を買えます。
しかし、中にはブレント自身がNeve回路を元にリイシューした1073や1272も、見た目そっくりで流れていたりするので注意が必要です。
Early Brent Averill Enterprises BAE 1073 Mic Pre & EQ Equalizer w/ Power Supply | eBay
これとかは、トランスを見ればわかるんですが、マリンエアではなくカーンヒルなのでリイシュー品です。
基盤の裏側もオリジナルアンプカードとは違い現代的にカクカクとしています。
値段が50万円以下のブレントアべリルはリイシューの可能性があるのでお気を付けください。
そして現行品で販売されているBAE製品は全てリイシュー品となります。
Old Neveとはパーツが違います。設計回路を共有している製品ですね。
とはいえ、名だたるレコスタに導入されている機種ですので、間違いなく音は良いです。
悪いはずがありません。回路はNeveですもんね。
僕も現場で何度も聞いた音です。
ただ、本物のヴィンテージNeveは中古のブレントアべリルにしか存在しないのでその点だけ注意が必要です!
ポチップ
VINTECH AUDIO
VINTECH AUDIOは「Neveの音の再現度が高い!」と発売当時かな〜り話題になったメーカーでした。

VINTECH AUDIO ( ビンテックオーディオ ) / X73 サウンドハウス
音のイメージとしてはOld Neveよりも若干高域に特徴があって元気な感じだったように思います(過去に聞いた記憶)
価格は20万円台前半と、なかなか良心的なお値段です。一般的には高いですけどね。
レコスタだとチャンネル数が必要な場合や、マルチチャンネルRECで少しキャラの違うNeve感が欲しいときに使われているイメージ。
DTM用途では、はっきり言って十分主力級の実力でしょう!
こちらもBAE同様Neveの回路を元に中身は設計されています!
EQのポイントがオリジナルとは違うようです。これはよりEQしやすいように改良されているんだとか。参考ページ
ポチップ
CHAMELEON LABS
こちらもNeveインスパイア系が台頭してきた時に話題をかっさらって言ったメイカーでした。
CHAMELEON LABS ( カメレオンラボ ) / 7603 Mic Preamp サウンドハウス
現在では前機種7602mk2から進化して、全く見た目からNeve感を感じることのない(笑)姿にアップデートしています。
これはこれで個性的でいいですね。
前機種はシルバーでした。
このマイクプリアンプで印象的だったのは、Toneflakeカスタムという、日本でも有数の機材テックさんが内部改良したモデルが販売されていたこと。
オールドNeveの音色の肝といえばトランスと言われていますが、ToneflakeカスタムではオリジナルNeveと同じマリンエアにトランスをチェンジしているようでした。
贅沢!
NEVE MARINAIR 10368 MIXING BUSS OR SUMMING AMP INPUT TRANSFORMER 1272 | eBay
イエローラベルのマリンエアは見てるだけでいい気分になってきますね、、、、。酔えます。
Toneflakeカスタムは他にも内部の音質に関わる部分をかなりこだわったパーツに変えたりと、お値段が20万円以上してましたが、それに見合ったアップデートを行っていたようでした。
今ではヤフオクでたまに流れているくらいでしょうか。
カスタムされていない普通の7062を友人が所有していたので、以前借りて録音に使わせてもらったことがありました。
正直、音にNeve感はあまり感じませんでしたが、十分にマイクプリアンプの出来としては良かった記憶があります。
特にEQの効きが特に良かったですね〜。
気持ち良いくらい簡単にサウンドメイキングできたのを覚えています。
CHAMELEON LABS ( カメレオンラボ ) / 7603 もあのEQの質感を受け継いでいるとしたら、それだけでも惹かれるものがありますね、、、。
WARM AUDIO
様々なヴィンテージ機材のコピー製品を安価にリリースしている新進気鋭のメイカーWARM AUDIO!
WARM AUDIO ( ウォームオーディオ ) / WA-73EQ サウンドハウス
Neveコピーももちろんあります。
見た目は完全にNeveです(笑)
さらに、中身もすごいこだわってます。
AMS NEVEやBAEと比べると安価なラインナップのWARM AUDIOですが、この造りを見るとそれらにも負けないクオリティーに感じざるを得ません、、、。
電源もしっかりトロイダルトランスを使った安定化電源を組み上げています。
こういうところでコストがかかってくるので、販売価格10万円を切ってくるのが信じられないですね。
個人的にはNeveインスパイア系の中で一押しの一つです。
僕も買いました。
WARM AUDIO WA-73EQの記事はこちら👇
DTM DRIVER!
WARM AUDIO WA-73EQレビュー|NEVE 1073タイプの音質と中身を実機で検証 | DTM DRIVER!
WARM AUDIO WA-73EQの実機レビュー。NEVE 1073タイプとしての音質、中身のパーツ構成、ライン入力でのドライブ感やEQの効き方を音源付きで実体験ベースで整理します。
AURORA AUDIO(現在販売停止中)
現在のNeve復刻マイクプリの大本命といったらこのメーカーでしょう。
AURORA AUDIO!
AURORA AUDIO ( オーロラオーディオ ) / GTQC サウンドハウス
このメーカーのどこがすごいのかというと、創設者のgeoff tannerさんその人です。
実はルパートニーブさん時代の初期Neveから、一緒にエンジニアとして1073の設計に関わっていた方なんです。
マリンエアの開発や工場への発注もこの方が行なっていたんだとか、、。
ルパートニーブさんよりも実質Neveのサウンドを作っていた人とも言われています。
マリンエアの音を熟知しているのも、回路に精通しているのもこのかた。
ということは、そんな人物が作ったNeve型マイクプリアンプが良くないわけがありません。
現代で最も本物のOld Neveに近い(当時のNeveに近い)音を再現しているのは間違いなくAURORA AUDIOです。
実際、このマイクプリアンプで録音したドラムはたまらなく太く説得力のある音をしていました。
AURORA AUDIO ( オーロラオーディオ ) / GTP8 サウンドハウス
ドラムのマルチ録音に必要なものだと8chとかになりますが、さすがになかなかな金額になってきます、、、。
ただ、すご〜く良い音で録レます、、、。
過去バンド活動時代にこちらも運良くレコスタで経験させていただきました。
最高でしたね。
個人的感想ですが、BAEの現行品やAMS NEVEを買うんだったらAURORA AUDIOの方が絶対推しです。
設計がジェフさんなのが圧倒的です。
多分、トランスもマリンエアなんじゃないですか(笑)
形は違えど、音は当時のマリンエアそのものなんじゃないでしょうか。
本人が発注しているのですからね!
Golden Age Project
今までのNeve系ラインナップの中では一番手の届きやすい価格帯なのがGolden Age Projectです!

Golden Age Project ( ゴールデンエイジプロジェクト ) / PRE-73 MKIV3 サウンドハウス
初めて買うマイクプリアンプとしても別記事でオススメさせていただいています。
中の作りもしっかりとしていますし、Neveの音の質感を手の届く価格でどうにか手にしたい!という場合は最有力候補じゃないでしょうか。
中身を自分で改造をすれば、さらにNeve感をアップさせることもできます。
DIY精神強めな方なら、なんとかなるレベルの改造ですのでもしよろしければ上記記事もお読み頂ければ幸いです。
よりコンパクトで安価なこんなタイプのものもありますね!これはかわいい!

Golden Age Project ( ゴールデンエイジプロジェクト ) / PRE-73 Jr mk2 サウンドハウス
宅録にはぴったりなサイズ感。
中身もオールディスクリート(ICを使わないオリジナルNeveと同じ回路設計)で、Neve感を再現しているようです。
こういうシンプルさ、良いですね。
ポチップ
Neve系を比較表でまとめます
| ブランド / モデル | タイプ | 回路構成・パーツ | 音色傾向 | 特徴・ポイント | 価格帯(目安) |
|---|
| Neve Electronics(ヴィンテージ)1073 / 1272 | オリジナル(本物) | Class-A、Marinairトランス使用 | 極めて太く温かい中低域、滑らかで濃厚な質感 | ルパート・ニーブ設計による伝説的サウンド。全Neve系の基準となる存在 | 中古市場で200万円前後〜 |
| AURORA AUDIO GTQ2 / GTQC | 正統継承系 | Class-A、Carnhillトランス | Old Neveより広帯域でパワフル。現代最高峰のNeve系 | 元Neve設計者Geoff Tannerによる正統進化版 | 約60〜100万円 |
| AMS Neve 1073SPX / DPA / 1084など | 正統リイシュー | 現代パーツ+Carnhillトランス | ヴィンテージよりクリーンで明瞭、高域のまとまりが良い | AMSによる公式復刻版。安定した品質とサポート | 約40〜70万円 |
| BAE 1073 / 1272 | リイシュー系 | Neve回路互換、Carnhillトランス採用 | ヴィンテージ寄りの太さと色気。ややスムーズな質感 | スタジオ導入実績多数。Brent Averill時代のモデルは特に評価が高い | 約30〜50万円 |
| VINTECH AUDIO X73i / X73 | クローン系 | Neveベースの独自回路+EQ設計 | 明るく元気なキャラクター。高域がやや強調 | コストパフォーマンスが高く、Neve感を気軽に導入可能 | 約20〜30万円 |
| CHAMELEON LABS 7603(Toneflakeカスタム含む) | クローン+改造系 | Neveインスパイア回路、Marinair換装可 | 標準モデルはモダン寄り、カスタムで濃厚に | EQの効きが良く、Toneflake版はより本格的なサウンド | 約10〜20万円(カスタムは+α) |
| WARM AUDIO WA73 / WA73-EQ | クローン(廉価) | Carnhillトランス採用 | 太くウォームで派手め。扱いやすいチューニング | 圧倒的コスパ。DTM環境でNeveらしさを得る定番モデル | 約10〜15万円 |
| GOLDEN AGE PROJECT Pre-73 MKIII / Premier | クローン(エントリー) | Neve 1073簡略回路、UK製Carnhill搭載(Premier) | 中域に厚みがあり、少しドライで荒削りなキャラクター | 入門用Neve系として定番。Premierは高品位パーツで上位互換モデル | 約5〜12万円 |
| UAD Neve 1073 / 88RS / VR(プラグイン) | ソフトウェアモデリング | DSP再現 | 本物に近い質感ながら、ややスッキリした印象 | 実機を持たずにNeveサウンドを体感できる現実的な選択肢 | 約3〜5万円(プラグイン) |
Neve系ではないけど、ルパートニーブが関わっているメイカーたち
Neveの創始者ルパートニーブさんはNeve Electronicsを退社後、様々なメーカーを渡り歩きながら伝説的な名器をさらに開発し続けてきました。
どれだけレコーディングの歴史に爪痕を残すのでしょう、、、。
そして最後にたどり着いたメイカーRUPERT NEVE DESIGNSでも素晴らしい製品をたくさん届けてくれました。
とにかく神としか言いようがないですね。
そんなニーブさんが関わってきたメーカーと代表的製品について。
FOCUSRITE
FOCUSRITEといえば、近年オーディオインターフェースでも大躍進しているメーカーですが、元々はプロ用のアナログ音響機材を設計していました。
ここにもルパートニーヴさん在籍していました。
そして開発したのがISA110というマイクプリアンプを搭載したコンソール。
もともとは1985年にかの有名なジョージ・マーティンがニーヴさんにコンソールの設計を依頼したところから始まったようです。
そして出来上がったコンソールの音色があまりにも良かったため、四方八方に一気に噂が広がり注文殺到。
ISA110は1980年代を代表する音色とまで言わしめるようになった模様。
FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / ISA Two 
その音色は現在でもかなり安価に入手することが可能です!
2chマイクプリアンプの中では最強にコスパがいいと思っているISA Two。
ステレオ仕様で8万円台とか、内容が一級品なだけにこれを超えるコスパアイテムはなかなかないと思います!
個人的に今一番欲しいと思っているマイクプリアンプです、、、。
1chだったらこちら。
FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / ISA One Analogue サウンドハウス
マイクプリアンプの入門として各所で激推しされていますね。
これももともとの設計はルパートニーヴさんが行なっているのでした。
Neveの親戚です。音色は違いますけど。
FOCUSRITE ISA Oneのレビューはこちら👇
DTM DRIVER!
FOCUSRITE ISA Oneレビュー|宅録でも使える定番マイクプリアンプの音質と魅力 | DTM DRIVER!
FOCUSRITE ISA Oneの実機レビュー。音質、インピーダンス切替、Apollo XやUNISONとの比較、不満点まで、宅録で使える定番マイクプリアンプとしての魅力を実体験ベースで整…
AMEK
現行品としてはもう販売していませんが(メイカー自体がないのかな?)オークションでは今も活発に取引されているAMEKの機材。
こちらにもルパートニーヴさんが関わっています。
有名なやつだとこれとか。
Amek / Neve 9098 Mic Pre / EQ Equalizer | eBay
レコーディングスタジオでよくみるマイクプリですね。
あらゆる楽器をそつなくこなしてくれるのが重宝すると、かつてレコーディングエンジニアさんが教えてくれました。
コンプも非常に良いです。
AMEK Series 9098 Dual Compressor & Limiter Designed by Rupert Neve Stereo #32156 | eBay
見た目は地味ですけど、、、これを見るとプレイヤーとしてはなぜか安心しますね。
スタンダードな地位をがっちり確立している機材ブランドです。
ニーヴさんゴイスーすぎ。
RUPERT NEVE DESIGNS
そして最後にニーヴさんが亡くなるまで在籍していたメーカーがRUPERT NEVE DESIGNSです。
RUPERT NEVE DESIGNS/ SHELFORD CHANNEL サウンドハウス
Old neveとは違い、より現代の音楽事情にマッチしつつ美味しいところを突き詰めていく洗練されたスタイルが特徴。
それぞれの好みは置いておいても、製品自体は間違いなく最高峰のものばかりです。
特にこちらのチャンネルストリップは年々評価が上がり続け、在庫が入れば即完売の人気商品です。
評判もひたすらに良い。
Old neveにこだわらず現代的な質感+Neveさんのセンスを味わいたい方にはぴったりの製品です。
今となればニーヴさんが追求し続けた音色の集大成と言っても過言ではないしょう!
非常に汎用性の高いRUPERT NEVE DESIGNS Portico 511のレビューはこちら👇
DTM DRIVER!
RUPERT NEVE DESIGNS Portico 511レビュー|柔らかく芯のある500シリーズマイクプリ | DTM DRIVER!
RUPERT NEVE DESIGNS Portico 511の実機レビュー。柔らかく芯のある音色、SILK/TEXTUREによる質感変化、API512CやChandler TG2-500との違いを音源付きで整理します。
Neve系マイクプリアンプのおすすめTOP3
というわけで、最後にここまで出てきたメーカーの中で僕が個人的にオススメしたいのを恐縮ながらまとめさせていただきます!
第1位!Aurora Audio(販売停止中)
*コロナ禍に入った頃から生産停止が続いており、残念ながら現在も在庫はないみたいです。
AURORA AUDIO ( オーロラオーディオ ) / GTQC サウンドハウス
これは圧倒的です。
現行品で限りなく本物のNeveの音を求めるのならAurora Audio一択でしょう。
再度書きますがgeoff tannerさんはNeve歴史の根幹に関わってきた方。
回路や部品についての知識は他のエンジニアの追随を許しません。
Aurora Audioの公式HPにはジェフさんにOld Neveのマニアックな質問を投稿できるフォーラムもあり、多くの素晴らしい情報が溢れています。
http://auroraaudio.net/forums/
英語ですが、文を追っていくだけでもジェフさんの知識の深さとエンジニアとしての真摯な姿勢が伝わってきます、、、。
Vintage Neveが気になる方は是非一読をおすすめします!
音質もめっちゃいいです。
太くてハリがあって元気。
Old Neveも当時はこんな音だったんだろうなぁと、、、感慨深い気持ちにさせてくれる名器ですね。
数十年後はAurora Audio製品も間違いなく往年のヴィンテージ機材に列挙されているでしょう(笑)
Neveのリイシュー系では最強だと思います。
第2位!AMS NEVE
単純にAMS Neve機材のファンというのもありますが、やはり現在Neveの冠を掲げているブランドですので音質にも並々ならぬこだわりをかけている同社。
NEVE ( ニーヴ ) / 1073DPD 
レコーディングスタジオでも定番です。
apiのランチボックスサイズの500シリーズもよく見かけますね。
全体的にお値段が高いので、コストパフォーマンスの面では若干「?」ですがNeveのブランドを直系で受け継いでいるのでそこも含めて所有したい方には、半端ない満足感を与えてくれるのではないでしょうか。
僕はコスパ重視人間なので、あまりメーカーにこだわりはないのですが、こちらは資産の価値が他の製品よりも高く保てそうですね。
後々手放す可能性がある場合、値下がりが起きにくいかもしれません。
個人的にはNeve 8816というサミングミキサーがずっと気になっています、、、。
AMS Neve 8816 summing mixer | eBay
DAW用途だとサミングミキサーって憧れの機材ですよね。アナログ感をつけたいときが多々あります、、、。
伝統重視!な方にはやはりAMS NEVEが一番のおすすめです!
完全プロ志向なサウンドを作り上げたいならこの価格帯も視野に入れてみてください!
ポチップ
第3位!Warm Audio(最も現実的な1台)
コスパ重視でNeveサウンドを選ぶなら現在Warm Audioを激推しします。
というか2026年現在、在庫状況的にも最も現実的な一台と言えます。
とにかく販売価格と作り込んでいる内容のバランスが良い意味でおかしいと言わざるを得ません、、、。すごいクオリティ。
WARM AUDIO ( ウォームオーディオ ) / WA-73EQ サウンドハウス
新進気鋭の歴史はまだ浅いメーカーですが、Neveの他にもPultec EQやLa2aと言ったレジェンド機材のリイシュー品を数多く低価格でリリースしてきていますので、その技術力は相当高いメーカーです。
DTMerには一番の味方になりつつあるんじゃないでしょうか。
コストパフォーマンス重視ならどのNeve系メーカーよりこっちがおすすめですね。
DTMに最適です。
WA-73EQ とOld Neveの音質比較記事はこちら👇
DTM DRIVER!
Old NeveとNeveコピーの音はどう違う?33115 vs WA73EQ実機比較レビュー | DTM DRIVER!
Old Neve 33115とWarm Audio WA73EQを実機で比較。ヴィンテージNeveの渋みやざらつき、WA73EQの明るくハリのある音、EQやゲインを通した違いを音源付きで整理します。
Old NeveではないけれどRUPERT NEVE DESIGNS製品もおすすめ!
Old Neve系ではありませんが、やっぱりRUPERT NEVE DESIGNS製品も外せないので最後におすすめさせてください!!
-RNDのバスコンプ-
僕ももう数年ほどRND機器を使用していますが、Old Neve系とは一味違う魅力に取り憑かれています。
- 滑らか
- 柔らか
- 太い
- 存在感がある
- 使いやすい音色
Old Neve系と同じく太く存在感のある音質なんですが、RNDの方が使いやすい音色に感じる場面も多いです。
RUPERT NEVE DESIGNS/ SHELFORD CHANNEL サウンドハウス
特にこのチャンネルストリップは悪い噂をほぼ聞きません。
その代わりいつも在庫不足、近年は価格上昇も相まってで中々買えないのが難点。
Neve系アウトボードを買うのなら、より現代的な音色のRND製品を検討するのも賢い選択です。
APIやSSL、Old NeveとRND Portico 511の音色比較した記事はこちら👇
DTM DRIVER!
NEVE vs SSL vs API|実機アウトボードで音の違いを比較してみた | DTM DRIVER!
Neve 33115、SSL9000、API 512C、API 2500+5500、Chandler TG2-500、Rupert Neve Designs Portico 511を実機で比較。各アウトボードを通した音の違い、質感、キャラクター…
まとめ
だらだらと書いてしまいましたが、Neve関連製品はちょっとクセがあります。
「NeveなのにNeveじゃない!」って不本意な事態に陥らないようにご注意ください!
最後までお読みいただきありがとうございました!