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Old NeveとNeveコピーの音はどう違う?33115 vs WA73EQで実験!

Old NeveとNeveコピーの音はどう違うのか(´◔౪◔)◞?

Neve 33115というヴィンテージNeveをゲットしてからなんとなくわかってきました。

結論としては「どちらもとても良い!」音だと思いました(`・ω・´)

ただ、使いたいポイントは少しずつ違ってくるかなーとも。

そんなオリジナルとコピーの違いについて感じたことを!

目次

Warm AudioのNeveコピーが大好きです

まず前提としてWarm AudioのWA73EQという1073コピーが個人的に大好きです(´⊙౪⊙)۶

 WARM AUDIO  WA-73EQ  サウンドハウス

WARM AUDIO WA-73EQ サウンドハウス

2020年の6月ごろ?に買ってから、ほぼ全てのDTM制作で使ってます。

普通に音の芯ががっしりしていて、どの楽器パートにも使いやすいので非常に重宝してます。

マイクプリアンプはヴィンテージ系含め色々使ってきましたが、新品で10万円以下の価格でこのクオリティーのものはそうそうないんじゃないかと、、。

しかもEQ付きです( ・ὢ・ )

背面だけでなく、前面にマイク入力がある点もGood。

さくっと音を録りたい時にパッとマイクを繋げるので、demoづくりでは一番使ってしまうマイクプリかもしれません。

個別レビューはこちらに。

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Neve33115は角が取れて渋みがある音

一方Old Neveの33115は角が取れた渋みのある音をしているなーと。

1073、1081などよりも一世代後に作られたモジュールですが、一応ヴィンテージNeveに入るようです。

モジュールの中身はこんな感じで、アンプ類は取り外し式のカードタイプ。

トランスはマリンエアではなく、St.Ives。

基盤のデザインは、中期ごろの81××シリーズに通ずる雰囲気です。

音の感じは同じようにアンプカードで構成されている1081よりも、1073寄りと評されているようです。

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ヴィンテージNeve一般によく言われているような、独特の深みやざらつきを33115でも確かに感じます( ・ὢ・ )

すごくどこかで聴いたことがある質感。

音の角が取れた感じは、ただの経年劣化もあるのかもしれませんが、またそれが良いですね。

最近録音に使ってみて思いましたが、説得力がありつつ、全然痛い感じの音になりません。

若干の古臭さはありつつも、古ぼけた感じではなく、味わいのある音。

未だに世界中にファンが多くいる理由が分かります( ・ὢ・ )

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Old NeveとNeveコピー、音はどう違う?

ということで、この記事の本題!

実際音がどんな感じで違うのか?をライン録音して比較してみます。

元音源はこちら。

再生音量にお気をつけください!

 

 

Logicのループ音源を組み合わせたものです。

1chに送るので、モノラル音源になっています。

AIFから各アンプにラインで送りまたライン入力して録音しました。

各ファイルの音量はフェーダーで、ピークを見て揃えています。

WA73EQにはTONEボタンなる音色変化?をさせるものがるので、こちらONバージョンも作ってみました。

音がまろやかになるので、もしかしたらOld感を加えるボタンなのかなとも。

後、各マイクプリにはナイスなEQもついているので、録音しながらEQをグリグリしたファイルも作ってみました。

OldとコピーNeve、それぞれどう違うのか、、??

それでは聴いてみましょう( ・ὢ・ )!!

元のファイル

Neve 33115 ゲイン突っ込みファイル

Neve 33115 ゲイン普通ファイル

Warm Audio WA73EQ ゲイン突っ込みファイル

Warm Audio WA73EQ ゲイン普通ファイル

Warm Audio WA73EQ TONEボタン ゲイン突っ込みファイル

Warm Audio WA73EQ TONEボタン ゲイン普通ファイル

Neve 33115 EQグリグリ

Warm Audio WA73EQ EQグリグリ

感想

元のファイルが既にオールド感ある質感ですね(笑)

Neve33115に通したファイルは一聴するとあまり違いがわからない?ような、、、

気がしますが、ぼーっと聴いているとだんだんと違いが染みてくるイメージ。

音の密度が増して、なんともいえない雰囲気が付加されています( ・ὢ・ )

スネアの音が「クシャっと」する感じが古い紙のような質感で気持ちいいです。

ベースやキックの感じもドシっとしますね。

音を突っ込むとよりその感じが顕著になります。

対してWarm Audio WA73EQは輪郭のハッキリした明るい質感ですね。

新品らしく表面がパリッとした音をしています。

若干33115よりも腰高な感じがしますが、十分にどっしりとした音です。

こっちの方がバランスよく聴こえます( ・ὢ・ )

TONEボタンを入れると、より中域がみっしりする?ような気がします。

ハイがまろやかになるのかな?と思いながら制作で使ってましたが、どちらかというと中域の密度が増えると考えた方が合っているのかもしれません。

質感に関してはあまりON OFFで変わりませんね(`・ω・´)

やっぱりWA73EQっぽいハリのある明るめの音です。

EQを入れるとまた2つの違いが分かりやすくなります!

33115のEQは、かけると一気にオールドスクール感が増しますね(;´༎ຶД༎ຶ`)

これは良い!

なんか「音楽的」とか言いたくなる感じ!

すごく好みですこの質感変化。

程よくざらってしていて、まさにヴィンテージっぽい音質。

古い紙が見えます、、、古ぼけた洋書のページが、、。

WA73EQのEQはすごくハイが滑らかに推移しますね!

他の帯域も切れ目なしにスムーズに変化していく、正にシルキーな耳触り。

クリアにハッキリ、そしてNeve的な存在感を音に加えたい場合に良い感じ。

このまま30年ぐらい使い続けていけば、33115のような美味しい質感も付加されていくのかもしれません(笑)

現状だと、やはり良くも悪くも新品、パリッとした音に聴こえます。

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二つは別物でした

分かってはいましたが、やっぱりこの二つは別物だと思いました。

Neveっぽさってそもそも何なのか、、?

ってところも究極考えないといけないのかもしれませんが、それをするにはさらに多くのNeveを使ったスタジオREC経験をしないと無理な気がします。

僕のキャリアではまだ「こうだ!」とはなれません、、。

とりあえず言える事は、

NeveコピーでもWA73EQめっちゃ良くないですか?

って事です。

今日聴き比べてみて改めて思いました。

Old Neveはラッキング費用も含めるとWA73EQの4倍以上お高いです。

そう考えると、WA73EQ、コスパええ、、。

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こちらの記事でなっがいマイクプリについての話を書かせていただいてますが、

コスパ重視のおすすめNo1にWA73EQを置いている事は未だに間違ってないと思ってます。

Neveどうこうではなく、このマイクプリはすごく好きです。

トランスをマリンエアとかに変えたら、もっとヌメっとした良いヴィンテージ感が出てくるかもしれません。

でも僕はこの音が好きなので、このまま使っていこうと思います!

ベース録音に大活躍中。

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まとめ

というNeveのOldとコピーの比較記事でした(`・ω・´)

厳密にはNeve1073とWA73EQを比べないと意味ないのかもしれません。

でも、それは無理!

何となくNeveフレイバーの面での比較とさせてください!

 RUPERT NEVE DESIGNS / SHELFORD CHANNEL サウンドハウス

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方向性は全然違うのだと思いますが、これが欲しくてたまらない。

評判すごく良いですよね〜、、。

無限の沼へさあいくぞ

最後までお読みいただきありがとうございました!

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