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【DTM】ヤマハ防音室アビテックスを3年使った結論|リース満期でついに自分のものに

ヤマハの防音室をリースして、気づけば3年。

いよいよ満期を迎え、この防音室が完全に自分のものになります。

このリースの面白いところは、ただのレンタルではないこと。

毎月の支払いがそのまま積み立てられていき、満期時には

  • 最後に1ヶ月分を払って買取
  • そのまま返却

を選べる仕組みになっています。

正直、この条件ならほとんどの人は買取を選ぶはずです。

あと1ヶ月分で、ずっと使える自分の防音室になるわけですからね。

というわけで、防音室リースを3年使ってみたリアルな感想を、改めて振り返っていきます。

結論から言うと、無理にDIYしなくて本当によかったです。

目次

作曲できる時間が一気に増えた話

防音室を導入して、一番変わったのは作曲できる時間でした。

体感ですが、3割くらいは増えています。

そもそもの環境が厳しい

僕は普通の会社員です。

日中は仕事、帰宅するのは当然夜。

住んでいるのは都内近郊の集合住宅(コンクリート)ですが、だからといって自由に音が出せるわけではありません。

つまり、

「音楽したい時間=音を出しづらい時間」

という、かなりストレスのある状態でした。

防音室で生活が変わった

それが、防音室レンタルを始めてから一変します。

夜中でも、

  • 鼻歌
  • アコギのストローク

このレベルなら、気にせず普通に音が出せるようになりました。

実際に夜中12時前後に鳴らしても、近隣トラブルは一度もありません。

これは正直、かなり大きい変化です。

制作効率が段違いに上がる

音が出せるだけで、ここまで変わるのかと思いました。

思いついた瞬間に、そのまま音にできる。

これができるだけで、制作の流れが途切れません。

結果として、曲作りが圧倒的に捗るようになります。

休日の使い方も変わる

休日も同じです。

これまでは時間や音量を気にしながらの作業でしたが、

今は好きな時間に、好きな音量で制作できるようになりました。

その分、より踏み込んだ制作にも時間を使えるようになります。

結論:時間が増えるのが一番デカい

防音室の価値って「音が出せる」だけじゃありません。

音楽に使える時間そのものが増えるのが一番デカいです。

これは正直、導入してみないとわからない変化でした。

経年劣化は?3年使って感じたこと

防音室を使い始めて約3年。

結論から言うと、ほぼ劣化は感じていません。

防音性能の変化

遮音性能が落ちたと感じることもなく、導入当初とほぼ同じ感覚で使えています。

「だんだん効かなくなるのでは?」という不安はありましたが、その点は完全に杞憂でした。

実は中古スタート

しかも僕の場合、最初から中古の防音室をレンタルしています。

つまり実際の経年としては、さらに長いはずです。

それでも問題なく使えているので、耐久性はかなり高いと感じています。

DIYをやめて正解だった

当初はDIYも考えていましたが、今振り返るとやめて正解でした。

防音室は見た目以上にシビアな構造物です。

日曜大工とは別のスキルと設計が必要になります。

無理して作るより、完成されたものを使う方が結果的に安心で効率的でした。

スタジオ個人練が不要になった

これは地味ですが、かなり大きなメリットです。

個人練でスタジオに行かなくなった

ライブ前になると、個人練でスタジオに入ることがありました。

僕はギター兼コーラスですが、かなり慎重なタイプなので、

コーラス練習のためにわざわざスタジオに入る

ということを普通にやっていました。

防音室導入後は、これが完全になくなりました。

積み重なるコストが消える

スタジオの個人練は、都内だとだいたい500〜800円くらい。

2時間入れば、1000円以上は普通にかかります。

さらに、

  • 移動費
  • 移動時間

この2つも地味に効いてきます。

1回ごとは小さくても、回数が増えると無視できません。

自宅で完結する強さ

防音室があると、これらがすべて不要になります。

思い立ったらすぐ練習できる環境は、想像以上に快適です。

長い目で見ると、コスト的にもかなり効いてきます。

特にボーカルの方は、スタジオ代を考えると、防音室を持つ方が結果的に安くなる可能性もあると思います。

モニタースピーカーを爆音で鳴らせる

これも防音室の大きなメリットです。

爆音モニターができる環境

防音室の中なら、モニタースピーカーをかなりの音量で鳴らせます。

今までの環境では考えられないレベルの音量でも、気にせず出せるのはかなり大きいです。

正確性は正直わからない

ただし、狭い箱の中でのモニターなので、どこまで正確かは正直わかりません。

フラットなリスニング環境とはまた別物です。

ローの感覚は確実に変わる

それでも一つ大きな収穫がありました。

低音は爆音で鳴らさないと体感できないということです。

床が「ウンウン」と揺れるような感覚。

これがミックスの中にないと、ローが足りていない可能性があると感じるようになりました。

いろんな音源を爆音で聴き続けるうちに、なんとなくですがローの量感が掴めてきた気がします。

(気のせいかもしれませんが…)

単純に気持ちいい

そして何より、爆音はシンプルに気持ちいいです。

これだけでも、防音室を導入した価値はあると思っています。

月額コストはどれくらい?

僕がレンタルしていたのは、ヤマハのMY ROOM IIというモデル。

もともとはDTM用途というより、楽器練習向けの防音室ですが、遮音性能(Dr35)は十分でした。

実際の月額料金

中古個体をリースして、月額は14,100円

1日あたりに換算すると、約470円です。

……こう見ると、正直ちょっと高く感じます。

どう捉えるかで価値が変わる

この金額をどう捉えるかは人それぞれですが、

「毎日自由に音が出せる環境」と考えると、見方は変わります。

さらに、スタジオ代や移動費が不要になることも考えると、トータルではそこまで悪くないと感じています。

3年後からが本番

約3年使い続ければ支払いは終了。

そこから先はコストゼロで使い放題になります。

つまり、本当の意味でお得になるのはそこから。

しっかり使い倒せば、価値はどんどん上がっていきます。

というわけで、元を取るつもりで使い続けるのが正解です。

中古を一括で買うという選択肢

もう一つの選択肢として、ヤフオクなどで中古を購入するという方法もあります。

うまくいけばかなり安い

オークションを見ていると、防音室が出品されていることもあります。

タイミングが良ければ、かなり安く落札できることも。

この方法なら、一気にコストを抑えることが可能です。

ただしハードルは高い

注意点もあります。

  • 輸送の手配
  • 搬入
  • 組み立て

これらを自分でやる必要があるケースが多いです。

防音室は重量もあり、普通の家具とはレベルが違います。

条件をしっかり確認しないと、かなり大変なことになります。

リースとの違い

価格だけで見れば、オークション購入の方が圧倒的に安いです。

その代わり、

  • 手間
  • リスク

この2つは確実に増えます。

リースは割高に見えますが、

  • 設置込み
  • トラブル対応あり
  • 撤去も楽

こういった安心込みの価格です。

安さを取るか、楽さと安全を取るかで選ぶのが良いと思います。

音楽用途なら“吸音込み”の防音室を選ぶべき

これは実際に使ってみて強く感じたポイントです。とうか失敗談。

マイルームは吸音がほぼない

僕が使っている「マイルーム」は、もともと映画やオーディオ鑑賞向けの設計です。

そのため、内部の吸音はほぼ考えられていません。

正直、生音録音をそのままやると反響が強く、かなり厳しいです。

DTM用途なら吸音設計が重要

もし音楽制作がメインなら、

最初から吸音が考えられているモデルを選んだ方が圧倒的に楽です。

例えばヤマハの「セフィーネ」シリーズなど。

実際に使っている知り合いの環境では、反響がちょうどよく整っていて、いい意味でライブ感のある音でした。

そこからリフレクションフィルターなどで微調整できるので、DTM用途としてはかなり扱いやすいと思います。

後付け吸音でも対応は可能

とはいえ、既存の防音室でも対策はできます。

僕の場合は、SONEXの吸音パネルを設置して対応しています。

SONEX ( ソネックス ) / VLW35 Natural Gray 8枚 61cm x 122cm 吸音材 サウンドハウス

SONEX ( ソネックス ) / VLW35 Natural Gray 8枚 61cm x 122cm 吸音材 サウンドハウス

これで録音時はかなりデッドな環境を作ることができます。

ただし、

  • 設置が面倒
  • 毎回のセッティングが必要

このあたりは正直デメリットです。

効果は抜群ですが、手間もそれなりにかかります。

結論:最初から設計されてる方が楽

最終的に感じたのは、

吸音は後からでもどうにかなるが、最初から整っている方が圧倒的に楽

ということでした。

エアコン付きじゃなくて大丈夫か?

防音室を選ぶとき、意外と悩むのがエアコン付きにするかどうかです。

防音室の中は想像以上に暑い

防音室は基本的に密閉空間なので、秋でも普通に暑くなります。

もちろん換気扇は付いていますが、それだけでは限界があります。

特に夏は完全に別次元で、何も対策しないと普通に危険なレベルです。

春でも油断すると普通にきついです。

エアコン付きのメリットとデメリット

エアコン付きなら、この問題はかなり解決します。

ただしデメリットもあります。

  • 室外機の設置が必要
  • 設置場所が窓際に制限される
  • レイアウトの自由度が下がる

これが結構ネックになります。

場合によっては、

  • 窓を塞ぐ
  • 換気スペースが制限される

といった問題も出てきます。

エアコンなしでも運用は可能

僕はエアコンなしモデルを使っています。

その代わり、

部屋全体をエアコンでガンガンに冷やす

ことで対応しています。

これでなんとか夏も乗り切れています。

結論:設置環境で決める

まとめると、

  • 快適さ重視 → エアコン付き
  • 設置自由度重視 → エアコンなし

この考え方になります。

ただし一つだけ強く言っておきます。

クーラーのない部屋に防音室を置くのは絶対NGです。

これは本当に危険なのでやめた方がいいです。

まとめ

防音室は、音を出せる自由を手に入れるための環境です。

時間・音量・近隣を気にせず音楽ができるだけで、制作効率も満足度も大きく変わります。

コストはかかりますが、それ以上に得られるものは大きいと感じています。

音楽をもっと楽しみたい人には、間違いなくおすすめできる選択肢です。

最後までお読みいただきありがとうございました!

DTM環境の吸音・防湿・防音の整え方まとめはこちら👇

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