ヤマハの防音室をリースしてからようやく3年が経つので、やっと満期買取が出来そうです。
つまり完全に僕の所有物になると言うこと。
-ようやく月額払いが終わる!-
リースとはいえ、月額レンタル料をただ払うだけでなく払った分を購入資金としてプールしていけるので、リース契約年数満期の際にはラストに一ヶ月分のリース料を払って引き取るか、返却するかを選択することができます。
相当な理由がない限りほとんどの人が引き取るを選ぶでしょう(´◔౪◔)◞
だって最後に一ヶ月分のリース料金を払えば、未来永劫自分のものとして使える!訳ですからね!
詳しい仕組みについてはメーカーページをご覧ください。
と言うわけで、防音室リースを3年経験した思い出を振り返ってみようと思います。
防音室を無理に自作とかしなくてよかった。
目次
作曲できる時間が3割ぐらい増えて嬉しい
僕はしがないリーマン。
日中は基本的に普通に働いています。
自宅に戻れるのは当然日が暮れてからがデフォルト。
戻る場所は都内近郊の集合住宅(一応コンクリ)
つまり、自由に音楽を楽しめるのは密集地の夜間帯。
でっかい音を出しながら時間関係なく音楽を楽しむことができない環境です。
しかし!そんな生活が、防音室レンタルを始めてから一変しました(`・ω・´)
作曲に伴う鼻歌+アコギをストロークするぐらいなら、夜中の12時付近に思い切りかましても、これまで近隣トラブルになったことは皆無です。
やばいっす。
つまりめっちゃ曲作りが捗ります!
休日にもなれば、好きな時間に好きなだけ大きな音が出せるので、より踏み込んだ制作に時間を費やせるようになりました(;´༎ຶٹ༎ຶ`)
防音室のおかげです。
全くガタがきてなくて嬉しい
劣化とかは3年間経ちましたがまだ感じていません。
防音性能も下がっている感じはありませんね。
しかもすでに中古だった防音室を選んでレンタルしたので、トータルの経年数としてはもっと長いでしょうね(´⊙౪⊙)۶
当初、頑張って防音室を自作しようかと考えてましたが、これだけはやめてよかったです。
日曜大工はまた違うスペックが必要ですから分をわきまえて正解でした、、、。
スタジオの個人練利用が必要なくなって嬉しい
これは地味にでかいです。
ライブをやる際に、リハーサルが必要かと思いますがその際に個人で入る個人練をわざわざスタジオでやることがなくなりました。
僕はギタリスト兼コーラスなので、ボーカルやドラマーの人に比べてスタジオにわざわざ入ることはないように思えますが、、、。
めっちゃ小心者なので、、、。
ライブがあろうものなら、しっかりコーラス練習ができるように休日返上で必ず音楽スタジオに入り個人練をしていました。
これも単発で見れば大したことないんですけど、回数が重なってくると金銭的負担もバカになりません。
スタジオの個人練って都内近郊だとだいたい500~800円くらいだと思うので、1日2時間入ればそれだけで1000円以上はかかります。
しかもそこに移動費もプラス。→これ忘れがちだけど、地味にでかい。
それに伴う移動時間もプラス→これも忘れがちだけど、でかい。
こう考えると、自宅に個人練習できる環境を持てると、長い目で見れば大きな節約になるんじゃないかとシミジミ思います。
リアルにボーカルやってる方なら、防音室持っている方が練習費用かからないかも?しれませんね。
モニタースピーカーをかなり爆音で聴けて嬉しい
防音室の中でなら爆音でモニターできます。
ただ狭い箱の中でのモニターなのでどこまで正確性があるのかはわかりませんが、、、
しかしローの感じは、爆音で音を出さないと体感できないことを知れました。
”ウンウン”と床が揺れるような感覚がミックスの時にないと、多分ローって足りてないんだろなとか。
いろんな音源を爆音で聴き続けていたら、なんとなくですがローの量感のバランスが以前よりもわかってきたような気がします。
気のせいかもしれませんが、、、
単純に爆音は気持ちが良いですね。
月のリース料金は?
僕がレンタルした防音室はMY ROOM Ⅱとかいうやつで、そもそもDTM用なものじゃないっぽいんですが、防音性能はなかなかですよという製品です。
-防音性能はDR35です-
この中古をリースして、月額14100円で借り続けていました。
1日に換算すると、470円ですね。
そう考えると結構高いな(;;;՞;ਊ՞;;) 汗!
これをどう取リましょうか。
ただ3年経てば支払いは無くなりますので、そこから先の使い込みかたでお得感は何倍にも増えそうです。
さあ、頑張って使い続けましょうか。
ヤフオクとかで中古でゲットするのもありかも?
オークションを覗くと、たまに防音ルームも出品されていたりするので、そこでガツッと一括落札してしまうのもいいかもしれません。
ただ輸送や組み立てが個人でやる場合は非常に大変なので、条件をよく読んでからの方がいいでしょう。
とはいえヤフオクで安めに落とせたら、ものすごくお金は浮くと思います。
その点リースはかなり割高ですね。比べてしまうと。
できたら音楽用の防音室が吉です
僕の使っているマイルームという防音室は、映画鑑賞とかオーディオ鑑賞用のものらしく内部の吸音に関しては全く考えられていません。
ぶっちゃけ生音をこの環境で録音するには、反響が大きすぎて厳しいものがあります。
ですので、できたら吸音のことも考えられているタイプの防音室を選んだ方がいいです。
セフィーネシリーズとか。
知り合いでこれを使っている方がいますが、反響が程よい感じに調整されていて、良い意味でライブな感じでした。
その状態からリフレクションフィルターなどを使って更に反響の状態を追い込んでいけた方がDTM的には絶対楽チンです。
この吸音に関しては、未だに若干悩んでいます、、、。
ただSONEXのパネルを壁に設置すれば一応バッチリデッドにはなりますので、RECの時はそれで凌いでいます。
設置は面倒くさいですが、効果は抜群!
SONEX ( ソネックス ) / VLW35 8枚 サウンドハウス
これはとても良い吸音材。
吸音材Mini-SONEXグレー 寸法450×300×24mm WW-MNS-G
エアコン付きじゃなくて大丈夫か?
防音室にはエアコンが付いているタイプもあります。
防音室の中は秋でも暑くなります、、、締め切っているんで。
もちろん立派な換気扇は付いてますよ?
しかし夏は完璧に死にます。春も厳しい。
できたらエアコンが付いているバージョンの方が快適です。
けれども、、、、エアコン付きのものは、防音室の設置場所の条件がハードになってしまうのがネックなんですよね。
エアコンをつけるので、当然室外機をベランダなどに置かないといけません。
窓辺近くに防音室を設置しなければならなくなってきたりします。
そうすると外の光を遮りかねませんし、換気スペースも塞いでしまったりなんてことも。
僕の場合、夏場は基本的に防音室を設置してる部屋自体を、ガンガンにクーラーで冷やしています。
それでなんとか凌いでいます。
ということでエアコンなし防音室は、快適ではないですがクーラーが設置してある部屋に防音室を置くならば、夏でもなんとかなります(´◔౪◔)◞
クーラーのない部屋に置くのは、間違ってもやめた方がいいでしょう!
熱中症に確実になります!
まとめ
DTMを楽しむ、音楽を楽しむに当たって、音響的な環境構築は非常に重要になってきます。
ご近所様の目、時間、場所を気にせずに日々をエンジョイしたいならば、防音室をゲットするプラン、非常にオススメです!
3年間が過ぎるこの後、自分のものになる防音ルームを目一杯味わおうと思います。
とりあえず冬はとても暖かい場所に変わるので、ぬくぬくしながら音楽を楽しめますよ。
オーディオインターフェースやマイクプリやPCの熱で暖をとるという画期的な箱。
冬は制作に集中できそう?です。
それではお読みいただきありがとうございました(´◔౪◔)◞