マイクプリアンプ

  (更新日:2018.06.19)

おすすめのハイエンド系マイクプリアンプ5選!これがあればもうプロ級!

究極のマイクプリアンプは一体どれだろう、、、?

尽きることがないマニアックな疑問ですよね(;´༎ຶٹ༎ຶ`)

僕が今まで実際に使ってみた、or、運のいいことに過去レコーディングで使えたことがある物の中から、ガチでオススメできるハイエンドなマイクプリについて書かせていただこうと思います。

ですので価格も初心者向けではございません。

初めて手にするマイクプリで個人的にオススメなものはこちらの記事でご紹介しております!

是非ご参考ください!

まず初めに

オススメをご紹介する前に、最近の僕の持論をまず書かせていただきます。

マイクプリといえば新品の他にも伝説的なヴィンテージものも数多く中古市場に出回っております。

NEVE、SSL、TelefunkenやマニアックなものだとQuad Eightなどもラッキングされたものが隠れた人気を博しています。

ところが、

ここ最近の中古市場(オークション系)に流れているものは、はっきり言ってジャンクみたいなクオリティーのものがかなり増えてきています(専門店で売っているのはこの限りではないですが)

僕もヴィンテージものがかなり好きなので、ちょこちょこ買い集めているんですが、ほんとジャンクっぽいものが増えました。

オリジナルのままでも壊れにくいと言われていた機種、例えば独Siemensラインのヴィンテージ機材( V276など)もガタガタと調子が悪くなっているのか、ノイズがひどいものなどに出くわす確率がかなり上がってます。※マイクプリじゃないですが似た型の話です↓

僕は機材のラッキング経験も多少あり、ある程度自分でメンテや修理ができるようになっていますので、残念な個体に出会った場合でもまだなんとかしようと思えば直せたりしますが、ほとんどの方はそんな個体に当たった場合、リペアーマンやその道のプロに修理に出すはめになるかと思います。

はっきり言って、その出費結構きつい金額だったりするはずです( •́ .̫ •̀, )

とはいえ、ヴィンテージに強いこだわりを持つ場合は絶対にこだわったほうがいいと思うので、入手する場合は、、、

  • しっかりリペア、メンテがされているものなのか?
  • ちゃんとそれが説明欄に記載されているか?
  • 壊れていた場合はしっかりと保証されているのか?

を確実に確認した方が良いです。

「大丈夫だろう!」と思って買ってしまうと、そろそろ痛い目にあっちゃうかも。

繰り返しますが、ヴィンテージもので最近流れているのもは、漏れなく疲弊している傾向にあります。

ノイズが乗っていたり、ボソボソとした異音が混じっている可能性ありですので、入手する場合は今まで以上に気をつけて下さいねρ(・ω・、)

もはや新品にシフトした方がいいでしょう

僕個人の所感としては、これからのREC機材はできるだけ新品で評価の高いものに移って行った方が良い結果になるんじゃないかと思ってます。

自分で直せたら話は別ですが、それでも物によってはパーツが本当に枯渇していて、オリジナルと同じようには鳴らせない機種も出てきています。

というわけで今回僕がオススメするマイクプリはヴィンテージものは避けさせていただきます。

ちゃんとメンテされているものでも、最早オリジナルとは程遠いパーツでリペアされている、なんてことも実際アリますので。

だったら新品で復刻されているものの方が良くないですか?

というわけで、前置きが長くなってしまいました。

それではオススメ行ってみましょう!

NEVE系ならAURORA AUDIOがオススメ!

数あるNEVEインスパイア、復刻版などの中でも最高峰に位置付けているのが伝説の技師ジェフターナーさん率いるAURORA AUDIO製のマイクプリです!

 AURORA AUDIO ( オーロラオーディオ ) / GTQ2  サウンドハウス

AURORA AUDIO ( オーロラオーディオ ) / GTQ2  サウンドハウス

Neveといえば、創業者であるルパートニーヴさんも未だ現役でRUPERT NEVE DESIGNS名義で新製品を発表し続けていますが、そちらは我々が本来求めるNEVEカラーではなく、全く新しい思想の元に音作りがなされていると言っても過言ではないです。

むしろニーヴさんはそのつもりで、また新たな音色の可能性をバリバリ追求されています(;ωq`)

本当にすごい設計者です、、、。

そんなRUPERT NEVE DESIGNSと比較すると、AURORA AUDIOは最もNeveの音を忠実に復刻させているメーカーとしてうるさいマニアの間でも高く評価されています。

というのも、代表のジェフターナーさんはNeveの、いわゆるオールドニーヴと言われる時代(1073が搭載されたコンソールが開発されていた時代)に同社のエンジニアとして在籍していて、実質的な開発責任者だった方なんです。

Neveの原型を作ったのはルパートニーヴさんですがNeveの音を実際的、現実的に完成させたのはジェフターナーさんと言われているほど、彼は、僕らが憧れを抱くNeveの音質設計に深く関与していた人物と言われています。

海外のNeveの情報が飛び交っている掲示板でも度々ジェフさんが登場して、開発者にしかわからない様な貴重な情報を我々に書き残してくれていたりします。

Neveの音のキモであるマリンエアトランスの設計や発注も、何を隠そうジェフターナーさんが行っていました。

むしろ、ニーヴさんよりもNeveを作った人なんじゃないかと(笑)

そんな伝説の男が再度作り上げたNeveの音。AURORA AUDIO。

現在Neveを買収して1073タイプの製品を同じ様に発売しているAMS Neveよりも、本物の音と言ってしまっていいんじゃないでしょうか、、、?

 

ちなみにAMS Neveが作ったVシリーズのコンソールも僕は非常に好きです。

オールドニーヴとは音の傾向は全然違いますが、その完成度はSSL以上とも言われています。

と、AMSも素晴らしいメーカーなので一応補足を(´;◞౪◟;)

実際の音の感じは?

僕が実際に聴いたことあるのはAURORA AUDIOのGTP-8。

マイクプリが8CH分という豪華なもの。

 AURORA AUDIO ( オーロラオーディオ ) / GTP8  サウンドハウス

AURORA AUDIO ( オーロラオーディオ ) / GTP8  サウンドハウス

こちらをドラムレコーディングやGt録音で使用させてもらったことが何度かアリます。

そのスタジオには1073をBlent Avrilがラッキングしたものもあったので、音色の聴き比べもこっそりとしていたのですが(こっそりて)、AURORA AUDIOの方がぶっちゃけ良い音してました(笑)

何と言っても音に張りがある感じで、ヴィンテージのものより音が元気!OLDの名の下に、しなびてしまった感じは皆無です。

特にドラマーさんは、自分のドラムの音が力強く大きく録音されるので、この機種が嫌いな人はまずいないんじゃないでしょうか。

この時プレイヤーで参加していたドラマーの方もこのマイクプリを絶賛していました(´Д`)

音色はオリジナルよりも若干明るい感じですが、しっかりとNeveらしい中低域の存在感や高域のシルキーさもあり、流石ただのコピー製品ではないと言った感じ。

現在マリンエア製のトランスは当然生産されておらず、Carnhill社が代替品を再生産して市場に供給している形となっていますが、どうやらジェフさん、裏でマリンエアそのもの(スペック限りなく同じ)を生産してマイクプリに搭載しているという噂まであります。

権利上公にできないとかで商品の仕様には書かれていませんが、マリンエアの設計を行った張本人ならではの細かなレシピがあるのでしょう。

AURORA AUDIOのトランスは、再生産品の中で最もオリジナルに近いものであることは間違いなさそうですよ。

1Ch分ならStingerがオススメ

チャンネル数が2chもいらない、という場合はStingerという1chに特化したコンソール型の製品がオススメです。

 AURORA AUDIO ( オーロラオーディオ ) / STINGER サウンドハウス

AURORA AUDIO ( オーロラオーディオ ) / STINGER サウンドハウス

僕個人的にはこれが欲しいなあ、、、(´・ε・̥ˋ๑)

やっぱりフェーダーっていいですよね、、、。値段も一番お買い得です。とは言え20万超えてきますけどね、、、。

音質も勿論他のラインナップと同じ。カッコ良い。

とことんクリアーに行くならMILLENNIAで決まり!

物凄い透明感のあるマイクプリアンプ。それがMILLENNIAというメーカーの製品です。

 MILLENNIA ( ミレニア ) / HV3C サウンドハウス

MILLENNIA ( ミレニア ) / HV3C サウンドハウス

どちらかというとマイクプリに求めるカラーというのはNeve系含め、若干汚す様な使い方(ドライブさせて音を太くしたり)が多いと思うんですが、MILLENNIAのマイクプリはどこまでも透明な音質が特徴の独立系とも呼べる様なキャラクターを持っています。

特に女性ボーカルに使ったり、ストリングスの録音に使ったりすると、ため息が出るほど美しいサウンドで収録してくれます•ू(༎ຶ۝༎ຶ`•ू)

アコースティックギターやガットギターに使っても堪らないですね、、、!

これとTubeTechのコンプを合わせて使ったりしたら鼻血が出てもおかしくありません。

それくらいみずみずしい質感をもってます。

TubeTechの透明さとは別物の色合い

透明感があるハイエンド系マイクプリだとTubeTechもそっち系に入ってくると個人的に思うんですが、ミレニアはもっと透明です。

 TUBETECH ( チューブテック ) / MP2A サウンドハウス

TUBETECH ( チューブテック ) / MP2A サウンドハウス

透明だからと言ってキャラが薄い訳でもないのがとても不思議なところなんですが、僕はTubeTechってあまり好みではないけど、ミレニアは大好物。

突然TubeTechさんをディスしちゃいました。すみません。

でもTubeTechってめっちゃ高い割に、なんかキャラが無難というか、、、面白味に欠けている気がしてプラグイン含め全然惹かれないんですよね(´・ε・̥ˋ๑)

無難ゆえにTubeTechコンプはマイクプリの味を引き出すのに使えるという逆説的機材、、、。

プロ御用達の機材にこれ以上文句つけるのも恐ろしいのでやめますが、ミレニアはそんな定番機材と戦っても余裕で勝てる力を持ってると僕は思います。好みです。

とっても素敵な音をしている!

現代のJhon Hardy?

さらに似たような方向だとJhon Hardyが近いのかな?と思います。

https://vintageking.com/john-hardy-co.

もうヴィンテージに近い扱いになるのでしょうか?

日本国内では新品で供給されている訳ではない様ですので、現在は中古を頑張って探してゲットするか、海外から直輸入するしかないみたいですね。

Jhon Hardyといえば、API2520互換の990というオペアンプが有名ですが、彼が設計したマイクプリはAPI系統と違い、非常に透明感があり解像度が高い音色と言われています。

個人的にオペアンプの990は何度かネットで手に入れて、DIYで動かしたことがありますが、音色はそんな透明感を感じる感じではなかったですねえ。すごくカッコ良い音でした!

透明な樹脂で固められた990オペアンプは、古いAPIのモジュールに入っていたりするので、Jhon Hardyの音色の傾向はオペアンプ以外にあると考えるのが妥当?

綺麗な音を録りたいならミレニアはベストアイテム!

脱線しましたが、とにかく綺麗な音色が欲しい場合はミレニアは超おすすめ!

綺麗な声を持つ女性アーティストに是非使っていただきたい逸品!

とにかくパンチが欲しい場合はやっぱりAPI!

ど定番中のど定番ですね。

NeveやSSLと並び知名度、風格共にトップレベルのメーカー米のAPI。

 API ( エーピーアイ ) / 512C サウンドハウス

API ( エーピーアイ ) / 512C サウンドハウス

音色は下から上まで非常に伸びやかでレンジが広く、中低域のパンチが利いていて最高にカッコ良い音の質感にしてくれます(;´༎ຶ益༎ຶ`)♡

バッチリハマっちゃった人は、これ以上しっくりくるマイクプリは最早ないと思います。それくらいこの路線を極めてしまっているマイクプリ。

内部の特徴としては±15V駆動のディスクリートオペアンプを増幅部分に採用しているので、電圧幅の大きさも相まって理論上はNeve系( +24v駆動)よりもヘッドルームも広くなるんじゃないでしょうか。

事実、ある時このマイクプリ数台でドラムレコーディングを行った際、ドラマーさんが「いつもよりも思い切り叩いてるのに音が止まる感じがしない!」と言っていたのが印象的でしたね。

ドラムって力いっぱい叩いてしまうと、音がとっちらかるのもそうですが、あまりいい音で録れない傾向にあるんですけど、APIのヘッドルームが広いおかげなのか荒々しいプレイも確かにその時見事に収録されていました。

音の抜けもかっこいいんですよね〜API。

ロックやパンクバンド系の音を出してる人ならば、絶対大好物な感じだと思いますよ(´;Д;`)

個人的には楽器によく使う印象が強いですね。

歌とかにも勿論いいんでしょうけど、そういえばそっちは聴いたことがないな、、、。

パンチ+乾いた音=APIなんてよく言われていたりします。

Neveはちょっと湿っててAPIに比べたら少しダークなイメージかもしれません。

ランチボックスなる箱が必須!

APIのマイクプリは、単体だとこれまで出てきたマイクプリの中では比較的安いんですが、残念ながらこのままじゃ使えないんです、、。

ランチボックスというファミコンの本体みたいなものが必要になってきます。

 API ( エーピーアイ ) / 500-6B サウンドハウス

API ( エーピーアイ ) / 500-6B サウンドハウス

要はここにラッキングするという感覚ですね。

電源もこの箱右側から供給されるようになっています。

ですので、マイクプリ1CH使うのだけで約20万弱かかる計算になります、、、。ハードル高し。

しかもよく見ればわかるように、このランチボックスなる可愛い名前の箱、6台までモジュールを差し込めるようになっているんです。

すなわち、沼ですよ沼。

全然可愛くない金食いボックスです。

でも、このボックスいっぱいにモジュールが差し込まれた輝かしい姿は、見るものに強烈な幸福感を与えてくれます(;´༎ຶД༎ຶ`)

プロエンジニアさんがこれをスタジオに持ち込むのを見るたびに「うわ〜カッケー」って震えますもんね。

API以外にも様々なメーカーがこのランチボックスサイズのモジュールを開発しているため、自分の求めるカラー満載の個性的な組み合わせを追求することもできます。

スーパー沼ボックス!!

勇気のある方はぜひ飛び込んでみてください。

オーガニックな質感が絶品!個性が欲しいならCHANDLER LIMITED!

このメーカーも最近聞かないことがないくらい熱い支持を受けてますよね。CHANDLER LIMITED。

 CHANDLER LIMITED ( チャンドラーリミテッド ) / Germanium Pre Amp サウンドハウス

CHANDLER LIMITED ( チャンドラーリミテッド ) / Germanium Pre Amp サウンドハウス

これは友人が結構前から使っていて度々借りたりもしているんですが、なんとゆうか個性的な音をしています(っ´ω`)ノ

すんごくいい音!という感じより、う〜ん心地よい、、、。って感じの音で、巷でもよく言われているオーガニックな質感っていうのがよくわかります。

ゲインをかなり極端にぐいっと上げて、アウトプットを絞り目にする使い方が僕は好みです。ギリギリまでドライブさせるとめっちゃ音が太くなって最高に気持ちい!

ゲルマニウムプリアンプと銘打っているだけあって、いい意味でのヴィンテージ臭も感じられます。

個人的には現行で売っているマイクプリの中でもTOPレベルでお気に入り

いつも借りたまま返したくなくなってしまいます、、、、返します。

FAIRCHILDもかつてゲルマニウムマイクプリを作っていました

少し脱線ですが、ゲルマニウムトランジスタを使ったマイクプリで割と有名なのが、伝説的真空管コンプ670で名高いフェアチャイルドの662という型のマイクプリ。

ブレントアブリルもNEVEやAPIと同様に、ヴィンテージの662をラッキングして販売していたことがあるんですが、

その時この662の音があまりにも良かったので、製品化担当者が販売分を一台私物化したという逸話もあったりして。

このモジュールは昔手に入れて音出ししたことがありまして、確かにとても独特の質感をしていましたね。

結局金欠で手放してしまいましたが、思い出すともったいなかったなあと思います。

が、もう古いものなのでいつ壊れるかわからない機材に夢を見るよりも、現行で最適にチューニングされているCHANDLER LIMITEDの方が使用用途としては現実的!

CHANDLER LIMITEDは個人的にエレキギターに抜群の相性を発揮してくれると思ってます。

僕はギタリストなので、余計この機種を贔屓にしてしまいます。素晴らしい音色!

APIのランチボックスにいれられるサイズも↓

 

TELEFUNKEN V72の上位互換版を復刻したREDD47もおすすめ!

CHANDLER LIMITEDがアビーロード公認で復刻させた真空管マイクプリアンプREDD47もやばいです。

コスパで選ぶならUNIVERSAL AUDIO LA-610 MKIIが最強!

マイクプリとしても非常に優秀ですが、LA610 MK2はこれだけでコンプまで搭載されたチャンネルストリップになっています!

 UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / LA-610 MKII  サウンドハウス

UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / LA-610 MKII  サウンドハウス

こちらの製品については別記事にも詳しく書いていますが、本当に素晴らしい完成された「作品」だと言ってしまっていいでしょう。

マイクプリ部分は真空管での増幅となりますが、非常に艶やかで程よい倍音感もあり”ざらつき”や”ウォーム”といったいわゆる真空管に対する一般的イメージとは違い、非常にクリア、かつオーガニックな音質をしています。

というか真空管の本当のサウンドは、しっかりと設計されているものだと、とてもクリアで艶やかな質感をしています。

ざらつきがあるイメージだったり、角が取れたような「暖かさ」というのは、真空管の本来の音色ではなく、設計が甘かったり、かつて真空管が普及していた時代に使われていた他のパーツの質が悪かったりした理由で、その実力を発揮できていなかったというのが実際のところだと思います。

事実、現代のハイエンド系マイクでいうと、普通のコンデンサーマイクに比べ、真空管式のコンデンサーマイクの方が圧倒的なクオリティーを備えながら圧倒的な値段で販売されています。

BRAUNER(ブラウナー)のVMAやSONYのC-800G、NeumannのM149が、まさに価格でも品質でもフラッグシップモデルとして軒を連ねていますが、

これらは全て真空管を使って設計されています。

 BRAUNER ( ブラウナー ) / VMA サウンドハウス

BRAUNER ( ブラウナー ) / VMA サウンドハウス

音色に関しては、すべてに共通して恐ろしいほどに解像度が高く、立体感のある音で収録できるのが特徴です。

NeumannのM149はちょっと違う音色ですが、BRAUNERは歌い手の背後に漂っている空気まで収録しているような音像感で、現代的マイクの最高峰と言われている理由がはっきりとわかるくらいぶっ飛んだクオリティーを持ってます。

こんなに語ってしまうのも、運よく過去にレコスタで集録音を聴かせてもらったことがあるからなのです(⑅∫°ਊ°)∫ 贅沢にもこのマイクでコーラスをさせていただいたことがございました。

ほんと、すんごい解像度でした。

M149はまた別のカラーがあって、素晴らしい音をしているんですけどね、、、。

ということで、UA 610 MK2も真空管の潜在能力を限界まで引き出して設計されているとてもクリアな質感をしています!

付属のコンプとEQがめっちゃ使いやすい

UA 610 MK2のマイクプリ部分も十分素晴らしいですが、なんと言っても使い勝手が良いのがEQとコンプのセクション。

EQは特にhighの10kを3dBあげるだけで、マイク収録の空気感が伸びやかになって僕はマストで使っていました。

他の帯域ポイントも美味しいところを抑えてくれているので、細かい調整はできませんがこのEQだけで結構サウンドメイキングができてしまうんですよ(´⊙౪⊙)۶ガチで使えるEQです。

そして、この機種の一番のキモは同社のLA2Aを彷彿とさせるオプティカルコンプのセクションでしょう!

LA2Aと全く同じ回路、というわけではないようですが同じフォトセル(T4)という素子をコンプ回路に使用しているので、コンプのかかり方はまさにLA2A。

”オーガニック”や”柔らかい”と言われているこの機種の印象は、このコンプセクションからくるのではないでしょうか。

歌や指弾きのアコギのようなアコースティック系で、比較的ダイナミクスが大きい音源収録に抜群の相性を発揮してくれます。

深くリダクションしなければ、コンプがかかっているのか、かかっていないのか分からないくらいの状態でしっかりとダイナミクスコントロールをしてくれるので、とても演奏がしやすくなりますよ!

あとは音をぐっと前に押し出してくれるような立体感が付与されるのも特徴。これは掛け録りでないと得られない効果です。

あとでプラグインでなんとかしようと思っても同じ効果が得られないんですよね〜(;´༎ຶٹ༎ຶ`)

EQ、コンプまでついてきて20万を切ってくるのでコスパ重視、かつ複数チャンネルマイクプリが必要でない場合は、かなり選択肢上位に入る機種じゃないでしょうか。

色合いの違いだけで、クオリティーはAURORA AUDIOやAPIにも全く引けを取りません!

逆に個人的に微妙だったやつ

SSL系

SSLのマイクプリ系は、わざわざ単体のマイクプリで使うにはあまり魅力的ではないのかなと個人的に思ってます。

やっぱりミックスの時に使いたいイメージ。デスクのイメージがどうしても強いです。

BUSコンプは単体でもめっちゃ欲しいですけどね、、、。

 SOLID STATE LOGIC ( ソリッドステートロジック ) / 500 Series Bus Compressor

SOLID STATE LOGIC ( ソリッドステートロジック ) / 500 Series Bus Compressor

プラグインで使うEQも絶品。

しかし、マイクプリではいいかな。

MANLEY

VOXBOXがマイクプリだと有名かと思いますが、これも昔使わせていただいた時、個人的にはあまり魅力を感じませんでしたね╰(◉ᾥ◉)╯

 MANLEY ( マンレイ ) / VOXBOX サウンドハウス

MANLEY ( マンレイ ) / VOXBOX サウンドハウス

というか、たっけ〜。

コンプやEQ、果てはディエッサーまで、Vo録音に欲しい機能がほぼ網羅されていますが、その分めっちゃ高い。

そして音色も勿論素晴らしいですが、こっち系の質感ならUAのLA610 MKで十分間に合っちゃうんじゃないかなあと僕は思っちゃいました。

MANLEYは現行では最早ほとんど見ることができない真空管式のコンプ、Variable MUがやっぱり最強に輝いています。

 MANLEY ( マンレイ ) / Stereo Variable MU Limiter/Compressor w/ MS mod Mastering V

MANLEY ( マンレイ ) / Stereo Variable MU Limiter/Compressor w/ MS mod Mastering V

 

真空管式のコンプって今も作っているのってRETROとかぐらいですかね?

RETRO Instruments ( レトロインストゥルメンツ ) / 176 サウンドハウス

RETRO Instruments ( レトロインストゥルメンツ ) / 176 サウンドハウス

 

真空管コンプの実機は、本当に欲しかったらTAB U 73とかフェアチャイルドとかのガチもんの最上流ヴィンテージ機材に走るか、MANLEY、RETROに行くかしかありません。

そういう意味で、やはり最高のブランドであることには変わりありませんが(僕も個人でVariable MU所有した〜い)マイクプリはなくていいかな〜。

UADのMANLEYシリーズプラグインもいいですよね(((༼•̫͡•༽))) EQがお気にいり。

そろそろまとめます

気づけばかなりの長文記事となってしまいました。読みににくくて申し訳ありません。

まだまだマイクプリに関してはふか〜い深い泥沼の空間が広がっていますが、ひとまずここに挙げたメーカーのものはどれも独自の音色を持った大変オススメの機材です。

こだわりを突き詰めて行くと録りたい雰囲気、完成系のイメージにより一つ二つのマイクプリでは到底足りなくなってくるのが音楽制作の道かと思います。

できたら無料で様々な機材を使ってみることができたらいいんですけど、なかなかそれも難しいと思いますので、少しでも機材選びの参考になりましたら幸いです。

僕の個人的趣味、歪んだ言葉の表現方法、独自の見解も記事には多分に入っています。

その点悪しからずよろしくお願い申し上げます(((༼•̫͡•༽)))

長々とお読みいただきありがとうございました。


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