ベースやドラムのキックの録音におすすめなマイクの記事です。
例えばプロの現場ではどんなマイクが使われているのでしょうか?
以前知人経由でプロのレコスタにお邪魔してきましたのでその時の記録です。
使用されていたマイクはやっぱり定番と言われているものでした。
僕らDTMerにも手が届くマイク!
目次
手が出しやすい2本の定番マイク
早速ですが、プロの現場でベースやキックによく使われているマイクがこちら。
AKG D112
たまごマイクAKG D112。
-AKG D112-
可愛いですよね。
通称たまご。
ベースよりもドラムのキックに使われているのをよく見かけます。
キックのフロントの穴に半分差されているイメージ。
プロの現場でも使われています!
ということで、どのくらいの値段なのか?というと。
AKG ( アーカーゲー ) / D112MKII サウンドハウス
サウンドハウスだと18000円を切る価格!
なんか買えそうです(`・ω・´)
ダイナミックマイクなので、価格が抑えめ。
音色はふくよかで、アタック感よりも「ウン」って低音の美味しいところを拾ってくれるイメージ。
低音楽器の命ですね。
生録が必要なバンドでもこの価格なら共同資金で買えそうです。
audio technica ATM25
日本が誇る音響メーカー、オーテクのマイク。
audio technica ATM25!
-audio technica ATM25-
本体の小ささからは想像できないですが、こちらも低音楽器の定番マイク。
キックにもベース録音にもよく使われています。
これもD112同様ダイナミックマイクですね。
さて、こちらもお値段どれくらいか?というと。
audio technica ( オーディオテクニカ ) / ATM25 サウンドハウス
だいたい2万円強。25000円行かないくらい。
なんとかこちらも手を出せそうです!
ドラムはマイクがたくさん必要ですが、
ベース録音に限ればDTMでこだわった生録ができちゃいそうですね。
ラインだけだと少し物足りなかったりしますしね、、、。
マイクで録ると、低音がとても芳醇になります。カットする必要が出てくるくらい。
ベーシストさんは是非生録も!
プロならではの贅沢な一本
さて、ここで終わらないのがレコーディングスタジオ。
もう一本、低音楽器収録に非常に評価が高く、値段もお高く、、、歴史も深いマイクがあります。
これがあるからレコスタに憧れます。
NEUMANN U47 FET
ノイマンのマイクです。
NEUMANN U 47 FET!
-NEUMANN U 47 FET-
伝説的真空管マイクU47の後継機種。
内部の真空管増幅を、FETというトランジスタで代用しています。
ベースやキック録音に非常に定評があり、今も世界中で愛用されているマイク。
キックは少しオフ気味に立てられていることが多いイメージ。
現行品(復刻品)でもまだ入手可能。
ヴィンテージバージョンと、復刻バージョンで音に違いもあるようです。
Vintage Neumann U47 fet Cardioid Microphone – NICE! | eBay
値段はとってもお高いです、、。
低音の収録になぜ使われているのか?というと、大音量に強いからだそう。
キックのフロントヘッドの前って、めっちゃ凶暴です。
普通だったらあんな位置にコンデンサーマイク起きたくないですからね、、、。
とにかく、ローエンドを美味しく、滑らかに、くっきりと収録できるよう!
もちろん、ボーカル録音や弦ものにも活躍する万能に近いマイクでもあります。
僕も一本欲しいぃいいい!!!!!なあ
ギターを録音してみたい。
生楽器の音はマイクを混ぜて出来上がっている
ということで、低音楽器に使われているマイクの話でした。
もちろん他にも定番と言われているマイクはありますが、ど定番はこの3本なのかなと。
そして、生楽器って一本のマイクやラインの音だけで出来上がっているわけではないんですよね。
特性の違ったマイクを、様々な角度から狙って録音し、それをうまく混ぜていく。
まさにミックスして一つの楽器の音にする。
レコーディング現場でまた勉強させていただきました。
DTMの音源と、生録の音源の違いはこういうところにもあるんですね。
まとめ
AKG D112とオーテクATM25は、チャンスがあれば僕も一本ずつ持っておきたいなと。
そして何より高嶺の花。
U47FETがとても欲しくなった一日でした。
マイク以外にも豊富なアナログ機材によって、DTMとはまた違った音色に溺れる時間となりました。
音が肉厚。
音響の世界は奥が深いです、、、。
地道に頑張っていこうと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました!