Elektron Analog Rytmの使用レビューです。
*過去記事を加筆修正しました
目次
Elektron Analog Rytmを使って感じた結論|キックと低音がとにかく気持ちいい
そして、なんと言っても出音がサイコー!
Elektron全般共通ですが、このリズムマシンも決して安くありません。
遊びで手を出すには難しいですが、サウンドは本気。
- パンチのあるキック
- 自然で力強い低音
- マシン独自のグルーブ感
- どこか暖かく柔らかな質感
Analog Rytmの音|パンチがあるのに柔らかい
アナログのドラムボイスの音質もさることながら、そこにElektronらしい質感が加わってます。
Elektronの作る音はパンチがあるのに柔らかいんですよね。
とても雰囲気がある音してます。
ELEKTRON ( エレクトロン ) / Analog Rytm サウンドハウス
プリセットのままでも体を揺らすローが出る
更にクラブでパフォーマンスをする場合、特に重要な体を揺らすロー感。
これがプリセット状態からしっかり出てます。
特に音作りしなくても、ローがバッチリ出てきます。
キックのチューニングが絶妙
キックのチューニングが絶妙すぎ!
もちろんEQ、コンプで音を追い込むと、更に強いパンチ感を得ることも可能です。
Analog RytmはElektronの中でも操作しやすかった
12個のパッドで直感的に鳴らせる|Octatrackより簡単
恐らくElektronの全シリーズ中、最も操作が容易な部類で、説明書なしで行けるマシンです。
Octa trackは超絶難解ですが、Analog Rytmはボタン(パッド)を押せばすぐ音が鳴ります。
Analog Four・Octatrackと組み合わせると音が馴染みやすかった
DTM DRIVER!
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見た目が似ている三兄弟。
AFとOctaとの相性も抜群です。
機材自体の音の作られ方が同じ方向なので、各々が混じり合いやすくグッド!
Monomachineとは質感差が大きかった
-Elektron Monomachine-
以前、monomachine(廃盤のElektronデジタルシンセ)とARを組み合わせて使ってみたのですが、この2つだと音の質感があまりにも違いすぎて、、、
お互いを馴染ませるのにかなり工夫しました。
それに比べると、Analog FourやOctaとの組み合わせは神ってます。
壮大で深い空間が簡単に作れてしまいます。
Analog Rytmのミックスコンプ|僕は薄くかける方が好み
Analog Rytmには
などがあり、各トラックでフィルターを使いながら、リバーブやディレイへ送ることができます。
そしてトラックがミックスされた最終アウトにのみ、コンプレッサーをかけられます。
バスコンプ的なコンプですね。
コンプレッサーは、音量のばらつきを均一にして音圧を上げたりするエフェクター。
音のまとまり感やパンチ感の調整に役立ちます。
ARのコンプはゲインリダクションメーター(コンプのかかり具合を見るメーター)も付いています。
Octaにはリダクションメーターはないので、この点とても使いやすいなと思いました。
アタック遅め・リリース早め・レシオ低めから調整
ARのコンプを上手く使うコツは、
から設定を始めて、徐々につまみを回して調整すると上手くいきやすいです。
キックのトランジェントを潰しすぎない
キックのトランジェントが立つように、コンプで音を潰しすぎないのがポイント。
とはいえ、僕個人としてはあまりコンプをかけないほうが好み。
薄ーくかけて音をまとめる使い方をしてます。
Analog Rytmはサンプルも読み込める
Analog Rytmはサンプラーとしても使えます!
トラックにサンプル音源を読み込めます。
僕が使っていた初代は、本体で直接サンプリングする機能はなく、サンプルを外部から読み込んで使う形でした。
僕はあらかじめ加工した音を用意して使っていました。
アナログ音とサンプルを重ねて音を作れる
また、アナログ発音とサンプラー音をミックスすることができます!
音の厚みを増す、キックのアタック部分を強化する、など音色調整の幅がグッと増えます。
クロマチックモードで音階も付けられる
ARはクロマチックモードで音階をつけられます。
例えばカウベルの音をドレミファソラシドに変えて鳴らせます。
読み込んだサンプルに音階をつけることもOK。
工夫次第で、一台でも曲作りができちゃいます。
シーケンサーは12のドラムトラックがあり、アナログのドラムボイスは8ボイスです。
はっきり言って十分です(笑)
しかも、更にパラメーターロックという、神機能があります。
パラメーターロックについてはこちらの記事を参照ください。
この機能を使えば、更に自由に音色を操れます。
Analog Rytmのサンプルはモノラル|使っていて不満はなかった
僕が使っていた初代では、ステレオのサンプル音源を読み込んでもモノラルで扱われます。
ただし、本体のメイン出力自体はステレオで、各トラックはパンできます。
とはいえARはリズムマシン、はっきり言ってサンプルがモノラルでも十分です。
メインはキックとスネアとハットですしね。
元々モノラルで表現するパートではあります。
Analog RytmとDigitaktを両方使って感じた違い
DTM DRIVER!
Elektron Digitaktレビュー|Octatrackとの違いと使いやすさ | DTM DRIVER!
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リズムを作る、という点で似たポジションにDigitaktがあります。
二つの違いはどこか?
Digitaktはサンプラーですが、ARにもサンプル機能があります。
両者のポジションの違いは、実際使って見るまで解りづらかったですが、両方とも良いところ、微妙なところありました。
※以下はこの記事を書いた当時に使っていた初代Digitaktとの比較です。現在のOS仕様を示す表ではありません。
| | Digitakt | Analog Rytm |
| カテゴリー | サンプラー | リズムマシン |
| 発音回路がある | × | ○ |
| トラック数 | 8 | 12 |
| コンプレッサー(エフェクト) | × | ○ |
| サンプル音源読み込み | ○ | ○ |
| ソングを組む | × | ○ |
違いをざっくり表にするとこう。
Digitaktの詳しいレビューはこちらの記事に。
音質的にはDigitaktも負けてません。
サンプル次第ですが、ちゃんと低音まで音出してくれます。
しかし、当時使っていたDigitaktは、
- ソングが組めない
- コンプがついてない
- サンプルがないと音がならせない
など、できることは限定的。
Analog Rytmの方ができることは多いですね。
Digitaktはボイスなし、機能制限をして、サンプル加工ではOctatrackより利便性を向上、単純化させて、より直感的なトラック制作を可能にしているのが大きな特徴です。
使い方次第ではしっかり曲も作れます。
Digitaktも面白いサンプラーマシンには変わりありません。
初代Analog RytmからMK2へ変わった点について
僕が買ったのは、初代verでした。
その後、黒い筐体のMK2が登場しています。
ELEKTRON ( エレクトロン ) / Analog Rytm ADS-8MK II サウンドハウス
MK2では本体から直接サンプリングでき、録音後にトリミングもできます。
この記事の実使用レビュー部分は、僕が実際に使っていた初代について書いています。
Elektron Analog Rytmレビューまとめ
Elektron Analog Rytmのレビューでした!
高価なリズムマシンですが、音色は間違いなく絶品です。
ポチップ
チルっぽいトラックを作る時とか、特に良い感じにハマるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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