録音機材をDIYで動かす。
壊れてしまった機材をDIYで直す。
そんな時に必要になるのが回路図を読む力 。
僕もよくDIYをするので、回路図の重要性は身にしみてわかります。
ここだけ押さえておけば大体なんとかなる 。
というポイントを今回記事にさせていただきます。
DIYのお役に立てば。
*過去記事を加筆修正しました
目次
左から右に読む
例外もありますが、基本的に回路図は左から右に読みます 。
例としてみんな大好きNeve 1073の回路図をピックアップ。
-画像をクリックで拡大↑-
いきなりこれだけ見ると意味不明 かと思います、、、。
しかし基本は左から右に 。
-画像をクリックで拡大↑-
インプットとアウトプットと電源の給電ポイントを探す
まずモージュル状態の機材を動かす場合。
Neve 1073 Preamp + EQ with rare Vintage Marinair Transformers (icluding Octal) | eBay
-ラッキングされた1073モジュール-
インプット(MIC INやLINE IN)とアウトプット(出力)と電源をつなぐポイントを探します。
電源はBやB+やB-や0Vと書かれている、もしくはモジュールの電圧規格が数字で(+24vなど)描いてあることが多いです。
電源の+ →B B+ +24Vなど。
電源のー →B- 0Vなど。
こんな風に表記されています。
この回路図を見る限り、Neve1073の電源はピンUに+24V、ピンEに0Vをつなぐのが正解となるようですね。
Neve 1073のピンアウト
一応Neve1073のコネクターピンアウトについても記しておきます。
ソースはAURORA AUDIO の創始者でNeveの開発エンジニアだったgeoff tanner さんなので、間違いないかと。
A = Mic IN+(HOT)
B = Mic IN-(COLD)
E = 0v
F = Line IN+(HOT)
H= Line IN-(COLD)
K= Fader send
L = Fader return (use E for Fader ground)
P = Unbalanced O/P
R = O/P+(アウトプットHOT)
T = O/P -(アウトプットCOLD)
U = +24v
V = GROUND
ソース はこちら。
-画像をクリックで拡大↑-
ピンアウトと上記回路図を見比べると、より理解がしやすいかと思います!
AURORA AUDIO ( オーロラオーディオ ) / GTQ2 サウンドハウス
ところで、モジュールとは何か?
+-電源のキットを買うなら海外から買うとかなり割安です。
まとめ
音響機材のDIYもハマるととんでもなく面白いです。
Reverb.com やebay では国内市場でなかなか目にしないようなお宝アンプがまだまだ流通している ので、機会があれば試してみてはいかがでしょうか?