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DTM吸音材の選び方まとめ|防音カーペットからSONEX・NiCSoまで試してわかったこと

DTM用の吸音材をいろいろ試してきたので、改めてまとめました。

実際に使ってみると、用途によって合う吸音材は結構変わります。

「どれを選べばいいのか分からない」という方の参考になれば嬉しいです。

※過去記事をベースに加筆・修正しています

目次

吸音材を入れる目的

まず大事なのは、「何のために吸音するのか?」です。

吸音と防音の違いについてはここでは省きます。

このあたりはすでに理解されている方も多いと思いますし、詳しい解説記事もたくさんあります。

ということでここでは、僕自身がどんな目的で吸音材を導入してきたのかをベースに書いていきます。

モニター環境を整えるため

最初に吸音材の必要性を感じたのは、モニター環境でした。

「なんか音が濁ってるな…」という違和感。

僕の部屋は和室で、床は畳です。

フローリングよりはマシとはいえ、それでも反響は普通にあります。

スピーカーで聴くと音がぼやけるのに、ヘッドフォンだとクリアに聴こえる。

この差が気になり始めて、「あ、これ部屋の問題だな」と気づきました。

ここで初めて、吸音という選択肢を考えるようになりました。

録音の質を上げるため

もう一つ大きかったのが録音です。

コンデンサーマイク(RODE NT2-A)を初めて使ったときのこと。

録れた音に、変な広がりが乗るようになりました。

いわゆる部屋鳴りです。

ダイナミックマイクでは気にならなかったのに、コンデンサーだと露骨に出る。

感度が高い分、部屋の反響まで全部拾ってしまうんですよね。

せっかくマイクを買ったのに、「あれ…思ってた音じゃない」となりました。

ここでも改めて、吸音の必要性を強く実感しました。

吸音の目的は2つ

つまり吸音の目的は、

  1. モニター環境の向上
  2. マイク録音の音質向上

です!

両方とも非常に重要!

試してきた吸音材

ここからは、実際に僕が試してきた吸音の話です。

正直、失敗もかなりあります。

なので「これはやらなくていい」という意味でも、参考になると思います。

最後に、今落ち着いている方法も書いています。

防音カーペットを敷いてみた

まず最初にやったのが、床対策です。

6畳の床全面にカーペットを敷きました。

せっかくならと思い、「防音カーペット」を選択。

結果から言うと、防音効果はほぼ感じられませんでした。

足音が少しマシになるかな?くらいで、音楽の音は普通に漏れます。

階下にはしっかり伝わっていました。

ただし、吸音という意味では多少効果ありです。

畳よりも反響は減りました。

フローリングの部屋なら、もっと効果は分かりやすいと思います。

とはいえ、これだけでは全然足りません。

「やっぱり壁や天井もやらないとダメか」と気づいて、次を探すことにしました。

防音カーテンを買ってみた

懲りてません。

また防音しなさそうなアイテムを!

ただ、防音カーペットと同様、吸音効果が少しはあるのかな?

という期待がありました。

防音能力は、、、やっぱり低いです、はい。

無いよりもはましな具合。

そして吸音については、全くダメ

これは失敗でした!

グラスウールのパネルを知り合いからもらった

その後、知り合いからグラスウールのパネルを一枚いただけることに。

レコスタの録音ブースにあったものらしいです。

これは期待できる!とテンションが上がったのですが、、、

これ一枚ではほとんど何も変わらず

そりゃそうです。

6畳といえど反射スポットだらけですからね。

モニタースピーカーの裏に設置をしてみても、大きな変化は得られず、、、。

若干?は変わったような気がするくらい。

これも微妙でした。

SONEXの吸音材を買った!

「もうちゃんとした定番を買おう」

と決心して、ついにSONEXを導入しました。

費用はそれなりにかかりますが、吸音材といえばこれ、という定番アイテムです。

SONEX ( ソネックス ) / VLW35 Natural Gray 8枚 61cm x 122cm 吸音材 サウンドハウス

SONEX ( ソネックス ) / VLW35 Natural Gray 8枚 61cm x 122cm 吸音材 サウンドハウス

8枚入りのパネルをサウンドハウスで購入。

まずはモニタースピーカーの後ろに敷き詰めてみました。

これは効いてる!

すぐに変化が分かるレベルでした。

さらに、天井に貼ったり、コンデンサーマイクの周りに設置してみると、

モニターでも録音でも、かなり変化を実感できました。

もちろん良い方向の変化です。

以前使っていたグラスウール系のパネルとは、体感がまるで違いました。

吸音効果をしっかり求めるなら、SONEXはかなりおすすめです。

防音室と同時にリフレクションフィルターを導入する

SONEXを導入したあたりで、ヤマハの防音室も導入。

爆音でモニターを鳴らすために月額リースを始めました。

防音室内にSONEXを配置しつつ、

さらにマイク録音の質を高めるためリフレクションフィルターを導入。

プロのレコスタでよくみるアレです。

SE ELECTRONICS Reflexion Filter Pro

SE ELECTRONICS Reflexion Filter Proは、

とても良くできているリフレクションフィルターの定番!

値段と効果のバランスが秀逸です!

KAOTICA EYEBALL

KAOTICA EYEBALLは使えるマイクを選びます(個別記事参照のこと)

作りに対して価格が高め。

デザインは未来的でかっこいいです!

リフレクションフィルターは最後に使う

リフレクションフィルターは、基本的に録音用の吸音アイテムです。

ただし、これ単体で部屋鳴りを解決できるわけではありません。

あくまでマイク周辺の反響を抑えるものです。

なので使う順番が重要で、

壁・天井の吸音 → リフレクションフィルター

この流れが基本になります。

先に部屋全体の鳴りをある程度コントロールしておかないと、

リフレクションフィルターの効果も最大限発揮されません。

導入順としては、

  • 壁・天井の吸音材(SONEXなど)
  • リフレクションフィルター

この順番で考えるのがおすすめです。

SONEXの唯一の不満点が浮かび上がる

そんなこんなで紆余曲折ありつつ、

SONEX+リフレクションフィルター

という構成に落ち着き、一時はほぼ満足していました。

ただ、ひとつ問題があって。

空間が圧迫される。

壁に厚みのある吸音材を貼るので、これは当然なんですが…。

防音室の中はもともと狭いので、この数センチが結構効いてきます。

「もうちょっとスッキリ使えないかな」と思い始めました。

最終、NiCSo Twofoldを導入して落ち着く!

そこで見つけたのが、NiCSo Twofoldです。

使ってみた感想はシンプルで、

ちょうどいい。

吸音力・可搬性・収納性、このバランスがかなり良いです。

見た目は普通のパネルっぽいですが、吸音力はしっかりしています。

耳を近づけると、一気に音がデッドになるのがわかるレベルです。

さらに、

  • 折りたたんで収納できる
  • 軽くて持ち運びしやすい

このあたりがかなり便利でした。

女性でも普通に扱えると思います。

導入してから1年半ほど経ちますが、今もこれで落ち着いています。

モニター時だけSONEXを追加したり、状況に応じて使い分けています。

純粋な吸音力でいえば、

SONEX(8枚)>NiCSo Twofold(1枚)

ですが、

使いやすさはNiCSoの方が上です。

このあたりは完全に用途次第ですね。

スペースに余裕があるならSONEX、

取り回し重視ならNiCSo、という感じです。

結局吸音材はこれがあればバッチリ!

僕の場合は、反響しやすい防音室内での作業、という少し特殊な状況でした。

ただ、普通の家の普通の部屋でしたら、SONEXを必要量ゲットするのがおすすめです!

SONEX ( ソネックス ) / VLW35 Natural Gray 8枚 61cm x 122cm 吸音材 サウンドハウス

SONEX ( ソネックス ) / VLW35 Natural Gray 8枚 61cm x 122cm 吸音材 サウンドハウス

これがあれば基本ばっちり。

ここからマイク録音の焦点をさらに絞るならリフレクションフィルターを。

吸音材に圧迫感を感じるようならSONEXを減らし、

NiCSo Twofoldのような可搬式の吸音板を使うと良いと思います!

防音カーテンやカーペットにはあまり期待しない方が、、、良いと思います。

まとめ

吸音は地味ですが、DTMでは結構重要なポジションを占めています。

無駄な回り道をするのも一興ですが、、、

少しでもご参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

DTM環境の吸音・防湿・防音の整え方まとめはこちら👇

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