audient EVO 4を実際に使ってみたレビューです。
audientといえば少し硬派で価格も高めなイメージがありますが、EVO 4は一転して手頃な価格と扱いやすさが特徴のモデル。
入門用ながら音質・操作性ともにしっかりしていて、かなり完成度の高いオーディオインターフェースだと感じました。
定番のSTEINBERG UR22Cと比べても見劣りせず、用途によってはそれ以上に使いやすい場面もあります。
本記事では、実際の使用感や他機種との違いも含めてレビューしていきます。
他機種との比較音源もあるので、ご参考まで!
*過去記事を加筆修正しました。
目次
箱開封
箱。
ビニールに包まれていてまるでガジェット系家電の様な佇まい。
日本語の説明書が背中に張り付いておりました。
蓋を開けてると、やはりガジェットっぽい雰囲気。
なんだか高級そう。
iPhoneが収まっていそうなプラスチックケースの下にUSBケーブルが一本。
接続はUSB2.0。
本体!
いやあ、かっこいいです。
オーディオインターフェースっておっさん臭いデザインのものや、サイバー感溢れるものも多い中。
evo 4は可愛らしさもありつつ、洗練されている見た目。
前面は超シンプル。
ヘッドフォンアウトとHI-Z入力(ギターやベースを繋ぐジャック)のみ。
背面にモニターアウトとUSB接続端子、そしてマイク/ライン入力を配置。
小型AIFで、背面にマイク/ライン入力があるのってかなり珍しいですね。
そして本体がとても小さい!
2chのオーディオインターフェースなら最小なのではないかというくらい。
隣に並んでいるKOMPLETE AUDIO2もオーディオインターフェースの中ではかなり小さいタイプ。
Roland Rubix22と比べるとコレくらいのサイズ。
それが、
こう!
すんごいコンパクト。
その分高さが少しあります。横幅はコンパクト。
evo 4は奥行きが更に短く。6.7cm。
爪楊枝一本分くらいの長さです。ちなみに高さも6.7cm。
そして、軽い!重量はなんと360g。
りんご一個分ほどの重さ。350缶コーラほどの重さ。持ち運びも自由自在です!
AUDIENT ( オーディエント ) / evo4 サウンドハウス
ちなみにSTEINBERG UR22Cは1kg。軽量のノートパソコンくらいの重さ。
持ち運びには、ちょっと重いですね。
audient EVO 4の独自機能がすごく便利
audient EVO 4にはとっても使える独自機能があります。
それが「スマートゲイン」という機能。
入力音量を自動的に調整してくれるんです。
緑のボタンを長押しして、1か2のトラックボタンを押すと、
こんな感じでLEDがビッカビカに。
この状態でギターを弾いたり、歌を歌ったりすると最適な音量に自動調整してくれます。
使ってみると、コレがめっちゃ便利なんですよ!!
浮かんだアイディアをサッと記録しておく時や、手早くデモを作りたい時はもの凄く役に立ちます。
こんな機能があるのはaudient EVO 4だけ。他のオーディオインターフェースでは見かけません。
LEDの数が多くてボリュームの確認がしやすい
同じ価格帯のオーディオインターフェースの中では段違いにボリューム確認がしやすいのもaudient EVO 4の特徴です。
このLEDでモニター/ヘッドフォンアウトの音量調整から出力状態の確認までできます。
録音時は入力の音量表示にも。
他社のエントリークラスの製品だと、この部分にこれだけコストをかけているものはありません。
当サイトでこれ迄試したエントリークラスの中で一番音量の視認性が良かったのはKOMPLETE AUDIO2でしたが、audient EVO 4がNO.1になりましたね。
普通は大体こんなです。しかも入力のクリップ防止(過大入力防止)にしか使えません。
モニター/ヘッドフォンのアウトプットまで表示してくれる物はとても珍しいです。
KOMPLETE AUDIO2のレビューはこちら👇
DTM DRIVER!
KOMPLETE AUDIO 2レビュー|コスパと比較音源で見えた音の特徴 | DTM DRIVER!
KOMPLETE AUDIO 2の実機レビュー。小型軽量な2ch仕様、再生音や録音音質、S/Nの良さ、付属ソフト、Focusrite ScarlettやUR22Cとの比較音源まで整理しています。
ループバック機能もあり
ライブ配信用にあったら嬉しいループバック機能もあります。
ただ本体だけでは操作できなくて、PCに専用ソフトをインストールしてコントロールします。
音質もバッチリ良いです
ヘッドフォンアウトからしかまだ確認できていませんが、再生音もとても良いですよ〜。
綺麗めで解像度が高いタイプかと!
メイン機を別で持っていても、こちらでも聴きたくなる様な音色。
1万円台と考えれば、ほんと恐ろしいほどよくできていると思います、、、。
リスニング用にもおすすめ!
Neumann M149で録音してみた
DTM DRIVER!
Neumann M149レビュー|U87の“基準”を超えて、音の上限を押し上げる現行フラッグシップ | DTM DRIVER!
M149はプロエンジニアにも信頼される最高峰マイク! ただし「上級者のみが使用すべきアイテム」という意味ではありません。 M149は素材の情報量が異常なほど豊かなので、録…
というわけで、実際にマイク録音して他の機種との音色の違いもチェックしてみました。
マイクはNeumann M149。
LOGICでアコギを2トラック録音。
録音したファイルにはプラグインは一切ささず、フェーダーで音量調整したのみ。
リズムはLOGICの付属ループです!
それでは聴き比べを!
audient EVO 4+M149
ZOOM UAC-2 + M149
DTM DRIVER!
ZOOM UAC-2レビュー|クリアな音質と今選ぶ時に気になる点 | DTM DRIVER!
ZOOM UAC-2の実機レビュー。クリアな再生音、録音音質、レイテンシー、接続時の注意点、他AIFとの比較音源から見えた特徴を整理しています。
KOMPLETE AUDIO 2 + M149
DTM DRIVER!
KOMPLETE AUDIO 2レビュー|コスパと比較音源で見えた音の特徴 | DTM DRIVER!
KOMPLETE AUDIO 2の実機レビュー。小型軽量な2ch仕様、再生音や録音音質、S/Nの良さ、付属ソフト、Focusrite ScarlettやUR22Cとの比較音源まで整理しています。
Focusrite Scarlett gen3 + M149
DTM DRIVER!
Focusrite Scarlett Solo Gen3レビュー|AIR機能と比較音源で見えた音の特徴 | DTM DRIVER!
Focusrite Scarlett Solo Gen3の実機レビュー。AIR機能の音質変化、UR22CやSSL2との比較音源、S/Nの良さや携帯性、DTM用AIFとしての使いやすさを整理しています。
Focusrite Scarlett gen3 AIR機能on + M149
Steinberg UR22C + M149
DTM DRIVER!
STEINBERG UR22Cレビュー|UR22mkIIとの違いと比較音源で見えた特徴 | DTM DRIVER!
STEINBERG UR22Cの実機レビュー。UR22mkIIとの違い、32bit録音やUSB3.0対応、DSPエフェクト、比較音源で見えた音の傾向まで整理しています。
Roland Rubix22 + M149
DTM DRIVER!
Roland Rubix22レビュー|ハイファイな音質とDTM用途で気になった点 | DTM DRIVER!
Roland Rubix22の実機レビュー。ハイファイな出音、UR22CやSSL2との比較音源、録音時のS/Nやモニター面で気になった点まで整理しています。
Yamaha AG03 + M149
DTM DRIVER!
YAMAHA AG03レビュー|配信向けAIFとしての音質とDTM用途での違い | DTM DRIVER!
YAMAHA AG03の実機レビュー。配信向けミキサーとしての使いやすさ、録音音質、UR22CやSSL2との比較音源、DTM用途で気になった点まで整理しています。
SSL2 + M149
DTM DRIVER!
SSL2レビュー|4Kボタンの音と実機録音で見えた特徴まとめ | DTM DRIVER!
SSL2の実機レビューです。4Kボタンの音質、Neumann M149で録音した比較音源、モニターのしやすさやマイクプリとしての使い方まで整理しています。
SSL2 4Kボタンon+ M149
DTM DRIVER!
SSL2のLINE IN音質を検証|4Kスイッチと他AIF比較で見えた特徴 | DTM DRIVER!
SSL2のLINE IN音質を実機で検証。ハードシンセ録音と比較音源で4Kスイッチの変化や他AIFとの違い、リアンプ運用の可能性まで整理しています。
聴き比べた感想
audient EVO 4はかなり綺麗に音が録れるなー!と。
もったりした感じが一切なく、すっきりしてます。
空気感も他の機種よりキャプチャーできているようにも。
ただ、録音した日がそれぞれバラバラですので、厳密にはマイキングのズレや弦の劣化具合なども影響していると思います。
比較はあくまで参考程度に留めておいてくださいませ。
一応全てファイルを通して弦は一度も変えておりません!
ハイファイな感じが好きな方にはaudient EVO 4おすすめできますね。
ポチップ
録音は24bit 96kHzまで!
一点、audient EVO 4は最近のオーディオインターフェースよりスペックで劣っている箇所があります。
録音形式の上限は24bit 96kHzまで。
他の機種は大体24bit 192kHzまでカバーしています。
しかし、はっきり言って192kHzで録音することはほぼありません。
理由は192kHzまでサンプリングレートを上げるとデータが重くなりすぎるから。
プロでも96kHzで録音している現場もたくさんあると聞きます。
それとジャンルによっては、192kHzでも96kHzでも耳で聴いて大差ない場合もあります。
ロックとかは48kHzでも良いくらい。
逆にそっちの方が音をまとめやすいというエンジニアさんもいるくらいです。
アコースティックでウィスパーな感じだと192kHzとか、鳥肌立つくらいリアルに聴けたりはします。
トラックが少ない音楽ほどハイレゾの恩恵は大きい気がしますね。
DTMだったら24bit 96kHzで十分かなと個人的には思います。
まとめ
AUDIENT evo4 のレビューでした!
コスパ最強!と思っていたInstruments KOMPLETE AUDIO 2よりも更にコスパが良いアイテムかもしれません。
筐体がこれだけ小さいのに、これでもかというほど機能性抜群。
ポチップ
音質も良いですし、何よりスマートゲイン(入力自動調整)機能が秀逸すぎる。
evo4は定番機と比べると知名度はまだまだかと思いますが、実力は上な気がしました。
個性的なものが好きな方には特におすすめです!
最後までお読みいただきありがとうございました!