DTMの環境構築はこだわればこだわるほど終わりがありませんよね、、、(-ω- /)
DTM関連のアイテムには実に様々なものがあります。
当サイトでは気付けば230本以上の機材レビュー記事を書いてました!
その中で、アイテムの費用対効果について一定の見解ができたのでまとめました(`・ω・´)
ちなみに僕は生録派DTMerなので、打ち込み中心の方はまた違ってくると思います!
目次
「費用対効果が高い」とは?
まず本記事における「費用対効果が高い」とは何か?ですが、
単純にコスパが良いかどうかということで話を進めさせていただきます。
DTM環境を構築する上で、かけたお金に対してちゃんとリターンがあったか?
というのがこの記事の趣旨となります。
についてはそもそも必須に近いアイテムなため除外します!
僕自身はMAC×Logic ユーザーです。
この組み合わせに大変満足しています。
あわせて読みたい
DTM用にiMac2020を買った結果!笑っちゃうほど最高でした
DTMをもっとやりやすくするためにmacを買い変えました(´◔౪◔)◞ いやあ、すごいの一言! 高い買い物でしたが、それ以上に作業スピードの向上に大満足。 今までmac mini la...
あわせて読みたい
【断定】DAWソフトおすすめTOP3を超厳選!
DAWソフトの選び方、、、これには相当悩みますよね。 特に、右も左もわからない状態からDTMを始める方にとって、 DAW選びは今後の音楽人生を左右する重要な選択と言って...
費用対効果が最強のアイテム
僕が環境づくりをしてきた中で費用対効果が一番高いと思ったのは、
の二つでした!
トータルで10万弱くらいかかりましたが、効果は抜群!
音質に関する全てのクオリティーが上がります( ・ὢ・ )!
かけた金額に対してのバックが圧倒的だと思います。
どんな機材を買うよりまず200V電源工事をするのが、
音源のクオリティーアップの近道。!
あわせて読みたい
200V電源を部屋に引いた話【簡単工事で音質激変!】
ある日作業部屋に200V電源を引いた話です。 *過去記事を加筆修正しました 【200vにすると音が良くなる?】 普段僕らが生活で使っている電源は100Vです。 しかしレコー...
あわせて読みたい
プロケーブル電源トランスを使い始めて8年目の感想レビュー!DTMクオリティの底上げに!
プロケーブル電源トランスを導入して8年目のレビューです(´◔౪◔)◞ 相変わらず壊れることなく稼働を続けてくれております! 今まで導入して良かったDTM機材トップ5に入...
費用対効果が高いアイテム
電源ほどではないけれど、すごくコスパが良かったのが、
- 2-3万円台のオーディオインターフェース
- 3万円台のコンデンサーマイク
- サブウーファー
- 本当に必要で買ったプラグイン
- 本当に必要で買ったソフト音源
の5つ!
オーディオインターフェースは、特に2-3万円台の製品が非常にコスパ良し。
MOTU M2 オーディオインターフェイス サウンドハウス
MOTU M2はコスパ面でどの機種も勝てないと思いました( ・ὢ・ )
音質面では流石に高級機種に負けますが、かなり音も良いです!
入門用として買うなら長い間不満なく使えるやつ!
あと、同じくエントリークラスなのにしっかり録音できてしまうコンデンサーマイク!
audio technica AT4040 サウンドハウス
オーテクAT4040すごすぎです(笑)
AKG ( アーカーゲー ) / C214 サウンドハウス
AKGのC214も値段に対して出来が素晴らしい。
この2本は色々アイテムを触ってきた中でもすごく良かったです。
そして、地味にすごいアイテムがサブウーファー。
EVE AUDIO ( イブオーディオ ) / TS107 サウンドハウス
モニタースピーカー本体をグレードアップするより、
追加でサブウーファーを入れた方がコスパ面でずっと優れていると思います。
めっちゃミックスしやすくなる!
低音は見る(聴く)のではなくて体で感じるものなのだと勉強になりました!
そして、プラグインやソフト音源はやっぱりコスパ良いものが多い!
デジタル製品はこの点強いですね。
ただし、あくまで強調したいのが本当に必要なプラグイン/ソフト音源という点。
最後に出てきますが、プラグイン類は費用対効果がもっとも低いアイテムにもピックアップしています、、。
理由は後ほど。
あわせて読みたい
audio technica AT4040の使用レビュー!本格派!な音を3万円台で実現するコンデンサーマイク
audio technica AT4040の使用レビューです(´◔౪◔)◞ 先日レビューしたaudio technica AT2020がとても良かったので、 上位機種のAT4040も追加で買ってしまいました。 オー...
あわせて読みたい
AKG C214コンデンサーマイクの使用レビュー!高域がキラッと抜ける音楽的な一本!
AKG C214コンデンサーマイクのレビューです(´◔౪◔)◞ 初心者用マイクからのステップアップとして人気の本機。 入門用マイクとの音質の差はどれくらいなのか? AKGマイクの...
あわせて読みたい
MOTU M2のレビュー!2万円台とは思えない高品質な音に驚愕!
MOTU M2オーディオインターフェースの使用レビューです(´◔౪◔)◞ コロナ禍の前から品薄状態でしたが、徐々にストックされる様に? 一通り動作チェックもしましたが、噂通...
あわせて読みたい
2021年おすすめのDTMプラグイン!無人島に5つ持っていくとしたら?
無人島にDTMプラグインを5つ持っていくとしたら何を選びますか( ・ὢ・ )? めちゃくちゃな前提条件ですが、外国人はこういうの好きなようです。 →Desert Island Mic Pres...
あわせて読みたい
サブウーファーがあるとDTMのミックスがすごく楽に!その理由とは?
サブウーファーがあるとDTMのミックスがとても楽になる(´⊙౪⊙)۶! ということをここ数ヶ月しみじみと味わっています。 -eve audio TS107- 僕のメインモニターはEVE AUDIO...
あわせて読みたい
オーディオインターフェースで音質は大きく変わるのか?
オーディオインターフェースで音質は変わるのか(´◔౪◔)◞? 答えはYES! 機種によって変わりまくります! 特にエントリークラスの製品は個性の幅が広い印象です。 当サイ...
費用対効果は普通のアイテム
かけた費用に対してちゃんと効果を返してくれたアイテムは、
- ヘッドフォン
- 定番のオーディオケーブル
- 吸音材
- 防音室
- モニタースピーカー
- 各楽器類
- フィジカルコントローラー
- midiキーボード
- 入門用コンデンサーマイク
でした!
個別のアイテムがどうこう、というよりアイテムジャンルとしてまとめて感じた印象です。
基本的には定番のものはほとんどハズレがないです。
もちろん「うおー!!これすごい!」というものもたくさんあります。
ただ、そういうアイテムはちょっと高かったりします。
コスパ面では普通と言えるでしょう。
吸音関係は個人的にドツボにハマり、かなり散財してしまいました(;´༎ຶД༎ຶ`)
吸音に悩んでいる方いましたら、僕の失敗をぜひ参考にしていただけたら幸いです。
あわせて読みたい
DTMにオススメの吸音材は、結局これだった!目的を知って選びたい
DTMのための吸音材を数種類試してきたので改めてまとめました(`・ω・´) 使いたいシーンや目的によって最適な吸音材も変わります。 吸音材選びの参考にしていただけたら幸...
あわせて読みたい
audio technica ATH-M70xモニターヘッドフォンのレビュー!バランス抜群!
ミックスでも非常に役立つ!と評判のaudio technica ATH-M70xのレビューです。 限られた自宅スペースでのミックスは本当にしんどい、、、。 モニターを爆音で鳴らし、...
あわせて読みたい
EVE AUDIO SC208モニタースピーカーのレビュー。デカいモニターはメリットもデカいのか?
モニタースピーカーEVE AUDIO SC208のレビューです(´◔౪◔)◞ 以前デスクトップにちょうど良いサイズのEVE AUDIO SC205を記事にしました。 やはりEVE AUDIOとの相性に運命...
あわせて読みたい
EVE AUDIO SC205モニタースピーカーのレビュー!キレがあるのに優しい音色の理由
DTMにジャストサイズ!なEVE AUDIO SC205のレビューです。 使用を始めてから数ヶ月経ち耳もすっかり慣れてきました。 以前は長いことYAMAHA MSP5を使っていましたが、E...
あわせて読みたい
DTMにおすすめのフィジカルコントローラーをまとめてみた!【経験済みオンリー】
気づけばDTM用のフィジカルコントローラーを複数台使用してきたので、 一つ一つ振り返りながら、それぞれの使用感やおすすめのポイントを記事にさせていただきます! 【...
あわせて読みたい
audio technica AT2020の使用レビュー!最高の入門用コンデンサーマイク!
audio technica AT2020の使用レビューです(´◔౪◔)◞ コンデンサーマイクの入門機として人気のAT2020。 1万円のオーテクマイクがどんな音なのか試してみました。 同価格帯...
費用対効果が低いアイテム
それではここからコスパが低いと言わざる得ないアイテムを!
それは、
- マイクプリアンプ
- コンプレッサー(アウトボード)
- EQ(アウトボード)
- 電源ケーブル
- 電源タップ
- オーディオマニア向けのケーブル
- プロ用コンデンサーマイク
- プロ用オーディオインターフェース
- リフレクションフィルター
です!
見事に、個人的に大好きなものばかり( ・ὢ・; )!!
本当に好きで、まだ記事にしていないもの含めたくさん触ってきました。
ただし、どれもこれもコスパが悪いと言わざるを得ません、、、。
とにかく単価が高いです。
効果は大きく感じられますが、、、何せ高い!
しかし音楽的と言われる部分は、これらのアイテム群で作られることが多いのも事実。
プロ志向の方や本格的にDTM制作を究めていきたい方なら、いずれ不可避なトピックとなるでしょう。
プロ向け製品は価格が高い割に、リターン比率は微々たるもの。
ほんのちょっとのランクアップ、質感の変化に数十万かかることも、、。
ただ、どんなにコスパが悪くても、美しく設計され、
自分の求めていた音質を与えてくれるならば、、、。
どんなコスパの良い製品も霞んでしまいます。
ほんの少しの音質の違いが、作品に大きな躍動を与えてくれます。
最高の質感に出会えたときが、ミュージシャンとしては最も幸せ!
あわせて読みたい
Neve 33115マイクプリアンプ モジュールをゲット!!配線テストと中身のレビュー【Old vintage】
Neve 33115マイク/ラインアンプのモジュールをゲットしました(´◔౪◔)◞ 久しぶりのモノホンOld Neve。 自分用に買ったのは1272以来実に約10年ぶりぐらい、、、?? 最近Ne...
あわせて読みたい
NEUMANN(ノイマン) U87aiの使用レビュー!やっぱり最高峰!音源あり
NEUMANN U87aiのレビューです(´◔౪◔)◞ 2020年、キャッシュレス還元が終了する前にまた買い直しました。 色々あってこれでU87aiを所有するのは3回目です。 いやあ、最高で...
あわせて読みたい
Neumann M149導入レビュー!現代最高峰真空管マイクの一つ!
ずっと欲しかった真空管マイクロフォンNeumann M 149の導入レビューです(´◔౪◔)◞ 実際に手持ちのマイクと比べてレビューをしてみたいと思います。 とりあえず一言、本当...
あわせて読みたい
API 5500 ステレオEQの実機レビュー!ざっくり使っても必ず気持ち良い魅惑のMixマシン
API 5500 ステレオEQのレビューです(´◔౪◔)◞ APIのEQはやっぱりヤバいです、、、。すごく良いですこれ。 ステレオバスコンプのAPI2500と併せて使うと更に音が濃厚に。 と...
あわせて読みたい
RME Babyface Pro FSの使用レビュー!どこまでも透明でフラットな音色が凄い!
RME Babyface Pro FSのレビューです(´◔౪◔)◞ コロナの影響もありなかなか在庫が増えませんね、、。 僕も注文後、かなり待ってようやくGETしました。 どちらかと言うと音...
あわせて読みたい
Prism Sound Titanの導入レビュー!最高峰オーディオインターフェースに感涙!
Prism Sound Titanの導入レビューです(´◔౪◔)◞ ついにやりました!長年の夢。 Prism Sound製品をゲット(;´༎ຶД༎ຶ`)ぉぅ!! 高い高い壁をようやく乗り越え、現行機最高峰...
費用対効果がとても低いアイテム
そして最後に、費用対効果がとても低いアイテムを。
それは
- セールでなんとなく買ったプラグイン
- セールでなんとなく買ったソフト音源
- 根拠が怪しすぎるオーディオ向けアクセサリー
です。
これはもう(笑)
とはいえ、わかっちゃいるけどやめられない(買ってしまう)のがDTMerの性。
オーディオマニアの性です。
セールの時期は本当に罪なる季節ですよね( ・ὢ・ )
こないだwavesプラグインがセールだったので「これ使うかも!」と買ったんですが、
見事に全然使っていません!
またやっちまった(´⊙౪⊙)۶!!
懲りずにまた、やってしまいました。
あわせて読みたい
DTMで買って失敗したアイテム7選、、、。
DTMをやっていると、気づけば散財してますよね〜(;´༎ຶД༎ຶ`) これまでいくらお金を注ぎ込んできたのか、計算したくもありません。 思い返してみると「買って失敗したな」...
DTMアイテムを揃えていくのなら
以上のことから、DTMアイテムを綺麗に揃えていくのなら
- 電源環境構築!
- コスパの良いマイクとオーディオインターフェースを買う
- とにかく定番で評判の良いプラグイン類を中心に買う
- モニタースピーカーを買うならできたらサブウーファーもセットで
とやると、かなりスタイリッシュな、
ほぼ無駄のないDTMライフに一気に到達できるんじゃないかなと思います!
「電源環境は難しい、、、」となるのも当然かと思います。
だだ、本当におすすめなんですこれだけは。
電源メーカーとかの人間ではありませんので悪しからず(笑)
ただのリーマンDTMブロガーです(`・ω・´)
MOTU M2 USB-C オーディオインターフェース
audio-technica AT4040 単一指向性 大口径ダイアフラム
Audio Technica(オーディオテクニカ)
プロケーブル アイソレーション電源トランス 1500W 100V仕様
オーガニックな質感を求めるほど費用がかかるようです
とても感覚的な話になりますが、オーガニックな質感を求めるほど高い機材が必要になる気がします。
逆にパキッとしたDTMサウンドらしい質感は比較的低予算でも作りやすいと思います。
例えばエレキギターだったら下手にマイク録音するより、
オーディオインターフェース直挿しの方が今時っぽい音に!
空気感、肉厚さは減りますがソリッドさが増します。
前述のコスパが良いアイテムを揃えればほぼOKでしょう!
そうではなく、あくまで生録っぽい音にこだわりたい方は、
残念ながらちょっと遠回りする必要があるかもしれません(-ω- )
どちらが良い悪いではなく、あくまで表現方法へのこだわり方の違いです。
闇雲に機材にお金をかける必要は全くありません。
自分が思い描いた音楽を作れるのならそれが全てです。
あわせて読みたい
【NEVE】シルキーにオーガニックにクリーミィ?アウトボードの音色を表す言葉たち【マイクプリアンプ】
シルキー? パンチがある? クリーミー? アナログ機材各々の特徴を”不思議な言葉”で表す音楽人たち(σ´・ω・) 音色の表現にどのような言い回しがあるのか...
あわせて読みたい
【DTM】ハード機材とプラグインの違いについて10年目の雑感【アウトボード】
最近自作の音源を宅録していたのですが、やっぱりプラグインとハード機材って使い分けると違いが出てくるものですね…..φ(-ω-。`) 僕は長らくUADを愛用しており「もうハー...
まとめ
DTMアイテムを費用対効果別に分けてみた記事でした!
これからも機材のレビューを書いていきますので、その中で考えが変化するかもしれません。
その時はまた更新させていただきます!
DTMをシンプルにデジタル方向で突き詰めるか、
オーガニックな質感重視でアナログを交えてトライアンドエラーしていくか。
作りたい音楽、表現したい世界観によって大きく変わりますね。
僕は今の所やっぱりオーガニック方向じゃないと嫌なのでそっちに進んで行きます( ・ὢ・ )
最後までお読みいただきありがとうございました!
あわせて読みたい
高価なDTM機材ほど音が良いのは事実?”コスパが良い”の本当の意味とは
僕は音楽の機材、特に古いハード系機材が大好きです。 ただここ最近興味がある新製品には、積極的に触ってみるようにもしていました。 欲が止まりません、、、。 そんな...