コスパの高いコンデンサーマイクとして高い支持を得てきたRODE NT2-Aの記事です(´◔౪◔)◞
僕が人生で一番初めて買ったコンデンサーマイクはNT2-Aでした。
2012年頃だったと思います( ・ὢ・ )
DTMに本格的にはまり始め、RECやミックスのことを意識し始めた頃でした。
現在はオーテクマイクなどが入門用マイクで人気を集めていますが、当時はRODE一色でした(`・ω・´)
思い出も含めてRODE NT2-Aのことを。
*過去記事を加筆修正しました
目次
RODEの特徴がNT2-Aに詰まっている
NT2-AはまさにRODEの音作りの方向性が詰まっている一本だと思います。
RODE NT2-A サウンドハウス
RODEマイクは、
- NT-1(初代)
- NT2-A
- NT3
- Classic(初期)
を今まで使ってきました(´◔౪◔)◞主要なラインナップは一通り行きましたね。
RODEのマイクは基本的に「ハイ上がり」な音がします。
抜け重視なチューニングなのか、ハイに特徴があります。
RODE ( ロード ) / Classic II “Collectors Edition” サウンドハウス
フラッグシップClassicとNT2-Aの質感はもちろん違いましたが、それでも抜け重視な音は同じイメージでした。
-RODE Classic初代-
Classicは真空管マイクで更にレンジが広く、立体的で、ジューシーな感じ。
そんな違いはありつつも、NT2-AはRODEシリーズの中で、最も基本になっている音だなと思います。
そして当時は最も手にしやすい本格的なコンデンサーマイクでした(2万円台でした)
いつからかいきなり値上げ?をして、もはやお手軽価格ではなくなってしまいましたね(;´༎ຶД༎ຶ`)
NT2-Aの起こした革命
とにかく当時は値段の安さに衝撃的を受けました( ・ὢ・ )
これに尽きると思います。
今でこそ低価格なコンデンサーマイクが増えてきましたが、当時まだコンデンサーマイクは高級機材でした。
DTM用に「サクッと買う」とかはできなかったです。
NT2-Aが音楽市場に与えた影響は計り知れなかったと思います。
天下のノイマンがコンシューマー向けのマイクをリリースしたのも、RODEマイクが市場を広く開いたからでしょう。
NEUMANN ( ノイマン ) / TLM102 NICKEL サウンドハウス
Neumannも最近値上がりしてしまいましたが、それでも10万円以下で買えるようなブランドではありませんでした。
RODEがノイマンをコンシューマー市場に引きみました。まさに革命(´⊙౪⊙)۶
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マイク以外の道具も一通りセットでパッケージされている
そしてNT2-Aのもう一つすごいところ。
低価格ながらマイク本体以外にも
などの付属品がセットでパッケージされているんです!
RODE NT2-A サウンドハウス
なんてビギナー想いなんでしょう(;´༎ຶД༎ຶ`)
ポップガードまでついてくるとは。
当時とても助かりました。
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NT2-Aの音質と実力
RODE NT2-Aの音質についてですが、DTMビギナーが使うには十分な性能です!
ダイナミックマイクと比べると、解像度の高さに驚くと思います(´◔౪◔)◞
ただ、値上がりしている現在は、初めて買うマイクとしては高いかな?とも。
もちろん「RODEマイクが欲しい!」という場合は全然OKだと思いますが、なんとなく「初心者用だから買おうかな」という場合は、他のマイクも良いものがあります。
audio technica ( オーディオテクニカ ) / AT2020 サウンドハウス
個人的にはオーテクAT2020か、
audio technica AT4040 サウンドハウス
AT4040の方がずっとコスパ高いかなと思います(´◔౪◔)◞
ただ、付属品は少ないので別途揃えないといけない手間はかかります。
でもこの2本の方が2021年現在では安くて、音も扱いやすいかなと思います。
audio-technica AT2020 動画配信・宅録・実況・DTM 【国内正規品】
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audio-technica AT4040 単一指向性 大口径ダイアフラム
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プロも使っていたNT2-A
NT2-Aは初心者用マイクの印象が強いですが、プロもこのマイクをRECで使ってました。
例えば、
- ドラムのオーバーヘッド
- ルームマイク
- アコギのエアー
など。
人によってはこのマイクの特徴が合うボーカリストもいらっしゃるようです。
相性良ければマイクの値段って関係ないんですよね。
いつかマイクを買い換えた時も、長く付き合えるマイクではないかなと思います!
他のシリーズとの比較
あくまで個人的な感覚としてですが、RODEシリーズの比較表を(´◔౪◔)◞
|
ハイの強さ(ギラつき) |
価格 |
特徴 |
NT-1(初期型) |
★★★★★★★★★星9 |
安い |
NT-2Aの簡易版。音のギラつきが一番強い。 |
NT-2A |
★★★★★★★星7 |
基本 |
汎用性が高い。指向性の切り替えなど、細かい設定にも対応。 |
NT3 |
★★★★★★★★星8 |
安い |
指向性が狭い。アコギの録音にあっている。 |
classic(初期型) |
★★★★★★星6 |
高い |
レンジがとても広く、抜群にリアルな音が録れる。リッチな質感。 |
という感じです。
特にClassicは、さすがに質感良きです。
RODE ( ロード ) / Classic II “Collectors Edition” サウンドハウス
立体感が出るので歌の録音とかにとても良かったです。
しかし、やはりNT2-AがRODEの中心的存在!値段がもう一度下がってくれれば嬉しいですね!
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そのため、部屋の反響音も綺麗に集音してしまいます。
もし「録音の音がなんか変?」だと思ったら、部屋の反響対策をした方がよいかもしれません。
布を天井に貼る、とかでも結構変わってきますよ(`・ω・´)
もしくは毛布をかぶって歌の録音をする、なども定番の方法です。
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まとめ
NT2-Aのレビューでした!
現在では手放してしまった一本ですが、長らくDTM生活を支えてくれた大事なマイクでした(´◔౪◔)◞
コンデンサーマイクの素晴らしさを知ることができるマイクです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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