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BELDEN 8412レビュー|音質の特徴と88760との違い・使い分け

BELDEN 8412ケーブルのレビューです。

僕はRECでは、8412をマイクケーブルとして使うことが多いです。

いわゆるフラットで透明な方向というより、中域の厚みや存在感が欲しい時に選ぶことがあるケーブルです。

MOGAMI 2534で録っていて、8412へ替えるとぴったりハマることもあります。

一方で、BELDEN 88760とはかなりキャラクターが違います。

録音、ギター・ベース、モニター、自作まで実際に使ってきた感覚から8412の特徴をまとめます。

目次

BELDEN 8412は中域の厚みと存在感を感じるケーブル

BELDEN 8412ケーブル

8412は、僕の感覚ではいわゆるフラットやクリアー系のケーブルではありません。

独特のコクがあって、少し個性的な味があります。

88760と比べると違いが分かりやすいです。

88760の方が透明でクリアな感じ。

対して8412は、若干中域が膨らんで、音の太さも増すように感じます。

どちらが良いというより、欲しい方向が違います。

透明感を重視したい時は88760。

少しコクや太さ、存在感が欲しい時は8412を選択肢に入れています。

BELDEN 88760のレビューはこちら👇

録音では8412に替えるとハマることがある

僕が8412をよく使うのは録音です。

特にマイクケーブルとして使うことが多いです。

8412へ替えると、パワー感や存在感が増すように感じることがあります。

録音ではMOGAMI 2534もよく使っています。

2534で録っていて悪いわけではないのに、もう少し存在感が欲しい時があります。

そこで8412へ替えると、ぴったりくることがあるんですよね。

だから僕にとって8412は、何にでも固定で使うケーブルではなく、録りたい音に合わせて選べる選択肢のひとつです。

MOGAMI 2534も8412も手元に置いて、その時の素材で使い分けています。

ギター・ベースでは「ごりっと太め」にしたい時にも使う

8412はギターやベースをDI経由で録音する時にも使います。

特に、ごりっと太めにいきたい時に使いやすいです。

ここでも、8412だから必ず良くなるというより、欲しい方向と合う時に選んでいます。

DIについてはこちら👇

モニター用途では僕はあまり使わない

8412のキャラクター自体は好きですが、僕はDTMのモニター用にはあまり使いません。

なるべく色付けを少なくして判断したいからです。

僕には8412の中域の厚みやコクがキャラクターとして感じられるので、モニター系では88760のような透明でクリアな方向を選ぶことが多いです。

逆にリスニング用途なら、気持ちよく聴ければ全然OKだと思っています。

ここは「8412はモニターに使えない」という話ではなく、僕自身の使い分けです。

8412は自作すると少し扱いづらい

8412でケーブルを自作すると、88760とはまた違う面倒さがあります。

BELDEN 8412の外皮を剥いてケーブルを自作する様子

まず外皮が厚いので、剥く時に少し苦労します。

加工だけで比べると、88760の方が作業はしやすいと感じます。

そして8412は、中に入っている繊維がバラバラと散らばります。

BELDEN 8412内部の繊維と芯線
中身はクズが出やすい構造

これが地味に散らかるので、後片付けが面倒です。

ただ、はんだ付け自体はしやすいです。

外皮を剥くところと内部の繊維処理に少し手間がかかるケーブル、という印象です。

8412を使ったマイクケーブルの自作方法はこちら👇

ギター・ベース用シールドケーブルの作り方はこちら👇

ライブでも使えるが、僕なら既製品を選ぶ

8412はライブ現場で見かけることもあります。

マイクケーブルとして使う人もいますし、ギターのシールドケーブルとして使われることも多いです。

ただ、僕自身がライブ用に用意するなら、自作より既製品を選びます。

ライブではできるだけケーブルトラブルの可能性を減らしたいからです。

自作ケーブルが使えないという意味ではありません。

僕は現場で使う物については、強度も含めて余計な心配を減らしたいという判断です。

「8412はアメリカ録音業界の定番」という説明について

以前、ケーブルショップの説明で「8412はアメリカ録音業界の定番」と紹介されているのを見たことがあります。

一方で、その説明は正しくないという話も見聞きしました。

逆に「アメリカではMOGAMIがよく使われている」という話もあります。

ただ、僕自身がアメリカの録音現場全体を確認したわけではないので、ここは断定できません。

日本についても、僕が知っているスタジオではハイエンド系や特注ケーブルを使っているところがあります。

なので僕は、「どこの国で定番だから」という理由では8412を選んでいません。

実際に使った時の音と用途で選んでいます。

ケーブルにはお金をかけすぎない派です

僕は個人的に、ケーブルにまでお金をかけすぎるのは勿体ないと思う方です。

BELDENやMOGAMIのケーブルで十分DTMを楽しんでいます。

8412も、音のキャラクターを選べるケーブルとして手元に置きやすい存在です。

価格は時期によって変わりますが、僕としてはケーブルへ予算を集中させるより他の機材を買いたい。

ケーブルより機材買いたい!というのが昔からのスタンスです。

まとめ|8412は録音で太さや存在感が欲しい時に使っている

BELDEN 8412は、僕にとって無色透明なケーブルではありません。

88760と比べると中域の厚みやコクを感じやすく、録音ではパワー感や存在感が欲しい時に使うことがあります。

MOGAMI 2534で録っていて、8412へ替えたらぴったりくることもあります。

ギターやベースでは、ごりっと太めにいきたい時にも使いやすい。

一方で僕はモニター用途にはあまり使わず、録音側でキャラクターを活かすことが多いです。

自作時は外皮の厚さや内部の繊維が少し面倒ですが、はんだ付け自体はしやすいケーブル。

僕は8412、88760、MOGAMI 2534を、録りたい方向に合わせて使い分けています。

DTMで使うケーブル全体はこちら👇

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