先日遊びに行った知人のホームスタジオで、Neumann TLM49をテストさせていただきました。
兼ねてから非常に気になっていた一本。
自前のNeumann M149も一緒に持ち込んで比較も。
レビューを探している方のご参考になれば幸いです!
*過去記事を加筆修正しました
目次
TLM49にはM49、U47、M149と同じマイクカプセルが採用されている
Neumann TLM49には同社M49、U47、M149と同じマイクカプセルが使用されています。
Neumann M149は現行のフラッグシップですが、M49、U47といえば音楽機材史の伝説!
ご存知名機中の名機です。
NEUMANN M49B by Blue Microphone Factory full Maintenanced | eBay
M49もU47も現行では手に入らないため、もし欲しいのならば中古市場をくまなく探すしかありません。
それに加え、取引されている価格は目の玉が飛び出るほど高額!!!
またとても古いものなので、状態が良いものは中々手に入りません。
そんな現状の中、ノイマンが僕らにリリースしてくれるのが、今回のテーマTLM49となります。
また、現行機種としてさらに上位機種のM149というマイクもあります。
こちらにもTLM49と同じマイクカプセルが装備されています。
TLM49とM149の違いについて
DTM DRIVER!
Neumann M149レビュー|U87の“基準”を超えて、音の上限を押し上げる現行フラッグシップ | DTM DRIVER!
Neumann M149を実機で検証。U87との比較を通して、奥行き・レンジ・透明感・密度の違いを詳しく解説。録り音の“基準”からさらに上を目指すDTMerに向けたフラッグシップマイ…
現行機種TLM49とM149の違いについてもざっと説明を!
- TLM49はファンタム式のコンデンサーマイク
- M149は真空管式のコンデンサーマイク
となってます。
ファンタム式コンデンサーマイクは音が面になってガッツが出やすく、真空管マイクは立体感のある表現が得意だと僕は思ってます。大まかに。
また、M149は指向性の切り替えが9段階ありますが、TLM49は単一指向性のみ。
TLM49はヴォーカル録音やアコースティックギター等の割とクローズドめなマイクとして使うのに適してます。
付属品にも違いがあります。
- TLM49に付属しているのはサスペンションのみ。
- M149は専用電源、ケーブル、サスペンション、アルミケース等
がそれぞれ付属しています。
他にも細かいスペックの違いがありますが、僕はスペックにはあまり興味がありませんので、、、、
詳しく知りたい方は以下リンクよりご確認ください。
ポチップ
ポチップ
見た目はそれぞれ形が似てますね。両方とも胴体が太いのが特徴的!
U47よりもM49に近いフォルムです。
そして、それぞれの価格は、、、、結構、差があります。
M149 はやっぱり高いですね。
TLM49 vs M149
というわけで、実際それぞれを聴き比べてみたレビューです。
思いの外、それぞれの質感はあまり似ていないと感じました。
同じマイクカプセルを使っていても、ずいぶんインプレッションは違います。
まず印象的だったのは、TLM49の方が録り音のセッティングがしやすいこと。
マイクプリ+コンプに繋げばすぐにノイマンらしい良い音で録音できました(笑)
逆にM149は集音能力が高すぎるためか、部屋鳴りの影響を大きく受けやすいです。
実は、これが結構厄介でして。
に関してはやはりM149に大きな軍配が上がりますが、総合的な扱いやすさの点ではTLM49の方がいいかもと思いました。
自宅録音、DTM用途だったらTLM49の方がストレスなくしっくり来るのでは、、、という気がします。
M149はフラッグシップモデルということもあり、音響が整ったスタジオで使用されることを前提に作られています。
そのため吸音材等でブースのライブ感を追い込んでおかないと本来の実力は発揮しづらいかもしれません。
僕は音響的にクリアしたい目標がありM149を購入しましたが、正直部屋鳴りには随分悩まされました、、、。
今ではなんとか自分なりのベストポイントを掴むことができましたが、高性能マイクにはそれなりの環境も必要なようです。
という感じで!TLM49はとても扱いやすく素晴らしいマイクだと思います。
というか、音もとても良いです。
部屋鳴り対策についての記事はこちら👇
DTM DRIVER!
DTM吸音材の選び方まとめ|防音カーペットからSONEX・NiCSoまで試してわかったこと | DTM DRIVER!
DTM用の吸音材を実際に試してきた流れをまとめた記事です。防音カーペット、防音カーテン、グラスウール、SONEX、リフレクションフィルター、NiCSo Twofoldまで使ってわか…
とてもナチュラルな音色
TLM49単体の印象としては、とてもナチュラルで気持ちの良い音でした。
解像度も申し分ありません。
NEUMANN ( ノイマン ) / TLM49 サウンドハウス
ノイマンっぽさはもちろんありつつ、無駄にピーキーな感じもなく、自然にすっと耳に沁みて来る音です。
U87のような分かりやすい派手さはないですが、ジャンルに縛られず、汎用性の非常に高い音。
どんな楽器に使ってもいい結果を出してくれそうな質感。
メインマイクで使っても十分に期待に答えてくれるクオリティであることは間違いなし!
もう、このレベルまでくると自分の感覚に「しっくりくるかこないか」という段階かと思います。
僕は僕のポリシーでどうしてもM149をてなづけたいので、このマイクを買うことは多分ありませんが、絶好の機会があれば絶対欲しいやつ。
知人が手放す時は、全力で値段交渉します。
TLM102よりもずっと良いです
DTM DRIVER!
Neumann TLM102 vs TLM103|価格差の価値はあるのか?録りやすさで選ぶ2本の違い | DTM DRIVER!
TLM102とTLM103の違いは音質よりも「録りやすさ」にあります。実際に使ってわかったセッティングの難易度、音のまとまり、価格差の本当の価値を体験ベースで解説します。
ちなみにノイマンコンシューマーモデルのTLM102と比べると、TLM49の圧勝です。
NEUMANN ( ノイマン ) / TLM102 NICKEL サウンドハウス
集音の安定度が段違い。
あくまで僕個人の意見ですが、TLM102を買うなら同価格帯のオーテクマイクやAKGの方がおすすめです。
NEUMANN ( ノイマン ) / TLM103 サウンドハウス
もしくは、見た目そっくりなTLM103。こっちはとても良いです!
しっかり集音してくれます!
TLM系含めたボーカルにおすすめなマイクはこちら👇
DTM DRIVER!
ボーカル録音におすすめのコンデンサーマイク10選|用途別に最適な1本を解説 | DTM DRIVER!
ボーカル録音におすすめのコンデンサーマイク10選を価格順で紹介。AT2020・AT4040からU87・M149まで、用途別に失敗しない選び方を解説。基準マイクの考え方で迷わず選べま…
まとめ
Neumann TLM49はとてもクオリティが高いマイクでした!
ポチップ
ノイマンの現行品の中でも価格と音質のバランス面ではトップレベルだと思います。
コスパがいいノイマンマイクが欲しいなら、とてもおすすめできる逸品!
最後までお読みいただきありがとうございました!
DTMでずっと使えるおすすめマイクはこちら👇
DTM DRIVER!
DTMにおすすめのマイク10選|価格帯別に“ずっと使える”モデル | DTM DRIVER!
DTM用マイクのおすすめを、初心者からハイエンドまで段階別に紹介。最初の1本にコンデンサーマイクを勧める理由や、AT2020・AT4040・C214・C414 XLS・TLM103・U87など、長…