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SONY MDR-CD900STの使い方|ミックスでズレる原因と正しい使い分け

レコーディング用モニターヘッドフォンの定番、SONY MDR-CD900STについてです。

昔からレコスタでよく見かける機種ですが、今あらためて使ってみると「役割がかなりはっきりしているヘッドフォン」だと感じます。

この記事では、MDR-CD900STの特徴と、ミックスでの実際の使い方についてまとめています。

*過去記事を加筆修正しました

目次

SONY MDR-CD900STの特徴

どんなところが特徴なのかと言いますと、、、

  • 安い
  • 音の解像度が高い
  • 補修パーツが豊富
  • ミックスの粗探しに最適

と言ったところが挙げられます。

 SONY MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン サウンドハウス

SONY MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン サウンドハウス

SONY MDR-CD900STは”オーディオ的に気持ちいい”というような脚色や味付けはされていません!

ただひたすら冷静に音響バランスを再生します。

そのためずっと聞いていると疲れるなんていう感想も。

とても細かい部分まで音を再生するので、のような違和感まで耳に入ってきてしまうからだと思います。

長時間使っていると、確かに疲れます(;´༎ຶД༎ຶ`)

楽しくリスニングする用途には合いません。

ただ、音質研究や、ミックスのノイズ発見等には役に立つこと間違いなし。

また、

  • 消耗品の交換が容易
  • ケーブルに癖がなく取り回しが容易

な点も魅力的です。

 SONY MDR-CD900ST用イヤーパッド サウンドハウス

SONY MDR-CD900ST用イヤーパッド サウンドハウス

イヤーパッドや、

 SONY MDR-CD900ST用ヘッドバンド サウンドハウス

SONY MDR-CD900ST用ヘッドバンド サウンドハウス

ヘッドバンドまでバラ売りしています( ・ὢ・ )

1989年の発売から未だに人気機種に君臨しているのは驚異ですよね(´⊙౪⊙)۶

パッドの交換記事はこちら👇

もうひとつ基準のヘッドフォンがあると完璧です

ただ、このヘッドフォン。

音に癖があります(`・ω・´)

DTMを始めた10数年前は「フラット」「味付けなし」と言われ、絶対的定番とそこかしこで言われていましたが、、、

現在では更に使いやすく、買いやすいヘッドフォンが増えた、もしくは認知されてきたのも事実です。

SONY MDR-7506

 SONY MDR-7506 モニターヘッドホン サウンドハウス

SONY MDR-7506 モニターヘッドホン サウンドハウス

兄弟分のMDR-7506の方が海外では既にスタンダードなんだそうな(`・ω・´)

日本でも近年こちらの方に人気がシフトしている流れがあります。

音質などについてはこちらの記事に。

とは言え、SONY MDR-CD900STの解像度は未だに強力なので( ・ὢ・ )

もうひとつ、弱点を補えるようなヘッドフォンを持っていると、かなり実用的になって便利です。

AKG K240MK2

 AKG K240MK2 セミオープン型ヘッドホン サウンドハウス

AKG K240MK2 セミオープン型ヘッドホン サウンドハウス

僕はAKGのK240MKIIを補完用ヘッドフォンとして長年使ってきました。

このヘッドフォンの方がや、

  • 音の奥行き
  • 低域の鳴り
  • パンの位置

がわかりやすいからです( ・ὢ・ )

逆に言うと、SONY MDR-CD900STは上記の点がとても苦手です。

MDR-CD900STは低域の量感が少ないです。

また立体感、奥行きがあまり感じられません。

面で全ての楽器が耳に迫ってきます(笑)

音の解像度、スピード感がとても高いんですけど、、、。

足りない部分は他のヘッドフォンで埋める作戦は、個人的にかなり効果的だと思ってます(`・ω・´)

MDR-CD900STはどんな人に向いているか

MDR-CD900STの実物写真

ここまで書いてきた通り、このヘッドフォンはかなり特徴がはっきりしています。

なので、「とりあえずこれ1本で全部やりたい」というよりは、用途がハマる人にしっかり刺さるタイプです。

実際に使ってきた感覚としては、こんな人に向いています。

  • 録音用途で使う人(音漏れが少なく扱いやすい)
  • ノイズや違和感を細かくチェックしたい人
  • ミックスの粗探しをしたい人
  • すでに別のヘッドフォンやスピーカーを持っている人

特に、「なんとなく良い音」ではなく、違和感をしっかり拾いたい場面ではかなり頼りになります。

このヘッドフォンは単体で完結させるというより、基準のひとつとして使う前提の機材だと考えるとしっくりきます。

おすすめしない人

逆に、このヘッドフォンがあまりハマらない人もはっきりしています。

使っていて感じたのは、以下のような人にはあまり向かないという点です。

  • これ1本でミックスを完結させたい人
  • 低音の量感や迫力を重視したい人
  • 音の広がりや立体感を重視したい人
  • リスニング用途で気持ちよく聴きたい人

特に低音や空間の広がりに関しては、このヘッドフォンだけだと判断が難しく感じる場面が出てきます。

また、音を楽しく聴くためのチューニングではないので、長時間のリスニング用途にはあまり向いていません。

このあたりを理解せずに使うと「思っていたのと違う」と感じやすいので、用途をはっきりさせて選ぶのが重要だと思います。

CD900STだけでミックスするとどうなるか

実際にこのヘッドフォンだけでミックスをしてみると、ある程度のところまでは問題なく作れます。

ただ、仕上げの段階になると少しずつ違和感が出てきます。

使っていて特に感じたのは、このあたりです。

  • 低音が控えめに聴こえるので、実際の再生環境では低音が出過ぎる
  • 奥行きや立体感が見えにくく、全体が前に寄りやすい
  • パンの位置や広がりの判断がやや曖昧になる

細かい音や違和感はかなり見えるんですが、全体のバランスを決めるには少し情報が足りない感覚があります。

結果的に、「細部は合っているけど、全体で聴くと少しズレている」みたいな状態になりやすいです。

なので、このヘッドフォンはミックスを完成させるためというより、細かい部分をチェックする工程で使う方が安定します。

ヘッドフォンミックスのメリット・コツについてはこちら👇

実際の使い方(僕の場合)

僕の場合、ヘッドフォンミックスのメインはaudio technica ATH-M70xを使っています。

全体のバランスや低域の量感は、基本的にこちらで判断しています。

そこに対して、MDR-CD900STは役割を分けて使っています。

  • ATH-M70x:全体のバランス、低域のチェック
  • MDR-CD900ST:ノイズや違和感、細かい粗の確認

この2本を行き来しながらミックスすることで、かなり判断が安定するようになりました。

特に、ATH-M70xで作った音をCD900STで確認すると、細かい粗や処理の甘さがはっきり見えてきます。

逆にCD900STだけだと見えにくい低域や全体のまとまりは、ATH-M70xでしっかり補完する形です。

このように役割を分けて使うと、それぞれの弱点を打ち消しながら使えるのでかなり扱いやすくなります。

MDR-CD900STは「これで全部作る」というより、仕上げの精度を上げるためのチェック用として使うのが一番しっくりきています。

audio technica ATH-M70xの詳細レビューはこちら👇

まとめ

ミックスではスピーカーでも音を鳴らしてバランスをとらなければなりません!

しかし宅録では、スピーカー設置や音量上限など、制限が多いのも事実( ・ὢ・ )

そんな僕らに、良いモニターヘッドフォンは必須になってきます。

ヘッドフォンミックスにもたくさんの利点があります(´◔౪◔)◞

最後までお読みいただきありがとうございました!

ヘッドフォンまとめはこちら👇

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