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AKG K240 Studioレビュー|音質・装着感とK240 MK2との違い

AKG K240 Studioモニターヘッドフォンのレビューです。

見た目がほぼ同じ上位機種「K240 MK2」と、実際の音はどれくらい違うのか。

僕はK240 MK2を長く使ってきたので、今回やっとK240 Studioと聴き比べることができました。

結論から言うと、どちらも大きな音の違いはありませんでした。

僕の耳では極端な違いは分からないくらい似ています。ただ、細かく聴いていくと若干の違いはありました。

*2022年の記事をベースに加筆修正しました

目次

AKG K240 Studioの音質|低域・奥行き・空間が見やすい

K240 Studioは、細かい音を鋭く追い込むタイプというより、低域の量感や音像の奥行き、空間全体を見渡しやすいヘッドフォンだと感じました。

AKG / K240 Studio モニターヘッドホン サウンドハウス

AKG / K240 Studio モニターヘッドホン サウンドハウス

今回は、

  • AKG K240 studio
  • AKG K240 mk2
  • SONY MDR-7506

の3つを聴き比べました。

オーディオIFはPrism Sound Titanを使用します!

再生音の一発目から、AKG K240 MK2とそっくりな音が出てきました(笑)!

おぉ!これがAKGサウンド、ということで良いのだろうか。

というくらい特徴的な鳴りです。

解像度は高くありませんが、低域の鳴りや、空間の音配置が把握しやすいです。

  • 奥行きや空間を見渡しやすい
  • 低音がかなり出ている
  • アタックがぬるっとしている
  • リリースもぬるっとしている
  • 解像度は高くない
  • 分離感も高くない
  • 出音がめっちゃ小さい
  • とても音漏れする
  • ハイが抑えめ、低音が豊かなのでオーガニックな鳴り
  • リスニング用途なら疲れない音、気持ち良い音
  • 装着感が良い
  • 軽いので疲れにくい
  • 解像度は高くないけど、慣れるとだんだん細かいところも聴こえてくるようになる

といった印象です!

解像度を求めると失敗しそうな音。

どちらかというと、音の位置関係の把握や、低域の出方を聴くのに向いていると思います。

ハイがかなりまろやかなので、聴き疲れもしにくいです。

K240 StudioとK240 MK2の違い|音はかなり似ている

そっくりな見た目のAKG K240 MK2は、僕が長く使ってきたヘッドフォンです。

 AKG K240MK2 セミオープン型ヘッドホン サウンドハウス

AKG K240MK2 セミオープン型ヘッドホン サウンドハウス

K240 StudioとK240 MK2に共通する音の特徴

基本的にはAKG K240 MK2とAKG K240 Studioはかなり似たような音でした。

交互に聴いても、はじめのうちは何がどう違うのかわからないくらい似ています。

解像度が高いタイプではなく、低域が豊かで、奥行きや空間を把握しやすい。ハイはまろやかで、聴き疲れしにくい。

このあたりはK240 StudioにもK240 MK2にも共通して感じました。

K240 MK2は高域が少しきれいで、低域が少しタイトに感じた

続いてAKG K240 MK2で音を聴いてみます!

よーく聴き比べると、若干違いがありました。

  • K240 studioよりも少しだけハイの出方が綺麗
  • K240 studioよりも少しだけローがタイトで締まっている
  • K240 studioよりも少しだけ音量が大きいけど、音量はやっぱり小さい

といった違いを感じました。

ただ、比較したK240 MK2は長く使っていた個体で、K240 Studioは導入して間もない状態でした。

K240 MK2では長く使う中で音の印象が変わった経験もあるので、ここで感じた差がそのまま機種差なのかまでは断定できません。

実際、ハイやローの出方もK240 MK2の方が少しタイトで、若干解像度が高く聴こえましたが、ほんの少しの違いです。

他のメーカーに変えた時の変化の方が何千倍も大きいです。

AKG K240 MK2のレビューはこちら👇

K240 StudioとK240 MK2はどっちを選ぶ?

僕の耳では、K240 StudioとK240 MK2の差はかなり小さかったです。

購入当時はK240 Studioの方が安価だったので、このくらいの違いならK240 Studioを持っておくだけでも十分だと感じました。

少なくとも「上位モデルへ変えれば別物の音になる」という差ではありませんでした。

K240系らしい低域・奥行き・空間の見え方を確認したいなら、K240 Studioでもその特徴は十分感じられます。

K240 MK2の商品ブロックはこちらです。

K240 StudioとMDR-7506の違い|解像度と空間表現で役割が分かれる

AKG K240系とは方向性がかなり違う比較として、SONY MDR-7506も同じ音源で聴きました。

 SONY MDR-7506 モニターヘッドホン サウンドハウス

SONY MDR-7506 モニターヘッドホン サウンドハウス

MDR-7506の方が全然解像度が高く感じます。

低域もスピード感がありつつ聴きやすいですね!

ただし、奥行きやパンの位置は少しわかりづらく感じます。

AKGヘッドフォンの方がやはりここは得意と感じます!

  • 3つの中では圧倒的に解像度が高い
  • 低音が出つつタイト、K240 mk2より全然タイト
  • K240系よりも若干作られたような音だけど、全体はバランスはGOOD
  • 音が前に迫ってくる鳴り方なので、奥行きやパンの位置が見えづらい
  • 他2機種に比べるとパンチのある音に聴こえる
  • CD900STに比べるととても大人しい鳴り方です

といった感想です!

細かい音やタイトな低域を見るならMDR-7506。奥行きや空間を見るならK240 Studio。

かなり個性が違うので、組み合わせるとお互いを補完しやすい関係です。

SONY MDR-7506のレビューはこちら👇

MDR-CD900STはさらに細かい粗を見る方向で使ってきました。

MDR-CD900STのレビューはこちら👇

K240 Studioの音漏れ|マイク録音では注意が必要

K240 Studioはセミオープン型なので、音漏れはかなりあります。

静かな場所や電車の中で普段使いするのはやめた方が良いと思うくらい、外へ音が漏れます。

クリック音も結構漏れるので、僕はマイク録音のモニターでは避けています。

僕は以前失敗しています。

ヘッドフォンから漏れたクリックをマイクが拾ってしまうので、録音用途では密閉型の方が扱いやすいです。

K240 Studioは音量が小さい?|出力を上げて使う場面がある

K240 Studioでもう一つ気になったのが、ヘッドフォンから出る音量がかなり小さいことです。

ヘッドフォンアウトをグイッと上げないとちゃんと鳴りません。

SONY系ヘッドフォンと交互で使う場合などは、音量を揃えるのが大変です。

K240 MK2も音量は小さめですが、僕の個体ではStudioより少しだけ大きく感じました。

K240 Studioの装着感|軽くて聴き疲れしにくい

K240 Studioは軽く、装着感も良いです。

高域はかなりまろやかで、リスニングでは聴き疲れしにくいと感じました。

アタックやリリースは、ぬるっとした印象です。

解像度を最優先すると物足りなさがありますが、長く聴いていて気持ち良い方向のヘッドフォンです。

K240 Studioの外観・ケーブル・端子

ここからは実物の作りを見ていきます。

本体!

黄色の配色が目を引きます。

若干おもちゃっぽさがあります。懐かしい感じがします。

AKG K240 MK2と同じく、ケーブルは着脱式。

リケーブルをして使うこともできる構造です。

イヤーパッドの部分は前後に捻ることはできない構造です。

こういう風にはできません。

その代わりAKG K240シリーズはヘッドバンドの部分がねじりやすくなっています。

頭頂部分が結構フレキシブルになっています。

K240の2機種。

色が違うだけで、作りやデザインはほぼ一緒。

付属ケーブルの長さも一緒でした。

ケーブルのデフォルトはミニジャックで、通常のフォン端子で使うための変換プラグも付属しています。

K240 Studioの開封・付属品

ここからは購入時の開封写真です。

箱です。

裏。

横。

横。

SONYのものよりデザインがしっかりしてあります。

オープン!

付属品はシンプルで、説明書も箱の底に入っていました。

ケーブルのデフォルトがミニジャックなので、フォンへの変換プラグが付属しています。

まとめ|K240 Studioは低域・奥行き・空間を確認しやすい

AKG K240 Studioを実際に使い、長く使ってきたK240 MK2とも聴き比べました。

長年気になっていたK240 MK2との違いは、想像していたよりずっと小さかったです。

どちらも解像度を前面に出すタイプではなく、低域の量感や奥行き、空間の見え方に強みがあります。

K240 MK2の方が少しだけ高域や低域がタイトに感じましたが、比較条件も完全には同じではなく、僕の耳では大きな差ではありませんでした。

一方、MDR-7506へ替えると解像度や低域のスピード感はかなり変わります。

細部を見るヘッドフォンと組み合わせながら、K240 Studioで低域・奥行き・空間を確認する。僕ならそんな使い方をします。

音漏れが大きいことと、出音が小さく感じることには注意が必要ですが、AKG K240系らしい鳴り方はしっかり味わえるヘッドフォンでした。

MDR-7506の詳細レビューはこちら👇

最後までお読みいただきありがとうございました!

ヘッドフォンまとめはこちら👇

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