Animals Pedal Rover Fuzzの使用レビューです(´◔౪◔)◞
最近デザインが刷新されたようで、トレードマークのクマさんに色がつきました。
目を引く真っ白な筐体と可愛いデザインが目を惹くファズ。
でも音はかなりみっちりとしたファズサウンドでした。
試奏動画ありマス。
目次
Animals Pedal Rover Fuzzとは
Animals Pedalは日本は岩手、花巻市を拠点に置くNINEVOLT(ナインボルト)のオリジナルブランド。
Animals Pedal ( アニマルズペダル ) / Rover Fuzz サウンドハウス
Rover Fuzzはクラシックファズ「トーンベンダー」のサウンドを基にSkreddy Pedalsと共同で開発されたようです。
オリジナルはゲルマニウムトランジスタが使われていますが、Rover Fuzzはゲルマニウムではないよう。
おそらくシリコントランジスタを採用しているものと思われ、その分サウンド面では熱に左右されにくく安定したパフォーマンスを提供してくれます。
コントロールつまみのプリントが特量的で、
というファズでは見慣れない文字が書いてあります。
アタック?コンプ感?WOOL?モコモコ具合?
って思いましたが、その内容は、ATTACKはファズの歪み量、WOOLは音の厚みと密度をコントロールする項目のよう。
一体音にどんな変化をもたらすのか?非常に楽しみです( ・ὢ・ )
Animals Pedal Rover Fuzz 新品 ファズ[アニマルペダル][ローバー]
実物レビュー
それでは実物レビューを!
新デザインは色がついてます。
Animals Pedal Rover Fuzz 旧デザイン
また旧デザインと比べて、フットスイッチの位置をより手前に変更し、電池交換もしやすくなりました。
つまみは3つ。
- LEVEL 音量調整
- ATTACK 歪みを調整
- WOOL 音の密度、厚みを調整
となります。
旧デザインはフットスイッチが真ん中でしたが、右下に移動。つま先で踏みやすくなってます。
電源はセンターマイナス9VDC。スタンダードな電圧です。
アウトプットジャック。
BOSSと比べるとこれぐらいのサイズ感。
厚さはこれくらい。コンパクトですね。
プリントデザイン自体は正直旧型の方が好みでしたが(笑)
ユーザビリティがアップしている点、ありがたい変更です。
ただし、値段は旧型に比べアップしてます、、、。
最近色々な所で値上げラッシュなので仕方がないのかもしれません。
残っている旧型もかなり高騰。
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Animals Pedal Rover Fuzzの音をチェック!
それでは音出しチェックを!
連続的につまみを動かしながら音がどう変化するのか?動画に撮りつつ録音してみました(´◔౪◔)◞
録音はあらかじめ用意したフレーズを繰り返しながら、リアンプで取り込んでます。
リアンプでエフェクターの音を録音する手順
リアンプでエフェクターの音を録音していく手順ですが、
STEP
Logic Proにあらかじめギターフレーズを録音しておく
あらかじめLogicに元となるギターフレーズを録音しておきます
Fenderテレキャスを使用
STEP
オーディオインターフェースからラインアウトする
Logicに録音したフレーズをAIFから個別にラインアウトします
AIFはPrism Sound Titanを使用
STEP
ギターアンプを通す
エフェクター→ギターアンプに通します。
アンプはそのままラインアウトできるVOX MV50 ACを使用
STEP
再度Logicに録音する
VOX MV50 ACのラインアウトを再度AIFにインプットしてLogic Proに録音します
この方法でフレーズをリアンプしながらエフェクターの動作を確認していきます。
Animals Pedal Rover Fuzzのサウンド実験動画
動画中盤のコード弾きフレーズからピックアップをリアにしています。
その前まではセンターピックアップです。
Animals Pedal Rover Fuzzの実験オーディオファイルのみ
再生音量にお気をつけください!
音の感想
ブリっブリのファズサウンドになりました( ・ὢ・ )
同時期に試したMAD PROFESSOR Fire Red Fuzzの方が扱いやすい音だなーと思いつつ、単音フレーズの時の存在感マシマシな感じはRover Fuzzの味は抜群です。
但し、コードやアルペジオに使うのには向いていないかなと思います。
なんといってもファズですからね、、、。
全く同じ条件、フレーズをMAD PROFESSOR Fire Red Fuzzに通した時の動画がこちら。
Fire Red Fuzzはファズながら、かなり守備範囲が広いです。ファズらしからぬ整ったドライブ感があります。
Rover FuzzのWOOLつまみは、あげていくと確かにぐいっと密度が上がっていきます。
ただ、今回用意したフレーズ系だとちょっとtoo much感があり、見た目の可愛らしさとは裏腹のじゃじゃ馬感が出過ぎてしまいました。
機材はフェンダーテレキャス(メキシコ)とVox使ってます。
Rover Fuzzはソロやリフなど、単音プレイでより力を発揮するペダルかもしれません。
ギター側のボリューム/トーンコントロールをいじることも大事かも。
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まとめ
Animals Pedal Rover Fuzzのレビューでした!
コードをガシガシ弾く、アルペジオを少し潰したい、というようなシーンよりもソロのような単音フレーズに合いそうなペダル。
WOOLでみっちり密度を上げてブルースを弾いたら気持ちよさそうです(`・ω・´)
ファズはやっぱり癖が強くて難しい、、、けど、このじゃじゃ馬感がたまらない魅力!
勉強します!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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