DTMでミックスをしているとボーカルの処理に悩みますよね〜(;´༎ຶД༎ຶ`)
歌物音楽ではなんと言ってもメインパート。
ボーカルが微妙だとミックスが終わりません、、、、。
ということで、さくっと結果を出せるボーカルミックスにおすすめのプラグインをご紹介。
プラグインを挿すとどう変わるのか?の比較音源もご用意しました!
そして簡単!
この点を中心に記事にさせていただきます( ・ὢ・ )!
DTMを始めたての方におすすめの記事です。
あわせて読みたい
Vocalミックスに使える裏技〜自然なニュアンスを残しつつ声を前に出すコンプ活用術〜
ボーカルのミックスで使える便利な裏技についての記事です(´◔౪◔)◞ 過去記事を加筆修正しました。 「裏技」と言っても似た方法を既に行っている上級者の方もいらっしゃる...
目次
AIに任せる
早速ですが、一番簡単な方法を!
それはAIに任せてしまう(`・ω・´)!
iZotope Nectar 3を使えばめっちゃ簡単にボーカルがまとまります。
ボタン数回押せばOK!
あとは勝手にいい感じ!!
お疲れでした〜!!
、、、となるとあまりにも味気のない話です。
しかし、現在これが誰にでもボーカルミックスを簡単にできる方法です。
iZotope ( アイゾトープ ) / Nectar 3 Plus サウンドハウス
こんなの使っては腕が上がらない!
という意見も聞きますが、僕個人的にはテクノロジーの恩恵は全力で受けたい派。
なんと言ってもDTMの目的は、曲を作り完成させること。
あくまでミックスやマスタリングは手段!
メインの目的ではありません(エンジニアさんは別です!)
時短は大事!
もう少しいじりたい場合
とはいえ、AIに任せるとイメージに完璧に合わないこともままあります。
一番簡単な方法はNectar3だとしても、曲調によっては自分でいじりたいことも。
ということで、以下僕がよくやる手動のおすすめの方法を書かせていただきます!
プラグインを挿した時の比較音源のフォーマットはこちら
最近話題のLoopcloudを使いサンプルを組みました。
BLACK FRIDAY offer Loopcloud
ちょうどBlack Fridayで3ヶ月400円で使えるキャンペーン中です。やすい(笑)
サンプル数が膨大&センスが良いので、試しに使ってみてはいかがでしょう??
すごくいいですよ(´◔౪◔)◞
ということで、この音源ファイルのボーカル部分にプラグインを挿しながら変化を比較していきます!
あわせて読みたい
【DTM】プラグインや機材のセール情報!【SALE】
【サウンドハウスで全品ポイント5%UPクーポン配布中!2/28まで!】 サウンドハウスで全品5%ポイントUPクーポン配布中です(´◔౪◔)◞ 【3日間限定】全品ポイント5% アップ...
Vocal Riderを使う
Waves のVocal Riderを必ずコンプの前に挿します。
これを挿すといわゆる手コンプしてくれます。
コンプをしないでフェーダーで音量調整してくれるので音質が変わりません。
使い方のイメージはこちらの動画が参考になります!
元の音源
ボーカルトラックにVocal Riderを挿した音源
このようにコンプをかけるのとはまた違う整い感が出ます!
そしたらなんでもいいのでコンプかけます。
今回は同じくWavesのRVOXを挿します。
必要であればコンプの前にEQ入れてローカットします。
Vocal Riderの後にRVOXコンプを挿した音源
なんだかいい感じになってきました( ・ὢ・ )
RVOXは挿すと音が自然に太くなる系ですね。ふくよか。
ちなみにもしVocal Riderを挿してないとしたら、こんな感じになります。
Vocal RiderなしでRVOXだけの音源
Vocal Riderなしだと、ちょっと雑な感じです。
ということで、サッとまとめたい場合、
チャンネルストリップは上からこの順番で挿すと良いです。
鉄板!!
CLA Vocalsを使う
こんな感じで整ってきたら、さらにいい感じにしてくれるプラグインCLA VOCALSを使います。
またWavesです(笑)最近熱いですウェーブス。やっぱり良いプラグインが多い。
使い方はこんな感じです。
チャンネルストリップに直接挿すのではなく、BUSトラックを立ち上げてセンドリターンすると綺麗にかけられます。
ボーカルをCLA VOCALSにセンドリターンした音源
送る前の音源
うっすらとですが、空間系の奥行きや声のワイド感を足してみました。
リバーブもですが、ディレイを足すと一気にミックスしてるっぽくなります( ・ὢ・ )
これで前よりオケに馴染んだと思います。
CLA VOCALSは、特にこの赤枠の2項目が秀逸で!
PITCHをグイグイ上げていくとかなり洋楽っぽくなります。
うまくいえないんですが、洋楽のボーカルっぽくなる!
TREBLEのフェーダーも上げるほど良い抜け感が+され、こちらも洋楽臭が増してきます(笑)
とにかく何も考えず、ボーカルトラックが素敵に馴染んでいくのでオススメ!
the時短アイテム。
WAVES Chris Lord-Alge Signature Series バンドル 国内正規品
変態系空間エフェクトを使う
なんでも良いのですが、もっとオケに馴染ますために空間系エフェクトを使います。
ボーカルトラックに変態系プラグインを使うのも意外に悪くありません。
OUTPUT社のグラニュラー空間エフェクトPOTALを今回使ってみます。
これは別のでも良いです。
Portal Granular FX by Output Plugin Boutique
個人的にとても好きなだけです!洗練された変態!
あわせて読みたい
OUTPUT PORTALのレビュー!難しくない!直感的で変態なグラニュラーエフェクトプラグイン!
グラニュラーシンセといえば、「難してくて」「高尚すぎて」「扱いにくい!」イメージでした。 実際、過去に入手してきたグラニュラープラグインは全てPC内で埃をかぶっ...
ボーカルをOUTPUT POTALにセンドリターンした音源
馴染みは?さらによくなったような、、、?これはちょっと失敗かもです。
まあ、こういうこともあるでしょう(;´༎ຶД༎ຶ`)
ということでAIを使ってみる
さて、これまでセコセコとプラグインを挿してみました。
全て心からおすすめのプラグインだらけ!
実際によく使っています。
としつつ、
では、冒頭のAIプラグインNectar3を使うとどうなるのか?
iZotope ( アイゾトープ ) / Nectar 3 Plus サウンドハウス
聴き比べてみましょう!
Nectar3をボーカルに挿した音源
元の音源
僕が作ってきた音源
はい!Nectar3の優勝!
チャンチャン♪
、、、、って、
ならざるを得ないクオリティー(;´༎ຶД༎ຶ`) !!
Nectar3すごいー。
AIはオケで鳴ってる音に対して自動で細かなEQをかけてくれます。
-2箇所クリックしてNEXTするだけで自動処理完了-
そして更にカッコ良い空間演出もしてくれました。
僕に、勝てるわけがありません。こんなEQかけられません。
ボーカルミックスにおすすめプラグインの結論
とりあえず脳死状態でいいからすぐにボーカルミックスをよくしたい!
という方には間違いなくNectar3が最良の選択です( ・ὢ・ )b!!!
もちろん、作る音楽のジャンルによって良し悪しは大きく変わってきますが、
タイトルにあるように、
をすぐにクリアしたいなら、有力なプラグインではないでしょうか。
Nectar3はAIの提案してくれた処理を手動で微調整できる点も優れてます。
EQの設定を参考にして自分の腕を上げていくのにもいいかもしれませんね!
iZotope Nectar3 Elements SALE! Plugin Boutique
それでも良くならない場合は、、、
プラグインを使っても思い通りにいかない場合は、、、、
おそらく元の音が良くない可能性が高いです。
「そんなことわかってる!」と言わないでください(;´༎ຶД༎ຶ`)
プラグインはあくまで補助材であることをお忘れなく!
録音の音を良くするには、演奏力アップと良い録音機材を使うことしかありません。
あわせて読みたい
マイクプリアンプが必要な理由!【いらない?】
DTMにマイクプリアンプって必要なのでしょうか? そもそもマイクプリアンプってなに、、、? という方への記事です! マイクプリがあるとDTMが数倍楽しくなりますよ(´◔౪...
あわせて読みたい
アウトボードのアナログコンプレッサーやEQをDTMにおすすめする理由
DTMにどっぷりはまっていくと、徐々に気になってくるアウトボードたち。 僕も気になって仕方なくなった者の一人です(´◔౪◔)◞ アウトボードとは、ハード版のアナログコン...
あわせて読みたい
オーディオインターフェースおすすめ18選!選び方のポイントについても【2022】
価格帯別におすすめのオーディオインターフェース(AIF)をまとめてみました! ものすごい数の製品があるので、どれを選べばいいのか迷いますよね(;´༎ຶД༎ຶ`) これまで...
あわせて読みたい
DTMにおすすめのマイクは?買ったらずっと使える10選!無駄にならないマイク選びに
DTM用のマイクを厳選してご紹介します! テーマは「ずっと使えるマイク」(´◔౪◔)◞!! 初心者の頃から使い始めて、上級者になってもまだ使えるマイク。 そんなマイクと出...
まとめ
AI最強!という感じで終わっちゃいましたが、
あくまで最終判断は僕たち人間が行います!
それこそまさしく制作において最も大事に要素だと思いますので、
便利なプラグインはガシガシ使っていきたいものです。
録音技術自体の向上は常に必要ですしね、、、。
今回はコンプをチャンネルストリップに直挿ししていきましたが、
ちょっと工夫するとより自然に細かな調整ができる方法もあります!
あわせて読みたい
Vocalミックスに使える裏技〜自然なニュアンスを残しつつ声を前に出すコンプ活用術〜
ボーカルのミックスで使える便利な裏技についての記事です(´◔౪◔)◞ 過去記事を加筆修正しました。 「裏技」と言っても似た方法を既に行っている上級者の方もいらっしゃる...
よろしければこちらもご参考ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!